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COLUMN   2019/3/29

上司の指示に従わないのは何故?その本当の原因の見つけ方

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当サイトの人気コラム、「上司の指示に従わない!困った部下への対処法」では、一般的に部下が上司の指示に従わない理由は
 
1)上司の指示の内容に納得していない。
2)上司の指示の重要性を理解していない。
 
のどちらか、または両方とご紹介させていただきました。
 
では、実際に職場にいる「指示に従わない部下」が、どちらに当てはまるのか?といえばそれはケースバイケース。さらに、この状況を根本的に改善するためには、その奥にある「何故、部下は指示に納得できないのか?」「何故、その指示の重要性を理解できないのか?」を把握し、そこから改善する必要があります。
 
部下が指示の内容に納得していない、あるいは重要性を理解していないその背景には、一体どんな原因があるのか。
 
今回はその原因の見つけ方と問題の解決策を、アールナインのコンサルティング事例のなかからご紹介します。
 
 
 

「こんな弁当は売れない!」A社の事例

 
職場で起きている問題の本当の原因を知り、現状を変えたい。
「TOMONAS(トモナス)」は、そんな思いを持つ多くの企業に導入されている社員面談代行サービスです。
 
お弁当や総菜を製造販売するA社も、職場の現状を変えたいという思いから、「TOMONAS」を導入していただきました。A社は、従業員30数名のうち、正社員は数名で多くがパート、アルバイトのスタッフという中小企業。安くて美味しいお弁当をライチタイムにオフィス街で街頭販売していましたが、この街頭販売の業務に対し、スタッフは「指示に従わずに仕事をやらない…」とまではいきませんでしたが、多くの不満を抱えていました。
 
「中食産業は競争も激化している。300円程度の安い弁当をいくら売っても、儲けにはならないのではないか」
「そもそも夏の暑い中、道路に立って弁当を売らなければならないのはとてもつらい」
「高級なものを売るならまだいいが、300円程度の弁当を売るために立っているのはつらい」
 
従業員に対して「業務改善のためのコーチング」として実施した「TOMONAS」のキャリアコンサルタントによるヒアリングでは、こうした業務に対する疑問や不満が次々に明らかになりました。会社とは関係のない第三者のキャリアコンサルタントが行う面談だからこそ、会社関係者にはなかなか面と向かっては言いにくい本音を引き出し、現状を明らかにすることができるのです。
 
 
 

「その仕事をやる意味がわからない」なら、視点を変えて業務を捉え直してみる

 

 
現場のスタッフがこのように考え、「お弁当の街頭販売」という指示の重要性を理解せず、納得しないまま、モチベーション低く業務に取り組んでいる。A社では、このような現状が明らかになりました。しかし原因がこれでは、指示の伝え方など上司と部下のコミュニケーションを改善するだけでは、根本的な原因は解決しません。
 
そこで「TOMONAS」では、仕事の意味や重要性を考えるためにキャリアコンサルタントがコーチングを行い、スタッフが今の業務を別の観点から捉えられるようナビゲートしていきました。
 
そもそも、自分はどんな仕事をしている時が楽しいのか。
真夏の暑い日に外に立って仕事をするのは自分たちも辛いが、そんな日に買いに来てくれるお客様はどんな気持ちなのか。

 
キャリアコンサルタントの問いかけで、スタッフたちは原点に戻って、客観的に冷静に、自分の仕事を見つめ直す時間をつくることができました。そしてそのなかで、日々の業務に追われて忘れていたことを思い出し、気づかなかった「視点」に気づいていきました。
 
 
お客様に笑顔で「ありがとう」といってもらえたら、やはり嬉しいこと。
会社の近くに、300円程度で買えるランチがあったらとても便利だろうということ。
実際に、「便利でおいしいから」と通ってくれる常連のお客様もいること。

 
 
こうして、スタッフたちは「安いお弁当を街頭販売する」ことの意味や重要性を自ら見出していったのです。
 
 
 

「指示に従う」を超えて「自主的に動く」ように

 
コーチングによって、今の仕事の価値を見出すのは大きな進歩ですが、実はそれだけではなかなか行動は変わりません。そこでA社でのプログラムでは、この後、その気づきから「では、今の業務はどうしたらもっと良くなるか?」という具体的な行動をスタッフ自身で考えてもらい、自分の言葉でまとめた改善レポートを提出してもらいました
 
「気づいて終わり」ではなく、「次にすべき具体的な行動を、自分の言葉でまとめる」というプロセスを経て、A社のスタッフの行動は目に見えて変わりました。
 
業務の指示にいやいや従っていた状況は変わり、「暑い中で街頭で売るのがいやだ」と言っていたスタッフたちは、暑い日でも雨の中でも、進んで街頭販売に出向くようになりました。「指示」ではなく、自分から、自主的に動くようになったのです。
 
 
 

原因と対策は職場によって異なる

 

 
A社の根本的な原因は、扱う商品の価値に対するスタッフの理解不足にありましたが、「指示に納得できない」「指示の重要性がわからない」理由は、他にもあります。
 
たとえば、
 
・上司がいつも違うことをいう(指示内容がよく変わる)ので、振り回されている。どの指示に従えばいいのかわからない。
・指示の内容がよくわからず、確認したくても忙しくてなかなか確認できない。(部下としては「指示に従わない」つもりはないけれど、上司に指示内容を確認できるまで手が付けられないために、表面的には「指示に従わずにやっていない」ようにみえる)
・指示された業務を(様々な理由から)やる必要がないと思っているが、それについて上司と話せていない。
 
など、関係者の性格や業務内容によっても変わります。そして原因次第で、打つべき対策も変わってきます。指示の内容がよく変わるのであれば、そうなってしまう状況から見直す必要があります。「指示の内容がよくわからない」という原因も、スタッフのスキル不足なのか、伝える側の説明不足なのかで、取るべき改善策は変わってきます。
 
本当の原因を見つけることができれば、A社のような根本的な解決につなげ、職場を劇的に変えることもできます。そのためにも、まずは現場の声に耳を傾け、「現状を正しく把握すること」から始めてみましょう
 
 
 
※事例で紹介しましたA社では、「業務に対するコーチング」として実施しましたが、「TOMONAS」は御社の課題や現状に合わせて、内容をカスタマイズすることができます。
詳しくはこちらからお気軽にお問合せください。→「TOMONAS」に関するお問合せ