エンジニア採用代行(RPO)おすすめ10社比較|費用・選び方・成功事例も解説

公開日: 2024年07月29日 | 最終更新日: 2026年08月31日


エンジニア採用代行(RPO)おすすめ10社比較|費用・選び方・成功事例も解説

エンジニア採用では、専門的な知識が求められるうえ、人材獲得競争も激しく、「応募が集まらない」「スカウトを送っても返信がない」「採用担当者の工数が足りない」といった課題を抱える企業も少なくありません。

こうした課題を解決する方法のひとつが、エンジニア採用代行(RPO)です。採用戦略の設計から求人媒体の運用、スカウト、応募者対応、面接などを外部の専門会社へ委託できます。

本記事では、エンジニア採用代行(RPO)のおすすめ10社を比較するとともに、費用相場や依頼できる業務、選び方を解説します。実際に採用代行を活用してエンジニア採用につながった成功事例も紹介するため、エンジニア採用に課題を感じている方はぜひ参考にしてください。

目次

採用代行(RPO)とは何か?

採用代行とは、企業が採用業務の一部または全部を外部に委託するサービスのことです。「Recruitment Process Outsourcing」の頭文字を取り、RPOとも呼ばれます。

採用戦略の立案や求人媒体の運用、スカウト送信、応募者対応、面接など、人材採用に関するさまざまな業務を採用の専門家に任せられます。

ここでは、採用代行の具体的な業務範囲と、一般的な採用代行とエンジニア採用に強い採用代行の違いについて解説します。

採用代行(RPO)の主な業務範囲

採用代行(RPO)が対応できる業務範囲は多岐にわたります。採用戦略の立案から母集団形成、選考、内定者フォローまで、採用プロセス全体を一貫して依頼することも可能です。

一般的な採用代行とエンジニア採用に強い採用代行の違い

一般的な採用代行とエンジニア採用に強い採用代行の大きな違いは、エンジニア職種や技術領域に関する知識・採用ノウハウです。

エンジニア採用では、JavaやPython、Goなどのプログラミング言語だけでなく、フレームワーク、クラウド環境、担当工程などを踏まえて採用要件を整理する必要があります。また、Webエンジニアやインフラエンジニア、社内SE、プロジェクトマネージャーなど、職種によって求める経験やスキルも異なります。

こうした知識が不足していると、採用要件を正しく求人票やスカウト文面へ反映できなかったり、候補者の経験・スキルを適切に判断できなかったりする可能性があります。

そのため、エンジニア採用代行を選ぶ際は、自社が採用したい職種・技術領域の支援実績があるか、技術要件を理解したうえでスカウトや書類選考、面接などに対応できるかを確認することが重要です。

エンジニア採用代行(RPO)おすすめ10社を比較

エンジニア採用代行(RPO)は、サービスによって得意とする領域や支援内容が異なります。

エンジニア採用に特化したサービスもあれば、採用戦略から実務まで幅広く対応する総合型の採用代行もあります。そのため、自社が採用したい職種や、外部へ任せたい業務を整理したうえで比較することが重要です。

ここでは、エンジニア採用に対応している採用代行サービス10社を紹介します。

1.株式会社アールナイン|人事ライト

「人事ライト」は、株式会社アールナインが提供する月額制の採用代行(RPO)サービスです。

採用要件の整理や採用設計といった上流工程から、スカウト送信、求人媒体の運用、エージェント対応、面談・面接、内定者フォローまで幅広く対応しています。

約1,500名の専門人材のなかから企業の採用課題に応じたメンバーをアサインし、プロジェクトチームを構築できる点が特徴です。採用代行領域で16年、800社以上の支援実績があります。

エンジニア採用においても、採用要件の整理から母集団形成、選考まで必要な業務を組み合わせて依頼できます。

項目内容
このような企業におすすめエンジニア採用の戦略から実務まで幅広く支援してほしい企業/必要な業務だけ柔軟に依頼したい企業
料金月額20万円〜(税別)
サービス内容採用設計、スカウト送信、求人媒体運用、エージェント対応、応募者対応、面談・面接、内定者フォローなど
契約期間1か月単位から対応
サービスURL人事ライト公式サイト

