CONTACT

NEWS INFORMATION

NEWS
INFORMATION

最新のお知らせ・ニュース


COLUMN   2018/9/19

早期離職を防ぐために、採用活動でできることを考える。

このエントリーをはてなブックマークに追加

入社後すぐに転職活動を始める新入社員が急増している。そんな記事が、8月7日の日経新聞に掲載されていました。ご覧になった方も多いのではないでしょうか。大手転職サイトの中には、入社1ヶ月以内のサイト登録者数が10年で30倍ほどに増えたサイトもあるといいます。 
 
企業側としては膨大なコストをかけて人材採用を行っています。採用した人材がすぐに離職してしまうという事態は何としても避けたいものです。早期離職の大きな原因となっているのは、「希望した仕事を任せてもらえない」ということ。入社前と入社後で仕事内容に関するギャップが生まれていることが課題となっています。 
 
就職活動を終え、入社を経て、現場で仕事を始めると現実に直面し、「こんな仕事を任されると思っていなかった」「自分に向いている仕事はもっと他にあったのではないか」などと悩み出してしまう求職者たち。そういった“こんなはずではなかった”という状況をつくらないようにするために、採用活動においてはどのように仕事内容を伝えていくのが良いのでしょうか。一緒に考えてみましょう。 
 
<仕事内容の伝え方> 
◎Point1/入社後の流れを具体的に伝えていますか? 
インターンシップ、採用ホームページ、就職情報サイト、説明会、先輩社員との座談会…など、採用活動のさまざまなフェーズで求職者に仕事内容を発信する機会があります。その中では「入社後の流れ」も、具体的に伝えるようにしましょう。各募集職種において入社後はどのような流れで仕事に取り組んでいくのか。その過程ではどのような大変さがあるのか。今回採用する人たちにとって現実的な情報を発信するようにしましょう。 
 
たとえばITエンジニアの採用で、「入社後6ヶ月はカスタマーサポートとしてお客様からの電話対応をする」というケースがあるとします。よくあるのが、採用ページや説明会などで「ITエンジニア職(入社6ヶ月後以降)の仕事内容」しか伝えていないケースです。そのような情報を見て入社した新入社員は、「入ってみたら半年も違う仕事をさせられるらしい」と誤解してしまうことになりかねません。 
 
大切なのは、入社後の流れを正しく伝えること。「入社してから、どういった段階を踏んで、どのような仕事にチャレンジするのか」「なぜ最初からITエンジニアではなくカスタマーサポートの仕事をするのか」を伝えることです。 
 
(採用ページでの仕事内容紹介例) 
「システム開発をする上ではユーザーニーズの理解が不可欠。そのため、入社後6ヶ月間はお客様からの電話問い合わせ対応業務に従事していただきます。入社6ヶ月後以降はエンジニア職の先輩のサポートから始め、徐々に開発業務の経験を積んでいきましょう。(以後、ITエンジニアの仕事についての詳細文)」。 
 
◎Point2/マイナスな情報も敢えて発信していますか? 
仕事のやりがい、面白さなど魅力だけでなく、苦労する場面も具体的なエピソードとともに伝えるようにしましょう。現在活躍している社員が新入社員時に直面した困難や、苦労したことを聞いてみましょう。離職に繋がる可能性があるマイナス面をあらかじめ伝えておくことで、入社後のギャップを小さくすることも可能です。 
 
◎Point3/情報に一貫性を持たせていますか? 
今、求職者がインターネットを通じて様々な情報を得られる時代です。SNSや口コミサイトなどで企業について検索する求職者も大勢います。企業側が発信している情報に一貫性がないと求職者は混乱し、情報の信頼度は低くなってしまいます。一貫性のない情報発信をしていると「サイトには○○って書いてあるのに、面接行ったら××だった」「社長は○○って言っていたのに、社員に会ったら××と言っていた」などと口コミが広まってしまう可能性もゼロではありません。仕事内容も含め、採用活動を通じて発信するメッセージには一貫性を持たせるように気をつけましょう。 
 

 
入社した社員に長く活躍してもらうためには、入社後に自分が働いているイメージを具体的に描いてもらえるよう情報発信することが大切です。上記のポイントも参考に、早期離職を防ぐ採用活動について改めて考えてみてはいかがでしょうか。