【内定者の就活体験談】Vol.5~就活は後悔したくない!全力で駆け抜けた9ヶ月間~
2024年10月1日はじめに
こんにちは。アールナイン25卒内定者の北村です。
今回は内定者の就活体験談第5弾として、私の就活体験談をご紹介します。
私は大学受験で悔しい思いをした経験から、 「就職活動では絶対に後悔したくない」「必ず自分に合った会社に入りたい」 と、人一倍就職活動に対して強い想いを抱いていました。
誰よりも早く情報を集めて100社以上エントリーし、多くの会社を見ました。その結果、3年生の12月には心から入社したいと思えたアールナインの内々定を承諾することができました。
この記事では、就職活動の進め方や当時感じた想いだけではなく、就職活動を通して得た知識やおすすめの方法をお伝えしていきます。
これから就職活動を始める皆さんに1つでも多くの学びを還元したいと思い執筆しました。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
目次
- はじめに
- いつ何をしていたの?就活の流れ
- 大学1年生〜2年生 まずは一歩踏み出そう!
- 大学3年生4〜7月 失敗してもOK!ポジティブに捉えよう
- 大学3年生7~9月 常に考え問い続けながら参加しよう!
- 大学3年生10~11月 量より質!丁寧に向き合おう
- 大学3年生12月 “自分”と“企業”を今一度すり合わせよう
- おわりに
いつ何をしていたの?就活の流れ
いざ就活をしようと思ったものの、結局何からやればいいのか分からない…と感じている方が多いのではないでしょうか?
自己分析に業界研究、面接練習やインターンシップなど、やるべきことが多くて順序立てて進めることはなかなか難しいかと思います。
私はこのような流れで就活を進めていました。
ここからは、時期ごとにやっていたことや役立ったこと、当時の想いをご紹介します。
大学1年生~2年生 まずは一歩踏み出そう!
就活に向けて一歩動き出すことは、初めのうちは勇気がいるかと思います。
しかし思い切って早いうちから行動することで、これから何十年と続く社会人生活のより良いスタートを切ることができます!
これから就活を始める方や低学年のうちから就活に興味をお持ちの方は、大学生の今だからこそできることを思いっきり楽しんだ上で、少しずつ就活について知っていくことをおすすめします。
Googleアカウントを作成
まずは就活専用のGoogleアカウントを作成しました。普段使っているメールアドレスを使用すると就活のメールが埋もれてしまうため、必ず就活専用メールアドレスを作成しましょう。その中でもGoogleアカウントは、就活の予定をGoogleカレンダーで紐づけて登録が可能なので、混ぜこぜになることなく予定を管理できておすすめです。
Webの就活セミナー、説明会への参加
初めは就活を行う土台作りや知識の収集に力を入れるため、有名な複数の大手ナビサイトに登録し、Web開催の就活セミナーや合同説明会に参加しました。
マイク・カメラオフで実施されるものが多くて参加へのハードルが低かったため、日程が合うものにひたすら申し込み、とにかく就活の概要をインプットすることを心がけていました。
各種SNSで情報をリサーチ
XやInstagramで就活について発信しているアカウントをフォローして、就活での動き方や選考のコツなどをリサーチしていました。
就活セミナーでは就活の概要を把握するために活用していました。一方SNSでは、発信者の経験を踏まえたより具体的な情報を調べることで使い分けをしていました。例えば、実際のESの書き方や面接のコツなどです。
ただしSNSには発信者の主観に基づいた情報が多いため、得た情報に対して必ず「本当に合ってるのかな?」と一度立ち止まって考えるようにしましょう。
大学3年生4月~7月 失敗してもOK!ポジティブに捉えよう
大学3年生に入ってからは大手ナビサイト、オファー型アプリを利用してとにかくエントリーすることを心がけており、インターンシップ選考にたくさん参加していました。
インターンシップ選考は本選考よりも通過率が低いと言われているため、初めはなかなか選考に通過できませんでしたが、数を重ねるうちにようやく選考があるインターンシップにも参加できるようになりました。
この時期はまだ選考に慣れていないうえに通過率も低いため、いわば不合格でも何らおかしくありません。選考に通過できなくても落ち込まずに「まあ自分には合ってなかったのかもな」と前向きに捉えて次に進みましょう。
オファー型アプリ登録
大学3年生になったタイミングでオファー型アプリを何種類か登録しました。プロフィールを最初から全て埋めるのは大変なので、
- 現時点での会社の希望条件
- ガクチカなどのエピソードを1つ以上
まず上記2つを入力して、少しずつ他の項目も足していくことで、自分に合ったオファーがもらえるようにしていました。
オファー型アプリのメリットは、すでに会社から興味を持ってもらった状態でオファーを受け取れることです。何かしら自分とのマッチポイントがあると考えて、会社概要やホームページを見て少しでも気になった会社のオファーを承認していました。
ひたすらエントリー
大手ナビサイトでインターンシップのエントリーを始めました。エントリー=インターンシップへの参加決定ではなく、あくまで参加する前の一手段なので、少しでも気になる会社にひたすらエントリーをしていました。やり方としては、ナビサイトの企業検索画面でどうしても外せない条件と「インターンシップ情報あり」にチェックを入れて検索して、会社概要やインターンシップの内容が気になる会社にとりあえずエントリーの繰り返しです。
エントリーした会社はエクセルのリストで管理をして、業界やインターンシップの開催形態と選考有無に偏りが出ないように意識していました。
インターンシップ選考
選考はとにかく場数を踏むことが上達への近道なので、なるべく選考ありのインターンシップに参加するように心がけていました。エントリーシートや面接、グループディスカッションには、おおまかなやり方や手順が存在しています。何度も選考に参加して、通過したら「何がよかったのか?」、落ちてしまったら「何がダメだったのか?」を考えて次の選考に活かすことで、自分なりのやり方をつかんでいきました。
ガクチカ&自己PR作成
ガクチカとは学生時代に力を入れたことを、自己PRとは今までの経験を根拠に自分の強みをアピールすることです。まずは書き方や話し方を調べて型通りに書いてみて、インターンシップ選考に提出→結果を受けて改善→別のインターンシップ選考に提出、という流れを繰り返していました。
インターンシップ・本選考を問わずほとんどの企業で聞かれる質問ですが、指定される文字数や話す時間は企業ごとに異なるため、それぞれ200字以内・300字以内・400字以内のテンプレートを用意して、定期的になにも見ずに話す練習をして内容を頭に入れていました。
大学3年生7月~9月 常に考え問い続けよう!
