就活お悩み相談室~就活に悩んでいる25卒集合~
2023年10月30日はじめに
こんにちは。24卒内定者の小黒叶雅です。
現在就職活動中のみなさんは、自己分析や企業研究をはじめ秋冬インターンシップへのエントリーなど多忙な日々を過ごされている方が多いのではないのでしょうか?
もしかしたら早期選考真っ只中の方もいらっしゃるかもしれません。
就職活動を進めていくと、周囲の人と自分の就活状況を比較してしまったり、思い通りに物事が進まなかったりすることで焦りや不安を感じることもありますよね…
私を含めアールナインの内定者も就活中は様々な困難や悩みにぶつかってきたようです。
そこで本記事では【就活お悩み相談室】と称して、私や24卒内定者の経験を踏まえながら就活をする中で多くの方が直面する「就活あるある」な悩みを紹介・解決していこうと思います!
面接に関する事柄から大学生活との両立まで様々な悩みをとりあげています。
本記事がみなさんのお悩み解決の糸口となると嬉しいです。
目次
お悩み① 就活のやる気が出ない…
やる気が出ないということには、多くの方が悩まされるのではないでしょうか?
特に就活においては「就活が面倒くさくてやる気が出ない」パターンと、「就活の予定を詰め込みすぎて疲れた、燃え尽きた」パターンの大きく2つに分けられるのではないかと考えます。
①面倒でやる気が出ない場合の対処方法
- 就活初期の段階
・自分の調子がよいタイミングで就活に目を向ける
・時間があるときに聞いたことのある名前の企業を調べてみる
- 就活中期~後期の段階
・興味がある業界や企業を重点的に見てみる
・SNSを見るついでに就活関連のアカウントから情報収集を行う
②就活に疲れたり、燃え尽きたりしてやる気が出ない場合の対処方法
・自分が社会人として働く姿を想像する
・信頼できる人と就活や学生生活の話をする
・友人と遊んだり趣味に没頭したりしてリフレッシュする
①のようにとにかく就活が面倒と感じている場合は、まずは小さなことから就活との接点を持ち始めることが大切だと思います。就活メインで普段のスケジュールを組み立てていくというよりは日常生活に就活の要素を取り入れることを意識すると、就活に対する面倒くささや拒絶感を和らげることができるのではないでしょうか。
反対に、②のようにモチベーション高く就活に取り組んでいた結果燃え尽きてしまった場合は、就活とは少し距離をおいてリフレッシュすることが必要だと思います。
友人や家族、先輩など信頼できる人に話を聞いてもらったり、自分の好きなことに没頭したり…。ただ、遊びすぎてしまうと「自分はさぼっているのではないか」という罪悪感や不安を感じて逆効果になってしまう可能性もあるため、就活とその他の事柄とのメリハリを意識して生活するとよいのではないでしょうか。
休める時には休み、できるときに就活をすることを心がけることで、ポジティブな気持ちで就活に向き合えることが増えてくることと思います。
お悩み② 面接官から想定外の質問をされた
就活をする中で誰もが通る道である面接。面接では就活生がガクチカや自己PRを一方的にアピールするのではなく、企業側から聞かれた質問に対して自分の意見や見解を交えながら回答していく必要があります。
面接の本番を迎える前には面接練習を重ね、企業から聞かれそうな質問を予測してみたり自分の中の引き出しを増やしたりする方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、念入りに準備をしていたにも関わらず面接では斜め上の質問をされることも多々ありますよね。
想定外の質問をされると、以下のような状況に陥ってしまうことも少なくないのではないでしょうか?
