内定者インターンとは?24卒内定者が振り返るインターンの全貌
2024年9月13日はじめに
こんにちは。24卒インターン生の小黒叶雅です。
私たち24卒インターン生(以下、24卒内定者に統一)は、アールナインへの入社を決めてから1年が経ちました。
そして、内定承諾後に参加することができる内定者インターン※の期間も残りわずかとなりました。
今回はインターンの振り返り記事として、24卒が行ってきた業務の一部をご紹介します。
私が参加していた業務の紹介が中心になりますが、内定者インターンについて知っていただけると嬉しいです。
※内定者インターン…内定承諾後に行われる長期インターンのこと(希望者のみ)。多様な業務を通じて大学生のうちから社会人経験を積むことができる。
目次
インターンの概要
まず、内定者インターンの概要をご説明します。
先述したように、内定者インターンにはアールナインへの入社を決めた内定者が参加できます。
しかしながら、参加は任意のため、内定承諾をしたからという理由で必ずインターンを開始しなければならないというわけではありません。
私は、大学生のうちから社会人経験をしてみたい、アールナインについてもっと知りたいという思いが強かったため、迷いなくインターンへの参加を決めました。
◆インターン開始時期
インターンの開始時期については内定承諾後、学業やプライベートの予定と照らし合わせながら社員の方と決定します。24卒の多くは2023年2月から開始していました。
もちろん、3月以降から開始した同期もいます!
◆業務日数・時間
長期インターンということもあり、業務日数や時間は会社側から指定されるというイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。ですが、アールナインの内定者インターンには、業務日数や時間を自分で決められるという特徴があります。
学業やアルバイト、プライベートと両立するには大変魅力的な制度だと私は感じていました。
そのため、同期の中でも週1.2日稼働している仲間もいれば、週5日フル稼働という人もいて、本当に自分の無理のない範囲、行いたい範囲でインターンができるという印象でした。
最近は卒業旅行シーズンということもあり、一定期間インターンをお休みして遊びの予定を入れたり、長期旅行に行ったりする同期も沢山います!
私は大体週2~3日で稼働していましたが、学業の都合上週1回の時もあれば、1ヶ月ほどお休みする月もありました。
時間としても週2回のうち1日は7~8時間ほど、もう1日は午前中3時間ほどと、学業やアルバイトとの両立ができるようにスケジュール管理をしていました。
◆業務内容について
インターンで行う業務は、日数や時間と同様に自分で選択することができ、総務・広報をはじめとして社内に関する業務まで、内定者が関わることのできる業務を多く用意してくださっています。
自分の「やってみたい」という気持ちのもと、やりたい業務には挙手しやすい環境が整っているということも大きな魅力です。
その中でも、私は広報業務と新卒採用業務を主に行っていました。
広報8:新卒採用2くらいの比率で、広報では採用ホームページ(以下採用HP)チーム及びSNSチームに、新卒採用では25卒イベントの企画・運営に携わっていました。
採用HPチーム、SNSチーム、25卒イベントチームは全て今年度から行われた新たな取り組みとなっており、24卒内定者と社員で各プロジェクトを立ち上げました。
その詳細についてご紹介いたします。
広報:採用HPチーム
メンバー:内定者4名、社員2名
採用HPチームでは、当サイトに掲載するコラムの執筆を行いました。
私は本記事を含めて4本執筆しました。
・【内定者の就活体験談】Vol.2~就職活動と教職課程の両立~ |
チーム立ち上げから現在に至るまでの流れ及び業務詳細は以下の通りです。
〈流れ〉
〈業務詳細〉
- 定例MTGの開催・参加(隔週)
- 進捗共有
- 執筆する記事の内容選定
- 課題の共有
- 記事執筆
- 記事の分析(月1)
- 分析結果を全体で共有
- 分析結果をもとに記事を修正
採用HPチームでは、隔週で定例ミーティング(以下MTG)を行い、進捗共有やネタ出しを行いました。記事の執筆は基本的に1人で行うため、MTGの際に悩みや懸念点を相談して不安を解消することを意識しています。
