CONTACT

NEWS INFORMATION

NEWS
INFORMATION

最新のお知らせ・ニュース


COLUMN   2019/5/24

事前に準備しておきたい「オヤカク」対策!何をすればいい?

このエントリーをはてなブックマークに追加

「オワハラ」に続いて、就活用語として最近注目されている「オヤカク」という言葉をご存知でしょうか?採用担当者ならば、既に頭を悩ませていることでしょう。 
 

「オヤカク」とは「内々定(内定)を出した学生に対して、本人だけではなく、その両親がどう思っているのか」という「親への確認」の略語です。親への確認は、内々定を出した学生に対し「両親に話しているか?自社への入社に対してどう思っているか?」と学生経由で聞いてもらう方法もあれば、採用担当者から両親へ連絡し、入社の意思と承認をとることです。 
 

なぜそんなことをしなくてはいけないのか? 
 
 
 

昔から就職が決まれば親に報告し、時には反対されることもありました。しかし、それはあくまでも「報告」であり、「相談」や「許可」ではありませんでした。反対されても最後は自分で決めなさい、という親と、反対されても就職活動を頑張って内々定を取ったのは自分だ!という自負があったはずです。 
 
しかし、最近は反抗期のない子供が増えたり、友達関係のような親子が増える等、親子関係が変化してきました。また、尊敬する人は両親、両親のようになりたい、という思いが強いあまり、両親に最終判断を委ねてしまうのです。 
 
親子関係の変化、というと良く聞こえますが、捉え方によっては親離れ、子離れできていないとも言えます。親に選んでもらったとしても働くのは子供本人です。本人達の親子関係を尊重しながら、どう本人たちに覚悟させるか、ということも採用担当者の腕にかかっている所です。 
 

そうした背景の中、採用担当者が親の理解を得ること、説得することに取り組まなければならなくなりました。採用担当の仕事はどんどん増える一方ですが、せっかく内々定を出したのに「オヤカク」でダメになってしまうのはもったいないので、是非最後まで踏ん張っていきたいところです。 
 

できることはやってみる!「オヤカク」対策一覧! 
 
 
 

では、具体的にどのように対策していけばいいのでしょうか?それぞれ物理的にできること、できないことがあると思いますが、準備から含めて半年以上かけてきた仕事が無駄にならないためにも頑張ってください。 
 

■どの企業でも実施できること
・親への会社情報資料の送付
・内々定のご挨拶電話
・人事部長名、もしくは社長名等での挨拶状を送付
・企業紹介DVDの配布
・親用の内定通知書と学生の評価ポイント、入ってほしい思いを伝える
・採用HPに親向けページを作成
・希望する人には、親向けの会社説明会と人事との相談会を実施
・内定式の写真送付
・親も含めた内定者懇談会を実施
・内定式に希望があれば親の出席も可とする
・社内見学会を実施 
 

■メーカー等の製造業だったら
・自社商品の詰め合わせを送る
・工場見学の実施 
 

こうして列挙してみると、できることって結構たくさんありますよね。もちろん、何かするとなればそれはそのまま採用担当者の手間になりますので、一概に全部するべき、とは言えませんが、できることから試してみてはどうでしょう。 
 

実際にオヤカク対策の効果ってあるの? 
 
 
 

親が子供の就職先として反対する理由として考えられるのは、細かいことを挙げればきりがありませんが、一言で言うと漠然とした「不安」です。その不安を払拭する為に「大手」「知名度の高さ」を望み、就職人気企業ランキングに入っている会社やビッグネームの会社を子供に推すのです。 
 
つまり業界第2位だったり、実はその業界では世界的に有名な企業だったとしてもBtoBの企業は選ばれにくくなってしまいます。また、大手だからと言って安泰というわけではありません。ここ数年、「え?ここがそんなことになるの?」というような超大手メーカーの上場廃止や、海外企業による買収のニュースが続きました。 
 
そうなってくると、親も子も何を基準に意思決定すればいいのか、いよいよわからなくなってきます。採用担当者としては、例え親が最終的に判断するのだとしても、正しい判断ができるように子供だけではなく親に対しても正しい情報を与える必要があるのです。 
 

オヤカクに対して、これから社会に出て、自立していく子供に対してあまりにも過干渉、過保護ではないか、とベテラン世代であればあるほど印象は良くないかもしれません。親が就職に過度に口出ししてくる家庭の子供は、入社しても何かあるたびに親が出てくるのではないか?と心配でしょう。もちろんオヤカク対策は大切ですが、そういった心配と手間を払拭するためにも、採用過程での見極め精度を上げていきたいところです。