キャリアプランを考える際の5つのポイント

キャリアプランを考える際の5つのポイント

キャリアプランを考える際の5つのポイント 640 427 株式会社アールナイン

部下と面談をする時に必ず聞く質問の1つが「今後のキャリアについて」ではないでしょうか?
部下が今どんな仕事をしていて、何を感じているのか、そして今後どうなりたいのか?腹を割って話が出来なければ、どのように育成していくのかというプランも立てられません。

「今後のキャリアについて」という質問を投げかけた時に明確に答えることのできる社員は、既に目指すところに向かって努力できているまたは始めようとしている社員なので、あとは適宜アドバイスする等のサポートをすれば大丈夫です。
しかしながら、多くの社員は目の前の仕事に追われて将来のキャリアまで描くことができていなかったり、悩んでいたりするのが現状ですイメージできない人にイメージしろ!と言っても難しい話ですので、すべての社員がどうなりたいかというイメージを持っていきいきと努力し続けるためには、ちょっとしたヒントが必要です。

では何から考えればよいのでしょう?
そもそも、キャリアプランを考える時に、自分が将来どんな仕事をしたいかな?どうなりたいかな?ばかり考えるからイメージできないのです。今している仕事をずっとし続けたい!と思っている人なら、今の延長線上にキャリアプランを描くことができますが、本当にしたいと思っている仕事が別にある、もしくは今の仕事に不満がある、という人はとりあえず今から脱出することばかりを考えたキャリアプランを都合よく作ってしまいます。そんな状態では本人も上司にとっても時間の無駄ですので、うまくキャリアプランを描けない人でも方向性を考えられるヒントをご紹介していきます。

 

人生の目標を軸に考える

ポイント①自分が大事にしている価値観は?

仕事の話の前に、どんな価値観を持っているのか?何を大切にしたいと思っているのか?ということを整理してもらいましょう。
そうすることで、その人の思考の特徴やどんな時にやる気が出るのか、逆にどんな時に仕事が嫌になってしまうのかがわかります。
例えば、「性善説で人のいい所を探す」や「困難なことがあっても自分でやりきりたい」というような、直接的に仕事に関係なさそうなことでも大丈夫です。

ポイント②目指す人は?

もし、職場に本音で目指したい人がいるのであれば別ですが、気を使って職場の人を書く必要はありません。
アスリートでもアーティストでも、両親でも幼馴染でも大丈夫です。ただその時になぜその人を目指したいのか?と確認する必要があります。例えば、「アスリートの〇〇選手」であれば、どんな逆境においてもあきらめずに努力して復活した根性、という感じです。
Point①の価値観と同様に、その人がどんな人になりたいのか、ということがわかります。

ポイント③今までしてきたことは?

今までしてきたことに関しては具体的な仕事の内容もそうですが、その人のビジネスパーソンとしての転機となったような出来事を思い出してもらう必要があります。
この瞬間自分の考えが変わった、困難な出来事をどうやって乗り切ったのか、今までどのように仕事をしてきたのか、というような、経験とその時何を考えて自分がどう変わったのかということを抽出しておきましょう。例えば、どうすれば業務が最短で進むかを常に思案してきた、業務を進める上で横のつながりの重要性を感じたので社内外のつながりを作る努力をしてきた、などという感じです。

ポイント④強み、弱みは?

本人が自覚している強みや弱みを整理しておくことも重要です。
合わせて、フィードバックする時には上司側から見たらどのように見えているのかということをしっかりと伝えてあげることが必要です。
例えば、本人は「自分の意見を言えることが強み」だと感じていても、上司から見ると「意見を言えることは強みだが、誤解される可能性があるのでTPOに気を付けるべき」というような、今後のビジネスパーソン、またその人の生き方に対してアドバイスすることができます。
良いところは認めて大事にする、さらに伸ばすためにはという観点で話をすることができれば、お互いの信頼関係の強化にも役立ちますね。

ポイント⑤ライフプランは?

キャリアプランでしょ?プライベートは関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、人生仕事とプライベートの両輪が充実してこそ充実した人生を送ることができるのです。

何歳で結婚する?子供は何人?家はどうする?マンションかそれとも一軒家?
あるいは、習い事をしたい、海外旅行に年2回は行きたい、など、完全にプライベートなプランで大丈夫です。

仕事のことはなかなか浮かばなくても、自分のライフプランだったら夢を持って語ることができるでしょう。
プライベートの目標を明らかにすることによって、それを実現する為には仕事でどんなポジションにいて、いくら位稼がないといけないのか?というところがわかってくるので、よりキャリアプランを描きやすくなります。
仕事とプライベートは別のようで、良くも悪くも双方に影響しあうのが現実です。
例えば、それまで亭主関白だった夫でも、部下を持ち色々な人をマネジメントする時に初めて自分の考えを押し付けるだけではうまくいかない事に気づいて、家庭でも話を聞くようになる。
プライベートで家を買う!という目標ができ、そのためにはいつまでにいくら貯金しないといけないから仕事のポジションも上げておく必要がある。等、挙げればきりがありません。

 

キャリアプランを描く為には常に演繹的思考と帰納的思考を繰り返し行っていく必要があります。こうなりたい!こうなる為には?という自問自答を繰り返すことで思考が整理されていくのです。
といってもそんなに難しく考える必要はありません。自分の人生をどうしたいのかということをプライベート、仕事の両方でしっかり考えておけば、おのずとキャリアプランが描けてくるでしょう。