【2024年12月】新卒採用代行のおすすめサービスを徹底比較 | 新卒RPOの料金や特徴、選び方
企業の成長に不可欠なのが、社内に新しい風を吹き込む新卒採用。しかし、新卒採用活動には戦略立てから候補者の選考、プロセスの管理まで、多くの時間と労力が必要です。実際に採用目標の達成に向けて悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこでおすすめなのが「採用代行(RPO)」です。採用代行サービスを利用すれば、採用担当者の貴重な時間と労力を無駄にせず、専門家の知見を借りて自社に合った人材を効果的に採用できます。
この記事では、新卒採用代行を検討する企業に役立つ情報をまとめました。新卒採用に特に強みを持ったおすすめの採用代行会社も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
新卒採用だけでなく、中途採用にもおすすめの採用代行サービスをまとめて知りたい場合はこちらの記事をご覧ください▼▼
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【2024年12月最新】採用代行(RPO)比較|おすすめ47社を徹底解説
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採用代行とは何か?
採用代行とは、企業が採用業務を外部に委託するサービスのことです。人材採用に関する様々な業務を専門のプロフェッショナルに任せられます。
- 採用戦略の策定と計画
- 求人広告の作成と掲載
- 候補者の応募受付とスクリーニング、フォロー
- 面接の日程と実施、合否連絡
- 採用進捗の管理と進行状況の報告
- データ分析や報告書の作成
採用代行の利用企業が増えている背景
新卒採用代行サービスを利用する企業は年々増加しています。背景には、学生側の売り手市場の加速と採用手法の多様化があり、多くの企業が人材確保に苦戦していることがあります。その結果、専門知識や経験豊富なプロフェッショナルによる効率的な採用を求めるニーズが高まっています。
さらに、自社の採用リソースが不足している状況でも優秀な人材を確保する手段として、採用代行サービスが注目されています。新型コロナウイルスの影響で採用のオンライン化やデジタル化が進んだことで、企業は新しい採用手法に適応する必要が生じており、オンライン採用のノウハウやデジタルツールの活用に熟知した採用代行サービスの需要が一層拡大しています。
以前は「企業の根幹である採用活動を外部に委託することはありえない」という風潮がありましたが、現在では企業規模や業種を問わず、採用活動の成功のために積極的に採用活動をアウトソースする企業が増えています。採用代行サービスの市場は世界中で着実に拡大しており、2021年には市場規模が日本円でおよそ7,100億円でしたが、そのあとの10年で市場は5倍以上にまで拡大する見通しと言われています。
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新卒採用代行のメリット
1. 専門的なマンパワーの確保
新卒採用はタイミングが重要で、多くの企業が同時期に採用活動を行うため、人手不足が深刻です。「社長や役員が自ら採用を行う」「専門的ではない社員が兼務で採用を行う」「そもそも採用部署がない」といった状況は一般的です。採用代行を利用することで、自社の採用チームの体制が不十分でも、迅速かつ柔軟に新卒採用のピーク時期に対応できます。
2. 採用の質の向上
新卒採用は、企業の未来を担う人材を選定する重要なプロセスです。採用代行サービスを利用することで、採用のプロフェッショナルの知識と経験を活用できます。マンパワーの補充だけでなく、新卒採用戦略の立案、ターゲットの絞り込み、選考プロセスの最適化、進捗管理などを一貫してサポートしてくれるため、採用プロセス全体の効率が向上し、質の高い新卒採用が期待できます。
3. コストの削減
新卒採用には多大な時間とコストがかかります。採用代行を利用すれば、短期間で経験豊富な専門家をチームに加えることができ、無駄な業務の見直しによる効率化を図ることで、全体の採用コストを抑えることができます。新たに採用担当者を雇用する手間やコストを削減し、必要な時期に必要なリソースを投入することで、コストパフォーマンスの高い新卒採用を実現できます。
採用代行ではない選択肢との比較