- 質問の受け答えに時間がかかる
- 回答をしているうちに、気付いたら質問内容から脱線してしまっている
面接官の質問に対して完璧に応えようとするあまり、うまく言葉が出てこなかったりまとまらなかったり…私も就活をしていたころは「そこを聞かれるの!?」といった点を深堀りされることもあり、内心とても焦りながら回答したことを覚えています。
焦りでいっぱいいっぱいになった場合の対策として、私は以下のようなことを心がけていました。
- 完璧に言おうとせず、素直な意見を述べる
- すぐに答えがまとまらないときは「少し考えてもよいですか?」と聞く
- 質問事項に対して、さりげなく「このような認識で合っていますか?」と尋ねる(本当に理解が難しい質問の場合のみ)
- こんな部分にも興味を持ってくれたんだとポジティブに考える
自分をよく見せたい、完璧に回答したいという気持ちは多くの人が感じると思います。
しかし、想定外の場面に置かれた際はその気持ちが裏目に出てしまうことも…。
そのため、私は自分らしさを忘れないためにも完璧な回答よりは素直さが残るような回答をすることを心がけていました。想定外の質問がきても、まずは自分の思いを伝えることを第一にすることで焦りや不安が和らいでいました。
またその場ですぐに答えられないような難しい質問をされた時は、「少し考える時間がほしい」という旨を正直に伝えることもよいと思います。
お悩み③ 大学生活と就活の両立が難しい
学業、サークル、アルバイトなどと常に忙しい大学生にとって、就活が加わると大学生活との両立がさらに苦しくなることも多いかと思います。
私自身も大学3年時は学業、サークル、アルバイト、就活と予定がぱんぱんに詰まっていた時期があり、心身ともに疲労が溜まり放題という状態に陥っていました。
そのような状況を脱するために「優先順位をつけて物事を行う」ことを意識していました。
具体的な方法は以下の通りです。
- まずは自分が抱えている事柄を整理する
ex)大学の課題の締め切り日、アルバイトの予定、就活のスケジュール管理
- 持ち合わせているタスクの期限を把握し、優先順位を付けたうえで逆算して計画を立てる
ex)課題の締切日の2日後に面接を控えている場合
面接>課題>アルバイトという順に優先するとしたら…
・アルバイト→週1程度に抑える
・2週間前→重点的に面接対策をする(自己分析、話したいエピソードの深掘り)
・1週間前→課題をひたすら進める
・課題提出後から面接当日まで→面接モードに転換。最終確認や深掘りをする
- 全てのタスクを100%の力で行おうとはしない
予定が詰まりすぎて心身が追い込まれていると心に焦りが出てくることもあり、普段はできているはずの「優先すべき事項を設定して計画的に物事を進める」ということが後回しになりがちです。計画することを後回しにしてしまうと、「ESの提出忘れていた!」というミスや「全ての領域において中途半端になってしまった」というもやもやを抱え、負のループに飲み込まれる可能性もあります。
スケジュール帳やタスク管理アプリ等を用いながら予定が出来たらすぐに記入し、タスクが増えたら優先順位をつけて進めていくことを癖づけていけると、両立の難しさを少し解消できるのではないでしょうか。
また、全ての物事を100%の力で行わないということも両立するうえで大切なポイントであると思います。何事においても完璧な状態でいたいという気持ちが強すぎると、逆に両立をこじらせてしまうように感じます。自分のタスクを把握してから妥協できる点や自分が追い求めたい点を明らかにすることで、バランスのとれた両立ができると思います!
お悩み④ 内定をもらったものの、入社先の決め方が分からない
これからの時期は早期選考の内定が出たり、本選考に向けて本格的な準備を進めたりする方が多くなってくることと思います。
順調に選考が進み、晴れて内々定をもらえると嬉しさでいっぱいとなることでしょう。
しかし、就活は内々定をもらって終わりではなく、いくつかの企業から内々定をもらえていた場合は入社先の企業をどこか1つに絞らなくてはなりません。
「この企業が第一志望」という強い意思がある場合はすぐに決めることができるかと思いますが、いくつもの企業から内々定をもらっていると自分自身のキャリアプランや事業内容等の観点からどの企業に行くべきか悩んでしまうこともしばしば…。
内定者はどのように入社先を決定したのか一部ご紹介しますので、解決方法の1つとして参考にしてみてください。
- 自分が働いていることを想像できるか
- (社風や事業内容等を踏まえて)ポジティブな気持ちで働くことができるか
- 就活の軸にマッチしているか
- 企業HPだけではなくSNSや口コミサイトなど様々な視点からその企業を見る
- 内々定をもらった企業に入った際のメリット・デメリットを書き出す
このように挙げさせていただきましたが、個人的には「自分はこの企業に入るんだろうな」という直感も大事だと思います。実際に入社の決め手として「直感」とあげた内定者も少なくありません。自分の求める像と直感にマッチした企業を選択してみてくださいね。
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は就活あるあるな4つのお悩みに答えましたが、就活の進め方や捉え方はひとりひとり異なります。
今回の解決策はあくまでも一例として参考にしていただき、みなさんには就活を進める中でご自身が前向きな気持ちで就活に向き合える方法を見つけていってほしいと思います。
新卒採用コラムでは、自己分析の方法やモチベーションの保ち方といった就活ノウハウを紹介していますので、こちらも参考にしてみてくださいね。