【採用担当者必見】大学訪問を採用活動に取り入れるメリットとは?

【採用担当者必見】大学訪問を採用活動に取り入れるメリットとは?

【採用担当者必見】大学訪問を採用活動に取り入れるメリットとは? 640 427 株式会社アールナイン

新卒採用を成功させる1つのポイントとなるのが「母集団形成」です。

「就職サイトに求人情報を掲載しても思うように学生が集まらない」「母数が少ないため自社が求める人材を見つけられない」という悩みを抱える採用担当者の方も多いのではないでしょうか。

その悩みを解決する効果的な方法の1つが「大学訪問」です。

大学訪問は低コストでありながら、採用ペルソナとする学生とのコンタクトを大幅に増やすことができます。

既存の採用手法と大学訪問を組み合わせることで、母集団形成の質・量ともに格段の向上を図ることが可能です。

しかし、実際にはどのように大学訪問を行えばよいのかわからない採用担当者の方も多いのではないでしょうか。

今回は、大学訪問を行う目的から、大学訪問のメリット・デメリット、大学訪問を実施する際のステップなどについて解説していきます。

今回の記事を読んでいただくことで、大学訪問について知見がなかった採用担当者の方も、今年度から大学訪問を取り入れることができるようになります。

効果的な採用手法のチャネルを増やせるよう、大学訪問について学んでいきましょう。

大学訪問を行う目的

大学訪問を行う目的は、採用ペルソナの対象となる学生に対して、早期かつ主体的にアプローチを行うためです。

就活情報サイトで求人情報を掲載することも有効な採用手法1つですが、求職者からの応募に委ねる、待ちの手法です。

自社が求める人材が応募してくれるとは限りませんし、時間をかけて待ったが、想定する人数を集めることができなかったという結果になることもあり得ます。

そのため、採用活動においては、採用側が早期に、かつ主体的に動いていくことが必要となります。

大学内では、求人票の設置や、企業説明会を開催することで、採用活動の母集団形成に繋がります。

また、採用ペルソナが集まるであろう大学をターゲットとして、主体的にアプローチをとることで、母集団形成の量的な効果に加え、質の向上も狙うことができます。

加えて、一度大学と良好な関係を築くことができれば、翌年度以降も同様のアプローチをとることが可能となるため、長期的視野に立って安定的な採用活動ができるようになります。

大学訪問を用いることで、採用活動に厚みを持たせることができるのです。

大学訪問のメリット・デメリット

続いて、大学訪問のメリット・デメリットについて解説していきます。

大学訪問の6つのメリット

1. 採用ペルソナを中心とした母集団形成ができる

前述したように、大学訪問は企業が主体的に採用活動を行うことができるため、自社の求める人材へ直接アプローチすることができるようになります。

採用ペルソナとして自社の求める人材を定義し、採用ペルソナが所属していると想定される大学へアプローチを行うことで、母集団形成の質を大きく高めることができます。

母集団形成の質を高めることが、結果的に、採用ペルソナの獲得へと繋がります。

2. 大学と良好な関係を築ければ、大学が企業のアピールも行ってくれる

大学との信頼関係を築くことができれば、大学が代わりに企業のアピールを行なってくれることもあります。

学生が所属する大学側の発信は、学生にとって信頼できる情報となるため、アピールの効果は大きいです。

大学と信頼関係を構築することで、大学が行う合同企業説明会や学内就職セミナーなど大学が主催するイベントに参加できるほか、大学のキャリアアドバイザーから、就活相談に来た学生へおすすめの企業として求人を案内してもらえる可能性もあります。

