中途入社者にも「同期」仲間を~社会人歴で区別、つながりつくる福利厚生の食事会~
企業の採用、人材育成などを支援する株式会社アールナイン(本社:東京都港区、代表取締役:長井亮)は昨年10月から今年にかけ、社内で「同期」のメンバー同士の食事会を開きました。会社が経費で精算(上限あり)する福利厚生度の一環です。一般に「同期」は入社時期が同じ方を指しますが、中途入社者が約7割の当社では、社会人歴が同じ方を同期と定義しています。つながりを作り、仲間意識を持ちやすくするためです。
同期の食事会、年2回開催
時期:年2回開催(直近は2023年10月~2024年1月の間)
目的:同期同士で集まって食事をし、対面でコミュニケーションを取る機会をつくる
経費:当社支給(上限あり。ランチでも、ディナーでも可)
期待すること
・互いの背景の違いを語り合う場を持ち、相互理解が深まる
・新卒と中途のメンバーの交流機会をつくり、互いの視野を広げる
・業務の連携を円滑化する。他部署に同期がいれば、他の部署に関してわからないことも聞きやすい。
役職・部署・入社時期はバラバラでも、社会人歴が同じなら「同期」
一般に新卒で同時に入社したメンバーには「同期」がいますが、中途入社者は入社時期が異なるため、部署や役職が違い、年齢が同じでも仲間意識を持ちにくい傾向にあります。当社は、2009年、中途採用のメンバーだけで創業。新卒採用を始めた現在も、中途入社者が全体の約7割を占めます。「社歴や役職が違っても、社会人歴が同じなら同期」と会社として定義することで交流の機会をつくっています。
「受け入れてくれてありがとう」代表の前職での思い
取り組みの背景には、当社代表・長井の前職時代の思いがあります。長井は前職時代、新卒のメンバー同士は業務時間外でも遊びに行くほど仲が良いのに、中途入社のメンバーはほとんど交流がないことに気付きました。社会人歴が同じ方々を「同期」と呼び、食事会などを開いたところ、参加者から「長井だけは私を同期として受け入れてくれる」と感謝の言葉をもらったことが、印象に残っています。当社でも社歴や役職、年齢にかかわらず、多様な形での交流機会を生み出すことは、業務にも活きると考えています。