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【就職ミスマッチの原因】就職活動中の学生必見!人事担当者に聞いた「入社後にミスマッチを起こさないための秘訣」とは?

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【就職ミスマッチの原因】就職活動中の学生必見!人事担当者に聞いた「入社後にミスマッチを起こさないための秘訣」とは?

2024年1月4日

はじめに

こんにちは、24卒インターン生の蛭子梨央です。

現在就職活動をしている皆さん、就職先を探している中で「自分に合った会社なんて分からない」、「どうやって企業を選べばいいの?」と困ることはありませんか?私も就職活動を行っていた時はこのような悩みを持っていて、終わりが見えない就職活動に不安を覚えていました。

本記事では「自分に合わない会社に入社してしまう」いわゆるミスマッチが起きる場合のよくある事例紹介から、ミスマッチが起きないように就職活動中に気をつけるべきことを社内の人事担当者から伺った内容をまとめて掲載しています。

皆さんの就職活動への不安をすこしでも払拭できたら嬉しいです。


目次


ミスマッチの現状・よくある事例紹介

まず、ミスマッチのよくある事例を紹介していきます。

  • 労働時間・休日等の労働条件が悪かった
    企業説明会の時に聞いていた条件とは違う、となったり、聞いていた通りだったけれど私生活に変化がありここでは働けないとなってしまったりする人が多いようです。
  • 給与等収入が少なかった
  • 仕事の内容に興味を持てなかった
    思っていたほど自分のやりたい業務ができなかったり、日々同じような仕事でスキルアップが難しかったり、といった場合があるようです。
  • 職場の人間関係が好ましくなかった
    単純に合わない人がいる、ということもありますが職場の社風自体が自分とは合わないと感じる場合もあるようです。

(引用:令和3年雇用動向調査結果の概要「表6 転職入職者 が前職を辞めた理由別割合 」


内定辞退・早期離職について

面接官を担当する時にどのように合否を見ているか

企業の選考は一次面接から始まり最終面接まで複数の面接があり、面接官はそれぞれの面接で見ているポイントが異なります。

例えばアールナインでは、一次面接は現場で働く社員や若手の社員との面接が多く、持っている能力を見て自社において無理なく働くことができる人材かどうか「can」の視点を中心に見ています。

二次面接はマネージャー級の社員との面接です。一次面接同様canの視点に加えて、人を一人雇用する場合は給与や教育コストが発生するので、それらをこの人材に投資しても良いかという「will」の視点で見ています。

三次面接はcanやwillの視点に加えて、面接相手の人となりや考え方が会社の目指す方向に合っているかどうか、「culture」がマッチしているか総合的に見ています。

企業側は、内定を得るために作り上げた動機を話す学生を見分けられるものなのか

これについては、見分けやすい学生と見分けにくい学生がいます。

見分けやすい学生に関しては、エピソードの深掘りをして辻褄が合っているか確認しながら対話することで見分けることができます。

一方で見分けにくい学生に関しては単に一人が対話するだけでは見分けることが難しいです。ただ、選考の回数を増やしたりリクルーターの存在があったりと接触する回数を増やして複眼で見ていくことで見分けやすくなります。

例えば、面接官と就活生の年代が近い、人生経験が似ている、など共通点があるとその分見えやすくなることもあるので、色々な人を面接担当者として確認していきます。

早期離職者や内定承諾後に辞退する学生の原因と特徴

早期離職

早期離職は特に大企業で起きやすいと言えます。知名度が高い大企業に入ることを目的とし、その企業に合わせた就活をしてしまう学生が一定数存在するためです。その場合に入社後のミスマッチが起きやすくなってしまうのです。

「内定をもらいたい」という気持ちがゴールになってしまっていたので、実際に入社してから自分には合わないことに気がついた、ということも起きてしまいがちです。本来は会社の好みに寄せた結果選んでもらうのではなく、「等身大の自分自身」を選んでもらうという概念が大事になります。

とは言え、「自分に合う企業」と漠然と言われてもイメージしにくい、という人も多いのではないでしょうか。自分に合う企業か確かめるためにはまず、その企業のカルチャーが自分と合っているのかを確認する必要があります。特に顕著でわかりやすいのが「評価制度」です。

例えば、アールナインでは個人にインセンティブがありません。社内には直接的に売上に繋がる営業職の人もいれば、間接的に売上に貢献しているエンジニアやマーケターもいます。例えば営業担当者個人の頑張りが売上に大きく貢献したとして、その貢献は営業活動を推進できるように裏でサポートしている人の力もあって結びついた成果とも言えるでしょう。

