部下がデキない!使えない!デキない部下の特徴4つと指導法3つ!
あなたは部下に恵まれていますか?恵まれていると答えられる人は少数かもしれません。
部下が言うことを聞かない、いつまでも成長しないから思うように進まず成果が出ないなど、様々な悩みがあると思いますが、どう対応していますか?部下の特性を知り、それぞれに合った指導方法で指導していますか?
部下は上司の合わせ鏡です。
あなたが「使えない」と思っているのと同様に、部下もあなたのことを「使えない」「尊敬できない」「評価してくれない」と不満に思っているかもしれません。上司が正しくアドバイスし、指導すれば、使えないと思っていた部下の優秀さに気づき、デキる部下に変貌させることができるのです。
今回は、デキない・使えない部下のタイプと指導方法についてご紹介していきます。
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デキない・使えない部下の特徴とは?
デキない、仕事ができないと言っても色々なタイプがあります。早速デキない部下とデキる部下、対比でご紹介していきましょう。
デキない部下の特徴① 仕事=作業と捉えている
デキない部下は仕事を作業と捉えていて、基本的には受け身です。
自分がしたい仕事ではない、という場合もあるでしょうが、基本的に期待値を超えることはありませんし、仕事に対して他人事なので、議論したいと思っても話がかみ合いません。このような人は成長意欲も低いので、上司からのアドバイスは右から左に抜けていき、同じ間違いを何度も繰り返します。
デキる部下の特徴① 自分事として捉え、付加価値をつけようとする
逆にデキる部下は、どんな場面や仕事においても主体性があり、自分ならどうするか考えて改善策やよりよくするために動き、リーダーになることをいとわない、という特徴があります。
望んでその仕事をしているかどうかは関係なく、一生懸命で、仕事の意味を考えながら期待値を超えようと努力します。人からのアドバイスにも素直で、部下とはいえ良きディスカッションパートナ―として一緒に仕事を楽しむことができます。
デキない部下の特徴② プライドが高い
社会人になれば学歴は関係ありませんが、高学歴な社員の中には無条件に「自分は優秀だ」と思っている人がいます。
そういう人は基本的に学歴で人を判断するので、上司であっても自分よりも学歴が下の人の言う事は聞きませんし、態度も良くないので仕事がしづらいタイプです。
デキる部下の特徴② いつもフラット
デキる部下というのは誰に対しても常にフラットです。学歴、立場よりも「人と人」としてコミュニケーションするので、いつでもフラットな意見を言ってくれるので、こちらから意見を求めたくなるタイプの部下です。
デキない部下の特徴③ 言い訳が多い
デキない部下というのは、とにかく言い訳が多いという特徴があります。仕事をしないための言い訳、期待通りにできなかった時の言い訳、また後輩が自分よりも先に昇格した等、気に入らないことがあった時も言い訳をして自分を正当化しがちです。
そうした人はいつまでも反省しないので成長しません。
デキる部下の特徴③ 責任感が強い
対してデキる部下というのは、どんな時も言い訳をしませんし、他人を悪く言うようなことはしません。
常にライバルは自分、最も興味があるのは自分を向上させることなので、他人のことはいい意味で気にしていないのです。
デキない部下の特徴④ 「ほう・れん・そう」がない
報告・連絡・相談がないということは、業務の進捗もわかりませんし、正しい方向に進んでいるのかもわかりません。間違った方向に進んで行って気づいた時にはリカバリーができない段階になっている、ということもあるのです。
デキる部下の特徴④ コミュニケーションの質とタイミングがいい
デキる部下が進捗を細かいことまで逐一報告してくるかというと、そうではありません。重要なポイントで上司が知りたいことを端的に伝えてくれるので、進捗確認もアドバイスもしやすく、共に仕事を高めていくことができます。
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デキない・使えない部下をデキる部下に進化させる指導方法は?
基本的に、デキない部下は本人に一番問題があるということは大前提ですが、デキない理由を考えると、本人がわざとそうしているかというとそうとも限りません。
仕事の進め方そのものを知らないのかもしれませんし、今までしてきた仕事とあまりに違いすぎて戸惑っているだけかもしれません。では、そうした部下に対してどのように指導していけばいいのでしょうか。
指導方法① コミュニケーションを強化する
まずコミュニケーションすることにより、部下がデキない理由を探りましょう。そうすると、上司と部下のコミュニケーションが足りないだけだったり、部下がコミュニケーション下手だった、ということが多くあります。そしてコミュニケーションは努力で改善できます。
最初は部下から鬱陶しがられるかもしれませんが、どんどん話しかけるようにしましょう。
まずは毎日報連相の時間を取ることから始めてみてください。
コミュニケーションは数を重ねれば改善されますし、色々な人と色々な話をさせるようにして、仕事の進捗や、なぜそう思ったのか?目的は?方法はそれでいいのか?等問いかけることで、日頃から考えさせる癖をつけさせましょう。積み重ねることで、コミュニケーション能力はもちろんのこと、何かしようとするたびにその意味を考えるようになり、仕事に対しての責任感も育ってきます。
指導方法② やる気スイッチを探す
学歴が高くプライドが高い、という部下は上司として扱いづらいかもしれません。しかし、考え方を変えてみれば学歴が高い、ということは地頭がいい、もしくは何か目標があればそれを達成するためには受験の様に努力できる、ということです。
つまり上司であるあなたが部下のやる気スイッチを押せていない可能性があるのです。
部下が何に興味を持っているのか、どんな仕事をしたいのか見極めた上でタイミングを見計らってその仕事を与えましょう。部下が殻を破る手助けをするのも上司の大きな仕事の1つです。
指導方法③ 責任ある仕事をさせ、成功体験を積ませる
簡単に言うと、仕事での自信をつけさせることです。デキない部下に仕事を任せるのは不安かもしれませんが、部下が今できることよりも少し背伸びした仕事を責任者として任せましょう。他の誰かに仕事を押し付けることができない、自分がやるしかないという逃げ場のない状態に置き、達成する為に考えて努力することで仕事の楽しさと達成感を味わう事ができるかもしれません。
自分でできた!という自信は次の仕事へのモチベーションに繋がります。小さな成功体験を積み重ねることで、仕事の楽しさに目覚め、いつしか主体的に仕事をする社員に変化します。
もちろんすべての社員があなたの指導により変化するとは限りません。アドバイスする人を変える、仕事を変える、解決法は様々です。でもまずは、できることから根気強く指導していきましょう。
それでもだめなら、人事コンサルタント等プロの知見と技で解決することもできます。扱いにくい部下でも、第三者が加わることによって変化のきっかけになる場合があります。
あなたの部下はどうですか?もし、部下指導でお困りであれば一度状況をご相談下さい。
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