1on1面談代行で相次ぐ社員の離職を改善

企業からの相談内容

社員の退職が続き、採用してもすぐに辞めてしまうという課題に直面していました。

離職率は4割を超え、これ以上の悪化を防ぐために、離職率改善プロジェクトを社内で実施しました。

社内アンケートをもとに課題を洗い出し、解決に向けた取り組みを行いましたが、結果として離職は止まらず、むしろ加速しているように感じられ、どうすれば良いのか分からない状況でした。

弊社のキャリアコンサルタントが第三者として、全社員への1on1面談を実施しました。社員が抱える日々の不満やストレスを吐き出してもらうことで、心理的な負担を軽減することを目指しました。面談で出てきた意見や不満は、弊社が企業に代わり提言を行い、課題を整理した上で解決策の検討を行いました。

また、社員からの声を反映し、階層別に研修を実施。上司と部下のコミュニケーションを日常的に促進する環境を作り、社員が本当に抱えている課題に取り組みました。1on1面談を通じて、社員の本質的な課題を発見し、組織全体の改善へとつなげました。

会社で働く社員は何かしら不満を抱えるものです。
最初は小さい不満だったとしても、不満を吐き出させる場がないと、どんどん大きくなっていきます。
第三者として話しやすい状況を作り出し、社員が抱える不満を聞き、ストレスを軽減。
本質的な課題は、日頃自分の意見を言えない状況でした。

「今回、1on1面談サービスで出てきた社員の声は、社内アンケートで把握していた課題とは全く異なるものでした。

離職改善プロジェクトが、実は社員の負担を増大させ、離職をさらに加速させているとは思いませんでした。本質的な問題は、社員の声に真摯に耳を傾けていなかったことにありました。

第三者に意見を聞いてもらえたことで、社員のモチベーションが向上し、我々管理部門の意識も変わりました。また、研修を通じて面談スキルを習得し、それを日常業務に取り入れることができました。」

社員が抱える不満は、実は会社をより良くしたいというエネルギーでもあります。

今回の1on1面談を通じて、社員が真に抱える課題を取りまとめ、それを基に研修プログラムや人事制度の改善、組織体制の変更などを行い、会社全体をより良い方向へ導くお手伝いをさせていただきました。