75社の採用担当者に聞いた!2023卒新卒採用インターンシップに関する実態調査

75社の採用担当者に聞いた!2023卒新卒採用インターンシップに関する実態調査

採用から定着まで企業の成長を支援する株式会社アールナイン(本社:東京都港区、代表:長井亮)は、この度、2023卒採用インターンシップに関する実態調査を実施しました。
以下に結果をご報告いたします。

2023卒採用の採用予定人数

2023卒採用の採用予定人数について聞いたところ、2022卒採用と変わらないと答えた企業が約76%。2022卒採用より増やすと答えた企業は約16%。逆に、2022卒採用より減らすと答えた企業はわずか1%程度でした。昨年に2022卒採用について同様の質問をしたとき(N=71)には2021卒採用より減らすと答えた企業が8%ほどあったことを考えると、新型コロナの影響によって一時的に落ち込んだ採用枠数を再び増やす企業も増えているのかもしれません。

2023卒採用の選考開始時期

 

2023卒採用の選考開始時期について聞いたところ、約6%の企業ではすでに開始していることがわかりました。10月ごろを境に選考を開始する企業の割合が徐々に増え、3月までに選考を開始する企業が全体の約80%を占めています。

2023卒採用の内定開始時期

例年のおおよその内定辞退率について聞いたところ、内定辞退率が0%、つまり「学生からの内定辞退は基本的にない」と答えた企業は、全体の約13%でした。また、内定辞退率の中央値は30%となっており、それより内定辞退率が高いのか低いのかが、自社の内定辞退率の評価を決めるひとつの目安となりそうです。

2022卒採用の内定辞退率の見積もり

内定辞退率

2023卒採用の内定開始時期について聞いたところ、すでに内定出しを開始している企業はほとんどありませんでしたが、やはり10月ごろを境に内定出しを開始する企業の割合が徐々に増え、3月の時点で約44%の企業が内定出しを開始。最も内定出しを開始する企業が多いのは4月~5月で、遅くとも7月までには内定出しを開始している企業がほとんどであることがわかりました。

2023卒採用のインターンシップの開催予定

2023卒採用のインターンシップを開催するか聞いたところ、約59%の企業ではインターンシップを開催することがわかりました。一方、約27%の企業がインターンシップの開催予定はないと回答しており、約14%の企業では実施は未定となっているようです。

 

2023卒採用のインターンシップの開催時期(複数回答可)

2023卒採用のインターンシップの開催時期について聞いたところ、最も多かったのは8月~9月のいわゆるサマーインターンの時期でした。インターンシップを開催する企業の過半数が夏の時期に実施するようです。次に多かったのが、大学生にとって冬休みにあたる12月~1月の時期で、ちょうど半数の企業が実施するようです。また、多くの企業で選考や内定出しを開始している2月~3月の時期に開催する企業も約33%となっています。

2023卒採用のインターンシップの種類(複数回答可)

2023卒採用のインターンシップの実施期間や実施形態について聞いたところ、最も多くの企業が実施しているのが3時間以内の1dayインターンシップ(Web)でした。全体の傾向としては、実施期間が短いインターンシップほどWeb開催の割合が高く、実施期間が長くなるほど対面で開催する企業の割合が高くなっています。企業と学生双方の意見として、「短い時間であればWebでもよいが、長い時間をかけるのであれば対面で直接コミュニケーションが取れるコンテンツにしたい」という思いがあるのかもしれません。

2023卒インターンシップの内容(複数回答可)

2023卒インターンシップの内容として、最も多くの企業が実施予定なのは業務体験型(実際の業務の一部を体験できる)のコンテンツでした。次に多いのがセミナー型(会社説明、ロジカルシンキング、リーダーシップ論など)、グループワーク型(新規事業立案、課題解決など)、職場見学型(実際の職場を見学できる)という結果になりました。

インターンシップを実施する際には、ついついコンテンツの質ばかりに目が行ってしまいがちですが、弊社が自社の採用イベントに参加してくれた学生41名に対してどのようなインターンシップに参加したいか聞いたアンケートでは、最も多くの学生が重要視していたことは「社員との交流がある」でした。実際に学生に話を聞くと、「インターンシップでは内容はもちろん、どんな雰囲気の社員がいるのかを見ている」「学生に対しての対応だけでなく、途中の何気ない社員同士の会話を注視している」といった声が聞かれました。

インターンシップのコンテンツという点においては、学生の多くが仕事の体験ができることを求めているため、業務体験型のコンテンツを企画することは学生のニーズに合った選択肢だと考えられます。

2023卒採用インターンシップの広報手段(複数回答可)

2023卒採用インターンシップの広報手段として最も多かったのが自社ホームページとナビ媒体でした。昨年の数字と比較すると、自社ホームページやSNS(Facebook、Instagram、Twitterなど)を使って集客をしている企業の割合が増加しているのが特徴的です。ITの発展によって学生がスマホなどを使って簡単に企業を検索できる状況になっている中、webやSNSを使った広報戦略は今後ますます重要になりそうです。

2023卒採用インターンシップの企画方法と外部に委託することへの意見

2023卒採用インターンシップの内容を自社で開発したか聞いたところ、約87%の企業は自社で開発しており、外部に委託している企業はわずか4%しかありませんでした。「外部委託の企業はまだ少なく、興味を持っている企業は21%ほどではありますが、実際に利用いただいている企業様からはこんな声をいただいております。