執筆記事が確定したら、納期までに完成するように計画を立てて執筆を進めます。内容としては就活をしていたころの体験談、価値観や事業内容などアールナインに関すること、人材業界や採用に関することなど幅広く、就活生やアールナイン選考中の学生が求めている情報をタイムリーに提供できるよう心掛けていました。
2024年2月21日現在、本記事を含め16本の記事が公開されています。
広報:SNSチーム
メンバー:内定者6名、社員2名
アールナインでは、2023年6月にInstagramを開設し、その運用をインターン生が行っていました。
(アカウント:https://www.instagram.com/r09.recruit?igsh=MTFvdnFtc2gzNGR1cw==)
「自分らしく働くための就活ノウハウ」というコンセプトのもと、25卒向けに就活情報を発信すべく、週2回投稿を行いました。
チーム立ち上げから現在に至るまでの流れ及び業務詳細は以下の通りです。
〈流れ〉
〈業務詳細〉
- 定例MTGの開催・参加(隔週)
- 進捗共有
- その日確認しておきたいこと(一例)
- 分析結果の共有
- 投稿のネタ出し
- 課題の共有
- 投稿作成(フィード投稿・リール投稿・ストーリーズ)
- 投稿の分析
Instagramの投稿は3チームに編成で行っています。
10月末の投稿までは稼働日が合うメンバー同士でチームを組んで企画考案からデザインまでそれぞれのチームが全て行っていました。
11月の投稿からは、投稿の企画・考案し、内容を詳細まで詰める〈企画チーム〉、企画チームが作成した案をフォーマットに落とし込み、全体をデザインする〈デザインチーム〉、投稿の分析や競合調査を行い、分析結果をもとに翌月の目標を提案する〈分析チーム〉の3チームに再編成し業務に取り組んでいます(各チーム24卒2名ずつ)。
チームの再編成は10月末までの業務を踏まえ、「やってみたい」「得意分野だと気付いたから」というメンバー個々の気持ちを尊重し合い、話し合って確定しました。アールナインの価値観である「得意を活かそう」が発揮された場面でもあります。
私はそのうちのデザインチームに所属しています。デザインチーム内でも定例MTGを行い、投稿の役割分担や作成に関する相談をしました。その後、企画チームから連絡をもらい次第デザイン作成(フィード、リールともに)に入ります。 投稿作成の際には色味のバランスを考えたり、素材を用いたりすることで、1人でも多くの人の目に留まるような投稿作成を意識しました。
新卒採用:座談会参加/25卒向けイベント企画・運営
そして、25卒採用にも関わらせていただきました。
具体的には、会社説明会後に開催される座談会への参加や、25卒向けイベントの企画・運営を行いました。
◆座談会
夏から秋にかけて、3回ほどWEB開催の座談会に参加しました。説明会に参加してくださった25卒の学生の質問に回答することが中心でしたが、就活真っ只中の学生さんからとても多くのことを学びました。みなさん堂々とした態度で質問する姿は印象的でしたし、事前に会社のことを調べ上げていないとわからないような点を質問していて、「自分が就活生のときもっとこうしていればよかったな」と感じる機会が多々ありました。
◆25卒向けイベント
チーム立ち上げからイベントまでの流れ及び業務詳細は以下の通りです。
〈流れ〉
〈業務詳細〉
- MTGの開催・イベントの企画
- 進捗共有
- ネタ出し
- イベント内容すり合わせ
- 課題の共有
- イベント準備
- イベントの告知(Wantedly,Instagram)
- 使用するスライドの作成
- イベント終了後アンケート作成
- 当日の運営
- 司会進行
- アイスブレイク
- ワークショップ
- 座談会
今年は、24卒内定者を中心にリファラルイベントと【TSUMUGI TERRACE】というイベントを開催しました。
リファラルイベントでは、社員及び内定者の関係者の中でアールナインに興味を持っていただけそうな学生さんをご招待し、価値観カードワークと座談会を実施しました。
TSUMUGI TERRACEは、【面接体験編】と【ワークショップ編~「働く」を考える~】をそれぞれ2回ずつ開催しました。
簡単に説明しますと、【面接体験編】では、「面接の練習をしてみたい」「面接の雰囲気を味わってみたい」という就活生に向けて、アールナインのパートナーによる模擬面接体験を行いました。
