COLUMN 2018/7/20
2018年6月15日時点での大学生の就職内定率は76.0%と発表されました(株式会社リクルートキャリア 就職みらい研究所【臨時版】「2018年6月15日時点 内定状況」就職プロセス調査(2019年卒))。
6月1日時点の68.1%と比べて 7.9ポイント高く、多くの学生が内定を獲得していることが分かります。
こうした状況の中、19年卒採用活動においてこれからますます重要になるのが、内定辞退防止です。内定者フォローのために学生とコミュニケーションをとる機会が増える中、人事担当者や先輩社員が学生へかける言葉が、入社意欲を高めることにもつながります。
では、どのようなメッセージが、学生に良い印象を与えるのでしょうか。ポイントは大きく2つあります。
1、学生の行動や能力、ポテンシャルを評価する。
2、入社後に期待していることを伝える。
上記のポイントを踏まえたメッセージは、学生から良い印象を持たれやすい傾向にあります。実際に、例を見てみましょう。
■人事担当者あるいは企業から伝えられた心に残った一言(学生が良い印象を受けた内容)
「あなたはできることがたくさんあるので、周囲の人にその「できる」を発信して引っ張っていってほしい」
「好奇心の強さとポジティブな行動力が強み」(自分で意識していなかった点を強みだと言われた)
「企業側が修士卒の子たちを採用するのは、研究に従事することで身につけた「考える力」を求めているからであり、知識は入社してから身につけてもらえばいい」
※マイナビ 2018年卒の大学生(2017年6月時点の内々定保有者)への意識調査より抜粋
■志望度が上がった、嬉しかった内定後フォロー
○内定承諾の前に、これまでの面接でどのような点が評価されたのかと今後伸ばしていかなければならない点をフィードバックしてくれたこと。
○自分のことをしっかりと選考中に見てくださっていると感じるフィードバックをいただいた。また優先的に連絡したと聞いて嬉しくなった。
※株式会社ディスコ キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果(2018 年6 月発行)より抜粋
いかがでしょうか。いずれも共通しているのは、学生の行動・能力や、これからの可能性、入社後に期待することを具体的に発信していることです。
このように、内面をしっかりと見て高く評価してくれていること、自分に期待をかけてくれていることが学生に伝わると、企業への印象は良くなり、入社意欲も高まる傾向にあります。
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