だからこそ、アールナインでは「皆で頑張って皆へ還元する」という考え方に基づく評価制度になっているのですが、個人の力をどんどんつけて上にのぼっていきたいという思考の人からすると「こんなに頑張っているのに自分のことを全然評価してもらえない」という感覚になるかもしれません。そういったミスマッチを防ぐためにも、会社としての価値観が色濃くでる「評価制度」をしっかりと確認しておくこともは大切です。


内定後の辞退

内定後の辞退には、会社起因のものと本人起因のものがあります。

会社起因

入社前の面接で、人事担当者を魅力的に感じて入社したが、現場の人とは相性がまったく合わなかった場合など。

本人起因

最初からその会社に入社を希望していたわけではなく、「とりあえず」と保険をかけておくために複数内定承諾していた場合。決断するタイミングを後に置いておこうという学生がいるため、入社前のタイミングで内定辞退が起こってしまうケースがあります。

内定辞退率の高い企業の特徴

特徴としては、主に二つが挙げられます。

  • 面接回数が少なくて社員との接点がない

面接回数が少ない場合、お互いに本当にマッチしているのかが分からないまま内々定が出るという場合もあります。また社員との接触機会が少ないことで愛着や志望度も上がりづらく、なぜ自分に内々定が出たのかよく分からず納得感が得にくいため、結果として辞退に繋がりやすいのです。

  • 辞退者が多く出ると予測して必要以上に内々定を出している

人事が自社の採用力に自信がなく、「辞退されても仕方ないか」と思ってしまっていることも。その場合、学生から見ても自社に対する熱意のなさが伝わってしまう場合があります。人事がどれだけ自社に対して情熱を持っているのか、というのも判断基準の一つになるでしょう。


学生側が取るべきアクション

ミスマッチを起こさないために必要な準備とアクション

企業の複数の社員と会うことが大事です。人事担当者だけで判断してしまうと、現場の社員の空気感が分からないまま入社することになってしまうためです。他の社員と話す場を積極的に設けてくれる企業、設けることが難しい企業はあるかと思いますが、ダメ元でも一度他の社員の方ともお話できないか聞いてみることをおすすめします。

また、新卒入社した企業で一生働くと思っている学生さんも一定数いるのではないでしょうか。

実は今、1社で定年退職迎えている人は3〜4割ほどしかいません。

大事なのは安定している大きな会社に入ることではなく、どんな時代、どんな状況になったとしても、どこででも働き続けられるような技術、知識、経験を持つことです。つまり、若いうちからそのようなものを身につけられる会社に身を置くことが必要なのです。その会社ではないと自分は価値が発揮できない、という状況に置かれてしまうと、会社を辞めたくなっても辞められない苦しい状況に自分を追い込むことになってしまいます。

転職するかどうかはさておき、いつでも転職はできるという状況を作っておくことが大切です。「個の安定」があれば、たとえ業務内容などでミスマッチ起こったとしても、その後の人生に不安を感じることも少ないでしょう。

面接対策

企業に合わせすぎず、しっかりと本来の自分を見てもらうことは面接において大切なことです。ただ、だからといって面接に向けた準備は必要ない、ということはありません。面接で聞かれそうなところを想像し、どんなことを聞かれるか、どうすれば伝わるのかを考えておくことは非常に大事です。

以下の三つを意識して面接に臨むことを大切にしてください。

  • 「コンセプト」:自分はどういった人物なのか
  • 「コンテンツ」:コンセプトを裏付けるような過去のエピソード
  • 「プロモーション」:伝え方、言い方

就職活動では、自分という人間のコンセプトを相手に伝えることが求められます。ただ、実際にはガクチカや志望動機を企業に合わせて用意して、面接練習を繰り返し行うというような「コンテンツ」と「プロモーション」だけに偏った準備をしている人も多いのではないでしょうか。

就職活動では、「コンセプト」を明確にした上で「コンテンツ」と「プロモーション」が必要になるのです。「ありのままの自分とはどういう自分なのか」を分析・理解し、相手企業にはどんなエピソード、どんな伝え方なら一番伝わるのかを考えることこそが、結果的にありのままの自分を見せることにつながります。

