【2025年最新版】採用代行(RPO)の相場は?|料金体系・単価別の費用一覧と選び方

公開日: 2024年08月08日 | 最終更新日: 2026年01月26日


【2025年最新版】採用代行(RPO)の相場は?|料金体系・単価別の費用一覧と選び方

「採用代行っていくらかかるの?」
「月額制と従量課金制の違いは?」
「安い会社で本当に大丈夫?」

採用代行(RPO)を検討する人事担当者にとって、最初に気になるのは費用相場料金体系の違いです。適正な価格を知らなければ、割高な契約を結んでしまったり、逆に安すぎるサービスを選んで品質トラブルに直面したりするリスクがあります。

結論として、一般的な目安は以下です。

  • 月額固定型:月10〜80万円
  • 従量課金型:数千円〜数万円/件
  • 成果報酬型:採用1名あたり60〜120万円

ただし、新卒か中途か、アルバイト採用か、依頼する業務の量と中身、あるいはどんな運営形態の代行会社を選ぶかによっても相場は変動します。
本記事では、料金体系別・雇用形態別・運営形態別に具体的な費用相場を整理し、さらに業務ごとの詳細な単価リストや、コストを抑えて賢く活用するコツまでを解説します。

目次

採用代行(RPO)の費用相場

採用代行(RPO)の費用は、主に 料金体系/採用ターゲット/運営形態 の3つの条件によって変動します。まずは全体像を把握するために、それぞれの分類と費用相場を解説します。

料金形態ごとの費用相場

ここでは、まず基本となる 料金体系ごとの相場感 を整理します。採用代行サービスの料金体系は大きく分けて次の3種類です。

  • 月額固定型
  • 従量課金型
  • 成果報酬型

それぞれの特徴と費用相場を解説します。

1. 月額固定型

一定範囲の採用業務を月ごとに定額で契約する方式です。
採用人数や応募数が増減しても、基本的に月額料金は変わらないため、毎月の支出を安定させたい企業に向いています

多くのサービスでは「基本プラン+必要に応じてオプション追加」という形をとっており、採用状況に合わせて業務量を調整できる柔軟性もあります。戦略設計や進捗報告など、単なる事務作業にとどまらない支援を含むケースが多いのも特徴です。

▼月額一律料金型の費用イメージ

サービス内容費用
新卒採用まるっと代行10〜70万円/月
中途採用まるっと代行20〜80万円/月
新卒スカウト代行10〜50万円/月
中途スカウト代行10〜60万円/月
面接代行15〜50万円/月

2.従量課金型

業務内容や件数に応じて料金が変わる方式です。
「この時期は応募が多いから面接調整だけ依頼したい」「スカウトだけ外注したい」など、特定の工程を切り出して依頼できる柔軟性が魅力です。

ただし、単価は固定型より高めに設定されることが多いため、依頼範囲が広がると結果的に割高になるリスクがあります。部分最適になりやすい点も考慮が必要です。

▼従量課金型の費用イメージ

サービス内容費用
媒体管理5〜10万円/月
スカウトメール1,000〜2,000円/通
面接設計30〜50万円
面接実施8,000〜15,000円/回
採用ピッチ資料作成25〜80万円
エージェント対応10〜20万円/月

3. 成果報酬型

応募数や面接設定数、採用数といった成果に応じて費用が発生する仕組みです。
初期費用がかからないケースも多く、「まずはリスクを抑えて試したい」企業にとっては導入しやすい方式です。

ただし、成果基準を「数」で設定すると、質より量を優先する動きが生まれ、ミスマッチ人材の応募が増える可能性もあります。契約時には「成果=自社が欲しい人材」に直結する基準になっているかを確認しましょう。

▼成果報酬型の費用イメージ

  • 採用1名あたり:60〜120万円程度
    (または採用者の理論年収の20〜35%程度)

採用ターゲット・雇用形態別の費用相場

採用代行の費用は、料金体系だけでなく「どの層を採用するか」によっても変わることがあります。同じ業務を依頼する場合でも、新卒・中途・アルバイト/パートといった雇用形態ごとの採用難易度や、エンジニア・管理職といった職種の専門性によって相場が変動することもあるのです。

