相互理解が不可欠!育休復帰後の社員の居場所をつくる重要性【産休育休サポート編②】

相互理解が不可欠!育休復帰後の社員の居場所をつくる重要性【産休育休サポート編②】

相互理解が不可欠!育休復帰後の社員の居場所をつくる重要性【産休育休サポート編②】 640 427 株式会社アールナイン

育休を取得した社員は復帰後の働き方について、「仕事と家庭の両立」「生活リズム」など約9割の人が何かしらの不安を抱えています。どのようにサポートしていくべきなのでしょうか?

この記事では、育休復帰する社員との仕事復帰に向け、どのようなことに不安を感じているかを理解し、どうサポートしていくかについてお伝えします。

育休中の子供との生活

子供との生活は日々変化していきます。この変化はそれまでの生活の中からは考えつかないほど大きな変化で頻度も高いものです。日々の変化に対応しているだけでも大きな負担になります。

例をあげると、生後1ヶ月までの新生児期は昼夜問わず2,3時間おきの授乳とお世話。睡眠を削り対応していきます。生後5,6ヶ月になると離乳食がはじまり、大人の食事とは別での用意が必要になります。生後9ヶ月ごろになるとハイハイやつかまり立ちが始まり、目が離せなくなります。

これらの例に挙げた以外にも子供の成長とともに日々変化し、多くの出来事に直面しながら生活しています。

仕事復帰前に抱えている不安

仕事復帰のためには、まず保育園の確保が必要です。東京など大都市の場合、まだまだ希望の保育園に入園できず待機となるケースもあります。そうなった場合どうするのか、育休の延長はできるのか、他に入れる保育園はあるのか、など様々な問題にぶつかります。また、保育園が確保できても、送り迎えの時間、誰が送り迎えするのか実家の両親は頼れるのか、など悩みは尽きません。

働くことに対して、9割近い女性が「仕事と家庭の両立」や「生活リズム」など不安を感じていると答えています。これらの不安については、各家庭の環境や子供によっての違いが大きく、身近な人への相談では解決しないことも多々あります。

仕事復帰後どのような働き方ができるといいのか

復帰後の社員に用意されている制度があります。女性を対象なのは「育児時間」「時間外労働、休日労働、深夜業の制限など」「母性健康管理措置」。男女関係なく利用できるのは、「短時間勤務制度」「子の看護休暇」「時間外労働・深夜業の制限」があります。

これらの制度の中でも、一般的に知られよく利用されている制度は「短時間勤務制度」ではないでしょうか。仕事と家庭を両立するうえで、勤務時間を短くするのは非常にいいことです。ですが、業務内容はどうでしょうか?短時間勤務だと、業務量に対して勤務時間が足りておらず、時間に追われながら仕事をこなしていたり、残った仕事を持ち帰る人もいるようです。

また、短時間勤務になることでフルタイム時より給与が減額する場合があります。そうなると業務量に対し勤務時間が足りず給与も満足ではないとなり、よい労働環境とはいえません。

会社として用意できる働き方、業務内容と復帰する社員の望む働き方、業務内容、今後のキャリアパスなどきちんと話し合い、お互い納得できることが大切です。

仕事と家庭を両立する。一日のスケジュールは?

9:00~16:30の短時間勤務の社員の一日のスケジュール例です。

帰宅後は子供のお迎えから始まり、子供を寝かしつけるまで怒涛のスケジュールです。子供の相手をする時間も途中にあり、簡単な家事ですら思うように進まないことが多くあります。また、この例からは睡眠時間が8時間取れているように見えますが、子供が小さいうちは度々夜泣きで起き、授乳など子供のお世話があります。そのため睡眠不足が常態化しているのです。

仕事でも家庭でも時間が限られ、常に時間に追われている状況が見えてきます。仕事を持ち帰った場合にはさらに睡眠を削らないと対応できません。このような生活を続けると心身ともにバランスが崩れてしまいます。

小さな子供を育てる女性にとって必要なこと

妊娠中から産後にかけホルモンバランスが乱れ、多くの人がマタニティブルーと言われる体調不良を経験します。また、マタニティブルーが続くと「産後うつ病」の可能性が高くなります。「産後うつ病」は10人~15人に1人発症すると言われており、小さな子供を育てている女性なら誰でも起こりえる病気です。

日本の多くの夫婦の場合、夫の育休取得が難しい、仕事が忙しく帰宅が遅いなど妻が一人で子育てをする時間が長く負のスパイラルに陥るケースがほとんど。妻の育休中や子育て中は夫も早く帰宅し、子供のお世話や家事を一緒にできる時間をつくる必要があります。

夫とは子育てを一緒に経験し、会話を。周囲に頼れる存在があることで「産後うつ病」になる可能性が軽減されるそうです。

会社ができる育休期間中から復帰後のサポートとは

育休期間終了後、スムーズに社員に復帰してもらうことは会社にとって重要なことです。復帰後、どのように働きたいのか、夫婦での家事育児の分担など会社側も把握できると、どのような業務が相応しいのか、どのようなサポートが必要なのか見えてきます。

会社と社員の相互理解が円満な仕事復帰につながります。とはいえ、家庭の話を上司にはしにくいと感じている人が多いのも事実です。こういった場合には、キャリアコンサルタントなど第三者が入るととても円滑に進みます。また、キャリアコンサルタントが育児経験者の場合、より的確に仕事と家庭の両立に向けた話し合いが可能です。

丁寧なサポートで、仕事復帰する社員に寄り添い復帰後も気持ちよく働ける環境を用意していきましょう。

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