新入社員が現場配属後に直面する悩みとは?新入社員研修後のフォローを考える

新入社員が現場配属後に直面する悩みとは?新入社員研修後のフォローを考える

新入社員が現場配属後に直面する悩みとは?新入社員研修後のフォローを考える 640 427 株式会社アールナイン

今年の新入社員が入社してしばらく経ち、新入社員研修もひと段落ついた頃かと思います。入社後1~3カ月間の集合研修を経て、新入社員を現場に配属する企業様が比較的多いですが、その後どのようにフォローをしようかと迷っている人事担当者・現場担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は新人研修後の新入社員フォローについてお伝えします。

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本資料は弊社が2021年1月に実施した新入社員研修に関する実態調査の結果をもとにしたレポートです。

新入社員が現場配属後に悩むこと

新入社員フォローを考える前に、まず新人が配属後に直面する悩みにはどのようなものがあるかを把握しておきましょう。新入社員の方からよく聞く悩みには、以下のようなものがあります。

配属先の人間関係

配属先の上司や先輩とうまくいかないという声はよく聞きます。状況は人によりさまざまですが、話を聞いていると、上司・先輩と新入社員とのコミュニケーションが少ないことから生じる齟齬が多いです。そのため、「自分が困っているのに、声をかけてくれない」「嫌われている気がする」など思い込みで不安になってしまっていることも少なくないようです。上司・先輩と対話をしてみたらどうか、というアドバイスをすると「嫌われていると思ったのは勘違いで、よく話してみたら不安が解消された」ということも多々あるようです。このようにコミュニケーション不足から悩みが生じるケースもありますが、場合によってはパワハラや相性が悪いなどの可能性もありますので、企業としては事実を把握し、必要に応じて対応することが大切です。

仕事内容について

仕事内容そのものについて不安を感じる方も多いです。「仕事がうまく覚えられない」「思うように結果が出ない」「業務量が多くてつらい」ということが挙げられます。新入社員のときはできない仕事があるのは当たり前ですが、本人にとってはそのことに落ち込んでしまうことも少なくありません。そこで、1年目にはどの程度の到達レベルを期待しているのかを予め新入社員に説明してあげるといいでしょう。他にも仕事の中で何が難しく、何に工数がかかっているのかを聞いてフォローしていきましょう。悩みの内容によっては、業務の振り方を変えたりマネジメントやフォローの方法を見直したりすることが大切です。

現実と理想のギャップ

最近の若手社員の方で特に多い悩みとしては、「仕事内容が思っていたものと違った」「他の仕事をしたい」「自分のキャリアを考えたときに不安」といった内容です。売り手市場の就活を経験した学生は就職先を選べる状況にあり、就活ならではのキラキラした企業イメージもついています。また、内定者フォローも手厚く行われているため、「就職するまではお客様のような丁寧な扱いを受けていたのに、実際就職してからは厳しくてびっくりした」という方もいます。また、最近の若手社員は現状の仕事が楽しいかという点も大切にしていますが、同時に将来やキャリアについても常に不安視しています。そのため仕事の意義が感じられない、自分の力にならないのではないか、と思うと転職を考える方も少なくないようです。実際に、「やりたいことではなかった」「このまま続けていてもスキルが身につかない」「自分にできることをもっと増やしたい」といって転職をされる方の話をよく耳にします。入社後にこのようなギャップを感じることのないよう、採用活動や内定者フォローの段階ですり合わせをすることが大切です。

研修後の新入社員フォローは何をすればよいか?

では前述のような悩みを持つ可能性のある新入社員をどうフォローすればよいのでしょうか。

新入社員の状況を把握できる環境をつくる

研修中は新入社員の状況が良くわかると思いますが、現場に配属されると、それぞれの配属先にすべて委ねられることになります。新入社員の悩みや成長度合いも現場によりまちまちになることがおおいので、定期的に新入社員の状況がわかるような仕組みをつくると、新入社員の変化に気づけ、対策が打てるようになります。たとえば社員満足度調査やサーベイツールを使い、定量的に新入社員の状況がわかるようにするとよいでしょう。エンゲージメントツールはいくつかありますが、新入社員の心情は変わりやすいものですので、頻度高くサーベイができるとより状況をタイムリーにみることができます。

新入社員の声を聴く

前述で新入社員の状態を把握できるようにしつつ、実際にどういう心境で何が現場で起きているのかを知ることが重要です。そのために、本音を聞くことができるような面談の実施や関係性の構築が大切になります。状態に変化があった新入社員には、すぐにフォローできる環境をつくりましょう。面談をすることで、新入社員の話を傾聴し、悩みを聞き出します。話をすることでガス抜きにもなり、そこから仕事の課題や、配属先で起きている問題を知ることで、解決策を考えることも可能です。状態に変化があったときにフォローできることは大切ですが、日ごろから面談も含め、コミュニケーションをとっておける環境をつくっておくことが大切です。

まとめ

◇新入社員が現場配属後に悩むこと
「配属先の人間関係」「仕事内容」「現実と理想のギャップ」
◇研修後の新入社員フォローは何をすればよいか?
「新入社員の状況を把握できる環境をつくる」「新入社員の声を聴く」

ここまで、新入社員のフォローについてお伝えしました。新入社員の状態を定性、定量的に把握できるように仕組みづくりをしていきましょう。また、現場配属後のギャップを少なくするためには、入社前からのすり合わせや研修時のマインドセットが重要です。

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本資料は弊社が2021年1月に実施した新入社員研修に関する実態調査の結果をもとにしたレポートです。