転職を視野に入れている場合、その旨を面接で話しても良いのか

一社で定年退職を迎える人は少ない、という話を前述しました。であれば、人事担当者も内定を出した学生が定年まで絶対に働くであろうと考えている人はほとんどいないはずです。ただ、実際に言葉に出して良いのかは「自分がどうしたいか」に委ねられます。

例えば交際相手にプロポーズするときに、「もし他に良い人が見つかったら今後その人と再婚するかもしれないけど」と前置きを置く人はいませんよね。自分が正直でありたいから、という理由で相手を傷つけるような発言をするのはどうか、という観点も必要です。

ただ、正直に言うことが一概に悪いというわけではありません。企業によってはそれを素直さだと捉えて魅力を感じることもあるでしょう。そのため、自分がどうしたいのかを考えることが大切です。

説明会で聞いていた時、ナビサイトに載っている条件と違う時の見抜き方

一つの情報だけを信じるのではなく、複数の情報を得て調べていく必要があります。

例えば、Wantedly(ビジネスSNSツール)から「社員がどんなふうに活躍しているのか」、ONE CAREERのような就活生の口コミサイトから「同じ就活生がどんな目線で見ているのか」、OpenWorkのような企業の口コミサイトから「退職した人の退職理由」など、使う媒体によって異なる目線で情報が得られます。これらをバランスよく見て、気になった点を選考の中で質問することができたらベストですね。

就活のアドバイスはもらうべきか

就職活動中、両親に「自分はこういうことに興味があるからこの企業の選考を受けてみる」というような報告はした方が良いですが、過剰なアドバイスをもらったり選択権渡してしまうことはやめたほうが良いです。

両親は就職活動経験者かもしれませんが、スマートフォンなどが今ほど普及していなかった時代の就職活動は今とは全然違います。またどちらの企業が良いか悩んでいる時に両親に選んでもらうという選択もするべきではありません。自分の決断を自分でしないと、ミスマッチが起こった時に両親のせいにしてしまうかもしれません。

両親など親族以外の社会人にアドバイスを聞く場合は、「この人の話を聞いたら良さそう」と思える人に聞いてみるのが良いでしょう。とりあえず社会人100人に聞いてみる、というような数を追いかけるような方法は、目的を見失ってしまうのでおすすめしません。たった一人でも、感銘を受ければ良いのです。「何を聞きたいのか」というゴールを明確にした上で誰に聞くべきか、何人に聞いたら納得できる答えが得られそうかを考えて挑みましょう。


アールナインでの取り組み

ミスマッチを起こさないために普段気をつけていること(アールナインの場合)

アールナインが気をつけていることは、大きく分けて二つあります。

一つ目は、どんなに優秀な学生であったとしても自社の風土に合わないと思ったら内定を出さないということです。能力面では申し分なく働けるだろうという学生でも、考え方が組織と対極だとお互いにうまくいかなくなってしまいます。

二つ目は、社員ではない人にも面接を担当してもらうようにしていることです。アールナインでは業務提携をしているパートナーさんや、選考と選考の間にあるリクルーター面談で活躍いただいているリクルーターさんの存在があります。

こういった方々にも入っていただくことで、社員の好き嫌いで人を判断しないよう、第三者からの客観的な目線を取り入れることを大事にしています。

また、前半でも述べたようにカルチャーや評価ポイントが合わない人はお互いのために入社させないようにしています。内定者を増やすための嘘はつかず、「いかにすっぴんの状態を見せるか」を意識して面接に臨んでいます。

面接で見ているポイント:「コンピテンシー」と「ポテンシャル」

アールナインの面接では、「コンピテンシー」と「ポテンシャル」をよくみています。コンピテンシーとはその人個人の考え方や行動の特性のことで、ポテンシャルは潜在的な能力のことです。

過去のエピソードを面接の中で深ぼっていく中で、まず「コンピテンシー」をみていきます。次にそういった特性がある中で学生の未来、伸びしろはどうなっていくかを仮説を立てて「ポテンシャル」をみていくのです。

そのため、アールナインでは単純に志望動機を聞いて考えを理解するのではなく、面接相手の過去のエピソードから人間性を探っていくのです。

おわりに

ミスマッチを引き起こさないためにどうすべきか、企業側の視点と学生側の視点からどう行動すべきかを述べてきました。この記事を読んでくださった皆さんが、ご自分に合った環境で自分らしく働くことができたら非常に嬉しいです。

また、少しアールナインの選考や考え方についても記載させていただきましたので、興味を持っていただけたら嬉しいです。

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