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COLUMN   2017/9/8

社員のコミュニケーションを活性化するイベント例

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社員のコミュニケーションが活性すれば、現場が活性化し業績向上の効果も期待できます。
 
そこで今回は、社員のコミュニケーションが活性するイベントをまとめてみました。
 
コミュニケーション活性を目的としたイベントには、業務に関連性の高いイベントと、業務外の時間で行うイベントがありますが、理想的なのはどちらもバランスよく実施することです。それでは具体的なイベントの例をみていきましょう。
 
 
 

1.業務に関連性の高い「業務内」のイベント

 
「業務内」のイベントは、業務に関連性が高く、参加している時間も「業務時間」として扱うイベントです。企業としてのビジョンやミッション、目標や価値観など業務に関する情報を共有することで、一体感の醸成と業務のコミュニケーション促進、モチベーションアップを目指すものです。
 
現時点で職場のコミュニケーションがあまり活発でない場合、または社員に「プライベートの時間は会社のことをしたくない」というタイプが多い場合には、まずはこの「業務内」のイベントを企画するとよいでしょう。
 
主な「業務内」のイベントには、次のようなものがあります。
 
 
 

1)社員総会・表彰式

 
社員総会は全社員が集まる機会です。経営者からのメッセージやビジョンを伝える「縦のコミュニケーション」、社員表彰による「モチベーションアップ」が期待できる、最も基本的な社内イベントといえるでしょう。
 
社員総会のコンテンツは
 
・業績の報告
・経営者からのメッセージ
・前期の振り返りと次期目標(方針)の共有
・社員の表彰
 
が一般的です。新規事業があれば、社員総会でそれを共有するのも効果的でしょう。
 
開催頻度は企業によって異なり、「年に1回」「半年に1回」という企業が一般的ですが、経営戦略として社員総会を重要視する企業では、「四半期に1回」開催するケースもあります。
 
開催頻度が多いほど、経営者のメッセージや目標が伝わりやすくなります。表彰の機会も増えるので、社員のモチベーションアップ効果もより高まるでしょう。
 
 
 

2)成果発表大会

 
「成果発表大会」は、社員がある期間に取り組んだ仕事の成果を発表する大会です。
 
自分の担当業務に関連しない限り、職場で働く同僚が日ごろどんな思いでどんな業務に取り組んでいるのかはわかりません。そんななかで仕事内容を発表する「成果発表大会」は、お互いの業務を知り、業務連携のきっかけや、コミュニケーションをするきっかけとなります。
 
参加者が多すぎると発表時間が長くなり、効果が薄れてしまうので、多くても20~30人単位で実施するのが効果的でしょう。「社長賞」など賞を設定すれば、モチベーションアップの機会にもなります。
 
ただし、「成果発表大会」は発表する社員にとっては発表準備の負担もあり、頻繁な開催は逆効果になります。年に1度、または「入社○年目」など特定の年次に限定するなど、開催頻度を考慮したほうがよいでしょう。
 
 
 

3)全社研修

 
全社研修は宿泊、または日帰りなどで時間をかけて全社で行う研修です。「現状の課題」「今後の目標」「新規事業で取り組みたいこと」など、「普段なかなか話し合う機会はないけれど、重要な課題」をテーマに設定して、社員全員で議論していきます。
 
数人のチームで分科会を行って話し合い、それを後に全社員の場で発表するという流れが一般的です。
 
日常業務から離れてより本質的な議論を行うためにも、可能な限り社内ではなく、社外で行うのがおすすめです。また、議論するメンバーも普段あまり接点のないような社員同士をチームにすれば、部署を超えた「タテ・ヨコ・ナナメ」のコミュニケーションを推進することもできます。
 
同じ職場で働いている人は、仕事に対してどんな思い、問題意識を持っているのか。お互いにそれを共有して、一体感を醸成するのが目的ですので、社員が積極的に議論できるような環境づくりがポイントです。
 
開催する際には、社歴に関係なく自由な意見が言えるよう、チーム編成や運営に気を配りましょう
 
 
 

