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【就活の始め方が分からない26卒向け】就活の進め方、準備の仕方を徹底解説!

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【就活の始め方が分からない26卒向け】就活の進め方、準備の仕方を徹底解説!

2024年9月16日

はじめに

こんにちは。

インターン生の蛭子梨央です。

今年からいよいよ就職活動が始まる26卒の皆さん、準備はできているでしょうか?私が就活生だった時はなんとなく、「3年生の3月から始まるもの」というイメージがあったのでまだ準備を始めておかなくても良い、と思っていました。しかし、実際に就職活動を行ってみると「採用の早期化」を実感しました。

3月からだと思っていたのに、早期選考が夏ごろから始まる企業もあったり、3月よりも前に採用活動を終えてしまう企業もあったり。何も準備できていないままに就職活動が始まるのは不安だと思うので、本記事では就職活動の大まかな流れややっておいた方が良いことをお伝えしていきます。

 

就活の流れ

はじめに、就職活動の全体の流れを把握しておくことが大切です。おおまかな流れは以下の通りです。

  1. 最初にすべきこと、就職活動研究
  2. 研究と選考活動

就職活動について情報収集を進めている人は特に、まず自己分析や業界研究をやり、企業研究を行いつつ選考の準備を進める……といったように、上記の事柄を順番にやっていくというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

私もそう思っていた一人なのですが、実際に就職活動を経験してみるとこれらは順番にやっていくものではなく同時並行で進めていくべきものだと実感しました。そう感じた理由やおすすめの取り組み方は「2.研究と選考活動」の部分でお伝えします。


1.最初にすべきこと、就職活動研究


まず、最初にすべきことは「自己分析」をすることでも「企業研究」をすることでもなく、「就職活動」について詳しくなることです。

就職活動の全体のスケジュールを把握することから始めます。選考が始まるおおよそのタイミングや夏インターンの応募時期など、どの時期に何が行われるのかを知ることで全体を見て逆算して計画を立てることができます。これらの情報は、人材業界の企業が出しているコラム記事や既に就職活動を終えている、もしくは就職活動中の先輩の体験談が書かれている記事を参考にすると良いです。

ちなみに当サイトにも24卒学生の就活体験談がいくつか載っています。記事ごと特徴を書いて紹介しているので、少しでも目を惹かれるキーワードがあればぜひ読んでみてください。

▼「就活の80%以上の時間を自己分析に費やした」、「質より量!行動を重ねたインターン」

【内定者の就活体験談】Vol.1 〜自分の軸を探し続けた就職活動〜

▼「教職課程と就職活動の両立」、「多くの業界に興味アリ」

【内定者の就活体験談】Vol.2~就職活動と教職課程の両立~

▼「早期内定」、「複数社の内々定」

【内定者の就活体験談】Vol.3~就活の振り返りとやって良かったこと~


2.研究と選考活動


自己分析、業界研究、企業研究、選考対策……これらは「順番にやっていくものではなく同時並行で進めていくべきものだ」とお伝えしました。

自己分析だけをやりすぎてしまうと自分の価値観やビジョンははっきりするものの実際の仕事と結びつきづらくなるので選考の際にどこか抽象的な印象を与えてしまう可能性があります。また企業研究だけをやりすぎてしまうと仕事内容に詳しくなったり求める人物像をしっかりと把握できたりする一方で「本当に自分はこの仕事をやりたいのか」が疑問として残りやすいです。そうなると、選考後半に面接官に見抜かれたり、内々定をいただけて承諾をしたとしてもモヤモヤとした気持ちが残ったりといったことが起こる可能性があります。

そのため、納得して就職活動を終えるためには「順番にやる」のではなく、「同時並行で分析、研究をしながら選考に臨む」ことが必要です。


自己分析

「自己分析」という言葉は聞いたことがあるけれど、具体的に何をしたらいいのか分からない人も少なくないはず。やり方はさまざまで、人によって合うやり方と合わないやり方があるので自分が一番やりやすい方法を見つけていくと良いでしょう。

「手軽にとりあえずやってみたい」という方には、ナビサイトなどネット上でできる自己分析がおすすめです。心理テストのように聞かれた質問に答えていくとあなたの特性が結果として出てくるものです。ここで大事なのが、1つの結果だけを鵜呑みにしないことです。

複数のサイトで診断を行うと、結果は全く同じではないはずです。しかし、何度診断をやっても必ず出てくるあなたの特性がおそらくあります。例えば、毎回「根気強さ」の項目が書かれている場合は、あなたには「根気強い」という強みがある可能性が高いと考えられます。

 

「より深く自分のことを知りたい」という方には、自己分析について書かれている本を用いた自己分析や、周囲の人に自分のことを聞いてみる他己分析がおすすめです。

前者は、「自己分析 本 おすすめ」などと検索すれば数多くの本がヒットするので、レビューを見ながら自分に合いそうな本を探してみてください。自己分析初心者の方向けに分かりやすく分析を行うためのステップが書かれているものが多いので参考になると思います。

