転職フェアとは?転職希望者が参加するメリット・デメリットや効果的な参加方法をご紹介

転職フェアとは?転職希望者が参加するメリット・デメリットや効果的な参加方法をご紹介

転職フェアとは?転職希望者が参加するメリット・デメリットや効果的な参加方法をご紹介 640 480 株式会社アールナイン

転職をする手段はいくつかありますが、今回注目するのは転職フェアです。

転職希望者がどのように活用できるのか、どうすれば参加できるのか、参加するメリットやデメリットは何かなど、包括的に解説します。

転職フェアとは?

転職フェアとは、人材を募集している企業が集まりブースを設けて求職者に会社説明を行うイベントです。

新卒の就活でいうところの、合同企業説明会をイメージするとわかりやすいでしょう。

就職サイトや自治体、商工会議所などが主催し、「エンジニア転職フェア」や「第二新卒転職フェア」など、テーマに沿って開かれるものもあれば、業界や職種を問わず行われるものもあります。

新卒採用と違い中途採用は通年で行われるため、転職フェアも開催期間がどこかに限定されているわけではありません。

ただし、4月入社と10月入社に向けて、3月と9月に多数開催される傾向にあります。

ほとんどの場合、参加費は無料で入退場自由のため、気軽に参加できます。

コロナ禍でオンライン開催される転職フェア

新型コロナウイルス感染症拡大により、大人数が一か所に集まる転職フェアは開催が難しくなりました。

そこで、新たにオンラインで開催されることが増えています。基本的には内容はオフラインと同じで、企業と求職者がオンライン上で集まり、会社説明などを行います。

移動がない分、地理的な問題で参加できないということがなくなった一方、対面で話すことでわかる相手の雰囲気などを感じにくくなったというデメリットもあります。

転職フェアに参加するメリット

転職フェアにはいくつものメリットがあります。

複数の企業を効率的に知ることができる

転職フェアでは1日で複数の企業について知ることができます。

特に働きながら転職活動をしている方は、会社のリサーチや面接にかけられる時間が限られているため、この点は非常に大きなメリットだといえるでしょう。

社員と直接話せる

転職活動では会社のリサーチをネット上で行うことがほとんどです。

企業HPや採用サイトなどには基本的な情報が載っているので、もちろんどの会社の選考を受けるかの判断に役立ちます。

しかし実際に社員の方と話してわかることも、たくさんあります。

転職フェアでは企業がブースを出しており、そこで社員の方が会社説明や質疑応答を行うため、直接コミュニケーションを取れます。

そこから社風を感じたり、どんな方と働くことになるか空気感を知ったりすることで、ミスマッチを防ぐことができます。

社員に質問ができる

ネット上の情報ではわからないことも多いですが、転職フェアに参加すれば、ブースに行って社員の方に直接質問することができます。

オンラインでは収集できない情報も手に入れることにより、その企業に入社したら自分がどう活躍できるか、具体的に考える材料になります。

一次選考を免除される場合がある

企業説明会に参加することで、書類選考や一次面接などを免除されることがあります。

免除について大々的に告知していることもあれば、現地で「この人を採用したい」と思った人にだけ声をかけている場合もあります。

