内定者フォローのポイントとは?ユニークな事例と合わせて詳しく紹介!

内定者フォローのポイントとは?ユニークな事例と合わせて詳しく紹介!

内定者フォローのポイントとは?ユニークな事例と合わせて詳しく紹介! 640 426 株式会社アールナイン

内定を出した学生に辞退されて、採用活動が難航している企業も多いでしょう。

厳正な選考の結果、内定を通達しても内定を辞退されては優秀な人材を獲得できません。

内定辞退が多い・防止したい企業は、内定者フォローを実施してみましょう。

近年ではユニークな内定者フォローを実施して、内定辞退者を減少させている企業が多くあります。

この記事では、内定者フォローについて、ユニークな事例を3つ交えながら解説します。

最後まで読んで、内定者フォローで内定辞退を防止する方法を参考になさってください

内定辞退の可能性チェックシート(エクセル)
内定辞退の可能性チェックシート(エクセル)
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内定者フォローの目的とは?

そもそも内定者フォローをなぜ行うのか、目的を知らない方も多いでしょう。

内定者フォローを行う目的は、主に以下の2つです。

  • 内定辞退の防止
  • 内定者のエンゲージメント向上

それぞれの目的を確認して、内定者フォローに注力してみましょう。

内定辞退の防止

内定者フォローは、内定辞退の防止を目的としています。

なぜなら、内定者に辞退されると採用効率が悪くなってしまうからです。

採用した内定者に辞退されると、再度選考し直さなければいけません。

株式会社リクルートが実施した調査によると、2022年8月1日時点の2023年卒の新卒内定辞退率は61.2%でした。

まり、約6割の内定者が辞退することを意味しています。

内定を出した採用予定者の6割に辞退されては、採用タスクが多くなり採用効率が悪くなるでしょう。

そのため、内定辞退を防止するために、内定者が安心して入社できるようフォローしなければいけません。

内定フォローは内定辞退を防止して、採用効率の低下を防ぐために必要な採用活動なのです。

参考URL:就職プロセス調査(2023年卒)「2022年8月1日時点 内定状況」 | 就職みらい研究所

内定者のエンゲージメント向上

内定通知だけ行い、内定フォローを怠ると内定者は不安になってしまいます。

「自分はうまくやっていけるだろうか」「本当にこの会社に入社すべきか」など、入社前の内定者が感じる不安はさまざまです。

せっかく採用を決定した内定者のエンゲージメントが下がれば、辞退者が増え入社後の定着率も悪くなります。

内定者のエンゲージメントを向上させるために、内定者フォローを行うことが大切です。

内定者フォローを行って、内定者の不安・疑問を解消し、入社後の風景をイメージさせましょう。

「この会社で早く働きたい」「自分でもやっていけそう」と、内定者のエンゲージメントを高める内定者フォローを実施しましょう

内定者フォローは、内定者の不安や疑問を解消して、エンゲージメントを向上させることが目的です。

内定者フォローの流れ

内定者フォローの流れを理解していなければ、適切な対応ができません。

辞退を防止して内定者のエンゲージメントを高めるために、内定フォローの流れを把握しておきましょう。

内定者が決まった選考後の内定者フォローの流れは、以下の通りです。

  • 内々定通知
  • 内定者懇親会や面談の実施
  • 内定式の実施
  • 内定者インターンや研修の実施

内々定通知

採用を決定したら、まず内々定通知を通達します。

内々定とは、仮の内定、つまり労働契約が発生していない内定のことです。

内定すれば労働契約書を締結して、法的な効力のもと社員として働くことを約束します。

しかし、内々定はあくまで「内定予定がある」ことを意味するので、法的な効力を持ちません。