また、研究室の教授からも企業を紹介してもらえることもあります。

3. 熱量の高い学生からアプローチを貰える機会が増える

大学訪問を通して積極的に企業の情報を発信することで、熱量の高い学生からアプローチをもらえる機会が増えます。

当初からターゲットとしていた学生からアプローチをもらえることもあれば、自社が気づいていなかった優秀な層からアプローチをもらえることもあります。

学生の中には、キャリアセンターにあるOBやOGリストを見て、アプローチをしてくれる方もいます。

大学訪問で主体的に企業の情報を発信していくことで、熱量の高い優秀な人材との接点を増やすことができます。

4. 低コストで行える採用手法

大学訪問は新卒採用の活動としては比較的低コストでおこなえる手法です。

イベント会場を借りて行う会社説明会とは異なり、大学訪問では会場代といった費用はほぼ発生しません。

大学とのコネクションを築くことができれば、求人票の掲示やパンフレット設置も無料で行うことができます。

実際にかかる費用としては、訪問する採用担当者の人件費と交通費程度ですので、他の採用手法と比較しても低コストで行える採用手法です。

5. 中小企業も認知を広げることができる

求人サイトでは大手の陰に埋もれてしまう中小企業も、大学訪問によって認知を拡大することが可能です。

就職活動において、情報入手先に大学のキャリアセンターや就職課を利用する学生は半数以上と言われています。

大学内に求人票を掲示したり企業のパンフレットを設置する。また、大学の担当者から学生に取り次いでもらえるようなことがあれば、就職先の候補として彼らの記憶に残ります。

求人サイトとは別のアプローチをすることで、求人サイトでは認知を獲得できなかった層へも、大学訪問を通してアプローチすることが可能です。

6. 大学との信頼関係を構築することで価値ある情報交換ができる

大学訪問を通して大学と信頼関係を構築することで、双方に利のある情報交換を行うことができます。

大学側は企業の担当者を通して、ビジネス界隈のトレンドや需要を知ることができます。
企業側は大学の担当者を通して、ターゲットとする学生のトレンドや価値観など、近い場所で接するからこそわかるリアルな情報を得られます。

大学運営、企業活動というそれぞれのアウトプットにつながる、双方に理のある情報交換が可能です。

昨今では、通年採用の拡大や、コロナ禍によるオンライン対応など、変化のスピードも加速しているため、こうした鮮度の高い情報交換はとても有意義なものになります。

大学訪問で生じる2つのデメリット

1. 数度と足を運ぶ必要があるため、人的コストがかかる

大学と良好な関係を構築するためには、企業の採用担当者が数度と足を運ぶ必要があります。
当然、労力や人件費といった人的コストがかかります。

地方大学に出向く際は、場合によっては宿泊も加味したそれ相応の期間が必要になり、大学訪問にいくことで、トレードオフしなければいけない業務がでてくることもあります。

人的コストが必要になるというポイントは、予めおさえておきましょう。

2. 大学と良好な関係を構築するためには、時間が必要とされる

大学訪問を効果的に行うためには、大学側の協力が不可欠です。

求人票を掲示するだけであれば、初回訪問でも対応してもらえるかも知れませんが、合同企業説明会や学内就職セミナーといった大学主催の会には、大学との信頼関係がなければ参加を依頼されることもありません。

学生への紹介に関しても、企業との信頼関係が無ければ、大学側は紹介したいという意欲が湧くことはないでしょう。

企業と大学との信頼関係は、時間をかけて、数度のコミュニケーションを通して構築されていきます。

採用担当者は足繁く大学に通い、時間をかけて大学側との信頼関係を構築する必要があります。

大学訪問を実施する際の4ステップ

続いて大学訪問を実施する際のステップについて解説していきます。

1. 採用ペルソナを設定する

まず初めに必要なことは、採用ペルソナを決定することです。
これは大学訪問に限ったことではなく、採用活動をするにあたり初期段階で設定しておく必要があります。

採用効率を格段にあげる「採用ペルソナ」の作り方
採用効率を格段にあげる「採用ペルソナ」の作り方
「この人を採用したい」と思う人から応募がこない。採用後、実際に働いたが期待する能力が発揮できず早期退職してしまった。このような経験をお持ちの採用担当者の方は多い.....