本命の企業があれば転職フェアに出展しているか調べ、参加してみることで採用に一歩近づくことができるかもしれません。

思いがけない企業と出会える

通常の転職活動では、わざわざよく知らない企業の選考は受けないため、自分がかなり興味を持っている企業としか面接をする機会はありません。

しかし転職フェアではブースが横並びになっているので、軽い気持ちで色々な会社の説明を聞くことができます。

そのため、本来であれば自分から話を聞きに行くことのなかった企業を見つけやすく、意外な出会いが生まれるものです。

もっと広い視野を持って転職活動したい方には、非常に大きなメリットになります。

面接の練習になる

転職フェアでは採用担当者と話す機会が多いので、面接の練習になります。

特に前回の就職・転職から時間が経っている方は、面接の雰囲気や話し方などを思い出すのに有効です。

相手の質問意図を正しく理解して、端的に答えるなど、基本的な部分の訓練だと思ってたくさんの方と話してみてください。

転職のモチベーションが上がる

転職活動は長期化するとやる気が下がりますし、そもそもなんとなく転職を考えているだけという方もいます。

そうした方は転職フェアに参加することで、様々な企業を知り、仕事やキャリアについて考えるきっかけとなり、モチベーションがあがるという効果があります。

選考で落選が続いている方など、「本気で転職活動したいとは思っているが、なかなかやる気が出ない」という方は、転職フェアに足を運ぶだけでも意味があるでしょう。

転職のプロに相談できる

多くの転職フェアでは、「転職相談コーナー」が設けられています。

ここには人事経験者や人材業界の方、キャリアコンサルタントなど、転職のプロたちがおり、求職者の相談にのってくれます。

自分のスキルや経験からどんな企業があっているかといったことから、これからのキャリア形成、履歴書の書き方のポイントなど、ビジョンの大きな話から転職のテクニックまで、幅広く対応しています。

また、履歴書用の写真撮影ができることもあります。

転職活動に不安のある方は、一度利用してみるのがおすすめです。

来場特典がもらえる

転職フェアによっては、来場特典をもらえることがあります。

内容はギフトカードなどが多く、これを目当てに参加するほどのものではありませんが、転職活動に必要なちょっとしたものを買うのに便利です。

転職フェアに参加するデメリット

転職フェアはメリットだけでなく、デメリットもあります。

時間ばかり使う可能性がある

転職フェアはなんとなく参加して、意外にも興味を持てる企業と出会えることがあります。

その一方で、何社回ってもピンとくることがなく、1日使って何も得られないこともあるでしょう。

これを防ぐには、まず出展企業を調べて、自分が興味を持てそうな会社があるかを事前に確認してください。

また、行きたい業界がある程度決まっている場合は、そこに特化した転職フェアを選ぶとミスマッチを避けやすいでしょう。

人数の多さに緊張することもある

転職フェアではその企業に興味を持っている人がブースに集まります。

つまり、どんなライバルがいるか、どのくらいの倍率があるかなどを目の当たりにします。

もちろんブースにいる方全員が選考を受けるわけではありませんが、「こんなに多くの人がいるなら、自分は採用されないかもしれない」とネガティブな感情になることもあるかもしれません。

