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COLUMN   2017/8/22

仕事のできない部下を育てる「それダメ!」マネジメント【前編】

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部下があまりにも仕事ができなくて、イライラする。
何度も教えているのに、どうしてこんなこともできないのだろう?
 
管理職ともなれば、時には仕事のできない部下を担当し、ストレスを抱えることもあります。仕事ができる、できないはもちろん部下の資質にもよりますが、上司のマネジメントの影響で「仕事のできない部下」になってしまっていることもあるのです。
 
これから紹介する4つのマネジメントは、一見よくある上司の言動ですが、これらは部下を「仕事のできない人」にしてしまう可能性が非常に高い言動です。
 
ついついやってしまい、無意識のうちに部下を「仕事のできない社員」に育ててしまっていないか、確認してみましょう。
 
 
 

その1「ちょっと自分で考えてやってみて」と丸投げする

 
「この案件、ちょっと自分で考えてやってみて」
「いいようにまとめておいてよ」
 
部下に仕事の指示を出す時に、こんな大まかなざっくりとした指示を出していませんか。
もちろん、経験や実績がある部下に対しては、「あれこれ指示するよりも、自由にやってもらったほうがいい」「これくらいは自分で考えてできるようにならないと」という思いもあるかもしれません。
 
しかしそれでいて、自分で考えているものと違うものが部下から上がってきた時、または自分で考えていた仕事のスピード感で部下が仕事に取り組んでいない時に、
 
「え?なんでこうなるわけ?」
「全然使えない。センスがないし、ホント、仕事ができない奴だな」
「で、いつになったらやるの?仕事が遅いんだよ!」
 
なんて思ってしまってはいませんか。
 
どんなに経験のある部下であっても、仕事の指示をする時に、「どんな方向性で進めてほしいか(仕事の目的、背景)」「いつまでにやってほしいか(納期)」をお互いに共有していなければ、部下がそれを誤って認識するのも無理はありません。
 
もちろん、できることなら部下から仕事の目的や背景、納期を確認するのが望ましいのですが、それが最初から身についている人ばかりではありませんので、「仕事の目的や背景、納期を必ず確認するように」とマネジメントをする必要があります。
 
そうした育成ができていないなかで、仕事の目的や背景、方向性や納期をすり合わせていないのに、「自分の思っていたのと違う」と腹を立てても仕方がないのです。
 
「指示でわからないところを確認するのは部下の仕事」と思うかもしれませんが、「仕事を進めるために何を知っておくべきなのか?」「わからないときはどうすればいいのか?」を部下に教えておくのは上司の仕事でもあります。
 
それができない部下をそのまま放置してしまえば、目的の成果物が上がってこないのも無理はありません。
 
「ちょっとずれている」「仕事が遅い」「こういうことじゃない」と思う仕事ができない部下には、仕事の目的や方向性、納期を確認することの重要性を伝え、上司からも伝え、上司が言わなかった時も自分から確認するようにマネジメントしていきましょう。
 
これらが「わかっていない」状況が改善されたら、「仕事ができない」状態は改善されるかもしれません。
 
 
 

その2:「仕事にどう取り組んでほしいか」について語ったことはない


 
仕事は、まずは言われたことを的確にこなしてほしいのか、それとも自分で新しいやり方を考えてほしいのか。
ルーティンワークをきちんとこなしてくれればいいのか、それともその中で新たな課題を見つけ提案してほしいのか。
報告・連絡・相談はどれくらいの頻度でやってほしいのか。
 
このように、「仕事の取り組み方」や「進め方」については、上司や所属部署によっていろいろ考え方や価値観がことなるものですし、部下も自分自身の考え方や価値観を持っています。
 
部下が当たり前だと思っている「仕事の取り組み方」や「進め方」が、上司とは異なることも珍しくなく、そのすり合わせをしないでおくと、「こんなこともできないのか!」という状況が起こってしまいがちです。
 
上司が考えている常識を、部下も同じように常識と思っていないことは、珍しくはありません。自分の常識とは異なる価値観で仕事を進める部下に、「仕事の出来ない奴」という烙印を押してしまってはいませんか。
 
仕事への考え方や価値観は人それぞれなので、「言わなくてもわかるだろう、それくらい」と思っても、それがわからないのは無理もないことです。部下はもしかしたら「できない」のではなく、「そうすべきだとわからない」「知らない」だけなのかもしれません。
 
・どのように動けばいいのか、何を求められているのかわからない。
・仕事を進めるうえで、どんなタイミングで確認してほしいと上司が考えているか、知らない。
・上司との関わり方がわからない。
 
など、様々な「わからない」「知らない」要因があって「仕事ができない」状態になっていることもよくあります。それに、そもそも「わからない」という認識もなく、「仕事はこう進めればいい」と思いこんでいる認識がずれているために、上司からみたら「仕事のできない部下」にみえることもあります。
 
このような場合は、「仕事への取り組み方」や「進め方」など仕事に対する認識をすり合わせることで、「仕事ができない」状態を改善できる可能性があります。仕事にどのように取り組んでほしいのかを、部下に繰り返し伝えましょう。
 
 
 
いかがでしたでしょうか。
「仕事ができない部下」も、このようなちょっとしたコミュニケーションで、改善する可能性は十分にあります。
残り2つの「それダメ!」マネジメントについては、明日の後編でご紹介したいと思います。