【2024年11月】中途採用代行のおすすめ6社を徹底比較 | 中途RPOの料金や特徴、選び方

企業の成長に不可欠なのが、即戦力となる経験豊富な人材を獲得する中途採用。しかしこれらの人材は多くの企業から求められるため、競争が非常に激しいです。
正しいノウハウとマンパワーがなければ採用成功は難しいですが、企業によっては「専門職のため採用が難しく、自社にノウハウもない」「専門的ではない社員が兼務で採用を行っている」「そもそも採用部署がない」という場合も多くあります。
そこでおすすめなのが「採用代行(RPO)」です。採用代行サービスを利用すれば、採用担当者の貴重な時間と労力を無駄にせず、専門家の知見を借りて自社に合った人材を効果的に採用できます。
今回の記事では、中途採用に強みを持ったおすすめの採用代行会社を紹介いたします。ぜひ参考にしてください。
おすすめの採用代行サービスをまとめて知りたい場合はこちらの記事をご覧ください▼▼
【2025年最新】採用代行(RPO)比較|おすすめ47社を徹底解説
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採用代行とは何か?
採用代行とは、企業が採用業務を外部に委託するサービスのことです。人材採用に関する様々な業務を専門のプロフェッショナルに任せられます。
- 採用戦略の策定と計画
- 求人広告の作成と掲載
- 候補者の応募受付とスクリーニング、フォロー
- 面接の日程と実施、合否連絡
- 採用進捗の管理と進行状況の報告
- データ分析や報告書の作成
採用代行の利用企業が増えている背景
中途採用代行サービスを利用する企業は年々増加しています。背景には、転職者の売り手市場の加速と採用手法の多様化があり、多くの企業が人材確保に苦戦していることがあります。その結果、専門知識や経験豊富なプロフェッショナルによる効率的な採用を求めるニーズが高まっています。
さらに、自社の採用リソースが不足している状況でも優秀な人材を確保する手段として、採用代行サービスが注目されています。新型コロナウイルスの影響で採用のオンライン化やデジタル化が進んだことで、企業は新しい採用手法に適応する必要が生じており、オンライン採用のノウハウやデジタルツールの活用に熟知した採用代行サービスの需要が一層拡大しています。
以前は「企業の根幹である採用活動を外部に委託することはありえない」という風潮がありましたが、現在では企業規模や業種を問わず、採用活動の成功のために積極的に採用活動をアウトソースする企業が増えています。採用代行サービスの市場は世界中で着実に拡大しており、2021年には市場規模が日本円でおよそ7,100億円でしたが、そのあとの10年で市場は5倍以上にまで拡大する見通しと言われています。
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中途採用代行のメリット
中途の採用代行を活用するメリットは大きく3つあります
- 自社に専門的なノウハウがなくても優秀な人材を確保できる
- 採用の質の向上
- コストの削減
順番に解説します。
1. 自社に専門的なノウハウがなくても優秀な人材を確保できる
中途採用代行サービスを利用する1つ目のメリットは、「自社に専門的な採用ノウハウがなくても優秀な人材を確保できる」ことです。
採用代行会社は業界や職種ごとに特有の採用手法に精通しているため、最適な採用チャネルを駆使して候補者を探し出すことができます。
たとえば、ITエンジニアなど特定のスキルセットが求められる職種におけるトレンドや必要スキルを熟知しているため、最適な募集方法や面接の手法を活用できます。
このように、中途採用代行サービスを利用すれば、自社に専門的な採用ノウハウがなくても、効率的かつ効果的に優秀な人材が確保できます。
2. 採用の質の向上
第二新卒や未経験歓迎職種を除き、中途採用は多くの場合、他社で培ってきた経験やノウハウを活かし、即戦力として企業を成長させるための重要なプロセスです。
採用代行サービスを利用することで、採用のプロフェッショナルの知識と経験を活用できます。マンパワーの補充だけでなく、採用戦略の立案、ターゲットの絞り込み、選考プロセスの最適化、進捗管理などを一貫してサポートしてくれるため、採用プロセス全体の効率が向上し、結果として要件通りの活躍人材を採用することに繋がります。
3. コストの削減
採用代行を利用すると、採用全体のコストを抑えられる場合があります。
なぜなら、短期間で経験豊富な専門家をチームに加えることができ、無駄な業務の見直しによって採用活動全体の効率化を図れるからです。
たとえば、自社で専任の担当者を雇う場合には、採用に少なくとも数か月、採用単価は80~120万円がかかりますが、弊社の採用代行サービスなら最短2週間、初期費用10万円で採用経験豊富な人材をチームに加えることが可能です。
ランニングコストだけを見ると高く見えることもある採用代行ですが、新しい人材の獲得や離職にかかるコストを考えると、長期的にはお得になることが多くなります。
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採用代行ではない選択肢との比較