新卒採用代行

新卒採用は、説明会や面接調整など候補者対応の工数が多いのが特徴です。
採用人数が比較的多いため、応募者管理や日程調整といった事務処理を切り出す依頼が中心となり、部分的な依頼なら比較的安価に利用できます。

  • 費用相場の目安:5〜70万円/月

中途採用代行

中途採用は、ターゲットの条件が細かく、スカウトや面談の質が成果を大きく左右します。
求める人材像に合った母集団形成が必要となるため、新卒よりも費用相場は高めです。

  • 費用相場の目安:10〜80万円/月

アルバイト・パート採用代行

アルバイトやパート採用は、即戦力やスピード重視で進められるケースが多く、新卒・中途よりも難易度が低い分、費用も抑えめです。
求人媒体の管理や応募者対応といったノンコア業務を依頼するケースが目立ちます。

  • 費用相場の目安:1〜30万円/月

エンジニア・ハイレイヤー採用代行

ITエンジニアやマネジメント層など、採用難易度が高い職種は相場も高額です。
候補者の発掘やスカウトには専門知識が不可欠で、担当者の経験値によって成果が大きく変わります。

  • 費用相場の目安:40〜100万円/月

▼雇用形態・職種別の費用イメージ

採用ターゲット費用相場
新卒採用代行5〜70万円/月
中途採用代行10〜80万円/月
アルバイト・パート採用代行1〜30万円/月
エンジニア採用代行40〜100万円/月
ハイレイヤー採用代行40〜100万円/月

運営形態別の費用相場

採用代行サービスは、どのような人材が実際に業務を担当するかによって「運営形態」が異なります。大きく分けると、代行会社の社員が支援する方式/フリーランス人材を活用する方式/アルバイトやインターンが関わる方式の3種類です。

運営形態によってサービス品質や費用水準に差があるため、契約前に確認しておきましょう。

代行会社の社員が支援する方式

採用代行会社の正社員スタッフがプロジェクトに入り、採用業務を担う方式です。
経験豊富な人材が関わるため、業務品質が安定しやすく、ノウハウの蓄積も期待できるのが特徴です。

一方で、費用が高くなりやすい、属人性が高いなどのデメリットもあります。

  • 費用相場の目安:20〜80万円/月

フリーランス人材を活用する方式

採用代行会社を介して、あるいはマッチングサービスを通じてフリーランスのリクルーターを活用する方式です。

特定領域に強みを持つ人材を柔軟に活用できるのが魅力ですが、担当者のスキルや経験値によるばらつきが大きい点には注意が必要です。

  • 費用相場の目安:10〜50万円/月

アルバイトやインターンが支援する方式

採用代行会社がアルバイトやインターンスタッフをアサインして業務を担う方式です。

人件費が安いため、低コストで利用でき、繁忙期に人員を増やしやすいです。一方で、経験不足により対応品質が不安定だったり、スタッフの入れ替わりが多いことがデメリットです。

  • 費用相場の目安:5〜30万円/月

▼運営形態別の比較表(イメージ)

運営形態メリットデメリット相場の目安
代行会社社員型高品質・安定/ノウハウ蓄積コスト高め/範囲に制約あり20〜80万円/月
フリーランス型専門性を柔軟に活用/コスト抑制品質にばらつき/継続性に難あり10〜50万円/月
アルバイト型低コスト/人員調整しやすい品質不安/教育コスト発生5〜30万円/月

【業務内容別】採用代行の単価・費用相場一覧

従量課金型で依頼する場合や、月額プランのオプションとして追加する場合の「単価相場」を詳しく解説します。どの業務を切り出して依頼するか検討する際の参考にしてください。

面接・説明会関連の単価相場

面接や説明会の実施は、担当者の拘束時間が長いため単価が高くなりやすい項目です。オンラインか対面かによっても費用が変動します。

業務内容単価相場備考
面接代行(1回あたり)1.0万〜3.0万円面接官のクラス(人事担当/役員クラス)により変動
会社説明会運営(1回あたり)5.0万〜15万円当日の司会進行や運営サポートを含む
説明会・面接の日程調整1,000円〜/件候補者とのメール・電話やり取りを含む
面接官トレーニング10万〜30万円自社社員向けの面接官研修

