面接代行サービスおすすめ15選を徹底比較!料金相場や失敗しない選び方も解説

公開日: 2024年02月14日 | 最終更新日: 2026年01月23日


面接代行サービスおすすめ15選を徹底比較!料金相場や失敗しない選び方も解説

近年、多様化する採用手法の中でも面接はほとんどの企業が導入している重要な採用フローです。しかし、面接官のスキル不足やリソース不足により、採用活動がうまくいかないケースは少なくありません

「自社の面接官が育っていない」

「応募者の適正を上手く見極められない」

「採用後にミスマッチが起きている」

「採用基準が明確化できていない」

「面接準備や応募者とのやりとりに手一杯になっている」

このような課題を解決する有効な手段が、面接代行(業務委託)の活用です面接代行は、採用のプロに面接関連業務を委託することで、担当者の負担を軽減し、採用の質を向上させるサービスです。応募者へのスピーディーな対応が可能になり、優秀な人材の獲得にも繋がります。

この記事では、面接代行の基礎知識から採用代行(RPO)との違い、料金相場、失敗しない選び方までを網羅的に解説し、おすすめのサービス15社を厳選してご紹介します。

目次

おすすめ面接代行サービス15選

ここからは、面接代行サービス15選を紹介していきます。

株式会社アールナイン

HP

経験豊富なプロの面接官が、採用要件に合った人材から「選ばれる」面接を代行します。

「採用目標人数が増加し、面接に一日のほとんどの時間をとられてしまう」

「面接官の評価基準の目線が合っていない」

「優秀な学生ほど、選考途中で離脱してしまう」

このようなお悩みはありませんか。アールナインの面接代行サービスならプロの面接官が貴社の採用担当となり人手不足の解消はもちろん、高精度のスクリーニング、選考辞退率の抑制が実現できます!

特徴①プロによる高いクオリティの面接を提供

キャリアコンサルタント有資格者・人事経験者など、年間30,000件を超える採用実務の代行実績がある採用プロフェッショナルが貴社の社員に代わって面接を代行します。

特徴②専属のコンサルタントが伴走し、面接にまつわる全般を支援

アールナインの面接代行は、単なるマンパワー貸しで終わりません。経験豊富なコンサルタントがプロジェクト全体を運用するため、企業に合わせた採用要件の定義や評価基準の設定、評価シートの作り込みなど、採用成功に向けた業務全般を支援します。

特徴③会社の魅力を応募者に適切に伝え、候補者から「選ばれる」企業へ

候補者を選ぶのではなく、候補者から「選ばれる面接」を行うことにこそ、採用成功の鍵です。経験豊富なパートナーが会社の魅力を適切に伝えることで入社志望度を高め、選考中の辞退や内定辞退を防ぎます。

ご支援の流れ

STEP1:お問合せ

STEP2:お打ち合わせ・ご提案

STEP3:ご契約

STEP4:業務内容全体のスケジュールすり合わせ

STEP5:約1300名のパートナーの中から最適な担当をアサイン

STEP6:貴社の大切にしているポイント等、担当者にインストール

STEP7:代行実施

STEP8:振り返り

株式会社トライアンフ

トライアンフ

https://www.triumph98.com/recruitment/recruitmentoutsourcing/

株式会社トライアンフは面接代行だけでなく、採用業務全般をアウトソーシングできる代行サービスを提供しています。採用の全体計画の立案から、面接代行、内定者フォローまで採用フローを一貫してフォローしてくれます。アウトソーシング事業だけでなく、採用コンサルティングや採用担当者向けの研修など採用支援事業すべてに力を入れている企業です。

特徴
  • 面接経験豊富な社員、パートナーによるさまざまなケースへの対応が可能
  • 初期面接時にプロが使用する明確な採用評価基準や評価シートの用意が可能

株式会社HRアソシエ

HRアソシエ

https://www.hr-a.jp/

株式会社HRアソシエは面接や説明会の実施、応募者対応などの代行が可能な企業です。その他にも採用戦略の立案や採用サイト、求人媒体の原稿制作なども依頼することができます。研修事業も充実しており、面接を代行を依頼してみて、プロのノウハウを自社の面接官にも定着させたいという場合におすすめです。

