【中途採用】仕事の魅力を伝える4つのポイント|例付き


【中途採用】仕事の魅力を伝える4つのポイント|例付き

中途採用において、「どの年代のターゲット層を狙うのか」によって“自社の魅力付け”で重視するポイントは異なります。

中でも、多くの中小企業が中途採用を行っている20代からの応募を集めるにはどのような点がポイントになるのでしょうか。

「働き方改革(企業の選び方編)(※)」に関する調査結果(ジャストシステム/2018年7月26日発表)によると、転職検討中もしくは活動中の人に“最も重視する転職理由”を聞いたところ、20代は「仕事の内容が合わない(25.6%)」が最も多い結果となっています。また、20代が転職先を選ぶ際に最も重視するものは、「仕事内容(29.5%)」が最多となりました。
※2018年6月実施、20~65歳の会社員男女1000名が回答。

この結果から、20代からの応募を促すには、「仕事内容」を理解してもらい、それに魅力を感じてもらうことが大きなポイントになることがわかります。

では、どのような点に注意して、求職者に仕事内容を紹介するのが良いのでしょうか。「どのように仕事内容を伝えるか」は、求人募集を実施する職種によって異なりますが、今回は募集されることの多い営業職(ターゲット:業界・営業未経験者層)を例に、仕事内容を発信する上で求職者に伝えておきたいポイントを紹介します。

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仕事内容の魅力を伝えるときにおさえたいポイント4つ

1.商材、営業対象、営業手法

ポイント:「どのくらい売りやすいのか」を伝える

商材、営業対象、営業手法に関して、売りやすい特徴があればそれをわかりやすく伝えましょう。求職者に「自分にもチャレンジできそう」「この商材の営業をするのは面白そう」と思ってもらえる可能性が高くなります。

【伝え方の例】
・○○という特徴が評価され、業界では○○○件もの導入実績がある人気商品です。
・営業先は、チラシを見て問い合わせがあった顧客のみ。すでに商品に興味がある顧客に提案できるため、成約率は○%です。
・アポイントはコールセンター部門が獲得してくれるので、営業社員は商談準備に注力できます。

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2.将来性

ポイント:「業界や企業の将来性」を伝える

業界の将来性や自社の強みなどの成長性も併せて伝えましょう。「今後もニーズのある商品を提案できるから、営業社員として長く勤めていけそうだ」と感じてもらえる可能性が高くなります。

【伝え方の例】
・高齢化社会に伴い、成長がますます期待されている業界です。当社は業界内で○○という強みを持ち、○年間、右肩あがりの成長を続けています。販売好調に伴い、来期も対前年○%の経常利益を見込んでいます。

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3.仕事のやりがい

ポイント:「誰の役立つ仕事なのか」「顧客(社会)にどのような価値を提供しているか」を伝える

誰に対してどのように貢献できる仕事なのか、顧客(社会)に対してどのような価値を提供できる仕事なのかを伝えるようにしましょう。求職者に「何のために仕事をしているのか」「仕事を続けていく上で何がモチベーションとなるのか」をイメージしてもらいやすくなります。

【伝え方の例】
・お客様からは「○○○○○」という声が寄せられたり、感謝の手紙をもらうこともあります。
・提案する商品によって、導入先企業の○○コストを○%カットすることも可能。顧客企業の事業に貢献できます。顧客担当制のため、さまざまな相談をされることも多く、ビジネスパートナーとして頼られる存在になれます。
・提案するのは、○万人が使うシステム。多くの人の業務効率向上に役立つ商品です。


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4.評価・インセンティブ

ポイント:「具体的な支給ルールや支給例」を伝える

どのような成果を出せば評価され、それがどのくらいの報酬が得られるのか。できるだけ具体的に伝えましょう。

求職者に「成果をきちんと評価してもらえる」というイメージを持ってもらえれば、企業への印象はよくなります。年収例などを併せて伝える場合には、今回の募集対象者と同じ未経験入社者の例を伝えるようにします。その際には、極端に能力が高い人の支給例を提示しないように気を付けましょう(入社後のミスマッチにつながる可能性が高くなります)。

【伝え方の例】
・成約1件あたり売上の○%をインセンティブとして毎月支給。たとえば、入社○年目で月に○件成約した場合、○万円が支給されます。

上記はあくまで一例ですが、「業務内容」を単に説明するだけの「仕事紹介」ではなく、求職者が気になるポイントをしっかり盛り込んで、より具体的な数字や実例をあげながら仕事内容を紹介すれば、その仕事の魅力がより伝わり、応募動機形成をすることができます。

特に未経験から新しい職種にチャレンジしようとする際には、不安が大きいものです。応募を促すためにも、「未経験者だったらどのようなことに不安を感じるか」に配慮して不安を払拭できるような情報提供を行い、「やってみたい」「できそう」という気持ちを持ってもらえるよう配慮しましょう。

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