採用に関する課題を解決する方法は、採用代行会社への依頼だけではありません。具体的には、自社で採用担当者を確保する方法とフリーランスへ直接委託する方法があります。それぞれのメリットとデメリットを簡単にまとめたので、参考にしてください。
手法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
自社で確保する | ・人手不足を解消できる | ・採用に時間とコストがかかる・専門知識の不足・年間を通じて安定的な業務が必要 |
フリーランスへ直接委託 | ・比較的安価に依頼できる・意思疎通が速い・専門家の知識が得られる | ・業務指示や進捗管理が必要・稼働工数がフリーランスに依存する・短期間での大量発注が難しい |
まず、自社で採用担当者を確保する場合、人手不足は解消されますが、採用に時間とコストがかかり、教育も必要なため、立ち上げのハードルが高いのがデメリットです。
また、フリーランスへの直接委託では発注費が抑えられる一方、業務指示や進捗管理は必要で、短期間での大量発注など突発的な依頼が難しく、柔軟性は低いです。
一方、採用代行会社に委託した場合、採用の専門家による安定的な採用体制が迅速に構築できます。また、必要な時に必要なだけ依頼できるので、コスト観点でのメリットが大きく、柔軟性も高いのが特長です。
よって、自社の採用をアウトソースする場合には、採用代行会社への委託がおすすめです。
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新卒採用で採用代行を使うべき企業の特徴
採用代行を積極的に利用すべき企業の特徴は以下の通りです。もし、これらの特徴に当てはまる場合、新卒採用において採用代行を前向きに検討すべきでしょう。
1.事業が急成長中:
急速な事業拡大に伴い、多数の新卒人材を迅速に確保する必要がある企業。スタートアップやベンチャーに多い。
2.人事部門が小規模/ない:
内部リソースが限られ、新卒採用を担当する人事担当者が少ないため、効率的な採用業務が難しい企業。
3.採用業務に時間を割けない:
人事担当者が兼務や時短勤務であるため、新卒採用業務に十分な時間を割けない企業。
4.繁忙期に採用ニーズが集中する:
特定の時期に大量の新卒採用を行う必要がある企業。大手企業に多い。
5.専門知識が必要な職種を募集している:
エンジニアなど、特定の専門知識を持つ新卒人材を見つけるのが難しい企業。
6.採用ノウハウが不足している:
新卒採用に関する知見が不足し、担当者の感覚や過去の慣習に頼っている企業。
7.採用プロセスの歩留まりが悪い:
新卒候補者の辞退が多く、採用実績が目標を大きく下回っている企業。
8.新卒採用の質を向上させたい:
自社に合った新卒人材が採用できず、採用活動がうまくいっていない企業。
9.採用コストを削減したい:
新卒採用にかけられるコストが限られ、人件費を抑えたい企業。無駄な出費があると感じている企業。
10.新卒採用後のフォローアップが手薄:
新卒社員の入社後のフォローアップや育成に手が回らず、定着率向上のための支援が必要な企業。
採用代行会社の選び方
採用代行サービスを選ぶ際には、以下のポイントに気をつけて選ぶと、思わぬ失敗を防げます。
①過去の支援実績は豊富か?
豊富な支援実績を持つ企業であるほど、採用におけるノウハウが多く、質の高い支援を受けられる可能性が高いです。過去の実績や事例から信頼性を確認しましょう。また、採用難易度が高い特定の業界や職種の場合は、その領域における実績がどれくらいあるのか事前に確認するとよいでしょう。
②サービスの提供範囲は適切か?
採用代行会社ごとに依頼できる業務内容は異なります。自社が外注したい業務を依頼できるのか、必ず契約前に確認しましょう。また「そもそも採用の進め方がわからない」「どの業務を外注すべきかわからない」という企業の場合、戦略立てから行ってくれる総合型の採用代行会社がおすすめです。
③コミュニケーションは取りやすいか?
採用代行会社とのコミュニケーションは円滑かつ透明であることが重要です。定期的なミーティングで採用プロセスの進捗や結果について共有したり、問題が発生した際には迅速に対処してくれるか確認しましょう。またChatworkやSlackなど自社で利用しているツールが使えると楽です。
④料金体系は明確か?
採用代行サービスの料金体系は主に「月額固定制」と「従量課金制」の2つあります。月額固定制は年間の予算の計画がしやすく、従量課金制は必要な時期だけ依頼できるのがメリットです。 自社に合った支払い方法を見極め、追加料金や隠れたコストがないか、契約内容をよく確認しましょう。
⑤契約条件は柔軟か?
