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COLUMN   2019/5/23

PM理論をわかりやすく解説!リーダーとボスの違いとは?

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アメリカ合衆国第26代大統領のセオドア・ルーズべルトは、
リーダーシップについて次のような言葉を残しています。 
 
「リーダーとボスの違いは何かと問われれば、リーダーの仕事は開かれているが、ボスの仕事は隠されている。リーダーは導くが、ボスは強いる。」 
 
「People ask the difference between a leader and a boss… The leader works in the open, and the boss in covert. The leader leads, and the boss drives.」
セオドア・ルーズベルト(米国の第26代大統領 / 1858~1919) 
 

では、ボスではなくリーダーになるために、具体的に何が必要になるのでしょうか。
そのヒントとなるのが、今回紹介する「PM理論」なのです。 
 
PM理論とは 
 
 
 

PM理論とは、リーダーシップ論の1つ。三隅 二不二(みすみ じゅうじ)教授という日本の心理学者によって1966年に提唱され、今では国際的なリーダーシップ論として定着しつつあります。 
 

PM理論は、P(パフォーマンス/仕事の成果)とM(メンテナンス/部下との関係)をもとにリーダーを分類するのが特徴。 
 
大文字「P」は生産性を高めることの出来るリーダー、小文字「p」は生産性を高めるのが苦手なリーダーを表します。また、大文字「M」は部下との信頼を築きやすいリーダー、小文字「m」は部下との信頼を築くのが苦手なリーダーを表します。 
 


 
 
三隅教授は、こちらの4つの要素を用いて、リーダーを「PM型」「Pm型」「pM型」「pm型」の4つに分類した上で「PM型が一番理想」と結論づけました。 
 

あなたはどのタイプのリーダー? 
 
 
 

PM理論には、「PM型」「Pm型」「pM型」「pm型」の4つのリーダー像が出てきますが、あなたがリーダーをする際には、どのリーダー像が当てはまりそうですか? 
 
株式会社ハートクエイクが展開している「PM理論診断テスト」では、簡単な質問に答えるだけで、自分がどのリーダー像を持っているのか知ることができます。 
 

 理想のリーダー(PM型) 
 
 
 

P(仕事の成果)もM(部下との関係性)も高いPM型のリーダーは理想のリーダーです。 
 

 軍隊式リーダー(Pm型) 
 
 
 
P(仕事の成果)を上げることには長けているのにも関わらず、M(部下との関係性)を築くのが苦手なリーダーは「軍隊式リーダー」と言えるでしょう。 
 
Pm型の軍隊式リーダーは、部下を従わせ短期間で成果を出すことが出来るような気がしますが、三隅教授の研究では、短期的な成果においてもPM型のリーダーが一番優れているとされています。(PM理論より) 
 
<短期的な成果を上げやすいリーダー>
1.PM型(理想のリーダー)
2.Pm型(軍隊式のリーダー)
3.pM型(仲良しクラブのリーダー)
4.pm型(未熟なリーダー) 
 
「名プレーヤー必ずしも名監督にあらず」という言葉がありますが、仕事の成果を出すのが得意でも、チームメンバーのやる気や個性を引き出して成果を残すのは、また別の資質が求めらるということ。 
 
M(部下との関係性)の能力はリーダーを経験することによって徐々に鍛えられていく能力ですので、新任のリーダーは時間をかけて能力開発をしていきましょう。 
 
具体的には部下の話を良く聞き、強みや個性を引き出すことが、M(部下との関係性)の能力を引き出すのに有効です。
面談や仕事外で飲みにいくなどの工夫をすると良いでしょう。 
 

 仲良しクラブのリーダー(pM型) 
 
 
 

M(部下との関係性)を築くのには長けているのにも関わらず、P(仕事の成果)を上げることが苦手なリーダーは、「仲良しクラブのリーダー」と言えるでしょう。 
 
ビジネスの世界においては、成果を出すことができなければ継続的に活動をすることはできませんので、成果を出せない組織は徐々に苦しくなっていきます。 
 
ですので、pM型のリーダーは自組織の生産性を上げるための取り組みを検討していきましょう。M(部下との関係性)を築くのには長けているので、既に部下の強みや個性についての理解はあるはずです。あとは、部下の強みや個性を活かしつつ成果を出すアクションをしていきましょう。 
 
目標設定・計画立案・指示・叱咤(しった)などが有効ですが、ガツンと言うのが苦手なリーダーは、叱咤(しった)する役割をチーム内の別の人に協力してもらうという方法もあります。 
 
 未熟なリーダー(pm型) 
 
 
 

P(仕事の成果)を上げることにはも、M(部下との関係性)を築くのも苦手なリーダーは「未熟なリーダー」と言えるでしょう。リーダーとしての能力を高めていくために、PとM両方の能力を高めていく必要があります。 
 
PM型のリーダーは少ない 
 
 
 

三隅教授は「PM型が一番理想」と結論付けています。 
 
実際に「成果も残し人望もあるリーダー」というのは理想的だということは
直感的に理解できる人が多いでしょう。 
 
しかし、PM型の上司は少ないというのが現実です。
まずは自分がどのようなリーダーシップをとっているのかを分析し、対策をしていきましょう。