スカウト・応募者対応の単価相場

ダイレクトリクルーティングのスカウト配信や、応募者への一次対応など、件数が多い業務は単価×件数で計算されます。

業務内容単価相場備考
スカウト文面作成1.0万〜5.0万円ターゲットごとの文面カスタマイズを含む
スカウト配信代行50円〜3,000円/通ピックアップから配信まで。通数が多いほど単価は下がる傾向
応募者スクリーニング2,500円〜3,000円/件書類選考や要件チェックの代行
合否連絡・リマインド500円〜1,500円/件メール送信や電話連絡

その他業務(媒体管理・入社対応)の単価相場

求人媒体の運用や内定者フォローなど、採用プロセス全体に関わる業務の費用感です。

業務内容単価相場備考
求人票作成・媒体出稿3.0万〜10万円/本媒体選定や原稿作成ライティング費用
採用管理システム(ATS)運用5.0万〜15万円/月システムの初期設定や日々のデータ更新
内定者フォロー・研修10万〜30万円/回内定者懇親会の企画・運営など
採用広報(ブログ記事作成など)2.0万〜5.0万円/本インタビュー記事やSNS投稿の作成

人事業務の頼れる味方「採用代行(RPO)」とは?

採用代行とは、英語の「Recruitment Process Outsourcing(リクルートメント・プロセス・アウトソーシング)」の頭文字を取って「RPO」とも呼ばれるサービスです。

その名の通り、企業の採用活動におけるプロセスの一部、あるいはすべてを外部の専門企業に委託することを指します。単なる「作業の手伝い」にとどまらず、採用のプロフェッショナルが企業の採用部門の一員として実務を遂行するため、質の高い採用活動を実現できる頼れる存在として注目されています。

多くの企業では、少人数の人事担当者が採用以外の業務も兼務しており、物理的なリソース不足に悩まされています。採用代行を活用することで、煩雑な業務から解放され、戦略的な採用活動へとシフトすることが可能になります。

項目採用代行(RPO)人材派遣人材紹介(エージェント)
主な役割採用業務プロセスの代行・支援労働力(スタッフ)の提供採用候補者の紹介・推薦
指揮命令系統代行会社(受託側)派遣先企業(自社)なし(紹介会社が管理)
業務の専門性採用領域のプロフェッショナル一般事務から専門職まで幅広いマッチングのプロフェッショナル
費用体系月額固定費、従量課金など時間単価 × 稼働時間採用決定時の成功報酬(年収の約35%)
活用の目的業務工数の削減、採用ノウハウの活用人手不足の解消、定型業務の処理母集団形成、要件に合う人材の獲得

採用代行(RPO)の基本的な仕組みと定義

採用代行(RPO)の最大の特徴は、依頼企業の「採用担当者」として振る舞い、業務を代行する点にあります。候補者に違和感を与えることなく、スムーズなコミュニケーションが可能になります。

また、依頼できる範囲も非常に柔軟です。特定の期間だけ、あるいは面接調整だけといった「スポット型」での利用もできれば、採用計画の立案から入社後のフォローまでを一括して任せる「フルパッケージ型」での利用も可能です。

企業の課題や予算に合わせて、必要な機能を必要な分だけアウトソーシングできる仕組みになっています。

人材派遣や人材紹介サービスとの違い

採用代行と混同されやすいサービスに「人材派遣」や「人材紹介(エージェント)」がありますが、役割や契約形態、費用発生の仕組みが明確に異なります。

人材派遣は「労働力の提供」を受け、自社の指揮命令下で業務を行わせるものです。一方、人材紹介は「候補者の紹介」を受け、採用が決定した時点で費用が発生する成果報酬型のサービスです。

これに対し、採用代行は「業務の遂行」そのものを委託する請負契約や準委任契約が一般的です。指揮命令権は代行会社側にありますが、プロとしての知見を活かし、自律的に採用成功に向けて動いてくれます。

【関連記事】RPO(採用代行)と人材紹介の違いとは? – 株式会社アールナイン

採用代行(RPO)に依頼できる業務の内容とは?

