23年度卒採用、今年はどうなる?これまでの傾向から見る企業と学生の動向まとめ

23年度卒採用、今年はどうなる?これまでの傾向から見る企業と学生の動向まとめ

23年度卒採用、今年はどうなる?これまでの傾向から見る企業と学生の動向まとめ 640 425 株式会社アールナイン

22年度卒採用も一番活動が盛んな時期に入り、繁忙を極めている企業様も多い頃かと思います。その中で、早くも23年度卒採用に向けての動きが始まりつつあります。早期から動く企業・学生は相互に接点をとる動きを行い、夏インターンや早期選考に向けての活動を行っています。採用活動の動きが早期化している中、従来のスケジュールのように6月に22年度卒採用の内定出しを行う頃には、23年度卒のインターンシップが始まるころです。昨年はコロナの状況もあり動きが間に合わなかったという人事担当者の方も多かったと思います。今年は全体の動きを把握しスムーズに動けるよう、今回は23年度卒採用の動きについてお伝えします。

基本的な就活スケジュールについて

基本的な就活スケジュールについては、昨年と同様です。昨年の10月、政府が2023年度卒の就職活動についても、6月に面接を解禁する現行ルールの維持を決定しました。就活ルールの抜本的な見直し自体は25年卒以降になるようです。

23年度卒採用スケジュールのポイントは以下となります。

  • 6月 インターンシップエントリー開始
  • 3月 本選考エントリー開始
  • 6月 選考解禁

しかし、既に就活ルールは形骸化しているところがあるため、もっと早く活動する企業・学生が多くなっています。また、学生間の情報感度の違いによって、活動時期の差が大きく開いているのも事実です。そのため、採用ターゲットの動きをできるだけ正しく把握しておくことが重要です。

一般的な学生の動き

一般的な学生の動きは、大学からナビの動きに合わせたスケジュールを伝えられることが多くあり、基本的に上記スケジュールに則っています。多くの学生は6月以降ナビにエントリーをし、7月~9月に夏インターンシップに参加、冬には冬インターンシップに参加をします。

学生がどの時期から活動を始めるかによって、様々な選考パターンがあります。

  • 夏インターンシップからの早期選考

夏インターンシップに参加する学生の中には、そのまま選考に乗り内々定をもらう学生も多くいます。夏にインターンシップを行い、9月など秋から早期選考をするというスケジュールです。

  • 秋・冬インターンシップからの早期選考

冬にインターンシップをする企業様も多くあります。冬インターンシップの目的としては、インターンに参加した学生が選考に直結することです。インターンに参加後、年明けには内々定をもらうスケジュールです。

  • 3月からのエントリーから始まる本選考

そして、3月マイナビのエントリーから始まる本選考です。本選考の中でも、3月の説明会から順次選考を始めて3,4,5月に内定を出す企業も多くなっています。一方で、スケジュール通り6月以降に内定を出す企業もあります。

早期に活動する企業・学生の動き

上記就活スケジュールとは異なる、早期から活動を行う企業・学生の動きは、かなり多様化しています。実際の例をいくつかお伝えします。

  • 1、2年生の学生に接点をとり、採用活動につなげる動き

学生によっては1,2年生のころから、就職活動やキャリアを考えるための動きをしています。1,2年向けのイベントへ参加したり、社会人の話を聞いたり、長期インターンシップに参加をするなどの行動をしています。企業側も、学生を長期インターンシップ生として受け入れ、一緒に仕事をしながら、そのまま内定を出す、ということも少なくありません。一緒に働く期間を経ているため、入社後のミスマッチがないというメリットが多くあります。

また、1,2年生向けの短期インターンシップを夏に行い、成績優秀者に内々定を出してしまう、という策をとる企業もあります。

  • 大手ナビのスケジュールに従わず採用活動を進める動き

母集団形成の施策として大手ナビサイトをメインで活用している企業では、上記スケジュールよりも早くインターンやエントリーの打ち出しができないため、上記スケジュールで採用活動を行うことが軸になると思います。一方、ここ数年の採用活動・就職活動の手段は多様化しているため、企業ごとにスケジュールを設定して動いているというパターンが多いです。ダイレクトリクルーティングなどでは、オファーの送信数を調整することで、母集団形成のスケジュールをある程度調整することができるため、インターンシップを早期から開催したり、選考についても他社に先駆けて早期から行うことが多くあります。

学生側も、大手ナビのオープン時期以外は、ダイレクトリクルーティングや就活イベントなど、いくつかのツールを合わせて活用しています。

  • 通年採用を行う企業の動き

一方で、さらに先を見据えて通年採用をスタートする企業も増えてきました。通年採用の企業様は、新卒採用という枠にとらわれず、既卒の方や第2新卒の方への採用も積極的に行うため、通年採用を選択している場合が多く見受けられます。

採用ターゲットや目的によって、早期からスケジュールを立てておくことが大切

上記のように、様々なスケジュールで活動する企業がいることがわかり、どの時期でも採用活動は行えることがうかがえます。そのため、どのような採用のスタンスで、どのような学生を採用してくのか、という「目的」からスケジュールを決めていくことが大切です。スケジュールによっては採用活動の進め方が大きく変わってくるため、今のうちからスケジュールと大まかなプロセスを考えておきましょう。