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COLUMN   2019/5/28

新人が指示待ち人間になってしまう職場の特徴と改善策

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「新人が言われたことしかしない」
新人が本配属になってしばらくたつと、現場からこんな声がちらほら聞こえてくることはありませんか。
 
「指示待ち人間」になってしまうのは、本人の性格にもよりますが、職場の環境も大きく影響します。指示を待つのではなく、自分から動ける人材を育成できるように、次の視点から職場を見直してみましょう。 
  
 
 

1.業務の目的と全体像を伝えられているか?

 
 新人が「指示待ち」ではなく自発的に仕事をするためには、業務の目的と、全体像を理解している必要があります
細かい1つ1つの業務を習得していなくとも、「何のためにこの業務を行うのか」という目的と、「そのために何をすればよいのか」という全体像がつかめてさえいれば、わからないことや「こういうこともやったほうがいいのでは?」と思ったことがあれば、自発的に確認できるようになるでしょう。
  
新入社員教育の現場で、日々の忙しさのあまり、目の前の業務の手順だけを教えたり、「見て覚えて」「やっているうちにわかるから」と「やればわかる」方式で、断片的に業務を教えたり…で済ませてしまってはいませんか?このような教え方では、目の前の業務については理解できても、「次に何をしたらいいのか?」「そもそもこの次に付随して行う必要がある業務が、何かあるのか?」という業務の全体像がわかりにくくなってしまいます。
 
業務は、まずはその目的と全体像を伝え、それから1つ1つの作業について説明をしたほうが、新人にとっても覚えやすくなりますし、方向性を理解できている分だけ自発的に動きやすくなります。
 
新人が「指示待ち」なのは、次に何をすべきか、次に何か必要なことがあるのかをわかっていないからなのかもしれません。それが少しでもイメージしやすくなるように、まずは「教え方」を変えてみましょう。
  
 
   
 

2.「気づいたことがあれば言ってほしい」と伝えているか


 
 「わからないことがあったら、自分から質問するのが当たり前」
「仕事なんだから、自分で考えて行動するのは当たり前」
「仕事をするときに報連相をするのは当たり前」
  
仕事の「当たり前」はたくさんあります。しかし、この「当り前」の認識は世代によって、そして人によって大きく異なります。 自分にとっての「当たり前」は、新人にとっての「当たり前」ではない可能性のほうが高いです。それを念頭に、「当たり前の価値観」をきちんと言葉で伝え続けましょう。
 
もしかしたら新人は、「言われた通りにやらなければいけない」と思っているかもしれませんし、「皆忙しそうにしているし、質問するのは気が引ける」と遠慮しているかもしれません
   
「わからないことは遠慮せずに聞いてね」
「忙しそうに見えても、どんどん声をかけてくれていいから」
「自分で考えてやったほうがいいと思ったことがあったら、相談して」

  
と新人に対して、どのように動いてほしいのか、常に声をかけていれば、新人も自分が期待されている働き方がわかってきます。1回や2回伝えただけでは、なかなか伝わらないものなので、新人が自発的に動けるようになるまで、繰り返し根気よく伝えましょう。
 
そして事前に伝えるだけではなく、新人が自分から行動できたときにポジティブなフィードバックするのもぜひ忘れないようにしてください。新人ですから、最初は自発的に行動したその内容が、本来の目的とズレている、間違っていることもありますが、それを「何を勝手なことをしているんだ!」と叱るのではなく、自発的に行動したことを褒めながら、「本当はどういう行動が望ましかったのか」をフィードバックしていきましょう。
  
 
  

3.上司や先輩が口を出し過ぎていないか

 
仕事に対して上司や先輩が新人についあれこれアドバイス(口出し)してしまうと、新人は自分で考えることをやめ、頼りになる上司や先輩の指示を待つようになってしまいます。自分で考えるよりもそのほうが早く、確実に仕事が進められるからです。
 
もし新人の仕事に1から10まで口出ししてしまうような状況になっていたら、今すぐ改めましょう。
 
そのほうが早く質の高い仕事ができるかもしれませんが、それでは新人の成長にならないですし、新人も「自分で考えるよりも教えてもらおう」と指示待ちの姿勢になってしまいます。新人が自分で考え、行動するようにマネジメントしていきましょう。
  
 
  

4.「指示待ち」でなく仕事をするロールモデルがいるか


 
 新人に「指示待ちでなく、自分で考えて動いて」といいながら、職場でそのように働いている社員が誰もいない…ということはありませんか。
  
自分で考えて動くことが当たり前の職場で、「こうやって仕事を進めればいいんだ」「この人みたいになりたい」と思えるようなロールモデルがいれば、新人は職場の風土に合わせて自分で考えて動くようになります。
  
まさに「百聞は一見にしかず」で、職場に自分で考えて仕事をしている人がいれば、新人はその姿を見て働き方を学びます。もし職場の先輩社員が指示待ち人間ばかりだったら、新人も理想の働き方を学ぶことができません。
 
新人に求める前に、先輩社員はそのような働き方ができているのか、新人のロールモデルとなれる社員はいるか、振り返ってみましょう。
   
 
 

職場が変われば新人も変わる

 
新人のなかには、最初から自分で考えて行動できる優秀な新人もいますが、そのような人材ばかりではありません。だから最初からそれを新人に求めるのではなく、自分で考えて行動できる人材になれるように職場で育てていく必要があります。
 
「新人が指示待ちばかりで困る」と嘆く前に、新人が「自分で考えて行動できる」人間に育つような職場環境が整っているかもう一度点検してみると、本当に改善すべき課題が見つかるかもしれません。
  
 
 
※アールナインでは、指示待ち人間が多くなってしまう職場環境を見直すサポートをしています。ご興味のある方はお気軽にお問合せください。
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