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COLUMN   2017/7/3

部下の伸ばし方~「自分の意見が言える人」を育てる3つのコツ

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「どうも、うちの部下たちは、自分の意見を持っていないんだよなぁ」
「会議をやって意見を聞いても、なかなか意見が出てこないんだよなぁ…」
 
など、自分の意見をなかなか言わない部下に対してヤキモキされる管理職の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
 
自分の意見をしっかり持ち、相手にきちんと伝えることは、社会人として成長し、成果を出していくために非常に重要なスキルです。
 
しかし、最初からどんな場でも物おじせずに自分の意見を言える人は、そう多くはありません。自分の意見や考えを持ちながらも、「波風を立てたくない」「否定されたくない」「聞いてもらえなかったらどうしよう」という不安や怖れから、黙ってしまう人も多いのです。
 
それでも、自分の意見が言えないようでは部下自身も成長できませんし、部下から意見が出てこないようでは職場も停滞してしまいます。
 
部下の成長と職場の活性化のために、部下を「自分の意見が言える人」に育てるためには、3つのコツがあります。


 
 

1:部下の話は否定しないで一旦受け止める


 
部下が自分の意見を言えるように育成するためには、コミュニケーションから「意見が言えない理由」を取り除いていくことが大切です。
 
意見や考えがあるのにそれを言えない人は、自分の意見に自信がなかったり、「聞いてもらえないのではないか」「意見を言ったら気まずくなるのではないか」「雰囲気が悪くなるのではないか」「部下の自分は意見をいう立場ではないのでは・・・」という不安や怖れがあったりします。
 
こうした不安や怖れを取り除くには、部下から何かしらの「訴え」があったときに、それがどんなものであれ、話を一旦受け止めることが効果的です。
 
そして、部下の話がどんなに信じられないものであれ、些細なことであれ、「本当なの?」や「そうかなぁ…」というマイナス表現の言葉で相槌を打たないようにしましょう。
 
 
「そうはいっても、自分で見てみないと信用できない。」
 
という思いから、悪気はなくても他人の言葉を軽い気持ちでつい「本当?」と否定してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、本人にとっては単なる「口癖」で深い意味はなくても、部下は自分のことを信用してもらえていないのでは…と、意見を言う気がどんどんなくなってしまうこともあります。
 
 
さらに、「どうせ否定されるんだし」「疑ってかかるし」という思いから、必要な相談もしなくなってしまう可能性もあります。
 
また、どんなに「きちんと話を聞こう」という気持ちがあったとしても、パソコン画面をみながら、あるいは資料を見ながら聞いたのでは、話を聞く姿勢は伝わりません。
 
 
日常業務で部下があなたに何か訴えてきたとき、どんな対応をしていますか?
つい否定的な反応をしていませんか?
仕事の手を止め、部下に体を向け、きちんと見て、「聴く姿勢」で聞いていますか?
 
「意見をなかなか言ってこない」と思ったら、まずは「話を聴く姿勢」を再確認し、部下の話を一旦受け止めることに専念してみましょう。
 
 
 

2:イチローだって打率は3割。的外れな意見も最後まで聞く

 
「一旦受け止める」ということは、「部下の話を最後まで話をきちんと聴く」ことです。
 
部下の意見や訴えが、たとえ的外れなものであったとしても、途中で遮ったり勝手に要約したりしてしまうのではなく、まずは一旦、最後まで聴くようにしましょう。
 
他の誰かから聞いたことのあるような話でも、最後まで聞けば、何かしらその部下ならではの新しい発見や気づきがある可能性もあります。
 
 
時には、上司であるあなたの経験から判断すれば、明らかに間違いである意見を言うこともあるかもしれません。多忙な中、「それは違う」とわかっている話を最後まで聞くのは、時間の無駄だと感じるでしょう。
 
しかし、ここで「それはちょっと違うんだよ」「そうじゃなくて!」とイラっとしながら部下の話を遮ってしまうと、「やはり自分が意見を言っても…」という部下のやる気喪失、自信喪失に繋がってしまいます。
 
どうしても時間がなければ、その旨を部下に伝え、あとで改めて聞く時間を設けてみませんか。
 
野球の天才と言われるイチローでさえ、打率は3割。打席に立って7割は外しているのです。それを考えたら、部下の意見の7~8割が的を射ていなくても仕方ありません。
 
そして的外れだと思う意見も最後まで聞き、「そうか」と受け止めた上で、部下に足りない視点や考え方を伝えてみてください。
 
そのコミュニケーションを繰り返すことで、「的外れ」な意見を出す感覚がだんだん修正されていき、的を射た意見を提案する打率を上げていくことができると思います。
 
 
 

3:「意見を言うことはいいことだ」とわかってもらう

 
「話を一旦受け止める」「最後まできちんと聴く」に続いて、最後のコツが「意見を言うことはいいことだ」と部下にわかってもらうことです。
 
これは難しいことではなく、部下の話を最後まで聞いた後に「なるほどね、ありがとう」「提案、ありがとう」と一言添えればOKです。
 
たった一言ですが、この一言があるだけで、その提案や意見が採用されてもされなくても、部下は「意見を受け止めてもらえた」「意見を言うのはいいことなんだ」と実感することができます。
 
そしてできれば、その意見に対してどう動くのか、動けないのか、それをきちんとフィードバックしましょう。
 
こうして「自分の意見は受け止めてもらえる」「それに対して反応がある」という経験を積み重ねると、部下も次第に自信がつき、自分の意見が言えるようになっていきます。
 
部下の成長を様々な面からサポートするのが、上司としての重要な役割の1つです。
 
部下が自分の意見をきちんと言える人になるように、部下とのコミュニケーションを見直してみましょう。