採用ペルソナを具体化することで、採用ペルソナが所属する大学のイメージが浮かび上がってきます。学部、学科、選考分野、サークル活動、留学経験なども含めてイメージできれば次のステップへ進むことができます。

2. 訪問する大学を決定する

採用ペルソナが具体化できたら、採用ペルソナが所属するであろう大学を想定し、訪問する大学を決定しましょう。

初回の大学訪問を行う際は、訪問する学校の候補が多すぎても工数がかかり、方針にブレも生じますので、3校程度までに絞ってみるのが良いでしょう。

もし、採用担当者の人的リソースに余裕がない場合は、1校のみに対象を定めて、集中して大学と関係性を築くことをお勧めします。

そうすることで、大学と迅速なコミュニケーションをとることができ、早期の信頼関係構築にも繋がります。

現在活躍している社員がOBやOGとなる大学を候補にするのも、効果的な方法の1つです。

活躍している社員と同じ傾向の候補者を集めることができ、候補者としてもOBやOGがいることで安心感を得られる方は多いでしょう。

3. 訪問する大学へアポイントをとる

訪問先の大学が決定したら、早速、大学へアポイントをとりましょう。

連絡先は大学の就職支援課、キャリアセンターなどに連絡をするようにしましょう。
また、理系学部であれば研究室の教授にアポイントを取る必要もあります。

大学のウェブサイトでは、就職支援課などのページとして企業の担当者向けに掲載された情報があります。

大学訪問や求人紹介の申し込みについて記載されたページを用意している場合が多いですので、大学指定の方法でコンタクトをとるようにしましょう。

④大学訪問の当日は必要なことに集中する

大学訪問当日は、予め時間が限られていますので、何を主に動いていくかを事前に計画しておきましょう。
求人票設置、学内説明会の参加申し込み、大学担当者とのコミュニケーションなど、大学訪問と言ってもアウトプットの方法は複数あります。

自社の採用活動において有効な手法は何かを考え、当日にやること、やらないことを整理しておきましょう。

また、学内説明会の申し込みフォームなどは、ウェブサイトで用意されていることもありますので、フォーマットがある場合は事前に準備して持参し、スムーズな対応ができるようにしましょう。

当日は、大学内でしか対応できないことに集中できるよう事前準備が大切です。

大学訪問に適した時期

最後に、大学訪問に適した時期について解説いたします。

大学訪問に関しては明確に決まった時期がある訳ではありません。

おおまかな目安としては下記のようなスケジュールで行われることが多いです。

◎就活ガイダンス :10月〜
◎業界研究セミナー:11月〜
◎学内合同説明会 :3月〜

大学によってスケジュールが異なるため、ターゲットとする大学のウェブサイトの情報を参考にすると良いでしょう。

また、大学側がどのくらいの時期に求人票を設置してもらいたいかを考えて動くことも必要です。

希望する日程から逆算して、大学側の準備期間も考慮しながら動き始めるようにしましょう。

まとめ

今回は、大学訪問の目的、大学訪問のメリット・デメリット、大学訪問を行うステップ、大学訪問に適した時期について解説いたしました。

大学訪問を上手に採用活動へ取り入れることができれば、より自社の採用ペルソナに沿った人材を獲得することが可能です。そのためには、大学側と強い信頼関係を構築していくことが重要です。

結局は、「人」と「人」です。大学に足繁く通い、誠意ある態度で接していくうちに、大学担当者との信頼関係は構築されていきます。大学訪問を成功させて、自社が求める人材を獲得していきましょう。

◆大学訪問を行う目的
採用ペルソナとする学生に対して、早期かつ主体的にアプローチを行うため
◆大学訪問の6つのメリット
1. 採用ペルソナを中心とした母集団形成ができる
2. 大学と良好な関係を築ければ、大学が企業の宣伝も行ってくれる
3. 熱量の高い学生からアプローチを貰える機会が増える
4. 低コストで行える採用手法
5. 中小企業も認知を広げることができる
6. 大学との信頼関係を構築することで価値ある情報交換ができる
◆大学訪問で生じる2つのデメリット
1. 数度、足を運ぶ必要があるため、人的コストがかかる
2. 大学と良好な関係を構築するためには、時間が必要とされる
◆大学訪問を実施する際の4ステップ
1. 採用ペルソナを設定する
2. 訪問する大学を決定する
3. 訪問する大学へアポイントをとる
4. 大学訪問の当日は必要なことに集中する
◆大学訪問に適した時期の目安
就活ガイダンス :10月~
業界研究セミナー:11月~
学内合同説明会 :3月~