特徴
  • 経験豊富なプロデューサーが在籍
  • クライアントと密なコミュニケーションを取りながら企業人事部の課題を解決する

マンパワーグループ株式会社

マンパワーグループ

https://www.manpowergroup.jp/client/serve/employ/

マンパワーグループ株式会社は採用の戦略立案から雇用後の定着率向上まで採用のプロがサポートしてくれる一貫型アウトソーシングサービスを提供しています。採用の全工程を依頼するフルパッケージ型と部分的に業務を依頼する選択型の2つのプランから代行依頼ができます。

特徴
  • RPOオペレーションセンターを保有
  • 人員を会社常駐、マンパワーグループのセンター活用、ハイブリッド型の体制から選択可能

HRラボ株式会社

HR

HRラボ株式会社では採用戦略から内定フォローまでの全ての採用業務の代行サービスを提供しています。選考フローの代行では面接代行だけでなく、選考企画や書類選考の代行も行ってくれます。

特徴
  • 経験豊富な人事担当者を「貴社専属」で常駐対応可能
  • 短期間で週1からのスポット稼働にも対応可能
  • 社内で内製化できるノウハウを蓄積し、採用担当者の育成が可能

株式会社リーガルブライト

リーガルブライト

https://www.legal-bright.co.jp/saiyoumennsetudaikou.html

株式会社リーガルブライトは採用代行業務以外にもコンサルティング事業を展開する企業です。採用面接代行サービスでは経験豊富な面接官を貴社の面接官として派遣してくれます。人材経験で培ったノウハウで、応募者のコミュニケーション能力や内在リスクを判定してくれます。

特徴
  • 2000人以上の面接経験があるプロの面接官が採用面接を支援
  • 一般企業から官公庁まで幅広い業種に対応可能

株式会社ONE

ONE

https://one-group.jp/humanresource/outsource/index.html

株式会社ONEは計画立案から入社フォローまで総合的に代行可能な企業です。面接周りに関しては応募者の対応業務、面接設定業務、1次面接の実施が代行可能です。これらのノンコア業務を任せることで2次面接以降のコア業務に集中することができます。

特徴
  • 中途や新卒など雇用形態に限らず対応可能
  • 必要な業務だけを代行可能なオーダーメイド型で臨機応変に対応可能

株式会社人材研究所

人材研究所

https://jinzai-kenkyusho.co.jp/

株式会社人材研究所は採用のアウトソーシング以外にも研修・セミナー事業や人材紹介事業など多方面で採用支援に注力している企業です。選考代行では書類選考、1次面接の代行、最終選考のサポートなどを実行してくれます。また、選考状況のフィードバックも対応可能であり、採用プロセスの改善提案などを依頼可能です。

特徴
  • 経験のあるスタッフがテンポラリーな外部採用チームとして採用スキームの構築を実行
  • 要望に応じてカスタマイズ可能

アデコ株式会社

Adecco

https://www.adecco.co.jp/client/service/outsourcing/rpo

アデコ株式会社はエージェント依頼などの募集から選定、応募者とのやり取り、結果分析までトータルでサポート可能な総合人材サービスを提供している会社です。募集やエントリー受付、スクリーニングなどの業務が依頼可能です。

特徴
  • 採用計画に基づき、採用業務運営をトータルサポート
  • プライバシーマークの認定を受ける事業者

株式会社リンクアンドモチベーション

リンクアンドモチベーション

https://solution.lmi.ne.jp/recruitment/c/efficiency/relation_engineering

株式会社リンクアンドモチベーションは企業が応募者と向き合う時間を捻出するためにノンコア業務の実施や採用業務運営のサポートをする会社です。主に応募者管理や選考サポート、戦略立案を行ってくれます。

特徴
  • 戦略立案とPDCA支援を常時採用支援と並行して実行
  • 定量的、定性的な採用活動レビューの作成、ミーティングが可能

レジェンダ・コーポレーション株式会社

レジェンダ

https://www.leggenda.co.jp/recruitment_support/

レジェンダ・コーポレーション株式会社は採用強化支援として採用のコンサルティング事業、人事労務事業などを行っている企業です。支援可能なオペレーションは、応募・選考管理、合否連絡、エージェント管理、面談日程調整です。面接周辺業務を代行可能で、面接官の代行はできないので注意が必要です。

