中途採用の選考フローや母集団形成を作るメリットとは?

中途採用の選考フローや母集団形成を作るメリットとは?

中途採用の選考フローや母集団形成を作るメリットとは? 640 427 株式会社アールナイン

会社が新卒採用以外で新たに人材を確保する方法として、中途採用が挙げられます。中途採用は新卒採用の採用活動と比べ、異なる点がいくつかあります。採用担当者は中途採用の採用活動について、一連の過程や各項目を知らなければ効率的に人材の確保ができないでしょう。

今回の記事では、中途採用の選考フローを紹介します。また、選考フローを作るメリットや母集団形成についても解説します。この記事を読み終わった採用担当者は、中途採用の選考フローを理解し効率的に進められるでしょう。

選考フローとは

選考フローとは、会社が新たな人材を確保するために行う採用活動の一連の流れです。採用担当者は選考内容を決めたり、複数人の応募者を選考したりとさまざまな業務を行います。また、会社の各部署との連携を図りながら選考を進めます。

例えば、会社で新たな人材を採用したい場合、採用部署の責任者と採用担当者が応募者の情報や面接の項目を共有し、選考を円滑に行えるようにします。複数人の応募者がいる時は、選考を進める途中で合否を決める必要があるでしょう。採用担当者は選考フローを明確にすることで、スムーズな採用活動ができます。

中途採用の選考フローは、全ての会社が同じ方法で進めるわけではありません。面接試験を数回行う会社や1回だけの会社など、各会社によって進め方や採用基準が異なります。採用担当者は自社の選考フローや項目ごとの基準や内容を合否基準などの詳細を明確にしましょう。選考フローにおいて、さまざまな工程を円滑かつ誤りがないように行い、会社が求める人材を確保できるようにしましょう。

選考フローを作る2つのメリット

初めて中途採用の選考フローを作る採用担当者の中には、具体的なメリットを知りたい方もいるでしょう。選考フローを作ることは採用担当者だけではなく、他の社員にもメリットがあります。

以下が、選考フローを作るメリットです。

① 社員同士が情報を共有できる
② 今後の採用活動へ活かせる

ここでは、選考フローを作る2つのメリットを項目ごとに解説します。

メリット①社員同士が情報を共有できる

1つ目のメリットは採用活動の際に選考フローを設けることで、社員同士が情報を共有できることです。採用活動では多くの社員が関わるため、選考状況や応募者の情報を共有することが大事です。また、同じ意識を持つことで選考がスムーズに進むでしょう。

例えば、中途採用で数人の応募者の1次面接が終わった場合、質問への回答や履歴書などを社長や部署の責任者に伝え、合否を決めます。その後、最終面接を行う場合は共有した情報を元に、担当の面接官が新たな質問を行い合否を判断します。

社員同士がさまざまな情報を共有することで、質の高い採用活動が進められるでしょう。採用担当者は自社に興味や関心を持ってくれる応募者の中から、条件に合った人材を見つけてください。

メリット②今後の採用活動に活かせる

2つ目は、今後の採用活動に活かせることです。初めて中途採用の選考フローを作った場合、想定と異なる出来事やアクシデントが起こり得ます。

例えば、想定していた人数より多くの方が応募すると選考に費やす時間が増える可能性があります。採用担当者は採用活動以外に通常業務も並行して行っているため、負荷がかかることで仕事にミスが生じることもあり得るでしょう。採用活動を行った際は一連の流れを振り返り、改善点を次の採用活動に活かすことが大切です。

採用担当者が変更になった場合、前任者にアドバイスをもらい選考フローを改善すると効率的に進められるでしょう。中途採用の選考フローは会社によって異なるため、自社に合った方法を探してください。

中途採用とは

中途採用とは、新卒採用以外に行う新たな人材を確保する方法です。採用担当者は、人材不足や即戦力となる人材が欲しいなどの理由から不定期もしくは通年で採用活動を実施します。例えば、新たな部署を立ち上げる場合、人員を増やすことを目的に採用活動を進めます。また、専門知識を持った経験者を求めている場合は、何時でも選考ができる体制を整えています。

中途採用は新卒採用と異なり、ある程度の経験やスキルを求めているケースが多くあります。ただし、応募者のポテンシャルを見極めて採用することもあるでしょう。採用担当者は会社がどのような人材を求めているのか、明確な設定を決める必要があります。中途採用はさまざまな人材と会機会のため、チャンスを逃がさないようにしましょう。