採用活動においては急な計画変更は付きもの。採用ニーズの変動に柔軟に対応できるサービスがおすすめです。具体的には、最低契約期間や解約条件について確認し、最低1ヶ月から必要なときだけ依頼できる、解約は前月までの通達で可能など、出来る限り柔軟性の高いサービスが安心です。
これらの点に注意することで、最適な採用代行会社を選び、効果的な採用活動を実現できます。
新卒採用におすすめの採用代行サービス
- アールナイン
- クイック
- ジーズコンサルティング
- ツナググループ・ホールディングス
- キャリタス
1. 株式会社アールナイン
公式HP:https://r09.jp/
特徴
- ベンチャー、中小、大手を問わず、700社を超える豊富な支援実績
- 最低1ヶ月から必要なときに必要なだけ依頼できる
- 月額40万円で採用代行サービスの利用が可能
- 複数人のプロジェクト体制で安定的な支援が可能
- 1,500名を超えるプロ人材が登録、短期間に大量の発注も可能
- 採用だけでなく、定着・育成領域の支援も可能
料金
月額40万円(人事ライト/ライトプラン)
月額60万円(人事ライト/ベーシックプラン)
【関連資料:中小企業向け 月額制採用代行サービス】
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2.株式会社クイック
公式HP:https://919.jp/service/p2632/
特徴:
- 採用から人事労務まで、一貫したサポート体制
- 業界に特化した専門知識とノウハウを活かし、最適な採用プランを提供
- 企業のニーズに合わせたカスタマイズ可能なサービス内容
- 高いマッチング精度で効率的な採用活動を実現
- 専任コンサルタントによる細やかなフォローアップ体制
料金:要問い合わせ
3.株式会社ジーズコンサルティング
公式HP:https://gsc-japan.com/recruitment_process_outsourcing/
特徴:
- 採用プロセスの全体または一部をアウトソーシング可能
- 専門知識を持つコンサルタントがプロジェクトをサポート
- 採用マーケティングからオンボーディングまで、包括的なサービスを提供
- データ分析に基づく採用戦略の提案
- 効果的な採用広報とブランディングの強化
料金:要問い合わせ
4.株式会社ツナググループ・ホールディングス
公式HP:https://service.tsunagu-grp.jp/rpo/ap
特徴:
- 採用プロセスの最適化を実現するRPOサービス
- 業務効率を最大化し、コスト削減を図るサポート体制
- 専門知識と豊富な経験を活かした採用戦略の提案
- 高度なデータ分析に基づく採用活動の最適化
- 柔軟なプランニングで企業のニーズに応じたサービスを提供
料金:要問い合わせ
5.株式会社キャリタス
公式HP:https://www.career-tasu.co.jp/service/outsourcing/
特徴:
- 人材紹介から採用代行まで、幅広いサービスを展開
- 高いマッチング精度と迅速な対応で効率的な採用活動をサポート
- 専任のコンサルタントが企業のニーズに合わせた最適なプランを提案
- 採用活動全体を見直し、戦略的なアプローチを実現
- 豊富なデータベースとネットワークを活用した人材確保
料金:要問い合わせ
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【2024年12月最新】採用代行(RPO)比較|おすすめ47社を徹底解説
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採用代行を活用した新卒採用成功事例
ここでは実際に弊社の採用代行を利用して、採用活動の改善に成功した企業の事例を紹介します。
A社:不動産業界 従業員数100名未満
こちらの企業様では、新卒2名の採用目標を達成するために母集団形成の強化やカジュアル面談を行いたいが、専任の人事担当者が1名もいないため、リソースを割けないことが課題でした。
そこで弊社の採用代行を導入することで、月40時間をダイレクトリクルーティングでのスカウト送信に充てることができ、11名の母集団を獲得。翌月にはカジュアル面談で魅力付けを行い、候補者の意欲を醸成。結果的に2名の採用に成功しました。
B社:技術者派遣業界 従業員数1,000名以上
こちらの企業様では、期間限定で大量の面接を行う必要がありましたが、年間を通じて安定的な業務があるわけではないので人員を補強するのも難しく、打ち手に困っている状況でした。
そこで弊社の面接代行を導入することで、3カ月間で約1,500件の面接を実施。採用要件のすり合わせを行いながら、大量の面接でも目線を均一化させました。会社の人員を変えることなく繁忙期を乗り切れたことに大変ご満足いただけました。
新卒採用代行で企業のさらなる成長を
新卒採用において採用代行を導入することで、企業は採用活動を効率的に進めることができます。特に、新卒採用では学生の特性を理解し、大量の応募者を処理し、内定辞退のリスクを管理するなど、独自の課題が存在します。
採用代行会社のサポートを受けることで、自社にマッチする優秀な新卒人材を迅速に確保し、採用活動にかかる業務の負担を軽減することが可能です。新卒採用に関する課題を抱えている企業は、信頼できる採用代行会社を選び、企業のさらなる成長のために新卒採用を成功させましょう。
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この記事の監修者:
1999年青山学院大学経済学部卒業。株式会社リクルートエイブリック(現リクルート)に入社。 連続MVP受賞などトップセールスとして活躍後、2009年に人材採用支援会社、株式会社アールナインを設立。 これまでに2,000社を超える経営者・採用担当者の相談や、5,000人を超える就職・転職の相談実績を持つ。