特徴
  • 経験豊富なコンサルタントの在籍数100名超
  • 700社以上の導入実績あり

株式会社ジーズコンサルティング

ジーズコンサルティン

株式会社ジーズコンサルティングは「企業の採用成功」を支援するHR事業を主軸としている会社です。対応可能な業務はスカウトサービスの配信代行、電話対応、日程調整、面接セッティング・準備などです。面接の実施は代行できないので注意が必要です。

特徴
  • 対学生のコミュニケーションのエキスパートがオペレーションを担当
  • 応募者からの連絡は応募者の気持ちに寄り添う一言を添えて対応

株式会社カケハシスカイソリューションズ

カケハシスカイソリューションズ

カケハシスカイソリューションズは新卒・中途支援事業、研修・教育事業、定着・離職防止事業など総合的に採用支援サービスを提供している会社です。応募者管理、面接設定などの業務依頼が可能で、面接のコア業務に集中することができます。

特徴
  • 10000社以上の新卒採用経験あり
  • 複雑な採用フローやスケジュールにも対応可能

株式会社エスプール

エスプール

https://link.spool.co.jp/web

株式会社エスプールはWEB面接のみの代行サービスを提供している会社です。対応可能な業務はWEB面接システムの構築、面接設定、WEB面接代行、面接録画データ納品、応募者情報レポーティング、応募者への採否連絡・入社日調整です。

特徴
  • オンライン面接のため全国で対応可能
  • 即時面接可能&日程調整の時間・工数を省くフローにより、面接参加率を向上

※オンライン面接のみ対応可能なので注意が必要

株式会社マルゴト

HP

株式会社マルゴトの「まるごと面接代行」は、590社以上の採用支援をする「まるごと人事」で培ったノウハウを活かした面接代行サービスです。候補者のタイプ別に、訴求ポイントの整理、訴求トークの設計など、質の高い面接代行を提供します。

特徴
  • 累計590社以上の採用ノウハウを活かして支援
  • 候補者のタイプ別に訴求ポイントやトークを整理
  • 評価基準を言語化し合否判断しやすい情報をご提案

面接代行とは?

面接代行とは、企業の採用活動における面接およびその周辺業務を、外部の専門企業が代行するサービスです。

採用のプロフェッショナルが、企業の面接官として候補者の評価や動機付けを行うことで、採用活動の効率化と質の向上を支援します。

採用活動のプロが面接官を担当

面接代行サービスの最大の特徴は、豊富な経験とノウハウを持つプロが面接官を務める点です。

人事経験者やキャリアコンサルタントなどの専門家が、客観的な視点で候補者のスキルや適性を見極めます。候補者の志望度を高めるためのコミュニケーション技術にも長けており、企業の魅力を効果的に伝えることで、優秀な人材の確保に貢献します。

面接以外の周辺業務も委託可能

面接代行は単に面接を実施するだけではありません。多くのサービスでは、候補者との日程調整、書類選考、合否連絡といった、面接に付随する煩雑な業務も一括して委託できます。

採用担当者はコア業務である採用戦略の立案や最終面接に集中できるようになります。

面接代行が注目されている背景

近年、多くの企業で「面接代行」への関心が高まっており、導入事例は増加の一途をたどっています。背景には、少子高齢化による労働人口の減少と、それに伴う深刻な採用難があります。売り手市場が加速する現代において、優秀な人材を確保するためには、応募者へのスピーディーな対応が不可欠です。

しかし、限られた人事担当者だけでは膨大な応募書類の確認や面接日程の調整、実際の面接実施が追いつかず、機会損失を招いてしまうケースが後を絶ちません。こうした課題を解決するため、書類選考や一次面接といった初期工程を外部のプロに委託し、社内リソースを候補者の動機付けや最終判断といった「コア業務」に集中させようとする動きが活発化しています。

また、オンライン面接が一般的になったことで、外部委託の物理的なハードルが下がったことも大きな要因です。単なる業務効率化だけでなく、面接のプロによる客観的な視点を取り入れ、採用ミスマッチを防ぐための戦略的な手段として、面接代行が選ばれています。

面接代行と採用代行(RPO)の違いは?

