【新卒採用】母集団形成の方法をまとめました | メリット・デメリットを解説

【新卒採用】母集団形成の方法をまとめました | メリット・デメリットを解説

【新卒採用】母集団形成の方法をまとめました | メリット・デメリットを解説 640 427 株式会社アールナイン

新卒採用において「自社のターゲットに合った学生をどのように集めるのか?」は非常に重要な問題です。どれだけ選考フローを整備したり、入社後の受け入れ態勢を整備しても、そもそも学生が集まらないことには始まりません。

最近では、母集団形成の手法も多様化してきており、自社に合わせたやり方を取捨選択することが採用成功へのカギを握っています。また、最近では新型コロナウイルスの影響により合同説明会などリアルイベントの実施が難しくなるなど母集団形成のトレンドにも変化が起きています。

そこで今回は、「母集団形成の手法」について解説していきます。ぜひ自社に合った採用手法を見つけるためのヒントにしてみてください。

「母集団形成」とは

そもそも「母集団」とは、統計学で「調査したいデータ全体」を意味する言葉です。そこから転じて採用活動においては「自社の求人に応募してくれた応募者の総数」のことを指します。たとえば、2022卒採用で合計100名の学生から応募があった場合、母集団の総数は100となります。つまり、「母集団形成」とは「自社に応募してくれる学生を集めること」と言えるでしょう。

母集団形成において大切なのは、自社のターゲットに合った質の高い学生を必要な数だけ集めることです。どれだけ多くの学生を集めてもターゲット層とズレていては採用の工数ばかりがかかってしまい意味がありません。逆に、質の高い学生が集まっても数が少なすぎると採用目標人数に到達することができません。自社にとって最適な「質」と「量」を担保することが肝心になります。

「母集団形成」の手法5選

この記事では、母集団形成手法として最も主流の5つのやり方について解説します。

1. 就職ナビサイト

約90%の企業が利用しているもっとも一般的な母集団形成手法です。

様々な企業の求人情報が掲載されており、学生はワンクリックで気になった企業に応募することができます。ナビサイト最大手の「マイナビ」では、約900,000人の学生・約24,000社の企業が登録しています。(2021卒)

【メリット】

  • 利用者数が多く、幅広い学生から認知してもらうことができる
  • 応募者管理システムが利用でき、学生の管理が楽にできる

【デメリット】

  • 掲載社数が多く、学生から見つけてもらえない可能性がある
  • 学生からの応募を待つ受け身の姿勢となってしまう

【就職ナビサイトの例】

「マイナビ」「リクナビ」「One Career」「あさがくナビ」「キャリタス就活」「アクセス就活」「ダイヤモンド就活ナビ」「キャリアパーク!」「ブンナビ」「CheerCareer」

2. 新卒サイト

約64%の企業が利用している母集団形成方法です。

最近では、企業を訪問する前に新卒サイトを参考に情報収集をしている学生も多く、ビジュアルも含めていかに魅力付けできるかが重要です。

一方、立ち上げに時間がかかるうえに、そもそも認知度が低い企業だとみてもらえる機会が少ないため、運用方法についてはよく検討する必要があります。

【メリット】

  • 自社独自のコンテンツを提供することができる
  • コンテンツを蓄積していくことができる

【デメリット】

  • 立ち上げに時間がかかる
  • 拡散方法とセットで考えないと認知してもらえない

3. 合同説明会・イベント

約52%の企業が利用しています。

応募前の学生と直接会って対話することができ、効率よく応募者の情報を得ることができます。

一方、最近では母集団形成手法の多様化により学生の参加数が減ってきていることに加え、新型コロナウイルスの感染拡大によって開催自体が滞ってしまっています。リアルイベントに代わる施策としてオンラインイベントの流行が高まってきています。

【メリット】

  • 女性限定・理系限定・体育会限定などターゲットを狙い撃ちすることができる
  • 多くの学生に自社のことを認知してもらうことができる

【デメリット】

  • 新型コロナウイルスの影響で開催数が減っている
  • 参加学生の数は減っている

【合同説明会・イベントの例】

「マイナビ就職EXPO」「OneCareer Expo.」「MeetsCompany」「キミスカLIVE」「Type就活フェア」

4. ダイレクトリクルーティング

約31%の企業が利用しています。

ダイレクトリクルーティングの特徴は「企業から学生に直接アプローチできる」ことです。

これまで主流だったナビサイトでは、基本的に求人情報を掲載した後は学生からの応募待ちでしたが、ダイレクトリクルーティングでは登録学生にスカウトメールを打ち、直接コンタクトを取ることができます。

一方、企業から学生を口説き落とす必要があり、学生への魅力付けの力が要求されるため、ずっと待ちの姿勢で採用活動を続けてきた企業にとっては採用スタンスの変革が必要となります。

【メリット】

  • 認知度の低い企業でも学生と接点を持つことができる
  • 情報感度の高い学生が多く、優秀層の学生と出会える可能性が高い
  • 成果報酬型の場合が多く、コストの無駄が少ない

【デメリット】

  • 学生へのオファー文を作成する必要があるため、管理工数がかかる

【ダイレクトリクルーティングサービスの例】

「OfferBox」「dodaキャンパス」「キミスカ」「iroots」「Matcher」「openwork」など

5. 人材紹介サービス

約25%の企業が利用しています。

新卒紹介は、人材紹介会社が企業の採用要件に合った学生を紹介してくれるサービスです。エージェントが事前に魅力付けをしたうえで学生と接点を持つことができ、比較的承諾率が高い傾向にあります。

エージェントの紹介ありきの母集団形成手法のため、定期的な打ち合わせを綿密に行い、エージェントとの良好な関係を構築しておくことも重要です。

一方、ナビサイトなどに比べると、どうしても出会える学生の数が少なくなるため、人材紹介サービスの1本で採用を行うのではなく、別の手法と組み合わせることがおすすめです。

【メリット】

  • エージェントがマッチングしてくれるため、内定承諾率が高い
  • 成果報酬型のため、コストの無駄が少ない

【デメリット】

  • 出会える学生の数が少なくなってしまう可能性が高い
  • 人材紹介会社との関係構築ができていないと、優秀な学生を採用することが難しい
  • 一人当たりの採用コストが高い

【人材紹介サービスの例】

「就職エージェントneo」「キャリアパーク!就職エージェント」「Goodfind」「JOBRASS新卒紹介」「キャリタス就活エージェント」「キャリセン就活エージェント」など

まとめ

今回は新卒採用において主流な母集団形成手法を5つ解説しました。

どの手法にもメリット・デメリットがあり、目的に応じて使い分けることが重要です。

ぜひ自社に合った母集団形成手法を選び、採用を成功に導きましょう!

※参考文献:株式会社アールナイン「2021卒新卒採用に関する振り返りアンケート」(N=77)