採用代行(RPO)で失敗しないために事前に確認しておくべき6つのポイントを紹介!


採用代行(RPO)で失敗しないために事前に確認しておくべき6つのポイントを紹介!

2019年現在、日本の労働市場においては売り手市場が進行しており、多くの企業が人材不足や人材流出といった課題を抱えています。そういった背景を受け、解決策の1つとして普及し始めているのが採用代行(RPO)です。

採用代行(RPO)はアメリカやヨーロッパではすでに広く活用されている手法で、2022年までに中国とインドを中心とする太平洋アジア地域でも、採用代行の市場は今の4倍以上に膨らむと見込まれています(米国の人材ビジネスより)。

そんな採用代行ですが、日本ではまだ出始めた段階で、導入の事例が少ないのが現状です。今回は採用代行(RPO)で失敗しないために、事前に確認しておくべき6つのポイントを紹介したいと思います。 


採用代行(RPO)で失敗しないために事前に確認しておくべき6つのポイント

1.目的を明確にする

まず、採用代行を導入する目的を明確にしておきましょう。
ここをハッキリさせておくことで、後々の意思決定にブレが少なくなりますし、運用チームの意思統一をしやすくなります。例えば、

・採用成功の確率を上げる
・採用に関するコストを下げる
・業務量を削減して別の業務の集中する etc.

もちろん、全ての目的を達成できることが理想ですが、優先順を付けるとより効果的なサービス利用ができるでしょう。

2.目標を設定する

次に、明確にした目的に対しての目標設定を行いましょう。目標設定に関しては採用代行の運営会社と打ち合わせをしつつ調整していく内容ですが、事前に設定をしておくとよりスムーズに進めることができます。
例えば、

採用代行を導入して達成する目標
・○○な人材を×人採用する(△月末まで)
・採用コストを○%減少させる / 採用コストを○円減少させる
・採用業務に関わる人員を○人削減する etc.

時には、採用代行の運営会社に「このコストでそこまでのパフォーマンスは出せませんよ」と言われてしまい、自社が求める目標が市場感と合わない場合もあるでしょう。しかし、自社の理想とする姿と市場間のギャップを測るという意味でも、事前の目標設定は有効な方法です。

3.導入事例を確認する

採用代行を導入するにあたって他社での導入事例も確認しておきましょう。

同程度の規模・近しい業界・似たような採用課題の企業の事例が望ましいですが、ドンピシャの事例を見つけるのは難しいでしょう。そういった場合は、「業種はこの事例が近い」「採用課題はこの企業が近い」といった具合に、複数の事例を集めて自社で導入した場合のシミュレーションを行うと上手くいきます。事例に関しては、採用代行の運用会社にも協力してもらいつつ、適切なものを集めましょう。

4.契約内容を確認する

採用代行の契約には様々な形式がありますが「固定請求」か「従量単価請求」での契約になることが多いです。

固定請求とは、委託する業務一式で固定の報酬を支払う契約です。支払いの金額は一定で、当初の計画を支払い金額が超えることはありませんが、どんな結果になっても契約時の報酬を支払う必要があります。それに対して、従量単価請求は業務の件数に応じて支払う報酬の金額が変わる形式です。

依頼した業務の件数だけ支払えば良いのはメリットですが、事前にどれくらいの工数がかかるのかをしっかり把握しておかないと、支払いの金額が当初の計画を上回ってしまうこともありますので注意が必要です。

5.サービスの安全性について確認する

採用代行は「人材採用」という非常にデリケートな業務を代行するサービスです。個人情報の取り扱いや採用活動における応募者とのやりとりなど、信頼して任せらる運営会社・担当者なのか、慎重に判断しましょう。

万が一のことがあった場合には会社全体の社会的信用を落としてしまうことにも繋がりかねません。秘密保持や損害賠償といった契約での検討事項に関しては、法務担当とも連携しつつ進めていくと、より安心できます。

6.導入までのフローを確認する

どこの業務を代行するかにもよりますが、採用代行の導入には時間がかかります。採用目的・目標の設定、求める人物像のすり合わせ、採用代行プランの提案、プランに関する社内決済、契約といった具合に、対応すべきことが多いためです。

また、社内と採用代行の運営会社の調整も必要になり、関係者が多いので、余裕を持ったスケジュール設定をしておくことが必要です。特に新卒採用の採用代行の場合、新卒採用自体が年間計画に基づいて進めるプロジェクトになりますので、「今年度の新卒採用を進めながら次年度以降の採用代行導入を検討する」くらいのスピード感での検討になるかと思います。

 

採用代行の会社と認識のズレを無くしましょう

採用代行は、うまく導入できれば「狙った人材の確保」「業務効率化」「採用コスト削減」などを実現できる可能性のある採用手法です。

しかし、事前の認識のズレがあると、思惑とズレたまま業務が進行してしまいかねません。だからこそ、採用代行の会社と認識のズレが無くなるように事前準備をしたうえで、慎重に進めていくことが重要になってくるのです。