【人材紹介会社が紹介してくれない】推薦が来ない理由と8つの対処法


【人材紹介会社が紹介してくれない】推薦が来ない理由と8つの対処法

2020年の夏までは転職希望者数も増加傾向にありましたが、コロナの影響が長期化している今、転職市場における採用の難易度が上昇しています。

そのような中、エージェントを活用しながら中途採用を進めている人事担当者の方も多いのではないでしょうか。中には、エージェントからなかなか人材を紹介してもらえない、紹介があがってきても採用要件に合わないなど、うまく採用に繋がらないという声も伺います。

実は、エージェントをうまく活用するにも「コツ」があります。エージェントや担当者のタイプにもよるので一概には言えませんが、今回はエージェントの活用について紹介します。

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人材紹介会社から紹介が来ない理由

「クライアントが発注をしているのだから、エージェントが候補者を紹介してくれるのが当然」と思うかもしれません。しかし、実際にはエージェント側にも事情があります。

クライアントはエージェントから採用が成功している「注力企業」とそうでない「非注力企業」に分けられています。まずはエージェントの事情を知ったうえで対応をすることが大切です。

エージェント担当者は「決まりやすい」企業に注力する

まず、人事担当者との窓口になるリクルーティングアドバイザー(RA)の立場ですが、彼らも営業担当として数字を背負っています。企業によってKPI(重要業績評価指標)の置かれ方は違いますが、紹介数や決定数などを数値として設定されています。

RAも当然目標である数字を達成しなければならないので、担当企業の中でも、「紹介がしやすい企業」「求人が決まりやすい企業」に注力します。そのためRAの注力企業に入るには、RAにとって「候補者を紹介しやすく、紹介をすればそこから採用を決めてくれる企業」になる必要があります。

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人材紹介会社からの紹介数を増やすための8つのポイント

1.候補者を紹介しやすい求人であること

上記より、RAは決定可能性が高い求人に優先的に候補者を紹介します。ですから、RAが候補者をイメージできるような求人内容であることが重要です。そのためには、以下を心がけるとよいでしょう。

2.求人票の内容を充実させる

エージェントがまず紹介の有無を判断するのは求人票の内容です。求人票から候補者のイメージが湧くようにしましょう。また、条件や経験、スキルでのマッチングを行うことが多いため情報を充実させ、さらに実際の業務内容、やりがいなども詳しく記載しましょう。

3.求人内容についてエージェントとすり合わせる

求人票を充実させつつ、エージェントに求人内容の詳細を伝える機会も設けましょう。エージェントの知識レベルや認識は担当者それぞれ異なるため、実際に打ち合わせなどで説明し認識をすりあわせ、エージェントからの質問にも答える場を設けましょう。定期的にそういった場を設けることで、紹介される候補者の採用要件とのずれも改善される可能性があります。

4.キャリアアドバイザー(CA)にも求人情報を伝える

人事担当者が普段やり取りをしているのはRAですが、候補者と対峙しているCAにも求人内容を理解してもらうことが重要です。候補者に求人票を直接紹介するのはCAとなるので、候補者に正しく情報を伝えられるようになる可能性が高くなります。企業様によっては、RAとCAの双方を集め説明会を行っている場合もあります。

5.エージェントに協力的であること

紹介しやすい求人であることと同時に、エージェントが「この企業に紹介したい」と思ってもらえるように働きかけを行いましょう。そのためには定期的に接点をとり、エージェントからの質問にはしっかりと回答するなど関係構築を行っていきます。具体的には、以下のポイントがあります。

6.候補者についてフィードバックをする

紹介された候補者が選考に進んでいく中で、社内でどう判断されたのか、という選考の結果はエージェントからすると気になる情報です。フィードバックから候補者のフォローを行ったり、紹介した候補者が企業に合っていたのかを確認することで今後の紹介に生かせるためです。理由を伝えないまま不合格とだけ伝えてしまうと、エージェントのモチベーションが下がってしまう可能性があります。

7.エージェントにとって有益な会社情報の提供をする

エージェントが「候補者を紹介したい」と思うような情報を伝えましょう。例えば「採用人数を拡大している」、「事業が拡大している」という情報などです。候補者にとっても魅力的な情報となります。

8.候補者の満足度を上げる

エージェントは候補者に求人票を紹介します。場合によっては候補者の志望意欲は高くないものの、「とりあえず」というスタンスで求人を紹介することもあります。面接時に、意欲の低さを感じたとしても真摯に対応し、候補者が「選考を受けてよかった」と思ってもらえることが大切です。面談や面接で候補者が不快な思いをしてしまうと、その求人を紹介した紹介会社のイメージも下がってしまう可能性があるため、エージェントは紹介をしづらくなります。候補者と接するときには、与える印象にも注意しましょう。

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エージェントとパートナーとして協力していくことが大切

ここまで、エージェントとの関係性構築や活用についてご紹介してきました。留意すべきことは、エージェントは、ともに採用成功を追いかけていくパートナーであるという認識です。パートナーとして対等に接し、良好な関係性構築をしていきましょう。

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