多忙でも「候補者と丁寧に向き合う」採用へ|幅広い採用代行で「質と数」を両立した新卒採用

新卒採用にしっかり取り組みたいという想いがある一方で、他業務との兼任により、各業務に十分な時間を割くのが難しい。
そんな中でも丁寧な採用活動を目指していたヨシコン株式会社様に対し、アールナインでは、スカウト送信・カジュアル面談・インターンシップ・日程調整といった各工程の代行支援を行い、採用全体を多面的にサポートしました。
本記事では、こうした支援によってどのような変化が生まれたのか、そして目標としていた4名の内定承諾を達成するまでのプロセスを、採用担当者様の声を交えながらご紹介します。

会社名:ヨシコン株式会社 |
業種:総合不動産業 |
従業員数:約60名 |
課題
- 新卒採用体制が1名となり、他業務も兼任。採用にしっかり向き合いたいが、時間的な余裕がなかなか取れない
- 「今、どのチャネルを強化すべきか」といった判断や戦略的な振り返りもなかなかできず、日々の業務を回すだけで精一杯に
効果
- 学生一人ひとりと丁寧に向き合う時間の確保と、気持ちの余裕ができるように
- 定例ミーティングを通じて戦略や優先順位を見直す
- 26卒採用では内定承諾数の目標4名を達成
事業内容
暮らしの豊かさまで設計する、不動産開発会社
―貴社の事業内容を教えてください。
小野寺様:
当社は不動産開発の事業をメインに行っています。
企業や個人から土地を取得して、分譲地や分譲マンションを開発したり、商業施設や物流施設を誘致したり…そういった開発を手がけています。また、分譲地と分譲マンションを組み合わせたり、商業施設との複合開発を行ったりするなど、多様なプロジェクトを展開しています。
特徴的なところで言うと、最近は「暮らしの豊かさ」を大切にした取り組みもしています。たとえば、分譲マンションの中庭をアウトドアブランドとして有名なスノーピークさんに監修していただいて、テントやベンチを設置して、住民の方がちょっと日向ぼっこしたり、くつろげる空間をつくったり。そういった“体験”を重視した住まいづくりにも挑戦しています。
導入前の課題
採用に向き合いたくても、時間が足りなかった
―導入以前は、どのような課題や背景があったのでしょうか?
小野寺様:
導入以前は2名体制で新卒採用を行っていましたが、担当者の退職により、私ひとりで担当することに。社内システムの管理や社員教育など、ほかの業務も兼ねていたので、採用にしっかり向き合いたい気持ちはあっても、時間的な余裕がなかなか取れなかったのが正直なところです。
リクナビやOfferBox、あとは静岡の「就活カフェ」など、複数のチャネルを活用して母集団形成をしていたんですが、それぞれに課題がありました。
リクナビはエントリー自体は一定数あったものの、そこから選考に進む学生は少なめで。OfferBoxは時間の確保が難しく、月によって送信数にばらつきが出てしまって、継続的なアプローチが難しい時期もありました。
就活カフェは会社のすぐ近くにあって活用しやすかったんですが、そもそも不動産業界に興味があるわけではない学生や、コンシェルジュの方に紹介されて「とりあえず話だけ聞いてみる」という学生も多かったので、必ずしも意欲の高い学生ばかりではなく、結果的に選考に進む数も限られていました。
ー他業務も兼任される中での工数と、安定した母集団形成に課題をお感じだったのですね。
はい。また、私たちは「静岡へのUターン希望の学生」を採用したいという思いがあったのですが、そういった県外在住の学生との出会いがなかなか持てなくて。
リクナビ経由で県外の学生からのエントリーはあるものの、実際に選考に進んでくれるのは地元の学生が中心で、アプローチの広がりに限界を感じていました。
採用にかけられる時間が少ない中で、「今、どのチャネルを強化すべきか」といった判断や戦略的な振り返りもなかなかできず、日々の業務を回すだけで精一杯になっていたように思います。
導入の効果
「ちゃんと学生と向き合えるようになった」――プロの伴走で生まれた余裕と変化
―26新卒採用では、スカウト送信代行、カジュアル面談代行、インターンシップ代行、日程調整代行など、幅広くご支援させていただきました。全体を通して、どのような点を評価していただきましたか?
