2025卒採用終了しました~会社ぐるみの採用活動、内々定承諾者12名~
企業の採用、人材育成を支援する株式会社アールナイン(本社:東京都港区、代表取締役:長井亮)は2月、2025年度卒業予定の学生の新卒採用を正式に終えました。従業員数約120名に対し、内々定承諾者は12名です。大手企業も苦戦する学生優位の売り手市場の中、人事以外の従業員の手も借りる会社ぐるみの「総力戦採用」で例年、他企業より一足早く着地しています。(12月末で9割方終了していました)
2025年度卒の採用スケジュール
5月:複数のダイレクトリクルーティングツール(DR)を用いて、学生さんにアプローチ開始
6月~9月:最初の接点となる面談開始、並行して会社説明会
8月~11月:一次面接
9月〜11月:二次面接
10月〜11月:三次面接
11月〜12月:グループワーク、従業員面談
12月~:最終面接
12月後半~:内々定
※すべての面接の前後に選考の要素を含まない「面談」が入ります。
人事以外も巻き込んだ「総力戦」採用成功のポイント
(1) 当社と学生さんの重なりを丁寧に伝える~母集団形成のスカウトメール~
応募を待つ従来の方法と違い、企業側が学生さんを直接スカウトするダイレクトリクルーティング(DR)という方法で集めています。この手法を利用する企業が増え、知名度の低い企業からのスカウトは埋もれる傾向にありますが、当社では学生さんが実際に面談に来てくださる割合が全送信数の63%と高い数字です。同じ内容を一斉送信する企業も少なくない中、個々の学生さんのプロフィールを読み、個別の文面を作っています。
(2)自分の軸を整理する第三者の大人~リクルーター~
就活中は孤独や不安から、やりたいことや自分自身を見失うこともあります。当社は自社の採用活動を学生さんの将来に関わる意思決定を支える場と位置付け、ご本人が納得して決断する支援をするため、リクルーターによる面談を挟んでいます。リクルーターは当社が業務委託する社外人材で、当社の選考以外の相談にも乗ります。従業員にない視点で学生さんの良さを発見できることもメリットです。
(3)第三者を介した客観的な情報
面談の際にはリクルーターから当社の会社説明もしています。従業員が話す内容とは違った視点で「外から見た当社」を客観的に語れる点がメリットです。従業員の話が「主観的」「良いように話している」という印象を持たれかねないこともあり、多様な角度から情報を得て「合う」「合わない」を判断してほしいと考えています。社外の第三者が学生さんを面談することで、社内の人間が見落とすその方の良さも発見できるメリットがあります。
(4)多様な価値観をしてほしい~社内総出の面接・面談~
当社では、人事以外の従業員も面接や面談をします(今年は総数59名参加)。一般的に採用活動に登場する従業員はベテランが多く、学生さんが憧れを抱いて入社し、ミスマッチが起きることもあります。当社は普通の従業員と何度も接点を持ってもらうことで、多様な価値観や動機で働く人がいると知ってほしいと考えています。例年、内定者から「この従業員面談を通して、働くイメージが湧いた」との声が寄せられます。
当社は、企業の採用を支援する会社です
近年、採用ノウハウを持つ専門会社が、企業に代わって採用業務を担う「採用代行(RPO)」と呼ばれるサービスが広がっています。労働人口の減少、働き方の多様化によるかつてない採用難、人事担当者の忙しさやノウハウ不足などが背景にあります。採用に社外の第三者が加わることで、客観的に面接などができるメリットも認知されており「採用は自社で完結するもの」という従来の常識が壊れつつあります。2009年に創業した当社はこのビジネスの国内における先駆者で、お客様に提供するサービスを自社の採用にも適用しています。