2.株式会社ネオキャリア|エンジニア特化型採用代行サービス

株式会社ネオキャリアでは、エンジニア経験者を擁する専門チームによるエンジニア特化型の採用代行サービスを提供しています。

エンジニアの仕事内容や技術領域を理解したうえで、スカウト対象者の選定や一次スクリーニングなどを支援できる点が特徴です。

グループ会社で約500名のエンジニア採用実績があり、メンバークラスからCTOクラスまで幅広いポジションの採用に対応しています。

料金は作業内容や稼働時間によって決まり、ネオキャリアへの成功報酬は発生しません。

項目内容
このような企業におすすめエンジニア採用の知識が社内に不足している企業/候補者のスクリーニングやスカウト運用を任せたい企業
料金要問い合わせ(初期費用+ランニング費用/ネオキャリアへの成功報酬なし)
サービス内容ペルソナ設計、媒体選定、スカウト配信、ターゲット抽出、応募受付、一次スクリーニング、日程調整、合否連絡、レポート・改善提案など
契約期間要問い合わせ
サービスURLネオキャリア エンジニア特化型採用代行サービス

3.マルゴト株式会社|まるごと人事

「まるごと人事」は、採用戦略の設計から求人媒体やスカウトの運用、候補者対応まで幅広く支援する月額制の採用代行サービスです。

エンジニア採用の支援実績が豊富で、JavaScriptやTypeScript、React、Vue.js、Kotlinなど、具体的な技術スタックを対象とした採用実績もあります。

スカウト送信だけではなく、ペルソナ設計や求人票改善、媒体選定、数値分析などを含めた採用プロセス全体の改善に対応できる点も特徴です。

エンジニア面談代行やテックブログ監修などもオプションで依頼できます。

項目内容
このような企業におすすめスタートアップ・成長企業でエンジニア採用を強化したい企業/スカウトと採用オペレーションをまとめて依頼したい企業
料金まるごと人事:要見積もり/まるごと人事ライト:月額25万円+初期費用10万円(税別)
サービス内容採用戦略、要件定義、ペルソナ設計、求人票改善、スカウト文作成・送信、採用媒体設定、候補者対応、日程調整、振り返りなど
契約期間まるごと人事ライトは1か月から利用可能
サービスURLまるごと人事 エンジニア採用支援

4.ワミィ株式会社|Wamii Coach

「Wamii Coach」は、「エンジニア×採用」の専門チームが支援する採用コンサルティング・採用代行(RPO)サービスです。

元エンジニアやIT業界出身者を含む専任チームを組成し、採用立ち上げから実務の実行、最終的な内製化まで一気通貫で支援します。

エンジニア採用に関する実績も豊富で、機械学習エンジニアなどを4か月で10名採用した事例や、RPO導入から1年間で7名の入社につながった事例などを公開しています。

単純に採用業務を代行するだけでなく、自社の採用担当者へのノウハウ移管や育成まで支援できる点が特徴です。

項目内容
このような企業におすすめエンジニア採用を立ち上げたい企業/将来的に採用を内製化したい企業/現場エンジニアと採用担当者の連携に課題がある企業
料金要問い合わせ
サービス内容採用計画策定、媒体・エージェント選定、求人票作成、ダイレクトリクルーティング、エージェント対応、書類選考、面談・面接、面接官研修、内製化支援など
契約期間要問い合わせ
サービスURLWamii Coach公式サイト

