【新卒】ダイレクトリクルーティングとは? メリット・デメリットを徹底解説

【新卒】ダイレクトリクルーティングとは? メリット・デメリットを徹底解説

【新卒】ダイレクトリクルーティングとは? メリット・デメリットを徹底解説 640 427 株式会社アールナイン

最近では、自社の採用に「ダイレクトリクルーティング」を取り入れる企業が多くなっています。

  • そもそもダイレクトリクルーティングとはどんな採用手法なのか?
  • ダイレクトリクルーティングを活用するメリットは何なのか?
  • ダイレクトリクルーティングを活用するデメリットは何なのか?

この記事では、ダイレクトリクルーティングの初級編としてこれらの疑問を解決します。

【新卒・中途】ダイレクトリクルーティングに使える「スカウト送信管理シート」(エクセルフォーマット)
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ダイレクトリクルーティングのスカウト配信数を管理できるシートです。各サービスや職種ごと送信数や返信数を把握して振り返りを行うことで、改善して行ける状態を目指しま.....

そもそもダイレクトリクルーティングとは?

ダイレクトリクルーティングは、企業から求職者に直接アプローチする採用手法のことを指します。海外ではすでに主流となっている採用手法ですが、日本でも近年になって急速に発展しています。

これまで日本の採用市場で主流だった「人材紹介の活用」と「求人広告の掲載」は、人材紹介会社または求職者からのアプローチがないと母集団形成ができず、いわば「待ちの採用手法」でした。

一方、ダイレクトリクルーティングは、企業から求職者に直接アプローチできるため、しばしば「攻めの採用手法」と称されます。

ダイレクトリクルーティングを活用するメリット3つ

ダイレクトリクルーティングを活用するメリットは下記3つです。

  ❶採用コストが削減できる

  ❷優秀な人材に直接アプローチできる

  ❸候補者への動機づけがしやすい

 ❶採用コストが削減できる

人材紹介求人広告ダイレクトリクルーティング
登録料¥¥¥
成果報酬金¥¥¥
備考成果報酬金は年収の3割が基本採用人数の有無にかかわらず

費用が掛かる

初期費用と成果報酬金のどちらも

安価に抑えられる

ダイレクトリクルーティングは、従来の採用手法と比較したときに、採用コストを安く抑えることができます。人材紹介の場合は成果報酬金に年収の3割と高額な費用がかかり、求人広告の場合は採用人数にかかわらず掲載に高額な費用が掛かります。一方、ダイレクトリクルーティングは、どちらも比較的安い値段で運用することができるため、採用コストが十分に確保できない企業でも積極的に活用することをおすすめします。

❷優秀な人材に直接アプローチできる

ダイレクトリクルーティングは、従来の採用手法と比較したときに、欲しい人材とのミスマッチが起こる確率が低くなります。人材紹介の場合は担当者との認識の齟齬があったり、求人広告の場合は求人票の内容に沿っていない求職者からの応募があったりと欲しい人材とのミスマッチがつきもの。一方、ダイレクトリクルーティングでは候補者のプロフィールをもとに企業主導で候補者と接点を持つことができるため、消化試合が少なく、優秀な人材に的を絞った採用活動が可能です。

❸候補者への動機づけがしやすい

ダイレクトリクルーティングは、従来の採用手法と比較したときに、候補者への動機づけがしやすくなっています。人材紹介の場合は担当者に薦められたからとりあえず選考を受けてみたり、求人広告の場合はなんとなくよさそうだから応募してみるなど、候補者の意欲が低い状態から始まることもしばしば。一方、ダイレクトリクルーティングでは、企業から「会いたい!」と熱烈なオファーを受けて選考に移行するため、候補者の意欲が上がりやすく仕事に対する動機づけがしやすくなります。

ダイレクトリクルーティングを活用するデメリット3つ

ダイレクトリクルーティングを活用するデメリットは下記3つです。

  ❶採用担当者の工数が増加する

  ❷採用スタンスの変革が求められる

  ❸一括大量採用が難しい

❶採用担当者の工数が増加する

ダイレクトリクルーティングは、会社概要の作成・自社に合った候補者の検索・スカウトメールの作成・候補者との日程調整などを自社で行う必要があり、採用担当者の業務負担が増加します。ただ、最近では、自社に合った候補者の見極めのみを企業が行い、実際のスカウトメールの作成・面談の日程調整などの非コア業務を代行するケースも増えています。このように採用業務の一部を委託するという選択肢が普及し、ダイレクトリクルーティングもますます身近な採用手法となっています。

❷採用スタンスの変革が求められる

ダイレクトリクルーティングは、企業から候補者にアプローチする「攻めの採用手法」となるため、企業が主導権を握りやすい分、候補者が受け身の姿勢になりがちです採用活動では「候補者を選ぶ」のではなく「候補者から選ばれる」という意識を持ち、常に候補者のことを第一に考えた採用活動を心がけましょう。