採用に関する課題を解決する方法は、採用代行会社への依頼だけではありません。具体的には、自社で採用担当者を確保する方法とフリーランスへ直接委託する方法があります。それぞれのメリットとデメリットを簡単にまとめたので、参考にしてください。

まず、自社で採用担当者を確保する場合、人手不足は解消されますが、採用に時間とコストがかかり、教育も必要なため、立ち上げのハードルが高いのがデメリットです。また、フリーランスへの直接委託では発注費が抑えられる一方、業務指示や進捗管理は必要で、短期間での大量発注など突発的な依頼が難しく、柔軟性は低いです。
一方、採用代行会社に委託した場合、採用の専門家による安定的な採用体制が迅速に構築できます。また、必要な時に必要なだけ依頼できるので、コスト観点でのメリットが大きく、柔軟性も高いのが特長です。よって、自社の採用をアウトソースする場合には、採用代行会社への委託がおすすめです。
中途採用における採用代行を使うべき企業の特徴
採用代行を積極的に利用すべき企業の特徴は以下の通りです。もし、これらの特徴に当てはまる場合、新卒採用において採用代行を前向きに検討すべきでしょう。
- 事業が急成長中: 急速な事業拡大に伴い、多数の即戦力人材を迅速に確保する必要がある企業。スタートアップやベンチャーに多い。
- 人事部門が小規模/ない: 内部リソースが限られ、中途採用を担当する人事担当者が少ないため、効率的な採用業務が難しい企業。
- 採用業務に時間を割けない: 人事担当者が兼務や時短勤務であるため、中途採用業務に十分な時間を割けない企業。
- 専門知識が必要な職種を募集している: ITエンジニアやマーケターなど、特定の専門知識を持つ即戦力人材を見つけるのが難しい企業。
- 採用ノウハウが不足している: 中途採用に関する知見が不足し、経営者や役員の感覚や過去の慣習に頼っている企業。
- 採用プロセスの歩留まりが悪い: 候補者の選考辞退・内定辞退が多く、採用実績が目標を大きく下回っている企業。
- 中途採用の質を向上させたい: 自社に合った人材が採用できず、自社で思ったように活躍してもらえなかったり、早期離職してしまうケースが多い企業。
- 採用コストを削減したい: 中途採用にかけられるコストが限られ、人件費を抑えたい企業。無駄な出費があると感じている企業。
採用代行サービスの選び方
採用代行サービスを選ぶ際には、以下のポイントに気をつけて選ぶと、思わぬ失敗を防げます。
①過去の支援実績は豊富か?
豊富な支援実績を持つ企業であるほど、採用におけるノウハウが多く、質の高い支援を受けられる可能性が高いです。過去の実績や事例から信頼性を確認しましょう。また、採用難易度が高い特定の業界や職種の場合は、その領域における実績がどれくらいあるのか事前に確認するとよいでしょう。
②サービスの提供範囲は適切か?
採用代行会社ごとに依頼できる業務内容は異なります。自社が外注したい業務を依頼できるのか、必ず契約前に確認しましょう。また「そもそも採用の進め方がわからない」「どの業務を外注すべきかわからない」という企業の場合、戦略立てから行ってくれる総合型の採用代行会社がおすすめです。
③コミュニケーションは取りやすいか?
採用代行会社とのコミュニケーションは円滑かつ透明であることが重要です。定期的なミーティングで採用プロセスの進捗や結果について共有したり、問題が発生した際には迅速に対処してくれるか確認しましょう。またChatworkやSlackなど自社で利用しているツールが使えると楽です。
④料金体系は明確か?
採用代行サービスの料金体系は主に「月額固定制」と「従量課金制」の2つあります。月額固定制は年間の予算の計画がしやすく、従量課金制は必要な時期だけ依頼できるのがメリットです。 自社に合った支払い方法を見極め、追加料金や隠れたコストがないか、契約内容をよく確認しましょう。
⑤契約条件は柔軟か?
採用活動においては急な計画変更は付きもの。採用ニーズの変動に柔軟に対応できるサービスがおすすめです。具体的には、最低契約期間や解約条件について確認し、最低1ヶ月から必要なときだけ依頼できる、解約は前月までの通達で可能など、出来る限り柔軟性の高いサービスが安心です。
これらの点に注意することで、最適な採用代行会社を選び、効果的な採用活動を実現できます。
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中途採用におすすめの採用代行サービス7選
- 株式会社アールナイン
- 株式会社マイナビ
- 株式会社ネオキャリア
- 株式会社キャリアマート
- 株式会社VOLLECT
- マルゴト株式会社
- 株式会社レイン
株式会社アールナイン
公式HP:https://r09.jp/
特徴:
ベンチャー、中小、大手を問わず、約700社の豊富な支援実績
最低1ヶ月から必要なときに必要なだけ依頼できる
月額40万円で採用代行サービスの利用が可能
複数人のプロジェクト体制で安定的な支援が可能
1,500名を超えるプロ人材が登録、短期間に大量の発注も可能
採用だけでなく、定着・育成領域の支援も可能
料金
月額40万円(人事ライト/ライトプラン)
月額60万円(人事ライト/ベーシックプラン)
【関連資料】
月額制採用代行サービス【人事アドバンス 中途採用】の資料はこちら!