5.株式会社プロリク|PROREC

「PROREC」は、ITエンジニア採用に特化した採用代行サービスです。

10年以上・100社以上のエンジニア採用支援で培ったノウハウと、独自のエンジニアインサイトデータ、AIを組み合わせて採用を支援しています。

採用全体の設計からスカウト送信、エージェント管理、データ分析、日程調整まで幅広く対応します。

AI採用代行プランでは、月800通を目安としたスカウト送信にも対応しており、エンジニア採用におけるスカウト業務の量と精度を両立したい企業に適しています。

項目内容
このような企業におすすめエンジニア採用に特化したRPOを利用したい企業/大量のスカウト運用と採用改善を両立したい企業
料金AI採用代行:月額30万円/AI採用代行+採用コンテンツ支援:月額55万円/初期費用10万円
サービス内容採用設計、採用ブランディング、スカウト送信、候補者選定、エージェント管理、データ分析、日程調整、採用コンテンツ制作など
契約期間3か月〜
サービスURLPROREC公式サイト

6.株式会社シンギョク|core scout

「core scout」は、エンジニアやPdM、CTOなどのIT系職種を中心にダイレクトリクルーティングを支援するRPOサービスです。

スカウトの送信作業だけを代行するのではなく、採用課題や採用目標を踏まえて、媒体選定、ターゲット設計、候補者選定、スカウト文面、効果検証まで支援します。

同社によると、採用支援の依頼の約8割がエンジニア系職種であり、エンジニアリングマネージャーやVPoEなど現場側と連携しながら採用を進める点も特徴です。

ダイレクトリクルーティングを中心に、エンジニアの母集団形成を改善したい企業に適しています。

項目内容
このような企業におすすめエンジニアのスカウト採用を強化したい企業/候補者選定やスカウト文面の改善まで任せたい企業
料金月額30万円〜(12か月プランの公開料金)
サービス内容採用戦略、媒体選定、ターゲット設計、候補者選定、スカウト文面作成・送信、効果測定・改善など
契約期間複数の契約期間プランあり
サービスURLcore scout公式サイト

7.株式会社ハッカズーク|LeIN

「LeIN」は、エンジニアやDX人材、メーカー技術職などの専門人材採用に強みを持つ採用代行(RPO)サービスです。

採用戦略・母集団形成から書類選考、面談・面接まで幅広いフェーズを支援しています。

技術要件に基づくスクリーニングや選考基準の言語化など、エンジニア採用ならではの業務にも対応できる点が特徴です。

2026年時点で130社以上・210件以上のプロジェクト実績があり、ITエンジニアだけでなく、回路設計などメーカー系技術職の支援実績もあります。

項目内容
このような企業におすすめ技術要件を踏まえた候補者選定を任せたい企業/エンジニアやメーカー技術職など専門人材を採用したい企業
料金要問い合わせ(スポット契約・工数型・成果報酬型・件数型などに対応)
サービス内容ペルソナ・市場分析、採用チャネル選定、JD・スカウト作成、エージェント対応、スカウト代行、書類スクリーニング、日程調整、選考改善など
契約期間要問い合わせ
サービスURLLeIN 採用代行(RPO)公式サイト

8.株式会社トラックレコード|TECH HIRE

「TECH HIRE リクルーティング」は、エンジニアをはじめとするデジタル人材・高難易度ポジションの採用に強い採用支援サービスです。

採用目的や要件の整理から、ペルソナ・メッセージ設計、求人票作成、スカウト、候補者対応、面接、内定承諾後の振り返りまで採用プロセス全体を支援します。

エンジニア採用だけでなく、採用ブランディングや採用コンテンツの制作にも対応できるため、候補者への訴求そのものを改善できる点が特徴です。

専門性の高いエンジニアやハイクラスのデジタル人材を採用したい企業に適しています。

項目内容
このような企業におすすめ高難易度のエンジニア・デジタル人材を採用したい企業/採用戦略やブランディングから改善したい企業
料金要問い合わせ
サービス内容採用戦略、要件定義、ペルソナ設計、求人票作成、媒体選定・運用、スカウト、候補者対応、面接支援、採用ブランディングなど
契約期間要問い合わせ
サービスURLTECH HIRE リクルーティング公式サイト