夏は多くの会社がインターンシップを開催するため、選考に通った会社や日程が合う会社のインターンシップに参加しました。その期間で特に意識すべきなのが、 常に考え問い続ける ことです。これを実践すると、自ずと自分の就活軸や志望する会社が明確になっていきます。
では具体的にどう実践していたのか、詳しくご紹介します。
インターンシップに参加
私が思うインターンシップ参加のコツは 「常にアクションを取る」ことです。
例えば私が参加したインターンシップでは簡単な会社説明+グループワークという内容が多かったため、まず会社説明では聞いたことと一緒に自分の感想のメモを取ることを意識していました。自分の感想を考えながら話を聞くことで、ただ聞くだけよりも多くの収穫を得ることができます。
グループワークでは、話し合うテーマに対して詳細を深掘りして仮説を立てることがおすすめです。「顧客として設定されているこの会社は○○だから、△△という現状がありそうだな…」このように考えることでスムーズに進めることができます。
インターンシップで初めから活発に動くことは難しいかと思いますが、選考と同様に経験を重ねれば自然とできるようになるので、粘り強く頑張ってみてください。
インターンを通した自己分析
「就活では自己分析が大切!」と耳にしたことがある方も多いのではないかと思いますが、私はインターンシップの参加を通して自己分析していました。インターンシップに参加すると、会社や体験内容に対して魅力的に思った部分、あまり惹かれなかった部分が出てきます。参加後にそれらを書き出して「どうして魅力的に思ったの?」「どうして惹かれなかったの?」とどんどん「なぜ?」を引き出していきます。なぜなぜと問いつづけると最終的に自分の強みややりたいことを経験に基づいて見つけ出すことができるため、より就活軸を明確にすることができます!面接でもひたすらなぜと問われることが多いので、深掘り質問にも的確に答えられるようになるのでおすすめです。
大学3年生10月~11月 量より質!丁寧に向き合おう
夏の間にたくさんの会社を見たら、次は惹かれた企業を深く知ってみてください。もちろん引き続き色々な会社や業界を見ることも1つの正解ですが、この時期から本選考が始まります。本選考では相手の会社を深く知ることが重要になるので、少しずつでも就活軸に合わせて見る会社を厳選することをおすすめします。
惹かれた企業の本選考に参加
夏までにたくさんの業界・会社を見たことで自分の就活軸が明確になったので、これ以上選択肢を増やすことはせずに、特に入社したい!と思えた3社に絞って本選考へ参加しました。
どの会社にも自分の就活軸にマッチするポイント、懸念するポイントがあったため、選考を受けながら「結局自分にとってどの会社に就職することが正解なのだろう?」と悩んでいました。新卒で就職する会社は後々の自分に大きく影響を及ぼすものであると考えていたため、何十年先にも関わる大きな決断を約1,2ヶ月で下さなければならないという大きな緊張感を常に抱えていました。
大学3年生12月 “自分”と“企業”を今一度すり合わせよう
アールナインの内々定を承諾
3社それぞれの選考に参加して会社と社員さんに接するうちに、「アールナインなら自分らしく働いていける」と確信が持てました。もう少し具体的にお伝えすると、
- 業務内容や事業に対する考え方が自分の就活軸全てとマッチしている
- 実際に働く社員の方の雰囲気や働き方を見て、ここなら自分らしく活き生きと働き続けられる
この2つを強く感じることができたため、アールナインから内々定をいただいたその日のうちに承諾しました。
おわりに
ここまで私なりの就活のやり方や当時の想いをお伝えしてきました。
絶対に後悔したくないという想いを胸に9ヶ月間全力で就活に向き合い続けた結果、ただ卒業後に働く場所が決まっただけではなく、自分が将来どんな仕事をしてどうなっていきたいのか、より深く自分自身を知ることができました。
就活は過去から自分の根本を知って、現在の自分を理解して、未来の自分を作り出すものだと私は思います。
時には苦しくて投げ出したくなることもありますが、就活の経験は将来の自分にとって必ず糧になります。
私の就活体験談が今読んでくださっているあなたにとって、何か少しでも支えになることができたら嬉しいです。
就職活動に取り組む全ての方々を心の底から応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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