株式会社マイナビ
公式HP:https://saponet.mynavi.jp/service_career/detail/20210506191702.html
特徴
新卒・中途・アルバイト・派遣など幅広い採用市況に精通
総合人材サービス企業として全国で大型案件の実績が多数
採用支援経験の豊富な選任オペレーション部隊が業務をサポート
求人サイト運営で培った、応募効果最大化のノウハウ
採用管理システム(AOLC)を活用した応募者の一元管理
多彩な採用ブランディングツールをご提案
料金
問い合わせ
株式会社ネオキャリア
公式HP:https://www.neo-career.co.jp/lp/rpo/
特徴
自社保有センター国内5拠点 稼働可能席数700席以上
ネオキャリアグループ年間10,000社以上※の採用支援実績
高いセキュリティ性と高品質なオペレーティング
料金
問い合わせ
株式会社キャリアマート
公式HP:https://www.careermart.co.jp/
特徴
RPAを活用した正確な対応
採用業界19年のノウハウ
業界・職種問わず支援実績
料金
問い合わせ
株式会社VOLLECT
公式HP:https://digireka-hr.jp/recruit_process_outsourcing_lp/
特徴
中途向けスカウト採用の実行支援サービス『PRO SCOUT』を提供
700社以上の支援実績を活かし、戦略策定から面談に至るダイレクトリクルーティングの幅広い業務を支援
元エンジニアがエンジニア採用案件を担当するような形で、職種や業種に精通したプロをアサインしてくれる
料金
月額10万円~
マルゴト株式会社(まるごと人事)
公式HP:https://marugotoinc.jp/
特徴:
ベンチャー・成長企業向けの「月額制の採用チーム」
設計から運用・改善までほぼすべての業務を代行可能
支援実績430社以上
契約継続率95%以上
最短1ヶ月から契約可能
料金
初期費用10万円+月額45万円(ライトプラン)
初期費用10万円+月額85万円(ベーシックプラン)
3.株式会社ジーズコンサルティング
公式HP:https://gsc-japan.com/recruitment_process_outsourcing/
特徴:
採用プロセスの全体または一部をアウトソーシング可能
専門知識を持つコンサルタントがプロジェクトをサポート
採用マーケティングからオンボーディングまで、包括的なサービスを提供
データ分析に基づく採用戦略の提案
効果的な採用広報とブランディングの強化
料金:
要問い合わせ
株式会社レイン
公式HP:https://lein.co.jp/
特徴
大手エージェントや事業会社にて採用経験のある者が貴社の採用をご支援
エンジニア職種の採用経験者が多数在籍
バイリンガル対応可能
即戦力のエンジニアやハイクラスIT人材の採用におすすめ
料金
問い合わせ
おすすめの採用代行サービスをまとめて知りたい場合はこちらの記事をご覧ください▼▼
【2025年最新】採用代行(RPO)比較|おすすめ47社を徹底解説
採用代行を活用した中途採用成功事例
ここでは実際に弊社の採用代行を利用して、採用活動の改善に成功した企業の事例を紹介します。
A社:航空業界 従業員数2000名以上
採用難易度が高いニッチな職種に対して、エージェントからの推薦がなかなか上がってこない状況。採用手法についても自社で行っていることが正しいのか迷子になっており、不安。業務が属人化してしまっているところもあるので、実務の代行だけでなくコンサルティング的に提案もしてほしいという状況でした。
そこで弊社の採用代行を導入することで、エージェントからの推薦数が3カ月で4倍以上に。新規で職種とマッチ度の高いエージェントも開拓し、母集団の安定化に繋がりました。また、エージェントに合わせて打ち合わせの実施・社内共有用資料作成などの施策を状況に合わせて実施し、AGTの理解度を向上させています。
B社:半導体業界 従業員数2000名以上
こちらの企業様では、事業拡大に伴い、採用人数が部署によっては倍近くに。採用担当の面接工数も限られており、面接のファシリテーターができる人員が少ない状況であった。採用の知見があり、採用CXを向上させられるハイレベルな一次面接官を増やしたいという状況でした。
そこで弊社の面接代行を導入することで、4カ月で41件の面接を実施。弊社面接官がファシリテーターを務めながら離職理由や志望動機などを深堀し、現場面接官がスキルを確認。高品質な面接を実施しつつ、人事担当者の工数を削減し、採用戦略立案・実施などコア業務に専念することが可能になりました。
中途採用代行で企業のさらなる成長を
中途採用において採用代行会社のサポートを受けることで、自社にマッチする優秀な即戦力人材を迅速に確保し、採用活動にかかる業務の負担を軽減することが可能です。
中途採用に関する課題を抱えている企業は、信頼できる採用代行会社を選び、企業をさらに成長させましょう。

この記事の監修者:
1999年青山学院大学経済学部卒業。株式会社リクルートエイブリック(現リクルート)に入社。 連続MVP受賞などトップセールスとして活躍後、2009年に人材採用支援会社、株式会社アールナインを設立。 これまでに2,000社を超える経営者・採用担当者の相談や、5,000人を超える就職・転職の相談実績を持つ。