採用代行(RPO)は、求人情報の作成から入社後のフォローに至るまで、採用活動におけるほぼすべてのプロセスの依頼が可能です。

一般的に、採用業務は「コア業務(採用判断や戦略決定)」と「ノンコア業務(事務作業やルーチンワーク)」に分類されますが、近年の採用代行サービスはノンコア業務だけでなく、プロの知見が必要な戦略立案などのコア業務の一部まで幅広くカバーしています。企業が抱える課題や予算に合わせて、「面接調整だけ」といったスポット依頼から、「採用活動のすべて」を任せるフルパッケージまで柔軟に選択できるのが特徴です。

依頼できる範囲を正しく理解することで、自社がどこにコストをかけるべきかが明確になり、費用対効果の高いアウトソーシングが実現します。以下に、採用代行で依頼できる主な業務内容と、それぞれの具体的なタスクをまとめました。

業務フェーズ具体的な依頼内容(タスク例)期待できる効果
採用計画・戦略採用ターゲットの策定 採用手法の選定 スケジュール設計 KPI設定市場動向に基づいた現実的な計画立案 採用ミスマッチの防止
母集団形成求人媒体の選定・原稿作成 スカウトメールの文面作成・配信 エージェント管理ターゲット人材へのリーチ数増加 応募獲得単価(CPA)の最適化
応募者対応応募受付 書類選考代行 面接日程調整 合否連絡 問い合わせ対応対応スピード向上による選考離脱の防止 人事担当者の工数削減
選考・評価会社説明会の運営 一次面接の代行 適性検査の実施 選考官トレーニング選考基準の統一による質の担保 社員が最終面接等のコア業務に集中可能
内定・入社内定通知書の発送 内定者フォロー(面談・懇親会) 入社手続き案内内定辞退率の改善 入社受け入れ業務の効率化

求人媒体の選定・運用やスカウト配信

母集団形成は採用の入り口であり、多くの工数と専門知識が求められる領域です。採用代行では、ターゲットとなる人材からの応募を最大化するために、最適な求人媒体の選定や掲載プランの交渉を行います。

また、求人原稿の作成においては、自社の魅力を的確に言語化し、検索エンジン対策(SEO)を意識したライティングを行うことで、閲覧数の向上を図ります。さらに、近年重要性が増しているダイレクトリクルーティング(スカウト)の運用も依頼可能です。

ターゲット選定から個別のスカウト文面作成、配信設定、そして返信対応までを一貫して代行します。プロのノウハウを活用することで、スカウトの開封率や返信率を高め、質の高い候補者を効率的に集められます。

応募者対応・日程調整などの事務業務

採用担当者の時間を最も奪うのが、応募者とのやり取りや日程調整といった事務業務です。採用代行を利用することで、応募者からのメールや電話に対して迅速かつ丁寧に対応することが可能になります。特に売り手市場においては、レスポンスの遅さが選考辞退に直結するため、プロによるスピーディーな対応は非常に重要です。

また、複数の求人媒体やエージェントから入ってくる応募者情報を、採用管理システム(ATS)を用いて一元管理することも依頼できます。面接官の空き予定を確認して日程を調整し、ZoomのURL発行や会議室の予約まで完結してくれるため、人事担当者は煩雑なスケジュール管理から解放され、面接そのものに集中できるようになります。

説明会や面接の代行・選考サポート

選考プロセスにおける実務部分も、採用代行に任せられます。会社説明会では、プレゼンテーション資料の作成から当日の司会進行、運営サポートまでを依頼できます。プロの代行スタッフが進行することで企業の魅力をより効果的に伝えられ、候補者の志望度向上につながるのです。

面接に関しては、書類選考や一次面接といった初期段階のスクリーニングを代行するケースが多く見られます。事前にすり合わせた評価基準に基づいて、採用のプロが客観的に候補者を見極めます。現場社員や役員は、マッチ度の高い候補者との最終面接やクロージング業務のみに注力でき、組織全体の生産性を落とさずに採用活動を進められます。

内定者フォローから入社までのケア

内定を出してから入社するまでの期間は、候補者が不安を感じやすく、辞退が発生しやすいタイミングです。採用代行では、内定者一人ひとりに対して定期的な連絡を入れたり、内定者懇親会や研修を企画・運営したりすることで、入社意欲の維持・向上をサポートします。

また、入社承諾書の回収や入社手続きに必要な書類の案内、入社日当日のオリエンテーション準備といった細かい事務作業も代行可能です。入社直前までの丁寧なフォローで、内定辞退のリスクを最小限に抑え、スムーズな入社へと導けます。

