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COLUMN   2017/8/1

やる気がない部下の対応で逆効果!ありがちな上司の過ちとは?

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仕事をするのが遅い。
なんだかんだと言い訳して仕事に手を付けない。
何度言っても行動できない。
業務中にSNSに夢中になっている。
急ぎの仕事があるのに、プライベート優先でさっさと帰る。
 
このようにやる気が感じられない部下に対して、どんな対応をとりますか?
こんなときによくやってしまいがちな上司の対応が、実は部下のやる気をさらに奪ってしまっている可能性があります。
 
次にご紹介するのは、ついついやってしまいがちな、部下のやる気を下げてしまう上司の行動です。気づかないうちにやってしまっていないか、一度確認してみませんか?
 
 
 

1:「どうしてできないんだ?」とやる気がない理由を責める

 
やる気がない部下にイライラしてつい、口から出てしまうのがこの「どうしてできないんだ?」という言葉です。時には部下のあまりにものやる気のなさに、感情的になってしまうことさえあるかもしれません。
 
しかしこの言葉は、「部下のやる気を改善する」という目的に対して、全く効果がありません。できない理由を聞いたところで、部下はいくらでも取り繕うことができるからです。
 
もちろん、なかには「どうしてできないんだ!」という上司の叱責に対して、発奮してやる気になるということもあります。
 
しかし、このような叱責で発奮するのは、「できるようになってこの人に認められたい。」という上司への尊敬か、「できるようになって上司を見返してやりたい。」という反骨心か、「できるようになりたい」という強い向上心を、部下が持っている場合のみ
 
これらの気持ちがあれば、そもそも「やる気がない」という状態になりにくいので、やる気のない部下にこの台詞はほぼ無意味なのです。
 
できない理由をいくら訊ねたところで、できるようにはなりません。また、「どうしてできない?」と責めたところで、上司のストレス発散にはなるかもしれませんが、状況が改善される可能性は極めて低いです。
 
状況を改善するために部下に問いかけるなら、「どうしたらできるようになるのか?」と、できない理由ではなく「できるようになる方法」を訪ねましょう。
 
 
 

2:「いつか変わってくれるだろう」と黙って見守る


 
やる気のない勤務態度を見ても、「一時的なものだろう」「いつか気づいて変わってくれるだろう」と黙って見守る。これもよくやってしまいがちな対応です。
 
特にある程度年次が高い部下や、年上の部下に対しては、やる気がないと気になってはいても、どのようにコミュニケーションをとってよいかわからず、とりあえず見守ることを選択してしまうかもしれません。
しかし、「いつか変わってくれるだろう」と部下を見守り、部下が変わってくれるのを待っていては、いつまでたっても改善がみられない可能性が高いです。
 
 
部下は勝手に育つものではなくて、上司が育てるものです。部下のやる気も勝手に高まるものではなくて(もちろん、自分でモチベーションを高めるスキルが高い部下もいますが)、やる気が高まるよう上司が働きかけるものです。
 
何も働きかけないと、見守っていたつもりがいつの間にか転職していた…なんてことになりかねません。見守るのではなく、部下の話を積極的に聞いてみましょう。
 
 
 

3:「だからお前はダメなんだ!」と人格否定

 
「だからお前はダメなんだ!」
「やる気がない奴は必要ないから、辞めてしまえ!」
 
など、かつてはこのような上司の厳しい言葉に、「やばい!」「悔しい…」と部下が気合を入れ直すこともあったかもしれませんし、体育会系の社風を持つ企業では、今でもこれが通用するかもしれません。
 
しかし、一般的にはこうした「全人格否定」は逆効果です。
 
怒られる、叱られることになれていない世代は、このような言葉を上司から言われて、本当に会社に来なくなったという話も珍しくなく、パワーハラスメントだと逆に責められることにもなりかねません。
 
また、やる気がないのはあくまで業務上のことであって、その人の人格全てを否定するような言葉は信頼関係を損ね、状況を悪化させることにもなりかねません。
 
注意をするのは、業務に関することのみ。これを徹底するようにしましょう。
 
 
 

そもそも部下はどう思っているのか?まずは部下の話を聞いてみよう

 
やる気がない部下に対して厳しい言葉で責めれば部下は反発し、そっと見守れば「上司は自分に関心がない」と思い、いずれにしても部下の心は上司から離れ、信頼関係は揺らいでいきます。上司と信頼関係が築けないような職場でやる気を持って働くのは難しいですから、上記のような上司の対応はますます部下のやる気を低下させる結果になってしまうのです。
 
そうならないためにも、やる気がない部下には、ゆっくり時間をとって部下の話をきいてみましょう。
 
やる気がないようにみえる今の状況で部下は一体、仕事に対してどのように考えているのか。何か理由があって、仕事に身が入らないのか、そもそも仕事をなめているのか。実は本人はやる気があるつもりだったのか。
 
部下のやる気を改善するために何が必要なのかを考えるためにも、まずはそこから確認が必要です。だからこそ、厳しい言葉で責めるのではなく、そっと見守るのでもなく、まずは時間をとって落ち着いて部下の話を聞く機会を作ってみましょう。
 
部下の話を落ち着いて聞いてみれば、部下のやる気改善のための建設的な糸口がきっと見えてくるはずです。