中途採用を行う4つのメリット

中途採用は、新たな人材を確保できる絶好の機会です。会社は新卒以外に中途採用を行うことで、以下のようなメリットがあります。

① 即戦力の人材が期待できる
② 常時、採用が可能
③ 会社に新たな刺激を与えてくれる
④ ミスマッチを防ぐことができる

ここでは、中途採用を行う4つのメリットを項目ごとに紹介します。

メリット①即戦力の人材が期待できる

1つ目は即戦力の人材が期待できることです。応募者の中には、同じ業界で働いていた方が中途採用の選考を受ける可能性があります。また、異なる業界で働いた方でも、活かせるスキルや新しい知識を持っているケースもあるでしょう。

例えば、同じ業界で5年働いていた応募者の場合、専門知識や業界などを理解しているため、即戦力になります。豊富な知識や経験、高いマネジメントスキルを持っている方は、部署の責任者を任せられるでしょう。

中途採用はスキルや経験を持った方が応募する可能性が高く、会社の求める人材に出会えることに期待できます。

メリット②常時、新たな人材を採用可能

2つ目は、常時、新たな人材を採用できることです。中途採用は新卒採用と異なり、採用の時期が決まっていません。また、会社が求める人材が現れるまで採用活動を続けられます。

例えば、専門的な技術を持った人材を採用したい場合、選考の時期を決めずに条件に合った人材が見つかるまで待つことができます。

採用担当者は、自社に興味を持ってくれた新たな人材が採用試験を受けられるように会社のHPやSNSの情報更新を常に行いましょう。

メリット③会社に新たな刺激を与えてくれる

3つ目は、会社に新たな刺激を与えてくれることです。中途採用者は他社で培った経験や独自な視点を持っています。例えば、新たに入社した方の提案をきっかけに新たなシステムやマニュアルを導入できます。また、会社の問題点を指摘し、改善へ導いてくれることもあり得るでしょう。

中途採用者は会社に新たな刺激を与え、組織の改善につながることに期待できます。さらに、新たな取り組みを行うきっかけにもなるはずです。採用担当者は、応募者の中から組織を変える人材を探しましょう。

メリット④ミスマッチを防ぐことができる

4つ目は、会社と応募者との間でミスマッチを防げることです。中途採用は新卒採用に比べ、1人1人の応募者と向き合いながら質疑応答できる時間を確保しやすくなっています。ですから、応募者にとっても採用担当者に対して、疑問点や不安な点を詳しく聞けるメリットがあります。また、入社前に社内見学や社員に会える機会を設けてもらえる可能性もあるでしょう。

採用担当者は応募者に実際の現場や社員の意見を知ってもらい、入社後のミスマッチを防ぎましょう。ミスマッチを防ぐことで、早期に離職するリスクを減らせます。

中途採用の選考フロー

上記では中途採用のメリットについて、項目ごとに紹介しました。中途採用は、会社が求める新たな人材を探すために有効な方法です。採用担当者は効率的な採用活動を行うために、選考フローを把握することが大事です。

以下が、中途採用の選考フローになります。

① 採用計画を立てる
② 書類選考
③ 筆記・面接試験
④ 内定・入社

ここでは中途採用の選考フローについて、順序に沿って説明します。

ステップ①採用計画を立てる

採用担当者はが採用計画を立てていきます。採用計画は、効率的な採用活動を行う上で欠かせません。採用計画では「採用人数」「予算」「採用者に求めるスキル・経験」などを細かく設定します。さらに、採用過程で母集団形成を行うことで無駄を省くことが可能です。採用担当者は採用計画を立てながら、項目ごとに具体的な内容を決めましょう。

採用フローの中には、書類選考や筆記・面接試験などがあります。採用計画を立てる際に、同時に筆記・面接試験の内容を決めると時間を短縮できます。採用担当者は効率的かつ具体的に採用計画を立てましょう。

ステップ②ステップ2:採用活動を開始

採用担当者は具体的な計画を立てた後、採用活動を開始します。採用活動では計画で立てた募集方法を利用し、新たな人材を募ります。

例えば、ハローワークや転職サイトなどを活用し、1人でも多くの方に自社が求人を出していることを知ってもらいます。また、自社のHPでも求人の案内や採用ページを作成することで、直接問い合わせが来ることもあり得るでしょう。

採用担当者は人材を募集する方法を決め、採用活動を行ってください。募集方法が増え過ぎると、費用や手間がかかってしまう恐れがあります。採用活動では事前に立てた計画に沿って、効率的に進めましょう。