❸一括大量採用が難しい

ダイレクトリクルーティングは、一人一人の候補者に直接アプローチする手法のため、候補者の質よりも数を重視するような採用には不向きと言えます。そうは言っても、数も質も担保できるのが一番であることを考えると、必然的に大量採用が可能な求人広告などの従来の採用手法と併用していく必要があるでしょう。

ダイレクトリクルーティングを成功させるためのポイント

初めての事にチャレンジするには、ポイントを押さえた準備が必要です。

①即効性を求めない事
②本当にダイレクトリクルーティングが必要なのか、課題を抽出しておく
③社内の協力と理解を得ること

これまで何十年も行ってきた採用手法を変える、新しいことをする、ということは社内の理解を得ること、また成果への注目も高くプレッシャーを感じることも多いでしょう。

しかし、本当に必要な人を獲得する為、今必要なことは何なのか?ということを常に考えて試行錯誤していけば、社内外巻き込んだ採用活動ができるでしょう。

おすすめのダイレクトリクルーティングツール

  1. OfferBox(株式会社i-plug)

  2. キミスカ(株式会社グローアップ)

  3. dodaキャンパス(株式会社ベネッセi-キャリア)

  4. iroots(エン・ジャパン株式会社)

  5. Matcher(Matcher株式会社)

  6. openwork(openwork株式会社)

1. OfferBox

まずはじめにご紹介するのは、株式会社i-plugが運営するOfferBoxです。新卒向けダイレクトリクルーティングの中で最も利用者数の多いサービスになります。就活生の4人に1人にあたる約131,000人が利用しており、登録企業数は約7,760社となっています。(2021年3月現在)

– OfferBoxの特徴

「企業がオファーを送信できる数」と「学生がオファーを受信できる数」に上限が設けられています。一般的なスカウトサービスでは、DMの一斉配信などの機能によって学生に大量のオファーが届いてしまうケースがありますが、OfferBoxではすべてが本気オファーとなるため開封率は驚異の87%となっています。

– OfferBoxの料金

OfferBoxは基本的に成功報酬型です。採用1名ごとに38万円を支払いますが、もし内定辞退が発生した場合には返金されます。また、もし大学3年生の3月までにオファーを送信したい場合には、早期利用料として約30万円がかかります。

– OfferBoxのおすすめ機能

【活躍人材分析】

自社のハイパフォーマーとローパフォーマー10名ずつに適性検査を受検していただくことにより、活躍可能性の高い人材の要素を抽出することが可能です。分析結果をもとに学生を検索すれば、自社に合った社員を効率的に発掘することができます。

 【検討中リスト・会いたい通知】

オファーを検討中の候補者を「検討中リスト」に入れると、学生に企業名が通知されます。学生は、もし気になる企業だった場合、「会いたい」ボタンを押し返すことができます。この機能を使えば、オファー可能枠数を無駄遣いすることなく、効率的にマッチングができます。

2. キミスカ

次にご紹介するのは、株式会社グローアップが運営するキミスカです。年間6万人を超える就活生が利用しています。登録学生の6割以上が国公立・GMARCH以上の学生となっており、高学歴な学生へのアプローチも可能です。

– キミスカの特徴

「プラチナスカウト」「本気スカウト」「気になるスカウト」と異なる3種類のスカウトがあり、アプローチしたい本気度に応じてスカウト内容を使い分けることができます。「気になるスカウト」に関しては一括送信ができ、母集団形成の数を担保するのに便利な機能です。

– キミスカのおすすめ機能

【他社選考状況】

事前に学生の選考状況を把握することによってスカウト送信前に学生の能力の見極めが可能です。プラチナスカウトなど特別なスカウトを送るかどうか迷ったときの決め手として活用することができます。

【スカウト代行サービス】

手間のかかるスカウトの送信業務を依頼することができます。料金は、送信のみで月10万円、送信+返信対応で月20万円となっています。

3. dodaキャンパス

次にご紹介するのは、ベネッセ i-キャリアが運営するdodaキャンパスです。これまでに通算35万人の学生が利用しており、登録企業数は約6,800社となっております。

– dodaキャンパスの特徴

登録可能な学年を絞るサービスが多い中、こちらは1年生~2年生にもアプローチすることが可能です。早期から就職活動を始めている学生と接点を持ちたい企業におすすめです。