採用代行の費用を抑えて賢く活用するコツ

採用代行は便利なサービスですが、業務のすべてを丸投げすると費用が膨らんでいってしまいます。コストパフォーマンスを最大化するために、導入前に知っておきたい3つのコツを紹介します。

コア業務とノンコア業務を切り分ける

採用業務は「自社社員がやるべきコア業務」と「誰がやっても結果が変わらないノンコア業務」に分けられます。面接の最終判断や採用要件の定義といったコア業務は自社で行い、日程調整やスカウト配信などのノンコア業務だけを外注することで、費用を大幅に抑えつつ、採用の質を維持できます。

繁忙期のみスポットで依頼する

採用活動には波があります。年間契約(月額固定)にすると、閑散期にも費用が発生してしまい無駄が生じます。「新卒の面接が集中する4〜5月だけ」「中途採用を強化したい3ヶ月間だけ」といったスポット契約を活用することで、無駄なコストを削減できます。従量課金型や短期契約が可能なサービスを選びましょう。

複数の会社から見積もりを取り比較する

採用代行の費用は、会社によって大きく異なります。同じ業務内容でも、A社は月額30万円、B社は月額50万円というケースも珍しくありません。必ず3社程度から相見積もりを取り、費用の総額だけでなく、「その金額にどの範囲の業務が含まれているか」を細かく比較してください。安く見えても、追加オプションが必要で結局高くなる場合もあるため注意が必要です。

採用代行(RPO)の導入で得られる主なメリット

採用代行(RPO)を導入することは、単に人手不足を解消するだけでなく、企業の採用力を根本から強化する戦略的な投資といえます。採用代行を活用することで具体的にどのようなメリットが得られるのか、企業の成長に直結する3つのポイントを整理しました。

メリット具体的な成果イメージ
コア業務への集中事務作業を削減し、面接や動機付け、戦略立案に時間を割けるようになる
採用品質の向上プロのノウハウにより、母集団の質や歩留まり(通過率)が改善する
コストの最適化固定費(人件費)を変動費化し、繁忙期・閑散期に合わせて無駄なく予算を使える

メリット1:ノンコア業務を切り離し「コア業務」に集中できる

採用担当者が抱える業務量は膨大であり、特に応募者対応や日程調整といった「ノンコア業務」に多くの時間を奪われがちです。これらは誰が行っても結果に大きな差が出にくい業務ですが、対応が遅れれば候補者の離脱を招くため、疎かにはできません。

採用代行にこれらの定型業務を一任することで、人事担当者は本来注力すべき「コア業務」に専念できるようになります。ここで言うコア業務とは、候補者の見極めを行う面接や、入社意欲を高めるための動機付け、あるいは経営戦略に基づいた採用計画の立案などを指します。

メリット2:プロのノウハウ活用による採用スピードと質の向上

採用市場のトレンドは目まぐるしく変化しており、スカウト媒体の選定や効果的な求人原稿の作成には専門的な知識が求められます。自社だけで最新のノウハウをキャッチアップし続けることは容易ではありませんが、採用代行を活用すれば、豊富な実績を持つプロフェッショナルの知見を即座に取り入れることができます。

例えば、ターゲット人材に響くスカウト文面の作成や、データ分析に基づいた選考プロセスの改善などは、採用代行が得意とする領域です。母集団形成のスピードが上がるだけでなく、ターゲット要件に合致した質の高い候補者を集めることができます。結果として、選考の通過率が向上し、採用成功までのリードタイムを短縮する効果も期待できます。

メリット3:時期に合わせたコスト・リソースの最適化

採用活動には必ず繁忙期と閑散期が存在します。年間を通じて一定の人員を社内で抱えることは、固定費(人件費)のリスクとなり、閑散期にはリソースが余剰となる一方で、繁忙期には人手が足りず機会損失を生む可能性があります。

採用代行であれば、必要な時期に必要な分だけリソースを調達できるため、こうした繁閑の差に柔軟に対応することができます。例えば、新卒採用の面接が集中する春先だけ人員を増やしたり、採用活動が落ち着く時期には契約を縮小したりすることが可能です。「人を一人雇うほどではないが、今の人数では回らない」という状況において、採用代行はコストパフォーマンスの高い解決策となります。

