「ここで働く意味」業務中に2時間語り合う哲学的対話「ツムギバ!」を始めました~仲間と自分のパーパス(社会的存在意義)を見つめ直します~

「ここで働く意味」業務中に2時間語り合う哲学的対話「ツムギバ!」を始めました~仲間と自分のパーパス(社会的存在意義)を見つめ直します~

採用から定着まで企業の成長を支援する株式会社アールナイン(本社:東京都港区、代表取締役:長井亮)はこのたび業務時間中に社員同士が「なんのために働くのか」「なぜここにいるのか」を2時間語り合う”哲学的対話”「ツムギバ!」を始めました。ともに働く仲間との対話を通じて、自分の強みや存在意義を見つめ直すと同時に、誰もが率直に意見を言い合えるフラットな組織内コミュニケーションの浸透・定着も目指します。

・ツムギバ概要

部署や役職を超えてランダムに選ばれた社員(1チーム4人)が一室に集まり、自分の生い立ちや価値観、働く目的などを語り合う座談会。事前に作成した自分の人生のモチベーション推移を表すグラフを見せ、振り返りながら他のメンバーと話します。<開催時期>10月中に全メンバー(1回あたり2時間)

・取り組みの目的

・他者との対話を通して、自分のパーパス(社会的存在意義・なぜここにいるのか)を明らかにする。

・仲間の普段の言動の背景を知り、相手を理解する。円滑な業務遂行につながる。

・自分の良さを他者の言葉で表現してもらう。自己の強みを再認識する。

・自分と他者の共通点、違う点を見つけ、その背景を知り、視野を広げるきっかけにする。

・社会的背景

忙しい毎日を過ごしていると、なんのためにここにいるのか、自分の居場所は本当にここなのか、そんなことをふと考えてむなしくなる瞬間もありませんか。国が働き方改革を提唱して6年余り―。日本企業では「働きやすさ」(労働環境)の改善は進んだ一方、働く人の達成感や充実感といった「働きがい」は高まっていません。仕事を通じて社会に貢献したいと考える人の割合が、諸外国に比べて低い水準であることは、米国の民間調査でも明らかになっています。改善には組織内の対話、互いの良さを認め、褒め合うコミュニケーションが重要です。

・ツムギバが目指すコミュニケーション

当社がこのたび始めた座談会「ツムギバ!」は、まさに「なぜ自分はここにいるのか?」を他のメンバーと語り合いながら発見する”哲学的対話”です。(※名前は、当社が掲げるパーパス(社会的存在意義)「人と組織の可能性を紡ぎ、意思決定を支援する」にかけて、社員の可能性を「紡ぐ場」を意味します)。

役職や年齢、立場を問わずランダムな出会いを楽しむほか、同じ組織で働く相手の良さを再発見し、フラットな組織内コミュニケーションを進めることも一つの狙いです。新型コロナ禍で多くの企業が新たな社員交流を模索する一方、自分の大切なものや価値観をまじめに語り合う機会は、意外に少ないのではないでしょうか。上司ばかりが話す、部下ばかりが自己開示を強要されるといった飲み会のようなコミュニケーションでもなく、単なる表面的雑談でも終わらない新しい試みで「働きがい改革」の在り方を模索します。