・当日の時間管理やブレイクアウトセッションへの移動、参加者の遅刻対応や問い合わせ対応など、自前でやるには多くの人員を割かなければなりませんでした。R09さんにご支援いただいたお陰で、細かい部分を気にすることなくインターンシップを行うことができました。

・現場社員をアサインしていましたが、人事側の意図とは違うようなことを学生に伝えてしまい、結果として満足度が下がってしまうことなど起きていました。プロであるR09さんにファシリテーションをお願いできたお陰で、仮に人事側の意図と違うことを現場社員が言っていったとしても、丁寧にフォローしていただいたお陰で、誤解を招くことなく、むしろ満足度を上げていただくことができました。

2023卒採用インターンシップに関する課題(複数回答可)

2023卒採用インターンシップについて、最も多くの企業が抱える課題がマンパワー不足でした。3番目にはコロナ禍ならではの課題オンライン化への対応が挙がりました。

2023卒採用インターンシップを成功させるための秘訣

2023卒採用インターンシップを成功させるための秘訣として、最も多かった回答がコンテンツの質と社員の人柄でした。実は、コロナ禍のインターンシップにおいてはコンテンツの質はさることながら、ファシリテーション力が非常に重要になってきています。最後にマンパワー不足の問題と併せて解説していきます。

 

インターンシップ成功へのポイントは、マンパワー不足の解消とファシリテーション力

今回のアンケート結果を見ると、インターンシップの実施に関して最も多くの企業が抱えている課題がマンパワー不足であることがわかりました。

新型コロナの影響によってオンラインでインターンシップを実施することが当たり前となっていますが、オンラインではオフラインに比べてより多くの人員を割く必要があります。

なぜなら、オンラインは自宅から気軽に参加できる反面、学生の参加意欲がバラバラになりやすく、オフラインよりも「場の一体感」を醸成することが難しいからです。

特に、意識的に増員すべき人員はファシリテーターです。インターンシップでは学生をチームに分けてグループワークを実施する企業も多いと思いますが、オンラインではオフラインに比べて指示をきちんと聞けていない学生がいたり、双方のコミュニケーションが取りづらいため、各チームに1人は人員を揃え、コンテンツが盛り上がるようにサポートすることが必要不可欠になります。

実際、弊社の業務体験型のインターンシップでは、1つのグループ(学生4人~5人)につき1人のファシリテーターを用意して、学生さんが一体感を持ってワークに参加できるよう工夫を凝らしています。

その結果、インターンシップの満足度は98.4%を記録。学生の1人からは以下のようなコメントもありました。

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R09の社員の方が数人参加していたことが印象に残りました。ほかのインターンシップでは学生100人に対し2~3人の社員の方が参加するということが多かったですが、学生15人に対し3人参加しているというところで「就活生に対して寄り添うということに積極的で採用までの工程でも手を抜かない会社なんだな。」と思いました。―――――――――――――――――――――――――――

また、学生がインターンシップにおいて期待することのひとつとして、社会人からのフィードバックがあります。インターンシップの満足度を向上させるためには、ワークの内容自体が魅力的であることはもちろん、最後のフィードバックでどれだけ学生の良かった点を褒め、ワークの意義を納得させ、会社の魅力を訴求できるかが重要になります。

しかし、そもそもマンパワー不足が課題となっている中で、ファシリテーションの人員を増やし、学生に対する個別のフォローを行うことは難しいと感じていらっしゃる企業がほとんどではないでしょうか。

そこで、おすすめなのがR09のインターンシップ代行サービスです。弊社ではこれまでに約400社の企業の採用をサポートしてきた人材プロフェッショナルが貴社のインターンシップの運用をサポートいたします。

実務に入る人材プロフェッショナルは、年間100回を超える採用に関する講演を実施している人材業界経験者やキャリアアドバイザーとして3,000人以上の相談に乗ってきた企業人事経験者など経験豊富な人材ばかりなので、安心して業務を任せることができます。

また、弊社のインターンシップ代行では、当日のファシリテーションの代行だけではなく、学生との日程調整や当日の資料の作成、事前の面接選考、前日のリマインドメール、学生へのフォロー電話、学生への次回フロー案内など、インターンシップ前後でのバックオフィス業務も代行可能です。

さらに、「毎年同じコンテンツに飽きている」「他社と違うコンテンツを提供したい」「オンラインに対応したコンテンツを準備したい」といったお客様に向けては、インターンシップコンテンツの企画からお手伝いさせていただきます。

インターンシップにお悩みの企業様は、ぜひお気軽に株式会社アールナインまでお問い合わせくださいませ。

 

【会社概要】
社   名:株式会社アールナイン(R09)
代   表:長井 亮(ながい りょう)
設   立:2009 年 7 月 10 日
所 在 地:東京都港区虎ノ門1丁目17番1号
虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー5F
事業内容:採用コンサルティング・アウトソーシング
教育・研修・定着のための社員面談代行
国際キャリア・コンサルティング協会の運営

T  E  L:03-6205-4499
F  A  X:03-6800-2033
U  R  L:https://r09.jp/
E -MAIL:jimukyoku@r09.jp

【調査概要】
タイトル:2023卒インターンシップに関する実態調査
調査対象:民間企業様
調査期間:2021/8/18(水)~2021/8/25(水)
調査方法:インターネットによる調査
調査地域:全国
提 出 数:有効回答 75
実施機関:株式会社アールナイン

<この件に関するお問い合わせ>
電話 03-6205-4499(広報担当:植本)
植本携帯 080-9708-2523