2.一体感や仲間意識を高める「業務外」のイベント

 
「社内イベント」というと、レクリエーションとして行う「業務外」のイベントをイメージする方のほうが多いかもしれません。
 
このような「業務外」のイベントでは、社員同士の親睦を深めることが目的です。社員同士仲良くなって会社に来た時に話す相手が増えれば、その分仕事も楽しくなり、モチベーションアップにつながります。
 
社員が楽しみ、仲良くなってこそ効果を発揮しますので、「皆が楽しむにはどうしたらよいのか?」「負担なく参加してもらうにはどうすればよいか?」を第一に考えていきましょう。
 
 
 

1)社員旅行

 
社員で旅行に行く社員旅行。宿泊のほうがより濃いコミュニケーションが図れますが、宿泊を伴う旅行に抵抗を感じる社員が多いようであれば、日帰りのバス旅行などでもいいでしょう。
 
若手社員などに企画を任せると、旅行前からコミュニケーションの促進を図ることができます。
 
費用は、社員旅行用に積立金を用意してもよいですが、社員の金銭的な負担が少なければ少ないほど、参加のモチベーションも上がります。実施するなら福利厚生の一環として、可能な限りの会社負担を検討してみてください。
 
 
 

2)飲み会・ランチ会

 
賛否両論のある「職場の飲み会」。職場で上司が声をかけて定期的に行くのもよいですが、より効果的な「コミュニケーション促進の場」にしていくこともできます。
 
それが、「コミュニケーション促進」という目的を明確に打ち出して、その費用を会社が負担することです。実際に、
 
・部署の「全員参加」を前提に、会社が飲み会代を負担。
・全社員の中からランダムにメンバーを設定し、そのチームで行く飲み会代を会社が負担。
・社長(または経営層)と少人数のメンバー(ランダムに選出)で、会社負担の飲み会を実施。
・社内部活を推進し、部員が集まる飲み会は「活動費」として飲み会代を負担。
 
などの施策を行い、社内のコミュニケーションが活性している企業もあります。
 
但し、職場の構成によっては、就業後の飲み会にはなかなか参加しにくい、または「お酒が飲めない人が多い」ということもあるかもしれません。そのような場合には、より気軽に参加できるランチ会を代わりに開催してもよいでしょう。
 
 
 

3)社員の誕生会

 
最近若い経営者の企業を中心に実施する企業が増えているのが、「社員の誕生会」です。
 
誕生日をお祝いされると、社員は会社に「自分の居場所がある」と感じやすくなります。月に1度、その月に生まれた社員の誕生会をまとめて実施すれば、仲間意識や一体感を高めるのに効果が期待できます。
 
毎月開催するものなので、運営側も参加側も負担感なくできるのが理想です。飲み会やランチ会などを外で行うのもよいですが、社内の会議室にケータリングをしてお祝いしてもよいでしょう。
 
 
 

4)BBQ、新年会、忘年会などの季節イベント

 
BBQ、新年会、忘年会、歓送迎会など季節ごとのイベントも社内コミュニケーション活性化に効果的です。
 
特に、「いつもは忙しくて、なかなか飲み会もできない」。という場合は、季節ごとのイベントのほうが「せっかくだから・・・」と参加を促しやすいかもしれません。
 
特に忘年会や新年会の「社員による余興」は、会の盛り上がりだけでなく、コミュニケーション促進の面でもおすすめです。
 
余興を頼まれた社員は準備の打合せや練習などは確かに大変ですが、そのプロセスにコミュニケーションが生まれ、その後に「あれよかったね」など話題になることもあり、大きなコミュニケーション効果を発揮します。企画する際には、ぜひ視野にいれましょう。
 
 
 

迷ったらまずはやってみよう

 
社内イベントは、企画段階から社員に任せることで、多くのコミュニケーションを生む機会になります。
 
最初は抵抗を感じる社員もいるかもしれませんが、「社内で話せる人が増えた」という効果はすぐに多くの社員が実感できるはずです。
 
費用負担や運営負担が少ないイベントからでも、ぜひ取り入れてみるのはいかがでしょうか。