また、【ワークショップ編~「働く」を考える~】では、アールナインのミッションである「人が介在することで活き生きと働ける世界を」をテーマに、働くことに対するイメージや自分自身はどのようなに働きたいかということを、〈対話〉を通して考えてみようというワークショップを行いました。
〈TSUMUGI TERRACE 【ワークショップ編~「働く」を考える~】の様子〉
1年間のインターンを通して
以上、私が携わらせていただいた業務の紹介をしました。紹介したものはインターンの業務のほんの一部にはなりますが、インターンを行った感想について最後にまとめさせていただきます。
◆インターンのやりがい
★自分自身が携わった業務に反応をいただけること
私たちはまだ大学生であるにも関わらず、先述した通りアールナインの一員として様々な業務に携わらせていただいています。その中で、自分が行ったことに対して反応をしていただけることは本当に嬉しく感じています。
Instagramであれば作成した投稿に「いいね」を付けてくださっていたり、保存してくださったりすることを確認すると、誰かの心に響いたものを作成できたと感じますし、25卒イベントであれば学生さんから「参加してよかった」という声をいただけると、素直に運営をしていてよかったと思います。
インターン生として活動する際には必ず丁寧な下準備をしてから行っているものの、少し不安を感じながら業務を行うこともあります。そのような中で良い反応をいただけたり改善点を発見したりすることは、次も頑張ろうというやりがいや原動力となっています。
◆大変だったこと
★ノウハウや経験がない中、ゼロからイチでチームを進めていくこと
Instagramの開設や25卒イベントの開催はゼロの状態から案を練って運用・運営に持っていったのですが、先述したように私は知識もスキルもない状態で業務を始めてしまったことで、「分からないことが分からない」という状態で焦りながら参加していました。
当時はまだインターンにも慣れていなかったため、今振り返ってみると本当に大変でした。
ですが、ノウハウのある同期や社員の方に勉強会を開いてもらったことで少しずつ焦りや不安が無くなり、今では楽しく業務に取り組むことが出来ています。
◆インターンに参加していてよかったこと
★一人の人間としてできることが増え、成長できた
私は「インターン頑張るぞ!」という熱い気持ちに対して、スキルがほとんどないという状態でインターンを始めてしまいました。しかしながら、スキルが無かったからこそ数えきれないほど多くのことを吸収できたと感じています。
例えば、HPやSNSの運用方法はもちろんですが、定例MTGでの議事録のとり方や司会進行の仕方であったり、アールナインの一員として社会に還元できることを考えたりしたことで人としてスキルアップすることができたと感じています。
また、他の内定者や社員の方と関わる機会を多く設けてくださっていることで自分自身の視野が広がりました。
★入社前から社員の方や同期と沢山関わることができる
これは内定者インターンを実施しているアールナインならではの特徴であると思います。
私たち24卒内定者は入社前にも関わらず、出会ってから1年が経過しようとしています。日頃から業務やランチを共にしていることで、お互いの性格や趣味への理解を少しずつ深めています。10月の内定式では「はじめまして」ではなく、「久しぶり!!」という声が飛び交いました。今はまだ学生であるため全員で会える機会は少ないですが、4月からはみんなと一緒に働くことができると考えると楽しみな気持ちでいっぱいです。
そして、社員の方との交流があることも安心してインターンに取り組むことができた大きな理由です。内定者1人ずつにメンター社員の方をつけてくださり、稼働した日には日頃の業務の相談から大学の話、趣味などなんでも話せる環境を整えていただいています。
そのため、この1年間で同期や社員の方との関係性を構築できたことを踏まえると、インターンに参加していて本当に良かったと感じています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
本記事では、24卒の内定者インターンを振り返りました。
当サイトのコラムの多くは24卒が執筆したものとなっております。
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