「キャリアコンサルティング」増加の背景と3つのメリットとは?

「キャリアコンサルティング」増加の背景と3つのメリットとは?

「キャリアコンサルティング」増加の背景と3つのメリットとは? 640 427 株式会社アールナイン

現在、「キャリアコンサルティング」を社内に導入したいと考えている企業が増えています。

とはいえ、『関心はあるが面談のみに大きなコストはかけられない』、『どのような効果があるのかよくわからない』といったお声があるのも事実。

そこで今回は社内への「キャリアコンサルティング」導入が増えている背景や、そもそも「キャリアコンサルティング」とは何か?「キャリアコンサルティング」を導入するメリットや効果とは何か?についてご紹介していきます。

「キャリアコンサルティング」とは?

厚生労働省が定めたキャリアコンサルティングとは「労働者が主体的にキャリアプラン(働き方の目標や計画)を考え、それらに即して働こうとする意欲を高めるための相談」を行うこと、としています。

「キャリアコンサルティング」は、職業選択や能力開発に関する相談やアドバイスを行う専門家の「キャリアコンサルタント」が面談形式で実施します。ちなみに「キャリアコンサルタント」とは国家資格保持者だけが名乗ることのできる独占名称資格です。

「キャリアコンサルティング」とは、キャリアコンサルタントと社員が個別に面談をおこない、これまでの仕事や経験、悩みをともに振り返り、今後の前向きなキャリア形成を考える場のことをいいます。

心身に不調のある方や転職を考えている方が相談を受ける場だというイメージを持たれやすい「キャリアコンサルティング」ですが、実際は社員が「主体的」に自分のキャリアを振り返り、自己理解を深め、さらなる意欲を高める機会として多く活用されています。

「キャリアコンサルティング」導入増加の背景とは?

「キャリアコンサルティング」に注目が集まり、社内へ導入する動きが増加した背景には、政府の後押しがあります。

2014年(平成26年)6月、「日本再興戦略 改訂 2014」 において「キャリアコンサルティングの体制整備」がうたわれ、その後、助成金も創設されました。政府はなぜ今「キャリアコンサルティング」を重要視するのでしょうか?

政府は、企業を取り巻く経営環境が劇的に変化する中で、企業と社員がともに「持続的な成長を維持するため」の方策として、社員一人ひとりが自らのキャリアについて主体的に考える環境を整備することが重要であると考えています。

社員個人の個性や能力を育て、発揮できる組織づくりができれば、多様化する市場環境の中でも、企業は高い競争力を維持することができます。また、企業の競争力を維持できれば、国としても持続的に成長を遂げることができるのです。

そのために、定期的なキャリアコンサルティングの機会を提供することが重要であるという指針を打ち出しました。

「キャリアコンサルティング」導入の3つのメリットとは?

1.企業が直面する人事課題を解決に導く

現在、企業における人事課題は非常に多様化しています。

【企業が直面している人事課題の例】

  • 若手社員の早期離職
  • 育児休業者の復帰支援
  • 社員の「働きがい」、「モチベーション」の向上
  • ダイバーシティ
  • ワーク・ライフ・バランス
  • メンタルヘルス
  • 定年退職者の再雇用問題

このような問題の解決の糸口を見出すために、キャリアコンサルタントが社員個人と面談し、話を傾聴します。社員の気持ちに寄り添い、支援することで、社員一人ひとりの「働きがい」や「パフォーマンス」を向上させることができます。

2.経営課題と個人課題を解決し、双方の成長につながる

社員個人の「働きがい」を高めることで、企業への帰属意識も高まります。キャリアコンサルティングを受けてみた社員の感想として、以下のような声があります。

  • 目標が明確になった
  • 忙しくて面談をする暇がないと思っていたが、面談後、逆に仕事の効率があがった
  • 当事者意識をもって経営者の声を聞くことができるようになった

つまり、キャリアコンサルティングを通して個人のキャリア形成をおこなうことは「生産性の向上」や「企業繁栄」につながり、国の活発で豊かな経済活動へとつながっていくのです。

3.組織活性化につながる

また、面談結果をデータ化・分析することで、組織活性化につなげる企業もあるようです。もちろん個人情報は開示せず、社内での「やりがい・モチベーション」向上の要因または阻害要因のデータなど、うまくアウトプットできれば組織の活性化にも活用できます。

「キャリアコンサルタント」を探すには?

制度を担う「キャリアコンサルタント」は、外部のキャリアコンサルタントに依頼する、または社内でキャリアコンサルタントを育成するという2つの方法により決定します。

外部のキャリアコンサルタントの場合は、スポット契約や年間契約など短期・長期のどちらでも依頼することができます。

外部のキャリアコンサルタントに依頼する場合は、『キャリコンサーチ』という検索システムで、全国のキャリアコンサルタント資格保有者を検索することができます。所在地ごとに検索でき、キャリアコンサルタントの依頼をすることもできます。

当社アールナインでも様々な経歴を持った多くのキャリアコンサルタントとパートナー契約を結んでおり、各企業様のニーズに合わせたキャリアコンサルタントのご紹介が可能です。

“キャリアコンサルタントに多様な働き方を創造する” ミッションにアールナインが込めた2つの願い

まとめ

社会情勢が目まぐるしく変化する現代。特に今年は新型コロナの影響でその変化を当事者として実感された方も多いのではないでしょうか。

人生100年時代、これから先の見えない時代の大波をいくつも乗り越えながら働かなければならない世代にとって、「自らのキャリアに寄り添い支援してくれる」キャリアコンサルタントの存在がますます重要視されることでしょう。社員一人ひとりが、企業が、国が持続的な成長を遂げるために、今、「キャリアコンサルティング」の必要性について考えることが大切だといえます。