9.株式会社ミギナナメウエ|即戦力RPO

「即戦力RPO」は、採用戦略から実務まで幅広く支援する採用代行サービスです。

エンジニア採用専用の支援サービスも展開しており、蓄積した採用データをもとにターゲット設計や媒体選定、スカウト運用などを支援します。

エンジニア採用では、電子回路設計エンジニアを3か月で採用した事例や、1年2か月で10名のエンジニアを採用した事例なども公開されています。

採用戦略・母集団形成だけでなく、求人票や採用広報コンテンツの制作、選考管理まで対応できる点も特徴です。

項目内容
このような企業におすすめベンチャー・スタートアップでエンジニア採用を強化したい企業/採用戦略から選考管理まで一貫して依頼したい企業
料金月額30万円〜(税別)
サービス内容採用戦略、ターゲット設計、媒体・エージェント選定、求人票作成、スカウト、採用広報、候補者対応、選考管理など
契約期間3か月〜
サービスURL即戦力RPO エンジニア採用支援公式サイト

10.株式会社クリーク・アンド・リバー社|HIGH-FIVE[HR]

「HIGH-FIVE[HR]」は、デザイナー・クリエイターを中心に、IT・Web分野の専門人材採用を支援する採用代行(RPO)サービスです。

採用戦略の策定からエージェント管理、スカウト配信、書類選考、日程調整、面接、クロージングまで幅広い業務に対応しています。

オンサイト・オフサイトのほか、必要な業務だけを切り出すスポット対応も可能です。

クリーク・アンド・リバー社が持つ人材紹介やクリエイター・IT人材のネットワークなどを組み合わせ、企業ごとにオーダーメイドで支援内容を設計できる点が特徴です。

項目内容
このような企業におすすめIT・Web・クリエイティブ領域の専門人材を採用したい企業/採用業務を必要な範囲だけ委託したい企業
料金ノンコア業務のオペレーション:月額20万円〜/その他は要問い合わせ
サービス内容採用戦略、求人作成、エージェント管理、スカウト配信、イベント対応、書類選考、日程調整、面談・面接支援、クロージングなど
契約期間要問い合わせ
サービスURLHIGH-FIVE[HR]採用代行(RPO)公式サイト

エンジニア採用代行(RPO)に依頼できる業務

エンジニア採用代行(RPO)では、採用戦略の立案から母集団形成、選考、内定者フォローまで、エンジニア採用に関する幅広い業務を依頼できます。

採用戦略・採用要件を設計する

エンジニア採用では、採用活動を始める前の要件設計が重要です。

「バックエンドエンジニアを採用したい」と決めるだけではなく、使用言語やフレームワーク、担当してほしい開発工程、必要な実務経験などを整理し、どのような人材を採用するのか明確にする必要があります。

採用代行会社には、採用ターゲットの設定やペルソナ設計、競合調査、採用チャネルの選定、KPI設計などを依頼できます。

特にエンジニア採用の経験が少ない企業では、現場が求める人物像と人事側の採用要件にズレが生じるケースがあります。外部の知見を活用しながら要件を整理することで、その後の求人作成やスカウト運用も進めやすくなります。

求人票を作成・改善する

求人票の作成や改善も、エンジニア採用代行に依頼できる代表的な業務です。

エンジニア向けの求人では、仕事内容だけでなく、使用する言語やフレームワーク、インフラ環境、開発手法、チーム構成、技術選定の裁量など、候補者が判断材料にする情報を適切に伝える必要があります。