多くの企業は内定式を10月に行うため、採用を決めた学生にはまず内々定を通知して採用の意思表示します。

正式に内定を出せるのは10月以降になるので、9月までは内々定の状態で内定者を確保するのです。

内定者懇親会や面談の実施

内定辞退を防止するために、内定者懇親会や面談を実施します。

内々定を出しても、内定者からすると「まだ内々定」と安心できない状況です。

疑問や不安に駆られた内定者は、他の企業の内定を受けたり再度就職活動を行ったりして、内定を辞退する可能性があります。

内定者の不安や疑問を解消するために、内定者懇親会や面談などの内定者フォローを実施しましょう。

懇親会で内定者同士の親睦を深めたり、面談を実施したりして疑問や不安を解消すれば、内定辞退を防いでエンゲージメントを向上できます。

内々定を通知して放置するのではなく、内定式までに内定者フォローを行って、内定者入社意欲を維持しておきましょう。

内定式の実施

10月になるとほとんどの企業が採用活動を終えるので、ほとんどの企業が10月に内定式を実施します。

内閣官房の「就職・採用活動に関する要請」によって、正式な内定日を「卒業・修了年度の10月1日以降」とするよう定められているのです。

そのため、9月以前は内々定、10月以降内定を出して内定式を行い、正式に新入社員として迎え入れる準備をしておきます。

内定者インターンや研修の実施

内定式後の内定者フォローを怠ってはいけません。

内定者は内定式に出席したからといって、特に企業への理解や愛着が高まるわけではないようです。放置しておけばエンゲージメントが低下しやすい状態にあります。

内定者フォローとして、入社までの期間に内定者インターンや研修を実施しましょう。

インターンや研修を行い、入社前に仕事に慣れてもらうことが目的です。

早く戦力になってもらうことが目的ではなく、内定者のエンゲージメントを高めることが重要になります。

10月に内定式をしたまま4月まで内定者フォローをしなければ、内定者のエンゲージメントは下がってしまいます。

一緒に働く社員や同期と交流をもたせ、早めに仕事に慣れてもらうことで、内定者の不安を解消しておきましょう。

内定者フォローを適切に行えば、新入社員のエンゲージメントを高めた状態で入社式を迎えられます。

内定者フォローのポイント

やみくもに内定者フォローを行っても、効果が薄く採用担当者のタスクが増えるだけです。

内定者フォローを行う際には、次の3つのポイントを考慮しましょう。

  • Z世代の傾向を理解する
  • 内定者目線で不安を解消する
  • わかりやすい内容で何度も行う

内定者フォローのポイントを、それぞれ詳しく解説していきます。

Z世代の傾向を理解する

内定者フォローを実施するうえでは、Z世代の傾向を理解することが重要です。

従来の内定者フォローでは、メールでやり取りする企業が多かったのですが、Z世代はメールをあまり見ません。

Microsoft Edgeが実施した内定者世代のメール見落とし率は37.5%未読メールの件数は平均で576件でした。

Z世代はメールより、ライン(LINE)などSNSが連絡ツールの主流であることを理解しておいてください。

また、情報収集もSNSが主流なので、社内報や内定者に向けた発信はSNSが効果的です。

承認欲求が強く、個々の個性を大切にするZ世代には「自分だけへのフォロー」だと感じる内定者フォローに心を動かされます。

不特定多数に向けた内定者フォローより、自分が参加している、自分のために実施されたと思えるイベントや研修が効果的です。

内定者フォローを実施する際には、内定者世代であるZ世代の傾向を理解して、フォロー内容を考案しましょう。

参考URL:エアリーフレッシャーズクラウド|内定者フォロー企画事例集。実用的で使える企画例をご紹介!