転職フェアで転職を成功させるコツ

転職フェアを上手く活用するため、いくつかのコツを押さえてください。

目的にそった転職フェアを選ぶ

転職フェアにはいくつかの種類があります。

まず、色々な業界に興味がある方や、出展企業の多い転職フェアに参加したい方は、転職サイトや人材企業が主催するものがおすすめです。

大手企業が参加していることも多く、どんな転職フェアに参加するか悩んだらまずはこのタイプを選んでみるのがおすすめです。

次に、クリエイターや医療職など、業界・業種に特化した転職フェアがあります。

転職先についてある程度希望が固まっている場合は、こうしたタイプに参加すると効率よく情報収集ができます。

また、業界や業種だけでなく、外資系企業や大手企業といったカテゴライズをされているものもあります。

その他に、女性のキャリアアップや、Uターン・Iターンなどをテーマにした転職フェアもあります。

少しニッチなテーマになる分、参加者もそれほど多くなく、自分の求めているニーズとマッチすればあっという間に転職希望先を見つけることも可能です。

事前予約する

どの転職フェアに参加するか決めたら、事前予約をしておきましょう。

ほとんどは当日急に行っても中に入れますが、入館準備などで手間取ります。

オンラインから予約しておけばスムーズなので、時間を効率的に使えるよう忘れずに予約するようにしましょう。

どのブースに行くかリストアップしておく

転職フェアでは100を超える企業が集まっていることも珍しくありません。

そのため、計画を立てずに行ってしまうと効率よく回れなくなってしまいます。

企業ブースでは時間で区切って説明会を開いていることも多いため、それらを調べて、どの企業をどの順番でまわるか、ある程度の目星をつけておきましょう。

求職者に何を求めているか知ろうとする

企業ブースで社員の方と話す中で、その企業がどんな人材を求めているかがわかります。

選考を受ける時にはそこに沿った自己PRができるよう、積極的に情報を集めるようにしましょう。

転職フェアに参加する時の注意点

転職フェアに初めて参加する時は、下記の4つのポイントに気をつけてください。

履歴書や職務経歴書を持って行く

転職フェアは企業からの説明を聞くことがメインですが、ブースによっては採用担当者と話し合いができることもあります。

その場合、面接に近い形になるため、履歴書と職務経歴書を持参しておくのがおすすめです。

複数持って行くと、うっかり汚してしまったときや、2社以上で話すチャンスがあった時に対応できます。

自己分析をしておく

上記の通り面接のような機会があるかもしれないので、自分をしっかり売り込めるように自己分析をしておきましょう。

新卒の頃とは違い、過去にどんな業務を担当したかなどを整理しておく必要があります。

参画したプロジェクトの内容やポジション、自分の役割の他、取得した資格などをわかりやすく話せるように準備しておいてください。

気になる企業については事前に調べておく

もし気になる企業があるなら、その会社について調べておきましょう。

当日、採用担当者の方と話す機会があったときに、リサーチしていることをアピールできるかもしれません。

また、調べた情報をもとに質問を作っておくことで、積極的に参加できます。

質問をすることで記憶に残りやすく、「うちに興味がありそう」という印象を持ってもらいやすくなります。

リクルートスーツを着用する

転職フェアではほとんどの方がリクルートスーツを着用しています。

服装自由とあってもカジュアルな格好の方はほとんどいないので、理由がなければスーツにしておきましょう。

また靴やカバンもビジネス用のものを身につけておいてください。

クリエイター特化型などであれば別ですが、身につけるものは基本的には黒や紺など落ち着いた色を選びましょう。

まとめ

転職を考えている方にとって、転職フェアは非常に有効な手段です。

メリットやデメリットを理解した上で、ぜひ参加してみてください。

◆転職フェアとは、人材を募集している企業が集まりブースを設けて求職者に会社説明を行うイベントで、新卒の就活でいうところの合同企業説明会に似たもの。

◆コロナ禍ではオンライン開催も行われるようになり、地方在住の人が都心の転職フェアに参加できるようになった。

◆転職フェアでは、一度に複数の企業の情報を集めることができ、社員と直接話すことで社風なども感じられる。

◆企業についてわからないことがあれば直接質問ができ、疑問を簡単に解消できる上、採用担当者と話す機会もあり面接の練習になる

◆転職フェアで説明会に参加することで、書類選考や一次面接などが免除され、採用に近づく可能性がある

◆もともと興味のなかった企業の説明を聞くことにより、視野が広がって多くの業界や企業に目を向けられるようになる

◆転職フェアに足を運ぶだけで転職へのやる気が高まり、キャリアコンサルタントなどに相談したり履歴書についてのアドバイスをもらえたりと、その後の転職活動が円滑化する

◆多くの企業が参加している分、なんとなく行ってしまうと時間ばかり使ってしまったり、人数の多さに緊張するだけになることもある

◆転職フェアは業界や業種などテーマ別に開かれたり、大手を対象としたものがあったりと様々な種類があるので、自分の目的に沿ったものを選ぶことが大切

◆参加を決めたら事前予約し、どのブースにどの順番で行くか計画を立てると効率的に回ることができる

◆当日までに履歴書や職務履歴書を用意し、自己分析などを通して自分のアピールポイントを整理しておく

◆気になる企業があればリサーチをしておき、質問も考えておく

◆当日はリクルートスーツとビジネス用の靴とカバンを着用していく