Withコロナで採用は「リアル」と「WEB」のハイブリッド時代へ―それぞれの特性を生かし採用を行うコツ―

Withコロナで採用は「リアル」と「WEB」のハイブリッド時代へ―それぞれの特性を生かし採用を行うコツ―

Withコロナで採用は「リアル」と「WEB」のハイブリッド時代へ―それぞれの特性を生かし採用を行うコツ― 640 427 株式会社アールナイン

2022年卒採用に向けて、母集団形成や冬のインターンシップの準備を進めている人事担当者の方も多い時期かと思います。一時期は対面での採用活動が開催不可になり、WEBでの活動が殆どを占めていました。

そこから状況も変わり、現在では徐々に、リアルでの採用活動も再開され始めています。とはいえ今後も何が起きるか不透明な状況で、オンラインからオフラインへの切り替えもなかなか踏み出せない、という企業様も多いのではないでしょうか。

そのような状況下で、採用はオンラインとオフラインのハイブリッドで行われることが一層進むと予想されます。今回は、そのハイブリッドな状況下において、採用するコツをお伝えします。

オンライン・オフラインそれぞれの強みを生かし、採用強化をする

2021年卒採用では、突如とした新型コロナウイルスの影響により、採用活動もWEB化を余儀なくされました。その際はどちらかというとWEB化したことによるデメリットをいかに補うか、ということに尽力された人事担当者も少なくありません。

現状、オンラインとオフラインどちらも手段として利用できる状況下では、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、戦略的に使い分けを行うことが効率的な採用につながっていきます。

次に、オンラインとオフラインそれぞれのメリット・デメリットについてまとめました。

オンライン(WEB)で行う採用活動のメリット・デメリット

【メリット】①コストがかからず、手軽に実施できる

オンライン化したことにより、採用業務の効率が良くなった、という人事担当者の方も多いのではないでしょうか。出張経費や会場・備品など諸経費が掛からないためコストを抑えられるだけではなく、移動時間がかからないという時間の有効活用にもつながるのが利点です。学生にとっても、交通費や移動時間の負担が少なく、気軽に参加できるのが魅力的です。

社員との面談など、たびたび来社してもらうのは気が引けるような学生フォローの場面においても、オンラインならお互い気軽に実施できます。フォロー面談は、例え短時間であっても接触回数を重ねることが重要となるため、オンラインは有効な手段といえるでしょう。

また、特別な会場を必要としないため、説明会などのイベントも気軽に回数を重ねて実施できます。録画・配信機能を使うことで、対面のイベントよりも数多くの学生のもとに情報を届けることができます。

【メリット】②オンラインならではのコンテンツを企画できる

オンライン開催は、オフラインよりもコンテンツが制限されるという人事担当者の声をよく耳にします。実際その通りで、職場見学や複雑なコンテンツなどは実施が難しくなります。一方で、オンラインならではの機能を生かし、話題を集めたり学生の満足度を上げている企業もあります。

例えば、オンラインならではの特徴として以下が挙げられます。

  • チャットや匿名で意見を集められるアプリを使うことで、質問や意見を集めやすい
  • 例えばZoomの「ブレイクアウトセッション」機能などで、グループ分けや入れ替えがしやすく、短時間で多くの人とコミュニケーションが取れる
  • 画面共有やパワーポイントなどのツールを用いることで成果物を作りやすい

【デメリット】①雰囲気や温度感が伝わりにくい

オフィスの全体的な空気感を伝えたり、会社のカラーや人物の雰囲気を伝えることが難しいというのがオンライン最大の欠点といえるでしょう。

【デメリット】②通信環境や機能によりできることが制限される

参加者の通信環境次第で進行に支障をきたしたり、十分に参加ができないことがあります。また、複雑な内容のインターンシップや、職種によっては実務体験のコンテンツは実施が難しいという欠点があります。

オフライン(対面)での採用活動のメリット・デメリット

【メリット】①温度感や雰囲気など、伝わる情報量が多い

会場の雰囲気や社員、参加者の雰囲気など、非言語の情報を多く感じ取ることができます。

【メリット】②業務体験など、リアルに仕事のイメージができる

オフラインでは、職場を実際に見ることができたり、より実務に近い仕事を体験してもらったりすることもできます。

【デメリット】①感染症のリスクがある

ソーシャルディスタンス、検温、アルコール消毒、マスクなど対策を行うのはもちろんですが、それでも完全にリスクを取り除くことは難しいという現状があります。

【デメリット】②移動の制限がかかる

この状況下もあり、飛行機や長時間の移動を伴う地域からの参加は難しいでしょう。

オンラインとオフラインの活用例

これまで、オンラインとオフラインそれぞれのメリット、デメリットについて紹介をしました。ではどのようにオンラインとオフラインを使い分けていくのがいいのか、例を挙げてみていきましょう。

・企業認知度や母集団形成は広くオンラインで、魅力付けやクロージングはオフラインで

オンラインの強みは、手軽さや拡散力などがあります。そのため母集団形成など、はじめに学生を集めたいタイミングや、企業認知を広げるためのイベントはオンラインで行うのも手です。学生も意欲が高くないうちは、ハードルが低いイベントや選考への参加を好む傾向があると言われています。

・コンテンツや目的によって使い分ける

オンラインの強みは、フラットに会話ができることやグループ分けがしやすいこと、資料共有やインターネットを使った調べものがしやすい点などにあります。

そのため、会話で判断ができる面接や、グループ替えなどを行う座談会やグループワーク、調べものをして成果物を提出するグループワークなどに適しているといえるでしょう。

また、一度会っているメンバー同士でのコミュニケーションは行いやすいため、数日間のインターンシップでは、初日に顔合わせ、2日目からはオフラインという使い分けもあるようです。

一方オフラインでは、雰囲気や雑談などが生まれやすいため、懇親会や非言語の部分をみるための選考、職業体験や複雑なグループワークを行うのに適しているといえるでしょう。

学生はオンラインで企業との接点を取ることが多くなっているので、オフラインで実際に企業を見たい、社員に会いたい、という要望もあります。ここぞというときの「惹きつけ」に有効です。

まとめ

オンラインは必ずしもオフラインよりも劣っているということはなく、使い分けによって効率的、効果的に採用を進めることができます。

ただ実施をする際には「なぜこのイベント(選考)はオフラインなのか」という背景や、感染症対策への配慮について事前にしっかりと学生に伝えましょう。

なぜこの時期に来社を求めるのだろう、なぜこの場面だけオフラインなのだろう、と疑問に思う学生もいるためです。

2022卒採用はぜひ「リアル」と「WEB」のハイブリッド形式で臨みましょう。採用の本格スタートに向けてぜひご準備を。