小野寺様:
まず、学生一人ひとりと丁寧に向き合う時間と気持ちの余裕ができ、「本当に助かった」という気持ちが大きいです。
採用だけではなく、他業務も兼任している中で、すべてを自分ひとりで回すのはやっぱり限界があって。「このままじゃ学生とちゃんと向き合えない」と感じていたときに、アールナインさんに手厚く支援していただいたことは、本当に心強かったです。
困ったときに相談できる相手がいるというだけで、気持ちの余裕がまったく違いました。選考フローを見直すときも「これって学生的にどうですか? 」といった細かい質問にまで丁寧に答えてくださって、学生の視点からもアドバイスをいただけるのがとてもありがたかったです。
―プロにいつでも相談ができる部分に価値を感じてくださったのですね。実際に相談いただいたことで採用フローに変化があったことも聞いております。
以前は“学生に来社してもらって物件見学をしてもらう”という流れだったんですが、「拘束時間が長いと学生の離脱につながりやすいかもしれません」といったご提案をいただいて、フロー全体を見直すきっかけにもなりました。
今では、物件見学は選考の後半部分や内定後の魅力づけとしての役割にまわして、その代わりにインターンを実施するようにしています。
あとは、やっぱり「時間的なゆとり」が生まれたことが大きいです。たとえば、カジュアル面談やインターンって、1回で何時間もかかるので、ひとりで全部対応していたら、それだけで1日が終わってしまうこともあります。それをご支援していただけたことで、ようやく採用以外の仕事に向き合える時間も確保できるようになりました。
業務として助かったのはもちろんですが、「学生とちゃんと向き合いたいのに、余裕がなくてそれができない」という、もどかしさから解放されたことが、いちばん大きな変化かもしれません。

「こんな素敵なスカウト文章は自分じゃ書けない」――数も質も任せられたスカウト支援
―具体的な支援内容でいうと、26卒採用では月に40通程のスカウト送信を代行させていただきました。どのような部分に評価をいただけましたか?
小野寺様:
そうですね、まず一番ありがたかったのは「継続的に安定してスカウトを送信できたこと」です。
以前はスカウトを送る件数が月によってバラバラで、こちらの工数や忙しさによって波が出てしまっていたんですが、アールナインさんにお願いしてからは毎月決まった数をしっかり送っていただけたので、母集団形成がすごく安定しました。
それから、スカウトの「文章作成」も本当に助かりました。
個別のメッセージを書いたほうが承認率が高くなることは知っていたものの、以前は毎回一人ひとりに向けて文章を考える余裕がなくて…正直後回しにしてしまうことも多かったんです。
アールナインさんの書いてくださる文章は、「私だったら絶対こんなこと書けないな」と思うような素敵な内容で。私が学生さんに伝えたい思いをしっかり汲み取り、一人ひとりに丁寧に向き合ってくださっているのが伝わってきて、ありがたかったですね。
文章の工夫やターゲット選定など、細かい部分まで相談しながら進められたことも大きかったと感じています。
初回接点の質と工数を両立できた、カジュアル面談の代行
―スカウト承認後の初回接点であるカジュアル面談も代行させていただきました。こちらはいかがでしたか?
小野寺様:
担当がひとりになってからは、他業務と採用活動の両立に悩む場面も多く、カジュアル面談に十分な時間を確保するのが難しい状況でした。特に繁忙期は他業務との兼任で余裕がなく、学生一人ひとりとの丁寧なコミュニケーションを取り続けることが難しいと感じることもありました。
そうした中で、初回接点であるカジュアル面談を代行いただけたのは非常に心強かったです。特に26卒では件数も多かったため、「もしこれを全て自分で担当していたら」と想像すると、その時間的インパクトは大きかったと実感しています。
また、面談後に毎回納品されるヒアリングシートは非常に助かっています。学生の魅力的な点だけでなく、次回の選考でもう少し確認が必要な点も丁寧に整理されており、選考前のイメージがつかみやすく、次のプロセスに進めやすくなりました。
―学生からの反応はいかがでしたか?
面談後のアンケートでは、「話しやすい雰囲気をつくってくれた」「安心して話せた」といった声を多くいただいています。面談を担当いただいている方の対応が丁寧で、学生も前向きな気持ちで次のステップに進んでくれている印象です。
学生には「採用担当」としてご案内しており、必要に応じて第三者であることを伝えていただいていることもあるようですが、特に違和感を持たれるような反応やネガティブな声はこれまでにありません。
むしろ、「話しやすかった」「安心して話せた」といった前向きな声を多くいただいており、初回接点としての質の高さがしっかり担保されていると感じています。
業務理解と志望度を高めるきっかけに|インターンシップ代行の効果
―インターンシップも代行させていただきました。こちらはいかがでしたでしょうか。
小野寺様:
実は私自身、採用担当になってからインターンシップの企画・運営は初めてで、どう設計すればいいのか分からず不安もありました。1日がかりのプログラムになるため、進行や準備に時間を割くことが難しい中で、当日の進行も含めてご支援いただけたのはとても助かりました。代行のおかげで、日中は他業務に集中することができ、業務全体のバランスも取りやすくなりました。
プログラム内容としては、不動産開発の実業務をイメージできるよう、過去に弊社が手がけた物件を題材に「どう開発を進めるか」をグループで考えるワークを実施しました。
――学生からの反応はいかがでしたか?