面接代行と混同されやすいサービスに「採用代行(RPO)」があります。どちらも採用活動を外部に委託する点は共通していますが、業務範囲と目的に明確な違いがあります。自社の課題に合わせて適切なサービスを選択するために、両者の違いを正しく理解しておきましょう。

委託できる業務範囲の違い

最大の違いは、委託できる業務範囲の広さです。

  • 面接代行:面接そのものと、それに付随する日程調整や合否連絡、書類選考といった「面接周辺業務」に特化しています。採用プロセスの一部をピンポイントで委託したい場合に適しています。
  • 採用代行(RPO):採用戦略の立案から母集団形成、説明会の企画・運営、選考プロセスの管理、内定者フォロー、入社後の定着支援まで、採用活動全体を包括的に委託できます。採用部門の機能をまるごとアウトソーシングするイメージです。

つまり、面接代行は採用活動の「一部」を、採用代行(RPO)は「全体」をサポートするサービスといえます。

目的とゴール設定の違い

業務範囲が異なるため、サービスの目的やゴール設定も変わってきます。

  • 面接代行の目的:面接官のリソース不足解消や、面接の質向上による選考精度のアップが主な目的です。「面接」という特定のフェーズにおける課題解決を目指します。
  • 採用代行(RPO)の目的:採用活動全体の最適化による、採用成功(採用目標人数の達成、採用コストの削減、ミスマッチの防止など)が最終的なゴールとなります。より戦略的で、長期的な視点での活用が求められます。

自社の課題が「面接」にあるのか、それとも「採用活動全体」にあるのかを明確にすることで、どちらのサービスを選ぶべきか判断しやすくなります。

面接代行に依頼できる業務内容(例)

サービス内容は面接代行を提供している企業によってさまざまです。ここでは一般的なサービス内容をご紹介しています。依頼したい内容が対応可能であるかは、必ず事前に各社へ確認するようにしましょう。

採用要件のすり合わせ

求める人材・必要な人材は企業によって異なります。企業や部署の方針、事業計画など「今後の企業の在りたい姿」から必要な人材を定義する方法や、自社で活躍している社員の特性を分析し、どんな条件なら自社にマッチするのかを洗い出す方法も有効です。

採用ミスマッチを減らすため、事前に人事担当者と代行企業ですり合わせ、要件を明確にすることが大切です。

評価基準の設定

採用要件に合わせた面接の評価基準を設定します。評価基準が具体的に決まっていないと、せっかく面接のプロに依頼しても採用ミスマッチが起こってしまいます。

また、評価基準と合わせて面接での質問内容も設定してくれる場合があるので、応募者の考え方や価値観を引き出す質問がわからない場合も安心です。

面接日程調整

企業と応募者の間に入り、面接・面談の日程調整を依頼できます。日程調整に関する応募者とのやり取りを代行依頼することで、それ以外の採用業務に集中することが可能です。

履歴書、エントリーシートのスクリーニング

面接前の書類選考から依頼できます。事前の書類選考も合わせて依頼することで、一貫した評価基準でより精度の高い選考が期待できます。

面接

面接経験豊富な人材のプロが自社の面接官として実際に面接を行います。事前にすり合わせた採用基準を基に、企業に合った人材を選考してくれます。サービスによっては、個人面接だけでなく、集団面接やグループディスカッション、オンライン面接も代行可能です。

候補者の評価レポートの作成

面接を実施したあとに、候補者の評価をまとめて、レポートの作成をしてくれます。そのため、実際に面接対応をしていなくても応募者の人物像を細かく把握できます。

合否連絡

面接日程調整と同様、応募者とのやり取りを代行し、合否の連絡をしてくれます。合否連絡後から入社日調整のやり取りまでサポートしてくれる場合もあります。

オンライン面接設定

オンライン面接を代行企業に依頼する場合、面接の実施だけでなく、オンライン面接システムの構築や、面接の録画データ格納などオンライン面接ならではの業務が代行可能です。

