【採用担当必見】Z世代の採用活動に効果的な採用手法とは?

【採用担当必見】Z世代の採用活動に効果的な採用手法とは?

【採用担当必見】Z世代の採用活動に効果的な採用手法とは? 640 427 株式会社アールナイン

X世代、ミレニアル世代、Z世代へと世代が変化するとともに、就職活動や転職のスタイルにも大きな変化が現れます。

価値観が変われば仕事で重視するポイントも変わります。

また、テクノロジーの進化によって新しいツールが生まれると、採用活動においても活用するツールのトレンドに変化が起こります。

採用活動を行う人事担当者は、現代のトレンドを理解し、今の世代にあった手法を積極的に取り入れていく必要があります。

今回は、Z世代に適した採用手法やZ世代の就活傾向など、Z世代の採用活動を成功させるポイントについて解説していきます。

今回の記事を読んでいただき、Z世代に対する効果的な採用活動を行なっていきましょう。

Z世代の採用トレンドから見る効果的な5つの採用手法

Z世代を対象とした採用活動の精度を上げていくためには、Z世代向けの採用トレンドを理解する必要があります。

近年では、新型コロナウイルスにより非対面のコミュニケーション機会が増加しています。

採用活動でもオフラインからオンラインの対応へ切り替わるなど、採用手法にも大きな変化が見られます。

もし、今も変わらず数年前と同じ手法の採用活動を行っているなら、最新トレンドに合わせた採用活動に取り組む競合他社との間に大きな差が生まれてしまいます。

現代の採用トレンドを理解し、積極的に採用活動に活かしていきましょう。

①SNS

 Z世代は「ソーシャルネイティブ」とも呼ばれ、若い頃からSNSを活用して育ってきました。

SNSを通じて世界各国の最新情報を吸収し、多様な価値観に触れています。

Z世代は当然、就職活動においてもSNSをフルに活用します。

就職活動において、TwitterやInstagramを用いて「22卒 就活」などタグ検索をして、リアルかつ、鮮度の良い情報を収集している傾向が見られます。

そのため、企業側としては採用活動の一環として、企業の公式アカウントを開設して積極的に情報発信を行う企業が増えてきています。

企業アカウントの運用は、人事や広報の担当者が中心になって行うことが多いですが、実際に現場で働く社員の生の声や、会社の雰囲気などがわかるコンテンツを作っていくことも重要です。

求職者がSNSを通して、会社で働くイメージがリアルに浮かぶようなコンテンツ設計ができると効果的です。

SNSの活用ツールについては、目的別に分けている企業が多く見受けられます。

例えば、企業の情報をオープンに発信する際は、TwitterやInstagramなど拡散性の高いツールを使用し、パーソナルな連絡をする際はLINEを使うといったように、目的別にツールを使い分けると効果的です。

日常で複数のツールを使いこなすZ世代であれば、ツールが複数にまたがることへの嫌悪感はなく、むしろ情報整理のために分けられていることに好感を得る方が多いでしょう。

その際、企業の都合でツールを使い分けるのではなく、候補者のユーザビリティを意識して、SNS運用を計画していく必要があることは忘れないようにしましょう。

また、タグ検索で使われるキーワードを分析・予測して、情報発信を行っていくこともSNS活用において重要なポイントです。

②オンライン説明会(Web説明会)

Z世代の採用活動ではオンライン説明会も多く用いられています。

オンライン説明会では、地方の学生も負荷なく参加できるため、オフラインの説明会より、多くの候補者を集めることができるという利点があります。

また、自宅からストレスなく参加できるため、少しでも興味がある候補者へ届けることができ、幅広い層へリーチできるのも利点の一つです。

認知を拡大させ、1人でも多くの候補者から選びたいという企業の戦略を達成するためには、効果的な手法です。

オンライン説明会では、企業側の発信だけをすることもできますが、候補者のチャットや音声をオンにしてインタラクティブなコミュニケーションをとることもできます。

目的にあわせて、コミュニケーションの方法も調整していきましょう。

③ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングとは、企業が求める候補者に対して、直接アプローチをかけていく採用手法です。

