採用代行(RPO)の費用相場は?よくある料金体系や選ぶ際のポイントを紹介します


採用代行(RPO)の費用相場は?よくある料金体系や選ぶ際のポイントを紹介します

採用担当者のリソースや採用ノウハウが不足している場合でも、効果的な採用を行うために活用できるのが採用代行(RPO)サービスです。

本記事では採用代行に依頼する際にかかる費用相場や料金体系、依頼できる業務内容、依頼する際のポイントについて紹介します。

おすすめの採用代行サービスをまとめて知りたい場合はこちらの記事をご覧ください▼▼
【2024年6月】採用代行のおすすめ30社を徹底比較 | RPOの料金や特徴、選び方

採用代行のよくある料金体系

まず採用代行サービスには主に2つの料金体系があります。

  1. 月額固定型
  2. 従量課金型

1. 月額固定型

決められた作業項目と稼働時間のなかで、毎月一定の料金が発生する料金体系です。費用が固定されるため、採用業務にかけられる月々の予算が明確に決まっている場合でも、安心して利用することができます。

また、採用の進捗を確認しながら、業務量が大幅に増える時期のみオプションをつけたり、状況に応じてプラン内容を変更したりすることができる場合もあります。

2. 従量課金型

依頼した業務の業務量に応じて料金が変動する料金体系です。必要な業務のみをピンポイントに依頼することができ、採用の繁忙期や、特定の採用業務に課題がある場合に有効です。

この場合、余分なコストが発生しづらいことが特徴です。

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採用代行の費用相場

採用代行の費用は、業者や料金体系によって大きく異なります。ここでは目安として採用代行の費用相場を紹介します。

月額一律料金型の費用相場

作業項目ごとに月額料金が一定の「月額一律料金型」の場合、採用業務の一部のみを依頼するか、採用業務全般を依頼するかで費用相場が大きく変わります。

採用業務の一部のみ依頼する場合、月額10万円台から依頼できるケースが多いようです。一方、採用業務全般を依頼する場合、月額40万円からが相場となります。

従量課金型の費用相場

従量課金型では、採用業務の中から必要な業務だけを依頼することができ、業務量に応じて費用が変わります。ここでは一例として、業務別に費用相場を紹介します。

【費用相場の例】

面接日時設定 5万円/月

面接実施 1万円/回

評価シートの作成 3千円/回

応募者への合否連絡 2万円~/月

次回の面接日時設定 2万円~/月

入社意志確認 2万円~/月

内定通知書の発送 2万円~/月

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採用代行の費用に関する注意点

ここまで採用代行の料金体系や相場についてお伝えしてきましたが、依頼する採用代行会社を決める際にはほかにも注意すべきポイントがあります。

  1. 支払いタイミングはいつか?
  2. 初期費用がかかるかどうか?
  3. 最低契約期間の縛りはあるか?
  4. 安かろう悪かろうに流されていないか?
  1. 支払いタイミングはいつか?

採用代行サービスには月額固定制のものも多いですが、その中でも「年払い」と「月払い」の方式があります。年払いは月払いよりお得になることが多いため、長期的な利用が前提でキャッシュに余裕がある場合には年払いがおすすめです。一方、まずはお試しで利用したい、毎月キャッシュアウトするほうが都合がよいという場合には月払いがおすすめです。

  1. 初期費用がかかるかどうか?

採用代行サービスは基本的に「人」が業務を代行するビジネスモデルのため、業務の立ち上げに時間や工数がかかります。そのため、業務着手金として初期費用がかかる会社も多いです。イニシャルコストを気にする企業では、最初にどれくらいの金額を払う必要があるのか確認しておくとよいでしょう。

  1. 最低契約期間の縛りはあるか?

採用代行サービスのなかには最低契約期間を設けているサービスもあります。たとえば、最低契約期間6カ月の場合には、利用を開始してすぐに「合わない」と感じた場合でもキャンセルが不可となるので注意が必要です。初めて採用代行サービスを利用する場合には最低1カ月から利用できるサービスを選ぶのがおすすめです。

  1. 安かろう悪かろうに流されていないか?

