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COLUMN   2018/10/10

ターゲット世代の価値観から、アピールポイントを考える

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「自社の何をアピールすれば採用ターゲットからの応募が集まるのか、分からない」。採用担当の方からよく寄せられる声です。 
 
そもそも採用ターゲットに応募してもらうには、ターゲットのニーズを満たすことが必要となります。その“ニーズ”はターゲットの経験・能力、志向によって様々です。例えば、SE経験者が求めていることと営業経験者が求めていることが異なるということは言うまでもありません。 
 
そういった経験・能力、志向以外に、大前提として、ターゲットとする“世代”の価値観を理解することが非常に重要です。同じ能力のSE経験者にしても、たとえば20代と40代が求めていることは違うのです。「自社がより強く求めている世代がどのような価値観を持っている世代なのか」を理解することは、採用成功の実現には欠かせません。 
 
では、たとえば今20代の若手がどのような価値観を持っているのか、一般に公表されている調査結果を参考にしながら一緒に見てみましょう。 
 
公益財団法人 日本生産性本部が実施した「2018年度新入社員 春の意識調査(※1)」によると、「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て、趣味などに時間が使える職場」を望む回答は過去最高(75.9%※2)という結果が出ています。 
※1 
実施時期:2018年3月下旬~4月中旬/調査対象:2018年春に実施した日本生産性本部グローバルマネジメント・センター主催の新入社員教育プログラム等の参加者/有効回答数:1914件 
※2 
「残業は多いが、仕事を通じて自分のキャリア、専門能力が高められる職場」と「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て、趣味などに時間が使える職場」の二者択一の設問で、後者と答えた割合が75.9%(1997年の設問開始以来最高)。 
 
また、ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーがユーザーの仕事に関する意識調査(※)を実施したところ、回答者の80%を超える20代・30代ユーザーは給与や昇進よりも「やりがい」「自由」を求める傾向にあるという結果が出ています。 
 
※給与とやりがい、どちらが大事か? 
回答2965件のうち、57.47%が「やりがい」と回答。中でも学生回答者の62.01%が「給与」よりも「やりがい」が大事だと回答。 
 
※昇進と自由、どちらが大事か? 
回答3896件のうち、82.98%が「自由」と回答。 
 
このようなリサーチ結果を踏まえると、20代の若手をターゲットとする場合には、自社の様々な特徴の中で「給与の高さやインセンティブなどの報酬」をアピールするよりも、「どのようなやりがいがある仕事なのか」をアピールしたほうがターゲットニーズを満たせる(魅力に感じてもらいやすい)という想定ができます。 
 
また、「課長、部長…などへのポジションアップができる」や「20代で役職に就けるチャンスがある」といった昇進に関わる特徴よりも、「残業が少なく、プライベートの時間も充実させられる」「フレックスタイム制や裁量労働制の導入により、勤務時間帯をある程度自分で調整できる」「副業や兼業OK」などの特徴をアピールしたほうが魅力に感じてもらいやすいという想定ができます。 
 

 
上記はあくまで一例ですが、このように、各世代の価値観を理解することは採用成功の実現に向けて非常に重要なことです。ターゲット世代はどのような世の中を見て、どのような状況のもとに育ってきた世代で、何を大事にしたいと考えているのか。そういった価値観を踏まえて、自社のどの特徴をアピールするのが良いのか。アピールポイントを考える際には、ターゲットの経験・能力や志向性だけでなく、世代の価値観も踏まえて検討してみましょう。