面接代行を利用するメリット

面接代行を導入することで、主に以下のようなメリットが期待できます。採用活動の質と効率を同時に高めることが可能です。

メリット1:採用担当者の業務負担を削減できる

面接代行サービスでは面接の実施だけでなく、日程調整や合否連絡、書類選考など面接周りの煩雑な業務もサービス内容に含んでいる場合があります。

面接の準備段階から面接後のフォローまで一貫して依頼することで、採用担当者の業務負担が大幅に削減され、採用戦略の立案といったコア業務に集中できます。

メリット2:プロの面接官による質の高い面接を実施できる

面接は採用活動の中でも候補者の本質を見極める重要なフローです。代行サービスに任せることで、自ら人材を選び取れないことに不安を感じる方もいることでしょう。

しかし、面接代行サービスの面接官は豊富な人事経験を積んだプロです。客観的な採用基準に沿って優秀な候補者を選考してくれるほか、応募者に合わせて会社の魅力を適切に伝え、志望度を上げることも可能です。

メリット3:客観的な評価で採用基準が明確化される

面接のノウハウがない、ミスマッチが起きてしまうという場合は、そもそも採用要件や評価基準が曖昧なのが大きな要因です。

例えば「コミュニケーション力」という項目があったとしても、

  • 自社におけるコミュニケーション力の定義
  • 5段階評価の場合、どんな要素を満たしていれば評価5になるのか

などを明確にしておかないと、面接官の主観での判断になってしまいます。

採用代行サービスを導入し、プロの採用コンサルタントと評価基準をすり合わせることで客観的で公平な選考が実現でき、そのノウハウは来年以降の採用活動にも活かせるでしょう。

面接代行を利用するデメリット

面接代行には多くのメリットがある一方、いくつかのデメリットも存在します。導入を成功させるためには注意点を理解し、対策を講じることが重要です。

デメリット1:社内に面接ノウハウが蓄積しにくい

面接業務を完全に外部に委託してしまうと、自社の社員が面接を経験する機会が減り、社内に面接のノウハウが蓄積されにくくなる可能性があります。将来的に採用活動を内製化したいと考えている場合は、代行会社からフィードバックをもらう、評価レポートを共有してもらうなど、ノウハウを吸収する仕組みを作りましょう。

デメリット2:情報共有が不足するとミスマッチが起こる

代行会社との間で企業の魅力や求める人物像についての認識がずれていると、採用のミスマッチにつながる恐れがあります。定期的にミーティングの機会を設け、採用の進捗状況や候補者の評価について密に情報共有を行い、認識のずれをなくしていくことが成功の鍵となります。

デメリット3:外部委託のコストがかかる

当然ながら、面接代行サービスの利用には費用が発生します。自社で採用担当者を雇用する人件費と比較し、費用対効果を慎重に検討する必要があります。採用活動の効率化による人件費削減や、採用ミスマッチの減少による再募集コストの削減などを考慮すると、結果的にコストパフォーマンスが高くなるケースも少なくありません。

面接代行の料金相場

面接代行の料金は、依頼する業務範囲や料金形態によって大きく異なります。ここでは、主な料金形態と業務内容別の費用目安を紹介します。

料金形態の種類

面接代行の料金形態は、主に以下の3種類に分けられます。

料金形態特徴費用相場
月額固定型毎月一定の料金で、契約範囲内の業務を依頼できる。10万円~50万円/月
従量課金型面接1件あたり、候補者対応1人あたりなど、業務量に応じて費用が発生する。0.5万円~1.5万円/件
成果報酬型採用成功時に費用が発生する。 主に採用コンサルティングとセットの場合が多い。採用者の年収の20~35%

業務内容別の費用目安

業務を個別に依頼する場合の料金目安は以下の通りです。サービス会社によって大きく異なるため、あくまで参考としてください。

  • 書類選考:具体的な単価相場は明示されていないが、採用代行業務の一部として提供されることが多い
  • 面接日程調整:月額5万円以上(月額制が一般的)
  • 一次面接代行:1万円以上/回(相場は8,000円~15,000円/回)
  • 評価レポート作成:具体的な単価相場は明示されていないが、面接実施費用に含まれることが多い

