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COLUMN   2017/5/11

同じことを何度も聞く新入社員をどう教育すればいいのか?

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毎年入社してくる新入社員のなかに、ときどき、もしくは必ず一人くらい?は「同じことを何度も聞いてくる」新入社員がいませんか?

新入社員だから仕方ないかと思っていても、1回2回ならまだしも、何度も聞かれるとさすがに堪忍袋の緒も切れて、イラッとしてしまうのではないでしょうか。

「何度も同じことを聞くな!」と叱ってもあまり効果がなかったら、こんな教育をしてみましょう。

 

同じことを何度も聞くのは「時間泥棒」であると教える

新入社員は、「自分で調べるよりも、人に聞いたほうが早いし、そのほうがよくない?」と、深く考えずに簡単に聞いてしまっていることもよくあります。
 

怒られはするけれども、答えるのが面倒だから怒っているだけなんじゃない?なんて事態を軽く考えているかもしれません。
 

彼らに悪気はなく、ただ、知らないだけです。
 

新入社員と先輩社員や上司の時間の価値は決して同じではなく、何度も同じことを聞くのは相手の時間を奪う「時間泥棒」で、社会人としては控えるべき行為だときちんと教えましょう。
 

時間泥棒だよ、というのが少しきついようであれば、「同じことを何度も聞くのは失礼なんだよ」という社会人として大切な価値観を伝えてください。
 

合わせて、人から聞いて簡単に手に入れた情報は忘れやすいが、自分で調べたり考えたりと手や頭を動かして得た情報は忘れにくいなど、「自分で調べる」ことのメリットも伝えていきましょう。

 

質問するときには紙とペンを用意させる

 
質問をするときにメモをとるのは、誰もができる当り前の行為ではありません。
人生のどこかで教えてもらったことがなければ知らないままですし、メモ用に「紙とペンを用意する」といっても、ちょっとした切れ端にメモをとっていて、「以前メモした紙がどこかに行ってしまった」なんてこともあります。
 

何度も同じことを聞いてくる新入社員には、「質問をする時はメモを取るのが必須」と教えるとこから始めましょう。
 
そして、携帯できるような大きさのメモ用のノートを持たせ、そこにメモをし、質問をする前に一度、「前にも同じ質問を聞いていないか」確認する習慣を付けさせましょう。
 

ただし、ノートに何か書き込んでいる姿を見て安心するのは早急です。
 
今までメモを取る習慣がなかった場合、メモを取るポイントを心得ていなくて、その時はわかっても後からメモを見返しても何もわからない…なんてこともあります。
 

メモを取る習慣のなかった新入社員の場合には、最初のうちは少し面倒ではありますが、ちゃんと書き残しておくべきポイントがメモされているのか、確認したほうがよいかもしれません。
 
 
 

それでも改善がみられないならば新入社員の話を聞いてみる

 
何度も同じ質問をするのは、相手に対して失礼だと教える。

質問をするときには、メモをとるように指導する。
 

時にはそれでも改善されないことがあります。そんな時には、なぜ何度も同じことを聞いてしまうのか、自分はこの状況をどう考えているのか、どうしたら改善できるのか、新入社員の考えを聴いてみましょう。
 

メモに書いてあるのを見つけられなかった。

そもそも以前に同じ質問をしたことすら忘れていた。

調べる時間がなかった。

どうやって調べていいか(考えていいか)わからなかった。

 

など新入社員にも何か言い分はあるはずです。

 

もしかしたら、プライベートで何か深刻な悩みがあり、仕事に集中できないような理由や事情でもあるのかもしれません。

 

業務に対して苦手意識が強すぎて、あまり頭に入ってこない…という状況かもしれません。

 

どんな理由であれ、だからといって何度も同じことを聞いてもいいとはなりませんが、理由によって対処の方法は変わってきます。

 

「何度も同じことを聞くのは失礼だから、メモをとるようにしましょう」という一般的な教育をしても改善されないのは、何かそれなりの事情や理由があるのかもしれません。それを確認するためにも、ぜひ落ち着いて話をきいてみてください。
 
 
 

それでも改善されないなら発達障害の可能性も

 
本人は一生懸命やっていて、申し訳ないと思っているのにどうしても同じことをしてしまう。

また、個別の事情や理由にあわせて業務の量を調整したり、やり方そのものを見直したりしても改善が見られない。
 
これらの場合、本人が気付いていなくても発達障害の可能性があります。
 

最近は、大人になってからアスペルガー症候群などの発達障害と診断されるケースも出てきています。もしそうであれば、何度も聞いてくることを注意しても仕方がなく、担当できる業務そのものを見直す等、別の対応が必要になってきます。
 

発達障害の可能性があるのであれば、本人に病院などの専門機関で診察してもらうことも検討していきましょう。