ターゲット層に届く「採用広報」を行うために必要な「目的」と「導線」とは?

ターゲット層に届く「採用広報」を行うために必要な「目的」と「導線」とは?

ターゲット層に届く「採用広報」を行うために必要な「目的」と「導線」とは? 640 427 株式会社アールナイン

例年の採用活動では、インターンシップや説明会を始め対面でのイベントによって企業の特徴や魅力を伝え、学生との相互理解を図っていました。

しかし新型コロナウイルスの影響でその多くもオンラインでの開催となり、WEB上でも同様に自社の雰囲気を理解してもらうためにはどうしたら良いか、悩まれている方も多いのではないでしょうか。

企業と就活生との接点はリアルからオンラインに変わりつつあるため、2021年卒採用時には、自社採用ホームページ、動画コンテンツ、SNSなど「オンラインでの採用広報」に新たに取り組み始めたという企業様が、全体の2割に上りました。(当社調べ)

就活生の大多数も情報収集や企業との接点どりをWEB上で行っているため、今後は対面だけでなくWEBもハイブリッドで使いながら、自社の魅力を伝えることがますます当たり前になっていくと予想されます。

そのような中、「採用広報をオンラインで行いたいが、何から考えるべきなのか?」「いまさら聞けないが、それぞれの採用広報ツールのどれを実行するべきか?どのように使い分けて実行するべきか?」といったことについて、今回はお伝えしたいと思います。

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採用広報は「目的」と「導線」が重要

採用広報ツールの活用においては、その「目的」と「導線」が全てといっても過言ではないほど重要です。例えば採用ホームページの改修や、採用動画の作成を行っても、それが採用活動に役立ったのかどうかわからない、という人事担当者の声もあります。

それは、採用広報ツールを活用する目的がしっかりと定まっていないことで起きている可能性があります。また、動画やSNSなどは作りこみをする前に、「いかにターゲットになる学生に見てもらうか」を考えることも大切です。せっかくきれいに作成しても、ターゲットの目に触れなければ意味がないので、導線設計をしたうえで、作りこみを行いましょう。

①目的の設定

採用広報は、採用のイベントや選考と比較した時に、明確な効果が見えにくい施策です。多くの企業が着手している領域でもあるため、多くの手法に走ってしまいがちです。お金をかけて作成をしたものの採用に役立っているかわからない、という状態にもなりかねません。そこで、採用ツールを作成する前にまずは「採用における課題は何か」「その課題を解決するためにどの手法をどのように活用するべきか」を考える必要があります。

②導線の設計

採用広報のツールを活用するには、どのような導線でターゲットに見てもらうかを先決することが大切です。今では就活生の志望企業の情報収集として、約6割が企業ホームページを見ています。(株式会社ディスコ キャリタス 2021 年卒 採用ホームページに関する調査)学生の志望企業となれば、学生自ら検索しホームページを閲覧する一方で、認知されていない企業は検索をかけることすらありません。

ですから、まずは学生に対する認知度を高め、選考に興味を持ってもらった上で、ホームページなどのツールに誘導する流れをつくりましょう。接点を持った学生に対して、採用広報ツールを見てもらえる働きかけや、仕掛けを行っていくイメージです。例えば導線の例としては以下のようなものがあげられるでしょう。

  • 学生が閲覧するナビサイトやダイレクトリクルーティングなどに載せる
  • 合同説明会や学内イベントなどで伝える
  • 選考へ進んだ学生に案内する

ソーシャルリクルーティングといった概念も出始めているものの、なかなかSNSを始め採用広報から母集団形成を行うのは短期的には難しく、長期的な施策になります。そのため、就職ナビなど母集団形成のツールは別途持っておくことが重要です。

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課題に合わせた採用広報ツールを選定する

目的や導線を設計したら、どのツールを活用するかを考えます。今回は自社ホームページ、採用動画、SNS、パンフレットについて簡単に特徴をまとめていきます。各ツールの特徴を把握し、最も合ったものを選びましょう。

①自社ホームページ(採用ホームページ)

就活生の約6割が志望企業の研究をするために見ているツールです。就活生にとっては、採用活動の基本となるものであり、採用ページの有無が企業の印象を左右するといっても過言ではありません。そのため新卒採用に注力したい企業は採用ページを作成しておくべきでしょう。

②採用動画

今ではYouTubeなどで採用動画を公開している企業も増えてきました。動画はわかりやすく雰囲気や事業内容などをつたえられるメリットもある半面、動画のクオリティが問われるものとなっています。今の就活生の世代は、YouTubeを日常的に見ています。動画に対して、目が肥えているとも言えるでしょう。最初の数秒間で、興味がないものは飛ばしてしまうということもあります。そのため、動画で何を伝えたいのかを明確にしキャプションを入れたり、動画の再生時間を短くするなどの工夫が必要です。

③SNS

SNSの中でも、FacebookやTwitter、Instagramなど多くのものがあります。少し前はFacebookが主流でしたが、今では、InstagramやTwitter、lineが主流となっているようです。こちらも各ツールごとに機能的特徴やユーザー層が異なるので、それぞれの特色を理解した上での活用が大切です。SNSでは、リアルタイムの発信やこまめな情報発信ができる点がメリットです。イベントなどの告知や、例えば社員ブログなどの情報発信のタイミングでSNSを発信できるでしょう。

④パンフレット

新型コロナウイルスの影響で対面のイベントが少なくなり、活用していないという企業も増えているのがパンフレットです。電子化に対応することも大切な一方で、このような状況だからこそ、逆張りでパンフレットを活用するという手もあるかもしれません。ものとして形が残るという点を生かし、メッセージや写真などを入れていくことができます。最近では、保護者の方向けのパンフレットを作成し、内定者へ送っているという企業もあります。

まとめ

今回は採用広報ツールについて見ていきました。媒体も活用方法も様々な選択肢があり、かつ会社の印象を左右する重要なツールでもあるからこそ、本質的な採用課題の解決に適している手法かどうかを冷静に見極め、着手していくことが肝要です。

◇採用広報は「目的」と「導線」が重要
1. 目的の設定
・採用の課題を解決するためにどの手法を活用するか
2. 導線の設計
・どのような導線でターゲットに見てもらうか
◇課題に合わせた採用広報ツールを選定する
1. 自社(採用)ホームページ
2. 採用動画
3. SNS
4. パンフレット