求める人材に直接アプローチをかけるため、その人材を獲得することができれば、採用戦略としてのインパクトは大きくなります。

ダイレクトリクルーティングでは、競合他社に先に獲得されることがないよう、早め早めに動いていかなければなりません。

また、対象とする世代の特徴をよく理解し、企業の強みやビジョンを明確に伝えていく必要があります。

候補者個々にアプローチするため、一般的な訴求ではなく、自社の良さをより尖らせてアプローチすることができる点もダイレクトリクルーティングの強みです。

大人数を対象にする説明会より、候補者一人ひとりに刺さりやすいメッセージを伝えることができます。

Z世代はSNSを使いこなす方が多く、FacebookやInstagramなどで自己PRしている方も多いので、SNSを通じて求める人材を探すことができます。

また、Linkedinから求める企業の傾向を参考にするということも可能です。

自社が求める人材である可能性を感じた場合は、積極的にコンタクトをとっていきましょう。

④AIチャットボット

最近では、採用活動にAIチャットボットを活用する企業も増えてきています。

AIチャットボットを活用することで、候補者から多く寄せられる質問に対しては、営業時間と関係なく即時返答することができるようになります。

それにより、候補者が返信待ちをするストレスがなくなります。

複数の企業とコンタクトする候補者にとっては、こういった配慮を嬉しく思い、企業に好感を抱きます。

また、企業側も候補者とのコミュニケーションにかかるコストを削減できるため、空いたリソースを採用活動の質を高める業務に充てることができます。

加えて、質問内容をデータとして蓄積することもできるため、今後のより良い採用活動へと生かす資産を作っていくことにもなります。

⑤動画コンテンツ

Z世代はスマホを活用して、動画コンテンツにも多く触れています。

そのため、日常で慣れた動画コンテンツを採用活動に用いることも非常に効果的です。

企業からのメッセージをYouTubeなどの動画コンテンツとして配信することで、候補者はより簡単に企業の情報を収集することができ、動画を通して企業のリアルな雰囲気を感じることができるようになります。

動画コンテンツであれば、候補者は好きなタイミングで視聴することができ、気になる部分は何度も見返すことができます。

また、コンテンツを事前に作り上げることで、企業はより質の高い発信をすることが可能になります。

加えて、オンライン説明会と同様、地方に住む候補者へもリーチできるというのも利点の一つです。

誰でも、いつでも、何度でも視聴することができるというのが動画コンテンツの魅力です。

最近では、パーソルキャリア、ソニーミュージック、LOFTなどの大手企業もYouTubeで採用活動をしています。

また、企業側だけでなく就活生が主体となっているチャンネルも多くあります。

就活生が企業の採用担当に直接取材に行くなど、就活での経験や情報を共有しています。

加えて、動画コンテンツは企業が候補者へメッセージを伝えるだけでなく、候補者から動画で自身のPRをもらうという方法も可能です。

自己PR動画を作成し、企業に送ってもらうという方法です。

Z世代はスマホでの動画撮影にも慣れているため、大きな抵抗感なく対応することができます。

今までは履歴書、職務経歴書といったテキスト情報のみでしか候補者を判断することができませんでしたが、動画により表情や話し方などの情報も得ることができるようになりました。

動画コンテンツは、現代にあった効果的な採用手法だといえます。

Z世代の就活傾向

Z世代の採用活動を成功させるためには、Z世代がどのように就職活動を行なっているかを理解する必要があります。

ここではZ世代の就活傾向について解説していきます。

①オンライン説明会の参加後に企業を絞り込む

Z世代の就活傾向の一つとして、多くの企業のオンライン説明会に参加し、その後に志望する企業を選考していることがわかりました。

あさがくナビが981人の学生を対象に、2021年6月時点のプレエントリー社数を調査したところ、21〜30社をプレエントリーしているという回答が最多でした。

また、内々定を得ている学生の6割超が「21社以上」にプレエントリーしていることも確認できています。

積極的にプレエントリーをすることで内々定の獲得に繋がっていることが分かります。

また、セミナーに参加したからといって、必ず選考へ進むという訳ではなく、自分とマッチしないと判断した場合は選考には進まず、企業を絞り込んでいる傾向があることも分かっています。

オンライン説明会やSNSなどで手軽に企業とコンタクトがとれるようになり、多くの企業との1次接触が増えたことがこのような結果に繋がっていると考えられます。

【引用元】
あさがくナビ
https://asahi.gakujo.ne.jp/common_sense/morning_paper/detail/id=3307

②社会に与える価値を重視する

Z世代は、スマホやSNSを通して若い頃から世界各国、多種多様な情報に触れているため、多様な価値観を持ちあわせ、社会課題への関心が高いことも一つの特徴です。

Z世代の特徴とは?【ミレニアル世代との比較解説あり】
Z世代の特徴とは?【ミレニアル世代との比較解説あり】
突然ですが、「Z世代」という言葉をご存知でしょうか。近年、マーケティングや人事領域でも話題の中心となっているキーワードです。 現在、世界人口の約3分の1を占める.....

自分が仕事として行う活動が、誰の、何のためになるのかという点を重視します。

そのため、企業側はビジョンやミッションについて熱意を持って候補者へ伝えていく必要があります。

仕事を通して社会に与えることができる価値を、候補者に熱心に訴求していくようにしましょう。

③不安や疑問があればオンライン、オフラインの両方を利用して調べる

就職活動中は何かと不安が募ったり疑問に思うようなことが多くなります。

そのような場合、就活生が家族や親戚、友人に相談するというオフラインでの解決方法は昔から変わりませんが、加えてインターネットで検索して調べるという割合も増えてきています。