契約前に要確認!費用に関する注意点

採用代行はサービスごとに料金や契約条件が異なります。表面上の金額だけで判断すると、後から「思っていたのと違う」というトラブルになりかねません。契約前に必ず確認しておきたいポイントを整理しました。

支払い方式はどうなっているか(年払い/月払い)

月額制サービスでも「月払い」「年払い」の2パターンがあります。

  • 年払いは割安になるケースが多いが、長期利用が前提
  • 月払いは柔軟に試せるが、トータルコストはやや高め

自社の採用計画やキャッシュフローに合わせて選びましょう。

初期費用は発生するか

業務の立ち上げに着手金が必要な会社もあります。
「いつから、いくら発生するのか」を事前に確認しておくと安心です。

最低契約期間はあるか

「最低3カ月契約」などの縛りがあるサービスも少なくありません。短期的に試したい場合は、1カ月から契約できるかどうかを確認しましょう。

追加料金や隠れコストはないか

オプション業務や、規定量を超えた場合に追加料金が発生するケースがあります。
「見積もり時の金額と請求時の金額が違う」という事態を避けるため、基本料金に含まれる範囲を必ず確認しておきましょう。

採用代行サービスを選ぶ際のポイント

採用代行サービスを選ぶ際には、以下のポイントに気をつけて選ぶと、思わぬ失敗を防げます。

①過去の支援実績は豊富か?

 豊富な支援実績を持つ企業であるほど、採用におけるノウハウが多く、質の高い支援を受けられる可能性が高いです。過去の実績や事例から信頼性を確認しましょう。また、採用難易度が高い特定の業界や職種の場合は、その領域における実績がどれくらいあるのか事前に確認するとよいでしょう。

②サービスの提供範囲は適切か?

  採用代行会社ごとに依頼できる業務内容は異なります。自社が外注したい業務を依頼できるのか、必ず契約前に確認しましょう。また「そもそも採用の進め方がわからない」「どの業務を外注すべきかわからない」という企業の場合、戦略立てから行ってくれる総合型の採用代行会社がおすすめです。

③コミュニケーションは取りやすいか?

  採用代行会社とのコミュニケーションは円滑かつ透明であることが重要です。定期的なミーティングで採用プロセスの進捗や結果について共有したり、問題が発生した際には迅速に対処してくれるか確認しましょう。またChatworkやSlackなど自社で利用しているツールが使えると楽です。

④料金体系は明確か?

 採用代行サービスの料金体系は主に「月額固定制」と「従量課金制」の2つあります。月額固定制は年間の予算の計画がしやすく、従量課金制は必要な時期だけ依頼できるのがメリットです。 自社に合った支払い方法を見極め、追加料金や隠れたコストがないか、契約内容をよく確認しましょう。

⑤契約条件は柔軟か?

 採用活動においては急な計画変更は付きもの。採用ニーズの変動に柔軟に対応できるサービスがおすすめです。具体的には、最低契約期間や解約条件について確認し、最低1ヶ月から必要なときだけ依頼できる、解約は前月までの通達で可能など、出来る限り柔軟性の高いサービスが安心です。

これらの点に注意することで、最適な採用代行会社を選び、効果的な採用活動を実現できます。

まとめ

採用代行を導入することで、企業は採用活動を効率的かつ効果的に進めることができます。専門知識と経験を持つ専門家のサポートを受けることで、自社に合った人材を迅速に確保し、業務の負担を軽減することが可能です。

採用に関する課題を抱えている企業は、信頼できる採用代行会社を選び、企業のさらなる成長のため採用活動を成功させましょう。

株式会社アールナインは、15年700社以上の採用支援実績と、それに基づくノウハウが豊富にございます。

アールナインの採用代行では、専属のコンサルタントがプロジェクト体制で採用プロセスの最適化を行います。単なるマンパワーの確保ではなく、品質やノウハウ提供も重要視されている場合は、ぜひお問い合わせください。

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この記事の監修者:長井 亮

1999年青山学院大学経済学部卒業。株式会社リクルートエイブリック(現リクルート)に入社。 連続MVP受賞などトップセールスとして活躍後、2009年に人材採用支援会社、株式会社アールナインを設立。 これまでに2,000社を超える経営者・採用担当者の相談や、5,000人を超える就職・転職の相談実績を持つ。