ステップ③書類選考・筆記・面接試験

採用活動を開始し応募者が集まった後、採用担当者は内定者を決めるために選考を行います。選考方法は会社によって異なりますが、書類選考から始めるケースが多いでしょう。書類選考では、応募者が提出した履歴書や職務経歴書を基にして、次の選考試験に進む候補者を決めます。

採用担当者は書類選考に通過した応募者に対し、筆記や面接の試験を受けてもらいます。筆記や面接の試験内容は採用計画の際に決めておくと、時間に余裕を持ちながら選考ができるでしょう。応募者の人数はある程度予測可能ですが、想定を越えるケースがあります。採用活動は通常業務と並行しているため、予期せぬ出来事があっても対応できるようにしましょう。

ステップ④内定・入社

採用担当者は応募者の選考試験の結果を基に、内定者を決めます。選考試験の合否は、事前に一定の合格基準を設けているとスムーズに出しやすいでしょう。例えば、筆記試験を行う場合は正答率に対し、3つの評価(A・B・C)に分けるようにします。選考試験の項目ごとに評価をつけると、複数の応募者を比較しやすくなります。

採用担当者は内定者を決定した後、応募者に向け電話やメールで合否通知を行ってください。内定者には電話でその旨を伝え、入社への意思や日時を確かめます。その後、採用担当者は内定者がスムーズに入社できるように定期的な連絡や手続きを行いましょう。

母集団形成について

採用活動は、事前に具体的な計画を立てることで無駄を省けます。採用担当者は採用計画を立てる上で、母集団形成を行うことが大事になります。母集団形成は採用活動において、重要な取り組みです。

・母集団形成とは?
母集団形成に活用できる方法

ここでは、母集団形成を詳しく解説します。

母集団形成とは?

母集団形成は、将来的に自社の社員として活躍する人材を集める取り組みです。採用活動において必要不可欠であり、自社の採用基準を満たした人材を効率的に集められることを目的とします。例えば、選考段階ごとの合格者を予め設定した上で採用活動を行います。また、採用者の人物像を決めておくことで、質の高い人材を採用できるでしょう。採用担当者は母集団形成を行い、一定数の質の高い人材を集められるように取り組んでみましょう。

応募者が想定していた人数よりも増減した場合は、事前に許容できる範囲を定めていると臨機応変な対応ができるでしょう。仮に想定よりも応募者が少ないケースでは、採用活動を継続する方法もあります。採用計画を立てる時には、さまざまなケースを想定することをおすすめします。

母集団形成が活用できる採用方法

母集団形成が活用できる採用方法は複数あるため、会社ごとに選択が変わってきます選択肢が変わるでしょう。採用担当者はスケジュールや費用など自社の事情によって、適した方法を選びますしょう。

例えば、厚生労働省が運営するハローワーク(公共職業安定所)を利用します。ハローワークは多くの求職者が利用する機関のため、自社を知ってもらえる可能性があるでしょう。また、費用がかからずコストを抑えられます。初めて採用活動を行う会社の採用担当者は、ハローワークを検討してもいいでしょう。

他の採用方法として、求人サイトや人材派遣会社に依頼する方法もあります。求職者の中には転職サイトや人材派遣会社を利用している方もおり、より多くの方との出会いに期待できるでしょう。ただし、利用する際には費用がかかり、採用活動の予算に含める必要があります。採用担当者は自社の採用活動の計画に沿いながら、新たな人材を探しましょう。

まとめ

本記事では、中途採用の選考フローについて、メリットや母集団形成を解説しました。中途採用の選考フローは会社によって異なるため、自社の事情を考慮した上で適した方法を選びましょう。採用担当者は、新たな人材を募る際に場合、具体的な採用計画を立てた上で行ってください。中途採用を効率的に進めることで、自社の条件に合った人材が見つかるでしょう。

◆選考フローとは
会社が新たな人材を確保するために行う採用活動の一連の流れ
◆選考フローを作る2つのメリット
メリット①社員同士が情報を共有できる
メリット②今後の採用活動に活かせる
◆中途採用を行う4つのメリット
メリット①即戦力の人材が期待できる
メリット②常時、新たな人材を採用可能
メリット③会社に新たな刺激を与えてくれる
メリット④ミスマッチを防げるぐことができる
◆中途採用の選考フロー
ステップ①採用計画を立てる
ステップ②ステップ2:採用活動を開始
ステップ③書類選考・筆記・面接試験
ステップ④内定・入社
◆母集団形成とは?
将来的に自社の社員として活躍する人材を集める取り組み
◆母集団形成が活用できる採用方法の例
・ハローワーク(公共職業安定所)
・転職サイト
・人材派遣会社