現代社会では、Web検索だけではなく、SNS、YouTubeなどからも情報を集めることが可能です。

Z世代の特徴であるデジタルの強さを活かして、就職活動での不安や疑問に関しても、積極的に自分で情報を収集する傾向があります。

④入社する意思がない企業は早めに辞退する

就職活動では、ほとんどの候補者が複数企業を同時に受けます。その過程で、数社から内定を得ることも少なくありません。

Z世代の傾向として、そのように複数社から内定をもらった場合、入社する意思がない企業を保留するということに抵抗感を抱く方が多いようです。

理由として、「自分が内々定を持っていることで、他の学生が採用されるチャンスを奪うことになる」「企業に迷惑がかかると思う」といった声が挙がっています。

株式会社学情が2022年3月卒業予定の大学生・大学院生に行なった「内々定の獲得数・保有数」に関するアンケートでは、2社以上「内々定」を得た学生の約6割は、「内々定」を保有する企業を「1社」に絞り込み、「入社意思」のある企業以外へは「辞退」を申し出ていることが分かっています。

Z世代の他者や企業に対しての誠実さが伺えます。

【引用元】
株式会社学情
https://service.gakujo.ne.jp/210902

Z世代の採用活動の4つのポイント

ここまでZ世代の採用手法、Z世代の就活傾向について解説してきました。

最後にまとめとして、Z世代の採用活動を成功させるためのポイントについて解説していきます。

採用担当者の方にとって、重要な内容となりますのでぜひ参考にしていただければと思います。

①アクティブに獲得する姿勢が必要

 古くからの採用活動では、求人情報を出稿し求職者からの応募を待つという「待ちのスタイル」でした。

しかし、Z世代の採用活動では、企業側から積極的にアプローチしていく「攻めの姿勢」が必要です。

前述したように、SNSやYouTube、オンライン説明会を通して情報発信を行うことや、気になる人材を見つけたら積極的にアプローチするダイレクトリクルーティングを行うことが重要です。

Z世代の候補者は、企業の理念や強みなどを知ったうえで、自分の価値観と合う会社で働きたいと考えています。

価値観への意識が高いZ世代に、企業の強みやビジョンを積極的に発信していくことは大きな意味を持ちます。

②多くの媒体を使ってアプローチする

 Z世代はデジタルに強い特性を持っており、日常的に多くのWebサービスやSNSを活用しています。

そのため、企業側も1つの媒体だけを使ってアプローチするよりも、多くの媒体からアプローチをした方が、候補者と接触できる確率はより高まります。

また、Instagram、YouTube、Linkedinといったサービスそれぞれによって強みやターゲットは異なります。

各サービスの特徴を理解したうえで、それぞれのサービスに適したコンテンツを作っていくことが好ましいといえます。

Z世代は、動画や画像といったように視覚的に情報を取り入れることを好む傾向があります。

文字ベースのコンテンツだけでなく、視るコンテンツも積極的に取り入れるようにしましょう。

③スマホファーストで考える

Z世代はスマートフォンを生活の軸として活用しています。上の世代と比較して、PCを使うよりスマホで完結させる割合が増えています。

Z世代の中には、スマホだけで就職活動を行う方もいます。そのため、応募フォームや、連絡手段もスマホで見やすく、使いやすいという視点が重要です。

従来のメール連絡ではなく、LINEを活用するといった方法も有効です。

LINEを活用することで、候補者は迅速に連絡に気づくことができるようになります。企業側も開封率を高めることができるようになり、候補者と企業側の双方にメリットが生まれます。

④ライバルは競合他社だけでないことを理解する

現代では、副業やフリーランスという働き方が浸透しはじめており、若い世代でも会社組織から離れて独立している方は少なくありません。

採用活動を行ううえで、競合他社ばかりをライバルと考えがちですが、個人で働くといったスタイル自体が競合になり得ることを理解する必要があります。

多様な働き方があることも理解したうえで、会社組織で働くメリットや、やりがいを訴求していきましょう。

チームで協働することで得られる人との繋がりや、会社組織だからこそできる大きな成果など、会社組織で働くメリットについて積極的に伝えていきましょう。

まとめ

Z世代の採用トレンドから見る効果的な5つの採用手法
①SNS
②オンライン説明会(Web説明会)
③ダイレクトリクルーティング
④AIチャットボット
⑤動画コンテンツ
④入社する意思がない企業は早めに辞退する
Z世代の就活傾向
①オンライン説明会の参加後に企業を絞り込む
②社会に与える価値を重視する
③不安や疑問があればオンライン、オフラインの両方を利用して調べる
④入社する意思がない企業は早めに辞退する
Z世代の採用活動の4つのポイント
①アクティブに獲得する姿勢が必要
②多くの媒体を使ってアプローチする
③スマホファーストで考える
④ライバルは競合他社だけでないことを理解する

今回はZ世代の採用手法、Z世代の就活傾向、Z世代の採用活動のポイントについて解説いたしました。

Z世代の採用活動を成功させるためには、Z世代の特徴をしっかりと理解し、価値観を受け入れ、採用活動を行なっていく必要があります。

今までの常識という枠に縛られ古いやり方に固執していては、Z世代の優秀な人材を獲得するのは困難です。

Z世代のことを理解し、Z世代に刺さるメッセージを伝えていきましょう。