後者は家族や友人に自分の性格や強みについて聞いてみてください。案外自分から見た自分の評価と他人から見た自分の評価は異なることが多いので、自分以外の目線から自分を知ることは非常に重要です。自分と同じく就職活動を控えている仲間がいるなら、声をかけてお互いに他己分析をやってみるのも良いですね。「他己分析 ツール」と検索をすれば、ナビサイトなどが提供しているツールがヒットすると思うので遠くに住んでいて中々対面で会うことが難しい人とも実施することができます。

この際におすすめしたいのが、異なる環境・関係性の数人に他己分析をお願いするということです。 友人といっても、高校生の頃の友人と大学時代の友人ではあなたの印象は変わりますし、付き合いの長さによっても変わってきます。例えば高校の頃の友人と大学時代の友人に他己分析をお願いした場合、内容が異なっていれば自分の変化を知ることができ、同じであれば一貫した自分の性格や強みを知ることができます。

 

もっと自己分析について知りたい!と思った方は、これまで自己分析のやり方に関する記事を2つ出しているのでぜひご覧ください。

▼「自己分析を何からやったらいいか分からない」、「自分の行動の理由を深掘りする方法が分からない」方必見!

【自己分析】Vol.1~今の自分を知って、未来の自分を創る~

▼「自分の方向性が分からなくなった」、「自己分析の活かし方が分からない」方必見!

自己分析記事vol2〜就活の軸や目指す方向性に悩み始めた方必見〜


業界研究

業界研究のやり方も様々ですが、全業界の概要や成長度合いなどが掲載されている本やネット上の記事を用いたり、業界研究の要素も含んでいる企業説明会に参加したりといった方法があります。

私の場合は後者で、多くの企業が参加する説明会(合同説明会)に参加して幅広い業界に位置する企業のお話を聞いていました。聞いている中でどんな業界なのかという知識がついてくるとともに、正直自分はあまり興味がないなと感じる業界が出てくると思います。

「誰にどんな価値を提供したいか」というのが明確にある人ならば、それを叶えられる業界を探して選ぶのが良いと思いますが、特にそういった考えはないという人の方が多いです。「消去法」というと言い方は悪いですが、自分の興味に従って選択肢を狭めていくというのも一つの方法であると思います。


企業研究

企業を研究する際は、企業のサイトを確認することはもちろん、口コミサイトで企業の口コミを見たり、説明会に参加して不明点を質問したり、OB・OGに直接聞いたりと、数多くの手法が存在します。

私が主にやっていたこととしては、以下の4つです。

  • 企業のサイトの確認(事業内容、仕事内容、募集要項など)
  • 説明会や1dayインターンに参加
  • 口コミサイトの確認
  • 企業との個別面談に参加

特に説明会や1dayインターンに多く参加して、その場で必ず全ての企業に同じ質問をするようにしていました。質問の内容は自己分析から出した自分の軸に沿ったもので、私の場合は「モチベーションの高い人と働きたい」、「目標を持って働いている人が多い環境で働きたい」という思いがあったので全ての企業に社内の雰囲気やどんな人がいるのかを聞くようにしました。

もちろんこの共通の質問以外の質問もしたかったので、事前に企業のサイトや口コミサイトを見て、サイトに掲載されている内容を質問してしまわないように気をつけました。

企業との個別面談に関しては、私がベンチャー企業を志望していたこともあり、面接の前に面談の機会が設けられている企業が多かったことも関係しています。人事の方とじっくり話すことのできる貴重な時間なので、事前に質問を考え、話しながらさらに気になったことを質問してを繰り返していました。もうこれ以上聞くことがないな、という状態になることを目標に疑問点や不安点解消の場として使っていました。


選考対策

選考対策は、大きく分けてSPIなどの知識面での対策と面接対策に分けられます。

SPIについては、企業によって行われるテストの種類が異なっていたり、そもそもテストを行わなかったりということがあります。また行われる企業の中でも、どれほど結果が重視されるのかは全く変わってきます。

そのため、もし自分が志望している企業の規模感や業界が決まっているのであれば、どのような種類のテストが導入されているのかを知っておくこともおすすめです。

面接対策については、練習をしたいという場合は大学のキャリアセンターや面接対策を行っているイベントに参加するといった方法があります。たまに面接練習を題材としたインターンを開催している企業もあるので、そこに参加してみるのも良いですね。

また志望度がそれほど高くない企業との面談、面接を有効活用するという手もあります。面接練習として選考に参加しつつ、もし志望度が上がればそのまま選考を受け続ければ良いし、上がらなくても第一志望郡の企業の選考練習になります。


おわりに


就職活動についてのイメージは本記事を読む前と比較して鮮明になったでしょうか?皆さんが就職活動をスタートする一歩目を踏み出す手助けとなったら嬉しいです。

また当サイトの採用コラムでは就職活動に役立つコンテンツを投稿しているので、ぜひ他の記事も読んでみてください。

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