部下がわがままで困っている。8つの対処法とは?


部下がわがままで困っている。8つの対処法とは?

管理職の方は部下の性格で悩まされることも多いのではないでしょうか?

特に「わがまま」な性格な部下がいると、計画通りに仕事が進まなかったり、精神的に消耗してしまったりしますよね。

今回は「わがままな部下」への対処法について紹介します。

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わがままな部下への8つの対処法

「自分の意見ばかりを通そうとする」「思い通りにならないと不機嫌になる」といったように、わがままな部下に悩んでいる管理職の方も多いのではないでしょうか。

わがままな性格というのは、簡単に変えるのは難しいですが、いくつかの対処法をすることによって、より良好な関係を築けたり、スムーズに仕事を進められたりします。

1. 相手を受け入れる
2. 強みを伸ばす
3. 率直な感想を伝える
4. ダメな点ははっきり指摘する
5. 仕事以外の時間を共有する
6. 成果にフォーカスする
7. 部下の意図を考える
8. 第三者を活用する

今回は8つの対処法をピックアップしましたので、順に見ていきましょう。

1. 相手を受け入れる

わがままな部下であっても、まずは受け入れるという姿勢が重要。仕事上の良し悪し、出来不出来を度外視して相手の存在を受け入れることから信頼関係は生まれます。信頼関係のない状態では、アドバイスも聞き入れられないでしょう。

具体的には、部下の言い分を聞く、否定をせずに感情を受けとめるといった方法が有効です。

2. 強みを伸ばす

「わがまま」というのは「負けず嫌い」であったり、「自分の意見を持っている」と言い換えることができます。「部下がわがままを言っている」と捉えるのではなく、強みを伸ばすような方向性を模索してみましょう。

例えば、自分の決めたことに対して頑張れるような性格であれば、ある程度の裁量を与えた方がのびのびと働けるかもしれません。

3. 率直な感想を伝える

部下のわがままが、あまりにも幼稚な内容の場合には、率直な感想を伝えるというのも有効な手段です。

この場合は、部下との信頼関係が築けていないと、何も響かず関係が悪化するだけになってしまいます。ですので、冒頭に紹介したように、相手を受け入れるなどの対応を日頃から行い、信頼関係を築いていく必要があります。

4. はっきりと指摘する

部下のわがままの度が過ぎる場合には、はっきりと指摘することも必要です。指摘すべきラインを決めて、端的で具体的な指摘が望ましいでしょう。

また、指摘をする際には、否定から入らず「〜は良かったけど、〜は良くない。」といったようにイエスバット(yes but)法を使うと、より納得感を与えやすくなります。

5. 仕事以外の時間を共有する

部下との信頼関係を築いたり、本音を引き出したりするためには、仕事以外の時間を共有するというのも有効です。

ランチや休憩、飲みなどに誘って交流をしてみましょう。普段の業務上のやり取りでは見えてこなかった側面が見えるかもしれません。

6. 成果にフォーカスする

わがままであるというのは、確かに困った状態ですが、それで成果が出ているのであれば、その点を評価しないわけにはいきません。
部下の成果にフォーカスし、客観的な判断をするように心がけましょう。

この際に注意したいのが、組織全体での視点を忘れないということです。わがままな仕事をして、部下自身の成果が上がっていたとしても、周囲の成果やモチベーションが下がっていては元も子もありません。

7. 部下の意図を考える

わがままな部下の言動や行動の裏に隠された意図についても考えてみましょう。上司に構って欲しい、同僚と人間関係の不和を抱えているなど何かしらのサインなのかもしれません。

部下の考えていることは注意深く観察したり、じっくりと話を聞くことから見えてくるでしょう。

8. 第三者を活用する

わがままな部下に対しては、自分の力だけで何とかしようとするのではなく、第三者の力を借りるというのも有効です。

例えば一つ役職が上の上司や、隣の部署の上司から注意してもらえば、本人も自分の非を客観的に認められるかもしれません。また、同僚や後輩を通じての注意も有効に働く場合があります。

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まずは受け入れてから育てていく

わがままな部下を育成していくうえで、まず重要となってくるのが部下を受け入れるということです。部下を受け入れることで信頼関係も深まっていくでしょう。

また、「わがまま」というのも1つの個性ですので、否定をせずに長所を伸ばすような教育をすることが重要です。信頼関係が築けている状態であれば、部下の教育もスムーズにいくはずです。

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根気強い指導を

留意しておきたいのが「他人は変えることができない」ということです。「わがままである」「負けず嫌いである」「自分の意見を通したがる」という基本的な性質を変えるのは極めて困難であると言えます。

しかし、全体最適を考えて行動するというのも社会人として必要なスキルになってきますので、強みを活かしつつ最低限の弱みは補完できるよう、根気強い指導が必要です。

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