採用代行サービスには一定の相場があるものの、各社費用がバラバラです。安いに越したことはないと思うのは当然の心理ですが、価格だけを重視して選ぶと、自社が達成したい採用成功が実現できなかったり、質の低さが露呈し、すぐ他社に乗り換えることになった結果、スイッチングコストがかかる点は注意が必要です。

採用代行サービスの成功事例をまとめて知りたい場合はこちらの記事をご覧ください▼▼
【2024年7月】採用代行(RPO)の成功事例6選|選び方、活用のポイントも紹介

採用代行で任せられる業務

採用代行とは、企業が採用業務を外部に委託するサービスのことです。人材採用に関する様々な業務を専門のプロフェッショナルに任せられます。

依頼できる業務はさまざまです。依頼する業者ごとに得意としている領域が異なるため、どのような業務を依頼できるかを知っておくことが重要です。ここでは採用代行に依頼できる業務の一例を紹介します。

採用戦略の策定と計画

求人広告の作成と掲載

候補者の応募受付とスクリーニング、フォロー

面接の日程と実施、合否連絡

採用進捗の管理と進行状況の報告

データ分析や報告書の作成

採用代行サービスを選ぶ際のポイント

採用代行サービスを選ぶ際には、以下のポイントに気をつけて選ぶと、思わぬ失敗を防げます。

①過去の支援実績は豊富か?

 豊富な支援実績を持つ企業であるほど、採用におけるノウハウが多く、質の高い支援を受けられる可能性が高いです。過去の実績や事例から信頼性を確認しましょう。また、採用難易度が高い特定の業界や職種の場合は、その領域における実績がどれくらいあるのか事前に確認するとよいでしょう。

②サービスの提供範囲は適切か?

  採用代行会社ごとに依頼できる業務内容は異なります。自社が外注したい業務を依頼できるのか、必ず契約前に確認しましょう。また「そもそも採用の進め方がわからない」「どの業務を外注すべきかわからない」という企業の場合、戦略立てから行ってくれる総合型の採用代行会社がおすすめです。

③コミュニケーションは取りやすいか?

  採用代行会社とのコミュニケーションは円滑かつ透明であることが重要です。定期的なミーティングで採用プロセスの進捗や結果について共有したり、問題が発生した際には迅速に対処してくれるか確認しましょう。またChatworkやSlackなど自社で利用しているツールが使えると楽です。

④料金体系は明確か?

 採用代行サービスの料金体系は主に「月額固定制」と「従量課金制」の2つあります。月額固定制は年間の予算の計画がしやすく、従量課金制は必要な時期だけ依頼できるのがメリットです。 自社に合った支払い方法を見極め、追加料金や隠れたコストがないか、契約内容をよく確認しましょう。

⑤契約条件は柔軟か?

 採用活動においては急な計画変更は付きもの。採用ニーズの変動に柔軟に対応できるサービスがおすすめです。具体的には、最低契約期間や解約条件について確認し、最低1ヶ月から必要なときだけ依頼できる、解約は前月までの通達で可能など、出来る限り柔軟性の高いサービスが安心です。

これらの点に注意することで、最適な採用代行会社を選び、効果的な採用活動を実現できます。

採用代行サービスの成功事例をまとめて知りたい場合はこちらの記事をご覧ください▼▼
【2024年7月】採用代行(RPO)の成功事例6選|選び方、活用のポイントも紹介

自社に合った採用代行会社を選ぶ

採用代行を導入することで、企業は採用活動を効率的かつ効果的に進めることができます。専門知識と経験を持つ専門家のサポートを受けることで、自社に合った人材を迅速に確保し、業務の負担を軽減することが可能です。

採用に関する課題を抱えている企業は、信頼できる採用代行会社を選び、企業のさらなる成長のため採用活動を成功させましょう。

株式会社アールナインは、15年700社以上の採用支援実績と、それに基づくノウハウが豊富にございます。

アールナインの採用代行では、専属のコンサルタントがプロジェクト体制で採用プロセスの最適化を行います。単なるマンパワーの確保ではなく、品質やノウハウ提供も重要視されている場合は、ぜひお問い合わせください。

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