中途採用面接で効果的な質問・してはいけない質問とは?

中途採用面接で効果的な質問・してはいけない質問とは?

中途採用面接で効果的な質問・してはいけない質問とは? 640 480 株式会社アールナイン

採用面接では、自社の求める人物像と応募者がマッチングしているかどうかを見極める必要があります。

そこで重要となるのが、面接時にどのような質問で見極めを行なっていくかという点です。

求める人物を獲得するためには、まず応募者の等身大の姿を知る必要があります。なぜなら、多くの応募者は面接で自分の良い部分を見てもらおうとアピールし、自分の弱みとなる情報には触れないよう努めているからです。

そのような局面で、応募者の本当の姿を見極めていくためには効果的な質問をしていくことが重要です。

加えて、採用面接の場では「してはいけない質問」も存在します。

今回の記事では、どのような質問が中途採用面接で効果的であるか、また、どのような質問はしてはいけないのかという内容を解説していきます。

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中途採用面接で効果的な質問

前述したとおり、中途採用面接では効果的な質問をすることが重要です。ここでは、どのような観点で質問をおこなうべきかについて解説いたします。

中途採用面接では、見極めたいポイントに合わせて以下のような質問を投げかけていきましょう。各ポイントの質問例をみていきます。

【業務スキル、仕事の進め方を見極める】質問例
・業務でどのようなツールを使用していましたか?
・チームの中ではどのような役割を果たしていましたか?

【コミュニケーション能力、協調性を見極める】質問例
・個人とチーム、どちらで業務を進めるほうが好き(または得意)ですか?
・社内の人とコミュニケーションを円滑にするために大事なことは何だと思いますか?

【ストレス耐性を見極める】質問例
・ストレスに感じる時はどんな時ですか?
・ストレスはどのように発散していますか?

【問題解決力を見極める】質問例
・過去の職場で抱えていた課題はどんなものでしたか?
・課題のボトルネックはどのような点だと考えましたか?

【価値観を見極める】質問例
・どういう職場環境で働きたいと思いますか?
・どういう時にモチベーションが上がりますか?

【カルチャーマッチを見極める】質問例
・組織で活動する上でどのようなことが重要だと思いますか?
・我が社の社風のどのような部分が良いと思いましたか?

【キャリアビジョンを見極める】質問例
・3年後にどのようになっていたいと思いますか?
・我が社で働くうえで実現したいことはありますか?

【自己理解ができているかを見極める】質問例
・あなたの強みや長所は何ですか?
・あなたは周りからどのような人と言われますか?

【成長意欲の有無を見極める】質問例
・どのような観点で志望企業を選んでいますか?
・我が社でチャレンジしたいことはありますか?

【志望度を見極める】質問例
・どのような理由で我が社を志望しましたか?
・今選考を受けている企業の中で、我が社の志望度は何番目ですか?

以上のような内容が、自社に必要な人材かどうかを見極めるための効果的な質問例となります。

その他に、「今日はここまでどのようにお越しになりましたか?」のようなアイスブレイクとなる質問も用意しておくと、応募者が実力を発揮しやすくなります。

また、「先ほど業務内容を説明いたしましたが、疑問点や不明点などはありますか」といった欲しい人材の獲得につながる自社の魅力づけに関する質問も必要です。

応募者自身に自社のことを考えてもらうことで、具体的な入社後のイメージを固めるきっかけとなります。

加えて、過去から未来の時系列を意識した質問をし、応募者の入社後の思考や行動を予測することも必要です。

加えて、過去に転職や大きな仕事を成し遂げた時の判断、今の自分の強み・弱みや市場価値の自己理解、そして未来では仕事で何を成し遂げていきたいかというビジョン。このようなポイントを意識し質問をしていきましょう。

採用面接で質問してはいけない内容

採用面接では効果的な質問を投げかけることが大事ですが、注意しなければいけないのは「してはいけない質問」もあるということです。

そのような質問をした場合、法律により改善命令が出され、改善命令にしたがわないと罰金が科せられることもあります。

また、それ以外にもSNS、ブログ、転職クチコミサイトなどで悪い噂が拡散されてしまう可能性もあります。

そのため、採用面接を担当するようになったら、まずは質問してはいけない内容を把握しておく必要があります。

面接で質問をしてはいけない内容は、以下のとおりです。

<本人に責任のない事項>
1.「本籍・出生地」に関すること
2.「家族」に関すること(職業・続柄・健康・地位・学歴・収入・資産など)
3.「住宅状況」に関すること(間取り・部屋数・住宅の種類・近隣の施設など)
4.「生活環境・家庭環境など」に関すること

<本来的に本人の自由であるべき事項>
5.「宗教」に関すること
6.「支持政党」に関すること
7.「人生観・生活信条など」に関すること
8.「尊敬する人物」に関すること
9.「思想」に関すること
10.「労働組合(加入状況や活動歴など)」、「学生運動などの社会運動」に関すること
11.「購読新聞・雑誌・愛読書など」に関すること

※引用…厚生労働省『公正な採用選考の基本』
https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm

政治や宗教など質問タブーであることが浸透している内容もあれば、家族や尊敬する人物、生活環境や住宅状況など、一見、普段の会話でなされているような内容も含まれていますので、面接で聞いて良いラインの線引きをしっかりと理解しておくことが大切です。

採用面接の質問で大事なポイント

冒頭で述べたとおり、採用面接では応募者の等身大の姿を見極め、求める人物像とマッチングするかを判断していく必要があります。

そのためには、回答から「なぜ?」を突き詰めることも重要になります。

例えば、応募者が「マネージメントスキルを伸ばしていきたい」というキャリアビジョンを答えた場合、そこで終わるのではなく「なぜマネージメントスキルを伸ばしていきたいと考えるのか」を深堀りしていく必要があります。

深堀りをすることで応募者の思考の深さを確認でき、核となる部分を理解することができます。

また、応募者が立体的に見えるように質問をすることも重要です。

様々な質問をすることでその人物の水平さである各場面での適応力が見え、深堀りをすることでその人物の垂直さである思考の深さが分かります。それにより、その人物がより立体的に見えてくるようなります。

まとめ

採用面接では質問力が応募者を見極める鍵となります。

履歴書や職務経歴書を見て、ある程度の能力やスキルは分かりますが、資質・性格・価値観といった部分は面接でないと確認するのは難しいことです。

してはいけない質問、効果的な質問を理解し、企業が求める人物像へのマッチングを確認していきましょう。

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