「事業内容のイメージが湧いた」「企業理解が深まった」と好評で、業務への理解や事業のスケール感を実感してもらえたようです。実際、26卒の内定者4名のうち2名がこのインターン参加者でした。志望度を高めるきっかけとしても非常に有効だったと感じています。
忙しい現場でも“候補者を逃さない”採用へ|日程調整代行の安心感
―候補者との日程調整業務も代行させていただきました。こちらはいかがでしたでしょうか。
小野寺様:
これまで日程調整は社内で対応していたのですが、正直なところ、エントリーやスカウト承諾直後の“学生の関心が高いタイミング”にすぐ対応するのが難しい場面もありました。できるだけ早く連絡を取るようにはしていたものの、繁忙期などはどうしても他の業務に追われ、対応が遅れてしまうこともありました。
そうした中で、日程調整をタイムリーに対応いただける体制が整ったことで、学生の温度感が高いうちにスムーズに面談へご案内できるようになり、「関心の高い候補者を逃してしまうかもしれない」という不安がぐっと減りました。
また、リマインドのご連絡まで丁寧に行っていただいている点もありがたいです。以前は「送った方がいいとは思いつつ、つい後回しになってしまう…」という状況だったので、学生へのフォロー体制もより整ったものになったと感じています。
私が日々多くの業務を抱えている中、こうした細やかなフォローまで一貫してお任せできるのは本当に助かっています。
採用活動を“ひとりで抱え込まない”安心感|定例ミーティングと伴走支援の価値
―定例ミーティングや、プロジェクトマネジメント担当のご支援について、印象に残っていることはありますか?
小野寺様:
定例ミーティングは、採用活動を振り返る大切な機会になっています。日々の業務を行っていると、どうしても目の前の対応で手一杯になってしまい、戦略や優先順位を見直す余裕がなかなか持てないのですが、この時間があることで「今の動きは最適か?」と立ち止まって考えることができ、次の打ち手を前向きに検討できています。
―たとえばスカウト活動の方針についても、ミーティング内でご相談させていただきました。
そうですね。特に印象に残っているのが、スカウトの対象学生をどう設定するかというお話です。
承諾率を上げたいならターゲットを絞るのが効果的ですが、それでは数が足りなくなる。逆に広げすぎると、関心の低い学生が増えて選考移行率が下がってしまう。
そうした「質と量のバランス」を、客観的なデータや市場動向を踏まえて一緒に調整できたのはとても心強かったです。
また、ESの設問内容や学生との接点設計においても、「この質問は学生にとってハードルが高すぎないか」といった視点で親身にフィードバックをいただけたのが印象的でした。自分だけでは気づけなかった視点に気づかせてもらえることで、候補者にとっても納得感のある選考フローにつながっていると感じています。
プロジェクト全体を俯瞰しながら、戦略と運用を行き来して支えてくださっている存在として、非常に心強いです。
8年ぶりに女性2名の承諾|“数と質”の両立を実感した26卒採用
―実際に26卒の採用では内定承諾数の目標4名を達成できました。採用目標を達成できたご所感はいかがでしょうか。
小野寺様:
まずは率直に「ほっとした」という気持ちが大きいです。業務を兼任しながら採用活動を進める中で、日々の対応に追われつつも「本当に今年も決まるのか」という不安は常につきまとっていましたので、無事に4名から内定承諾をいただけたときは、安堵した気持ちと達成感がありました。
特に印象的だったのは、4名中2名が女性だったことです。弊社はこれまで不動産開発という業界の特性もあり、男性の入社割合が高く、毎年女性は1名のみ、 という状況が続いていました。それが今回、8年ぶりに女性2名から承諾をいただけたことは、個人的にもとても嬉しく、社内的にも意味のある成果だったと感じています。
また、学生から「一人ひとりをしっかり見てくれていると感じた」という声をもらえたのも印象に残っています。他社では流れ作業のように感じた面接が、弊社では丁寧に向き合ってもらえたと感じたようで、そうした声を聞いたとき、「きちんと向き合う姿勢」が伝わっていたことに手応えを感じました。
採用目標の“数字”だけでなく、“どんな学生とどんな関係性を築けたか”という質の部分でも、良い結果につながった一年だったと感じています。