– dodaキャンパスの料金

dodaキャンパスは定額制となっており、料金プランは対象学生の年次によって異なります。

たとえば、1年生〜4年生までのすべての学生を対象にアプローチできる「22卒ベーシックプラン」は60万円です。スカウト上限数は、400枠となっています

– dodaキャンパスのおすすめ機能

【オファー定型文管理】

選考案内用、インターン案内用、個別面談案内用など、オファー文の提携テンプレートを一括で管理することができます。

【経験・スキルバッジ】

「スポーツ経験あり」「リーダー経験あり」「海外経験あり」「営業経験あり」など、10個のバッジから自社に合うバッジを指定して検索することができます。

4. iroots

次にご紹介するのは、エン・ジャパン株式会社が運営するirootsです。厳選された200社強?の企業が登録しています。

– irootsの特徴

他サービスと比較すると高学歴な学生が多く、MARCH以上の学生登録者が70%以上です。また、登録企業も厳選されているため「少数精鋭」のイメージが強いサービスになります。

– irootsのおすすめ機能

【性格・価値観診断】

学生の性格や価値観を37項目から定量分析した性格・価値観診断により自社に合った学生を発掘することができます。

5. Matcher

次にご紹介するのは、Matcher株式会社が運営するMatcherです。OB・OG訪問アプリとして発足したMatcherですが、ダイレクトリクルーティングサービスも提供しています。

– Matcherの特徴

学生の多くは社会人と会って業界・企業研究など就活に関する知識を深めることを目的としており、オファー目的で登録しているわけではないことが特徴です。

– Matcherの料金

Matcherは完全成功報酬型です。初期費用は一切かかりません。採用決定時は80万円かかりますが、内定辞退があった場合には全額返金となります。

– Matcherの特徴

【完全運用代行型】

Matcher側が採用チームの一員となり、候補者の選別・スカウト送信・面談日程調整などを代行します。そのため、企業側は、面談可能日時の登録のみを行えばよく、コア業務に注力することができます。

6. openwork

最後にご紹介するのは、openwork株式会社が運営するopenworkです。転職の口コミサイトとして有名ですが、実は会員の3割は大学生。選考を受ける企業の口コミを閲覧しています。最近、新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスを始めました。

– openworkの特徴

口コミの企業スコアとスカウト上限数が連動しています。企業スコアが高ければ高いほど、送付できるスカウトの通数が多くなる面白い仕組みです。もちろん学生は企業の評価を見てからスカウトを承認する可能性が高いため、評価の高い企業向きのサービスでしょう。

– openworkの料金

openworkは成功報酬型です。初期導入費用は一切かかりません。無料のフリープランもありますが、使える機能はスカウト対象者の検索のみでスカウトの送信はできないため、ダイレクトリクルーティングサービスとして使うのは契約が必要です。

– openworkのおすすめ機能

【ユーザー属性の把握】

自社の求人を閲覧した学生の大学名や一緒にフォローされている企業などのユーザー属性を把握することで属性を分析。よりターゲットに刺さる求人内容が作成できます。

【クチコミ分析】

自社と他社のクチコミ内容を比較したり、新卒と中途で比較したりできます。

自社に合ったサービスを活用しましょう!

今回はおすすめのダイレクトリクルーティングサービスを6つ厳選してお伝えしました。

同じダイレクトリクルーティングサービスでもそれぞれ特徴は異なり、自社に合ったサービスを選定することが採用成功へのカギです。

もし自社に合ったサービスがわからない場合、ぜひ私たちまでお声がけください。採用の状況を詳しくお伺いさせていただき、ぴったりの解決策をご提案いたします。

ダイレクトリクルーティングの導入を検討中のお客様に向けたツール選定のサポートや既に導入しているお客様に向けたスカウト送信代行サービスを承っております。どうぞお気軽にお問い合わせください。

【新卒・中途】ダイレクトリクルーティングに使える「スカウト送信管理シート」(エクセルフォーマット)
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ダイレクトリクルーティングのスカウト配信数を管理できるシートです。各サービスや職種ごと送信数や返信数を把握して振り返りを行うことで、改善して行ける状態を目指しま.....

※料金は各社ホームページから抜粋/2021年3月19日時点

まとめ

◇ダイレクトリクルーティングとは?
企業から求職者に直接アプローチする採用手法
◇3つのメリット
1. 採用コストが削減できる
2. 優秀な人材に直接アプローチできる
3. 候補者への動機づけがしやすい
◇3つのデメリット
1. 採用担当者の工数が増加する
2. 採用スタンスの変革が求められる
3. 一括大量採用が難しい
◇ダイレクトリクルーティングを成功させるためのポイント
1. 即効性を求めない
2. 本当にダイレクトリクルーティングが必要なのか、課題を抽出しておく
3. 社内の協力と理解を得る
◇おすすめのダイレクトリクルーティングツール
1. OfferBox
2. キミスカ
3. dodaキャンパス
4. iroots
5. Matcher
6. openwork

この記事では、ダイレクトリクルーティングの概要を説明した後、活用するメリット・デメリットについて解説しました。優秀な人材の出現をじっと待つのではなく、自分たちから優秀な人材を発掘してアプローチしたいと考える企業のみなさまにはぜひおすすめのサービスとなります。これを機にダイレクトリクルーティングの導入について検討してみてはいかがでしょうか。