内定者目線で不安を解消する

内定者フォローは、内定者目線で不安を解消することが大切です。

「何を不安に思うのか」「入社前にどのような情報を知りたかったか」を考慮してみてください。

前年度の新入社員などに、内定者の頃に感じていた不安や疑問を聞いてみると、内定者目線の内定者フォローを考案しやすいでしょう。

内定者フォローが採用担当者の独り善がりにならないよう、内定者目線で考えてみましょう。

分かりやすい内容で何度も行う

内定者フォローは、複雑なものよりわかりやすい内容が好まれます。

複雑な内容で一気に研修を行うより、わかりやすい内容で何度も行うことが大切です。

例えば、社員インタビューは、長い文面で配信するより、動画にして分かりやすく数回配信する方が内定者に伝わりやすいでしょう。

ポイントは、内定者フォローをただの採用タスクの1つにしないことです。内定者フォローを1度行っただけで終わりにしては、内定者のエンゲージメントは向上しません。

分かりやすい内容で何度も内定者フォローを行うことで、内定者のエンゲージメントを高められます。

内定者フォローは内定者目線に立って実施するようにしましょう。

内定者フォローの事例

内定者フォローは、具体的にどのようなフォローを行うのか知らない方も多いようです。

効果的な内定者フォローの事例として、次の5つを紹介します。

  • SNS配信
  • 内定者懇親会
  • 社員懇親会
  • 社内イベント
  • e-ラーニング・オンライン研修

それぞれの特徴を理解して、どの内定者フォローを実施するか、事例を参考に検討してみましょう。

SNS配信

内定者フォローの事例として、SNS配信は効果的な手法です。

社員インタビューや社内報をSNSで配信します。SNSで会社に関する情報を発信することで、Z世代の内定者に届きやすくなります。

Z世代の多くは、SNSで情報を収集します。

インスタグラムInstagramやツイッターTwitter)、ティックトックTikTok)で社員インタビューを動画配信することで、内定者に親近感を持ってもらいましょう。

また、オフィスの風景や実際の仕事風景を撮影して、SNS配信しても効果的です。

メールやWEBサイトで情報発信するより、SNSを通じて情報発信した方が、Z世代に届きます。

活用するSNSツールとしては、文章で配信したい内容は、ツイッター(Twitter)がおすすめです動画や画像はインスタグラム(Instagram)、現在の流行にのるならティックトック(TikTok)でユニークな内定者フォローを実施しましょう。

内定者懇親会

内定者フォローの事例として、内定者懇親会もおすすめです。

内定者懇親会は、内定者同士が親睦を深めてエンゲージメントを高める効果のある内定者フォローです

飲み会やBBQ、キャンプなど内定者同士がカジュアルなコミュニケーションを深める場を設けて、新入社員として働くエンゲージメントを向上させましょう。

同期と仲良くなれば、一緒に働きたいとエンゲージメントが上昇するものです。内定者親睦会を実施して、互いに切磋琢磨しながら高め合える同期を作る機会を提供しましょう。

社員懇親会

懇親会は内定者同士だけでなく、社員との懇親会もおすすめです。

内定者フォローとして、すでに働いている社員と内定者で懇親会を開きましょう。

先輩社員と交流することで、内定者の不安や疑問を解消できます。

また、先輩となる社員にはどのような人が多いのか、自分が働きたいと思う環境か、内定者と交流して安心感を与えましょう。

社員懇親会は、飲み会やBBQを開催する以外にも、オフィスで立食パーティーなどを開催するなど、内定者が参加したくなる懇親会を企画しましょう。

オフィスで行う社員懇親会は、懇親会だけでなくオフィス見学も兼ねられるのでおすすめです。

社内イベント

内定者フォローの事例として、社内イベントを開催する方法もあります。

会社で行われる社内イベントに内定者を参加させて、交流することが目的です。

運動会やボーリング大会などレクリエーションに参加してもらうことで、親睦を深めエンゲージメントを上昇させましょう。

しかし社内イベントは、あくまで強制ではなく自由参加にして、内定者の自主性を尊重してください。

Z世代は強制参加など個人の意見を軽視した制度を嫌う傾向があるので、社内イベントを開催する際には内定者フォローであることを忘れずに気を配りましょう。

e-ラーニング・オンライン研修

内定者フォローの事例として、e-ラーニングやオンライン研修もおすすめです。

e-ラーニングやオンライン研修を実施して、内定者の不安を解消できます。

自分がこの会社でやっていけるか不安になって、内定辞退する人も多くいます

e-ラーニングやオンライン研修を実施して、内定者に知識を与えて自信を高めれば辞退率を減少させられます。

自宅でいつでもできるe-ラーニングや、質問して疑問点を解消できるオンライン研修を実施して、内定者のエンゲージメントを高めながら内定辞退を防止しましょう。

内定者フォローのユニークな事例

エンゲージメントを向上させて内定辞退を防止するには、ユニークな内定者フォローで、内定者の心を掴むことが大切です。

Z世代の内定者には「この会社おもしろそう」「自分でもやっていける」と興味と自信を与えるユニークな内定者フォローが求められます。

内定者フォローのユニークな事例を3つ紹介しますので、参考になさってください。

内定者フォローのユニークな3つの事例は、以下の通りです。

  • 【プロパティエージェント株式会社】オンライン研修
  • 【カケハシ スカイソリューションズ株式会社】内定者動画制作
  • 【Evand株式会社】内定者ブログコンテスト