面接代行の選び方・ポイント

面接代行サービスを提供している企業は年々増加しています。自社に合った企業を選ぶために以下のポイントを抑えておきましょう。

ポイント1:依頼したい業務内容がサービス内容に含まれているか

依頼したい業務内容が対応可能であるかは必ず確認しましょう。面接代行サービスとひと口に言ってもそのサービス内容や特徴は企業によってさまざまです。

面接の実施は行わずに、日程調整や応募者とのやり取りなどのノンコア業務のみをサポートするサービスもあれば、オンライン面接のみ対応している企業などもあります。

まずは面接業務の中でスキルや人手が足りていない部分はどこかを洗い出し、依頼したい業務を明確にしましょう。

ポイント2:自社の業界の採用に強みを持っているか

対応可能なサービス内容の確認と同様に重要なのが、どのような業種の人材採用に強みを持っているかという点です。

例えばエンジニアを採用したい場合に、ITやエンジニアに関する知識がない面接官に面接代行を依頼しても応募者のスキルを適切に測ることができません。

依頼したい代行企業の導入実績を調べ、自社と同じ業界や職種の採用支援実績があるかを確認しましょう。

ポイント3:面接担当者の経験が豊富か

代行会社としての実績ももちろん大切ですが、実際に面接を担当する面接官の実績も採用に直結する重要な情報です。

前職ではどのような企業で人事経験があるのか、採用実績はどのくらいあるのかなどを確認できると安心です。

契約前の商談時などに、どのような経歴の担当者がアサインされるのかを確認することをおすすめします。

面接代行サービスが向いている企業の特徴

すべての企業において外部委託が最適解となるわけではありません。自社の課題やリソース状況と照らし合わせ、サービスの導入が本当に効果的かを判断する必要があります。

まずは、面接代行(RPO)の導入によって高い費用対効果が得られる企業の特徴を整理しました。以下のチェックリストに当てはまる項目が多いほど、外部パートナーの活用が推奨されます。

特徴的な課題導入による解決策
マンパワー不足日程調整や一次面接などのノンコア業務を委託し、業務負荷を軽減できる
大量採用の予定短期間で数百件の応募対応が必要な場合でも、プロのリソースで迅速に対応できる
ノウハウの欠如明確な評価基準がない場合、プロの知見を取り入れてミスマッチを防げる
コア業務への集中戦略立案や最終面接など、社員がやるべき業務に時間を割けるようになる

人事担当者のマンパワーや時間が不足している

最も面接代行業務委託が向いているのは、人事担当者の人数に対して業務量が明らかに超過している企業です。特に、中小企業やベンチャー企業では「ひとり人事」として、採用以外の労務や総務を兼任しているケースも少なくありません。

候補者との日程調整や応募者対応といったオペレーション業務に時間を奪われがちです。結果、本来時間をかけるべき候補者の動機付けや、社内の採用戦略の立案がおろそかになってしまいます。面接代行の利用で、膨大な工数がかかる実務部分を切り離せます。物理的な時間が確保できれば、担当者はより重要度の高い業務に専念できます。

短期間で大量の人員を採用する計画がある

新卒採用のピーク時や、事業拡大に伴う急募案件など、短期間で多くの人数を採用しなければならない企業にも適しています。

大量採用を行う場合、母集団形成(応募者集め)が成功すればするほど、書類選考や面接の件数は膨れ上がります。社内のリソースだけで数百人の対応を行おうとすると、連絡の遅れや面接設定のミスが発生するリスクが高まります。レスポンスの遅れは、優秀な候補者の離脱(他社への内定承諾)に直結するため避けなければなりません。

面接代行業務委託を活用すれば、必要な期間だけ柔軟にプロのリソースを確保可能です。突発的な業務量の増加にも耐えられる体制を構築できるため、機会損失を防げます。

自社内に面接のノウハウや評価基準が確立されていない

面接官によって評価にバラつきがある、あるいは採用しても早期離職が続いているといった課題を持つ企業にも推奨されます。

現場の社員が面接を行う場合、どうしても「個人の主観」や「なんとなくの印象」で合否を判断してしまうことがあります。客観的な評価基準がないまま採用活動を続けると、自社のカルチャーに合わない人材を採用してしまうリスクがあるのです。

面接のプロである代行会社に委託することで、公平かつ客観的な視点でのスクリーニングが可能になります。また、代行会社によっては、求める人物像の要件定義や評価シートの作成からサポートしてくれる場合もあります。外部の知見を取り入れることで、社内に正しい採用ノウハウを蓄積するきっかけにもなります。

コア業務や最終選考に社内リソースを集中させたい

採用活動において「自社の社員が必ず行うべき工程」と「外部に任せても良い工程」を明確に分けている企業は、代行サービスをうまく活用できます。具体的には、書類選考や一次面接などの初期工程を委託し、最終的な合否判断やクロージング(入社意欲の醸成)に社内リソースを集中させる形です。

