長期インターンシップが内定者フォローに効果的な理由~企業や内定者にとってのメリットとは?~

長期インターンシップが内定者フォローに効果的な理由~企業や内定者にとってのメリットとは?~

長期インターンシップが内定者フォローに効果的な理由~企業や内定者にとってのメリットとは?~ 640 427 株式会社アールナイン

新卒採用が年々早期化する中で、優秀な学生を採用するために自社の採用活動も早く進めたいという企業様も増えていることと思います。現に、学生の動きも、4年の4月時点が一番ピークを迎え、そこから徐々に下がっていきます。

学生の動きの流れを逃さないことも重要ですが、その一方で早期に内定出しをした学生に対し、どのようにフォローし入社まで繋いでいくかということも同時に考えなければなりません。早く採用を行っても、せっかく内定を出した学生に辞退をされてしまっては元も子もありません。

イベントや研修などのフォローも多くの企業で行われていますが、最近では内定者に「長期インターンシップ」として業務に携わってもらうなかでフォローしていく企業も増えてきました。長期インターンシップを実施するには条件が必要ですが、企業と内定者双方にメリットもあるため、今後広まっていく内定者フォロー施策となるでしょう。今回は内定者フォローとしての「長期インターンシップ」についてお伝えします。

「内定者長期インターンシップ」とそのメリット・デメリットとは

そもそも長期インターンシップとは、学生が企業で実際の職務を行う「職業体験」のことです。アルバイトとの違いは「目的」ともいえます。アルバイトはお金を稼ぐために仕事をする場合が多いですが、インターンシップの場合は「職業体験」が目的とされます。そのため、インターンシップは企業側も、アルバイトとは違う受け入れ方を意識する必要があります。長期インターンシップも、無給のものや雑用ばかりさせるものは学生の中で「ブラックインターン」と言われることがありますので、気を付けましょう。

学生側のメリットとしては、以下が挙げられます。

  • 実際の職務を体験できる=職業体験
  • 会社の雰囲気を体感し、入社後のイメージが持てる
  • 実業務に即したスキルを付けることができる

また、企業側のメリットとしては以下が挙げられます。

  • 内定者のフォローを高頻度で行うことができる
  • 入社前から育成でき、入社後のスムーズな受け入れに繋がる可能性がある
  • 入社後の定着率向上に繋がる可能性がある

上記のようにメリットが多いものの、導入にあたって手間やリスクもあるのが長期インターンシップです。受け入れ態勢をしっかりと構築したうえで実施しましょう。

内定者に長期インターンシップで「新卒採用」に携わってもらうメリット

学生長期インターンシップの業務は、営業やエンジニア、広報など様々な職種があるでしょう。その中でも内定者に担ってもらう業務としてお勧めなのは「新卒採用業務」です。その理由としては以下が挙げられます。

1.内定者自身の経験を生かすことができる

なかなか会社に貢献できないと思う内定者の方は多いようですが、就活生にとって内定者がどうやって意思決定したのか、就職活動を進めてきたかは大変興味のある事項です。採用業務で、内定者にしか創造できない価値を学生に提供し、それが採用活動に役立つことを体感することで、自己効力感が上がります。

2.自分自身の意思決定の話や、会社の良い点を繰り返し語ることで、エンゲージメントが向上する

学生との面談や座談会などで、上記内容を学生と繰り返し話す中で、自分がこの会社に決めた理由や魅力を再確認することができます。この効果は、内定者だけでなく社員にも有効です。採用力のある企業の中には、採用に携わることをステータスとして誇りに思う文化があったり、全社的に採用を最重要事項としていることもあります。

3.学生と向き合う過程で、他の業務にも通じることを学べる

任せる業務にもよりますが、採用業務を通じて学べることが多くあります。採用業務全体を把握することで、プロジェクトに参画することを学べます。また、学生と直接交流する中で、コミュニケーションの取り方を学ぶことができます。採用は営業と似ているといわれることもありますが、初対面の学生と関係を構築したり、わかりやすく説明をしたり、学生の志向をヒアリングしたりすることで、ビジネスに必要なスキルを間接的に学ぶことができます。

4.「会社の将来に関わる仕事」に携われるという意識を持てる・会社視点を学べる

採用は経営・事業に関わる重要事項です。採用業務を手伝うだけの視点では気づきにくいですが、採用を行う理由やジャッジの目線、会社の看板を背負い学生と接する責任など、採用業務を通じ体感することで、内定者の意識に良い影響を与えることに繋がります。

長期インターン受け入れ時に気を付けるポイント

これまではメリットをお伝えしましたが、内定者の長期インターンシップはアルバイトとも社員とも違う立場になるため、事前に準備、検討すべき事項や注意事項も多くあります。それをまとめたいと思います。

1.就業ルールを決める

内定者は学生のため、まずは本人の希望を聞き無理のない範囲で携わってもらいましょう。また、今までアルバイトは経験していても、社会人としてのマナーや報連相など業務を進めるうえで重要なことは知らない場合がほとんどです。そのため、後で「そんなこと教えてもらっていない・・」という不満に繋がらないよう、インターンシップ開始の際に研修などを行うことをお勧めします。

2.コンプライアンスに気を付ける

前述と重なりますが、コンプライアンス意識の重要性や注意点もなじみのない学生が殆どのため、ここは昨今特に注意したい点です。機密情報の管理やSNSの利用、学生との接し方など入念に研修をしつつ、社員がその都度背景も含めて分かりやすく伝えて育成していくことが大切です。

まとめ

以上、長期インターンシップについて説明をしていきました。長期インターンは今後さらに増えていきそうですが、その分予期しないような問題も増加する可能性があります。トラブル防止にも十分配慮しながら導入することで、採用力の向上や内定者フォローに繋げましょう。

◇「内定者長期インターンシップ」とは
長期インターンシップは「職業体験」のこと。アルバイトとの違いは「目的」。(アルバイトはお金を稼ぐために仕事をする)
◇長期インターンシップで内定者が「新卒採用」に携わるメリット
1.内定者自身の経験を生かせる
2.学生に自分自身の意思決定の話や、会社の良い点を繰り返し語ることで、エンゲージメントが向上する
3.学生と向き合う過程で、他の業務にも通じることを学べる
4.「会社の将来に関わる仕事」に携われるという意識を持てる・会社視点を学べる
◇長期インターン受け入れ時に気を付けるポイント
1.就業ルールを決める
2.コンプライアンスに気を付ける