【プロパティエージェント株式会社】オンライン研修

プロパティエージェント株式会社は、「都心×不動産×IT」のテーマをもとに不動産事業を行っている企業です。

ユニークな内定者フォローとして、内定者の営業力を高める「Sales-1グランプリ」を実施しています。

「Sales-1グランプリ」とは、オンラインでロープレを行い、結果を採点して競い合う内定者フォロー

Z世代に馴染み深いZOOMのブレイクアウト機能を活用して、内定者同士の競争心を高め、営業力を鍛えています。

参考URL:wantedly「【オンライン内定者研修】S-1グランプリ開催しました! | プロパティエージェント株式会社」

【カケハシ スカイソリューションズ株式会社】内定者動画制作

カケハシ スカイソリューションズ株式会社は「架け橋となれ」をコンセプトに、採用支援事業を行っている企業です。

ユニークな内定者フォローをいくつか実施しており、そのうちの1つが内定者に採用活動用の動画制作をしてもらう研修です。

社員がフォローするものの、基本的には内定者だけで企画して外部制作スタッフとコンタクトを取り、採用活動用の動画を制作します。

与えられた目標に向かって自分たちだけで考えて行動し、目的を達成することで、思考力と行動力、協調性を養う優れた研修です。

また、実際の就職活動で自分たちが感じた疑問や不安、欲しかった情報を取り入れた動画を制作することで、次年度の採用活動の参考にできます。

参考URL:新卒採用の知恵袋「効果的な内定者フォローとは?ユニークな事例と成功の秘訣を紹介」

【Evand株式会社】内定者ブログコンテスト

Evand株式会社は、人材紹介・派遣・採用支援など人材事業を行っている企業です。

ユニークな内定者フォローとして、内定者ブログコンテストを行っています。

内定者に題材を提供して、オウンドメディアでブログを制作してもらう研修です。

ブログ作成スキルを養うだけでなく、採用担当者がラインや電話で内定者と繋がり、疑問点の解消やエンゲージメントの向上を行います。

ベストPV賞やユニーク賞など複数の賞を用意して、内定者が制作したブログを審査するので、内定者のエンゲージメントを高めながら内定辞退を防止できます

内定者フォローとして優れた事例であるだけでなく、内定者が目的意識を持って取り組むことで自主性を高める研修としても注目されています。

参考URL:wantedly「受賞者は誰だ!第1回内定者プロジェクト受賞者発表! | Evand株式会社」

まとめ

内定者フォローは内定辞退の防止と、エンゲージメント向上を目的とした採用活動の一環です。

内定辞退率が約6割と高い現在では、内定者フォローを疎かにすると優秀な人材を獲得できません。

優秀な人材だけでなく、せっかく選考して採用した人材も他社に流れてしまう危険性があります。

内定者フォローのポイントを押さえて、Z世代に響くユニークなフォローを実施することが大切です。

また、内定者目線に立って分かりやすい内容を何度も行うことで、内定者の疑問や不安を解消してエンゲージメントを高めておきましょう。

この記事で紹介した3つのユニークな事例を参考に、ユニークな内定者フォローで内定者の心を掴めるようにしましょう

◆内定者フォローの目的とは?
・内定辞退の防止
・内定者のエンゲージメント向上
◆内定者フォローの流れ
・内々定通知
・内定者懇親会や面談の実施
・内定式の実施
・内定者インターンや研修の実施
◆内定者フォローのポイント
・Z世代の傾向を理解する
・内定者目線で不安を解消する
・分かりやすい内容で何度も行う
◆内定者フォローの事例
・SNS配信
・内定者懇親会
・社員懇親会
・社内イベント
・e-ラーニング・オンライン研修
◆内定者フォローのユニークな事例
・【プロパティエージェント株式会社】オンライン研修
・【カケハシ スカイソリューションズ株式会社】内定者動画制作
・【Evand株式会社】内定者ブログコンテスト