初期のスクリーニング業務は、基準さえ明確であれば外部のプロでも十分に遂行可能です。一方で、自社の魅力付けや、経営理念への共感度合いを確認するフェーズは、社員や経営陣が直接対話しましょう。面接代行業務委託の利用で重要度の低い工程を省力化し、ここぞという場面で社員がフルパワーを発揮できる体制が整います。結果として、採用の質を落とすことなく、効率的な採用活動が実現します。

面接代行を利用する際の注意点

面接代行サービスの効果を最大化するためには、いくつか注意すべき点があります。外部パートナーと良好な関係を築き、採用成功へと導きましょう。

業務は丸投げせず、情報共有を徹底すること

面接代行はあくまで採用活動のサポートです。業務を「丸投げ」するのではなく、自社の採用チームの一員として捉え、積極的にコミュニケーションを取ることが重要です。企業の文化や価値観、求める人物像の背景などを丁寧に共有し、認識のズレを防ぎましょう。定期的なミーティングを設け、進捗や課題を共有する場を持つことをおすすめします。

面接代行が違法?合否判断は自社で行う

採用の最終的な意思決定は、必ず自社で行う必要があります。面接代行会社が合否を判断することは、職業安定法に抵触する可能性があるためです。代行会社から提出される評価レポートや推薦コメントを参考にしつつ、最終的な判断は自社の責任で行いましょう。線引きを明確にすることが、トラブルを避ける上で非常に重要です。

参考:職業安定法|e-Gov法令検索

面接代行の導入事例

実際に面接代行サービスを導入した企業は、どのような課題を解決し、どんな成果を得ているのでしょうか。ここでは、具体的な導入事例を3つ紹介します。自社の状況と照らし合わせながら、活用のイメージを膨らませてみてください。

IT企業における中途エンジニア採用での活用

IT企業の中途採用において、説明会代行と面接代行を組み合わせた支援が実施されました。客先常駐型の働き方に対する応募者の不安を払拭するため、説明会では働き方の価値を丁寧に伝え、面接では応募者のキャリアプランを深掘りしながら魅力付けを行いました。年間約250回の説明会と約1,900回の面接を代行した結果、170名の目標に対して198名の採用を達成しています。

【関連記事】中途採用説明会代行と面接代行で、優秀なエンジニアを198名獲得! – 株式会社アールナイン

大量採用における全国一斉面接の実施

新卒採用で大量の面接を短期間に実施する必要があった企業では、全国規模での面接代行サービスを導入しました。繁忙期の工数削減を目的に、計1,500件の一次面接を代行で実施し、同一品質での面接対応を実現しています。急な日程変更や学生の欠席にも柔軟に対応し、次の面接官への丁寧な申し送りによって選考の質を保ちました。

【関連記事】説明会と1,500件の一次面接を代行し、工数を大幅削減! – 株式会社アールナイン

建築業界での最終面接移行率の改善

建築業界の大企業では、業界イメージの課題から学生への魅力訴求が難しい状況でした。キャリアコンサルタント資格を持つ面接官が年間3,500件の一次面接を代行し、1対1で1時間かけて学生の価値観を引き出しながら企業の魅力を伝える面接を実施しました。結果、最終面接移行率が70%から92%に上昇し、翌年度の母集団形成にも好影響を与えています。

【関連記事】面接代行により最終面接移行率が92%に上昇! – 株式会社アールナイン

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は面接代行サービスを提供するおすすめ企業を紹介しました。

面接代行サービスを活用し、プロによる高クオリティの面接を実施することで、自社の担当者の負担を削減し、コア業務に専念させられます。さらに、客観的な視点を取り入れることで採用基準が明確になり、採用のミスマッチを防ぐ効果も期待できます。

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この記事の監修者:長井 亮

1999年青山学院大学経済学部卒業。株式会社リクルートエイブリック(現リクルート)に入社。 連続MVP受賞などトップセールスとして活躍後、2009年に人材採用支援会社、株式会社アールナインを設立。 これまでに2,000社を超える経営者・採用担当者の相談や、5,000人を超える就職・転職の相談実績を持つ。