2022年卒インターンシップ意識調査 ~22卒採用予定企業のうち6割が実施へ~

2022年卒インターンシップ意識調査 ~22卒採用予定企業のうち6割が実施へ~

2022年卒インターンシップ意識調査 ~22卒採用予定企業のうち6割が実施へ~ 570 232 株式会社アールナイン

採用から定着まで企業の成長を支援する株式会社アールナイン(本社:東京都港区、代表:長井 亮)は、22年卒インターンシップに関するアンケートを実施しました。21卒採用に関しては少しずつ見通しが立ち始めている今、22卒インターンシップについて各企業はどのような計画を立てているのでしょう。具体的な開催時期や、実施スタイル、集客手法についてもリサーチしました。

 Q1.2022年新卒採用を行う予定ですか?

86%の企業は22年度の新卒採用を「行う」と回答

現時点で採用しないことを決定している企業は、全体の7%と少数派でした。

1か月前に行ったアンケート結果と比較すると、21卒採用の見通しがある程度立った影響なのか、22卒採用に向けて意思を固めている企業が増えている印象です。

Q2. 2022年新卒採用の採用数のご予定をお聞かせください

22卒の採用人数について、55%の企業は「変更なし」と回答

採用すると答えた企業のうち、半数以上の企業が「変更なし」と回答。一方で、4社に1社は具体的な採用人数を「未定」としていることから、経営の状況や新型コロナの影響を見定めつつ、まだまだ具体的な採用目標人数の決定にまでは至らない企業も多いようです。

Q3. 2022年新卒採用の選考開始予定時期について教えてください

 ■選考開始時期は2月~3月を予定、と回答している企業が最も多い

春夏時期から選考をスタートする超早期組は、合計しても9%と少数派でした。最も多いスタート時期は、2月~3月という回答であり、全体のを占めています。年々採用スケジュールの前倒し傾向が続いていますが、22卒でも年を越してからいよいよ選考モードと考える企業が多数派のようです。

一方で21%の企業はスタート時期について「未定」としており、他社の動向や学生側の状況を鑑みながら検討段階にいる企業も多いと思われます。

Q4.2022年新卒採用においてインターンシップを開催する予定はありますか?

22卒採用企業のうちインターンシップ開催を決めた企業は63%

現時点で、22卒採用予定企業のうち6割は、インターンシップの開催意思を示しています。22卒においても、インターンシップは早期から学生との接点を持ち、母集団形成に繋がる重要な機会と捉えている企業は多いようです。

Q5. 2022年卒向けのインターンシップ開始予定時期について教えてください

39%の企業がインターンシップ開始時期について悩み中

採用選考時期に悩んでいる企業の2倍近くの数の企業が、インターンシップのベストな開始時期について決めかねている結果となりました。開始時期を決めている企業のうち、最も多い回答は「8月~9月」。夏休み期間に合わせていると予測されます。大学の夏休みの動向が正式に決まることで、「未定」と回答している企業の動向も決まってくるのかもしれません。

Q6. 2022年卒向けに開催予定のインターンシップについて、種類を教えてください。(複数回答可)

70%の企業が「1dayインターン」開催を検討

まだまだ新型コロナの影響で先が見えにくい状況であることもあるのか、開催日程は「1day」と回答した企業が全体の70%を占めました。一方で、新卒採用を予定している企業の10%は、長期インターンの受け入れを検討しているという結果も。ミスマッチが少なく採用に結びつく可能性が高い採用手法である長期インターンは、22卒においても一定数受け入れる企業がありそうです。

Q7. 22年卒のインターンシップの内容について教えてください(複数回答可)

内容については、セミナー型、業務体験型、職場見学型のいずれかに落ち着く予定

会社説明含む「セミナー型」、業務体験型、職場見学型のいずれかを実施する企業が大半でした。内容未定とした企業においては、オンラインと対面の割合はほぼ半々であり、大きな差は見られませんでした。 

Q8.インターンシップの広報手段はどのようなものをお考えでしょうか?(複数選択可)

社員1000名以上の企業では90%がナビ媒体を利用

73%が、ナビ媒体を利用(予定)と回答しています。規模別で見ると、社員1000名以上の会社では90%近い企業がナビ媒体を使っているという結果でした。

一方で、社員1000名以下の会社のうち%がナビ媒体やインターンシップ情報サイトを使わずに広報をしています。ダイレクトリクルーティングやSNS、自社HPでのみで広報を行っている企業の殆どは、社員1000名以下の企業でした。社員数が少ない企業ほど、学生側のトレンドや就活スタイルの変化に合わせて、柔軟に利用媒体を変更している様子が見てとれます。

Q9.インターンシップをオンラインで実施する予定はありますか?

対面、オンライン、迷い中。22卒のインターンシップの行く末やいかに

対面で実施予定派と、第二波、第三波のリスクを考慮しオンラインで実施予定の企業は半々。一方、43%の企業は「未定」という回答でした。できることならリアルな職場の雰囲気を対面で伝えたいものの、突発的なリスクに対応するためにはオンラインが確実か…揺れ動く企業の様子が見て取れます。

 Q10.インターンシップを成功させるための秘訣はなんだと思いますか?(複数選択可)

インターンシップの成功はコンテンツの質にかかっている、と回答した企業が87%

学生を満足させるインターンシップの要因として、最も重要なのは「いかに優良なコンテンツを提供できるか」という点であると回答した企業が最多でした。続いて大事なのは、社員の人柄、集客力、ファシリテーション力、という回答が続いています。

回答者の役職と照らし合わせてみると、責任ある立場であればあるほど、「コンテンツの質」を重視しており、インターンシップで学生に何を持ち帰ってもらうかに思いを巡らせている傾向がありました。回答者が、現場の最前線を担う採用担当者の場合は、「集客力」を重視しているという回答が目立ちました。

考察

Withコロナという前例のないスタートとなる22卒採用。採用は継続するという意思は固めたものの次のアクションについてはまだ決めかねている企業が目立った印象です。21卒採用の見通しが少しずつ立つようになり、ようやくこれから22卒採用の検討をスタートするという企業も多いことでしょう。多くの学生が一同に集い、膝を突き合わせて議論する形のインターンシップから、ニューノーマルの生活様式を取り入れたスタイルでどのように22卒のインターンシップを実現していくのか。

他社の動向、大学・学生の動向を見守りながら…企業の模索はまだまだ続きそうです。