採用代行会社を活用すれば、採用ターゲットに合わせて求人情報を整理し、候補者へ魅力が伝わりやすい求人票へ改善できます。

応募が集まらない場合も、「そもそも採用要件が市場と合っているか」「求人票で魅力を十分に伝えられているか」などを見直すことで、母集団形成の改善につながります。

スカウト・ダイレクトリクルーティングを運用する

エンジニア採用では、企業側から候補者へ直接アプローチするダイレクトリクルーティングが活用されています。

採用代行会社には、媒体内での候補者検索から、スカウト対象者の選定、文面の作成・送信、返信対応、効果測定までを依頼できます。

特にスカウト業務は、候補者を一人ひとり確認する必要があり、採用担当者の工数がかかりやすい業務です。

また、送信数を増やすだけでは採用につながりません。返信率や面談化率などを分析しながら、ターゲット条件やスカウト文面を改善していくことが重要です。

エンジニア採用に強いRPOであれば、候補者の経歴や技術スタックを踏まえて対象者を選定し、よりパーソナライズしたスカウト運用を支援してもらえる場合があります。

求人媒体・エージェントを運用する

求人媒体や人材紹介会社とのやり取りも、採用代行へ委託できます。

具体的には、求人情報の掲載・更新、媒体ごとの応募状況の管理、人材紹介会社への求人説明、推薦された候補者への対応などです。

エンジニア採用では、複数の求人媒体やスカウト媒体、人材紹介会社を並行して利用する企業もあります。その場合、チャネルごとの管理だけでも採用担当者の負担が大きくなります。

採用代行会社へ運用を任せることで、各チャネルの応募数や選考状況を整理しながら、成果が出ている採用手法へリソースを配分しやすくなります。

応募者対応・面接の日程調整を代行する

応募者への連絡や面接の日程調整など、採用オペレーションも依頼できます。

応募受付後の連絡や日程調整、面接前日のリマインド、合否連絡などは一つひとつの作業は難しくないものの、応募者が増えるほど大きな工数がかかります。

また、エンジニアは複数企業の選考を同時に受けている場合も多いため、応募後の対応スピードも重要です。

こうした定型業務を採用代行会社へ任せることで、採用担当者や現場エンジニアは候補者との面談や採用判断など、より重要な業務に時間を使いやすくなります。

書類選考・候補者のスクリーニングを代行する

採用代行会社によっては、応募者やスカウト候補者の書類選考も依頼できます。

エンジニア採用では、職務経歴書に記載されている開発言語やフレームワークだけでなく、担当工程、開発規模、マネジメント経験などを踏まえて判断する必要があります。

応募数が多い場合、すべての候補者を現場エンジニアが確認すると大きな負担になります。

採用要件や判断基準を採用代行会社と事前に共有し、一次スクリーニングを委託することで、現場には採用可能性の高い候補者だけを共有する体制を構築できます。

面接・技術面接を代行する

サービスによっては、カジュアル面談や一次面接、技術面接なども依頼できます。

特にエンジニア採用では、候補者の技術力や経験を確認するために現場エンジニアが面接へ参加するケースが多く、採用人数が増えるほど現場の負担も大きくなります。

技術面接に対応する採用代行サービスであれば、あらかじめ定めた評価基準に沿って、候補者の技術経験やプロジェクト経験などを確認してもらうことも可能です。

ただし、すべての採用代行会社が技術面接に対応しているわけではありません。依頼する場合は、自社が採用したい職種・技術領域に対応できる面接官がいるか、どこまで評価を任せられるかを事前に確認しましょう。

採用データを分析して改善する

採用活動のデータ分析や改善提案まで依頼できるサービスもあります。

たとえば、以下のような数値を確認します。

  • 求人媒体ごとの応募数
  • スカウトの送信数・返信率
  • カジュアル面談への移行率
  • 書類選考通過率
  • 面接通過率
  • 内定承諾率
  • 採用単価

エンジニア採用がうまくいかない場合、「候補者が集まっていないのか」「スカウト返信率が低いのか」「選考途中で辞退されているのか」によって改善策は異なります。

各工程の数値を可視化し、ボトルネックを特定することで、感覚だけに頼らず採用活動を改善できます。

内定者フォローを代行する

内定後の候補者フォローも、採用代行会社へ依頼できる業務のひとつです。

エンジニアは複数企業から内定を得ているケースもあるため、内定を出しただけでは入社につながらないことがあります。

オファー面談の日程調整や入社意思の確認、定期的な連絡などを行い、候補者の疑問や不安を解消することが重要です。

採用代行を活用すれば、内定後のコミュニケーションまで継続して支援してもらえるため、採用担当者の負担軽減だけでなく、内定辞退を防ぐための体制づくりにもつながります。

エンジニア採用代行(RPO)の費用相場

エンジニア採用代行(RPO)の費用は、依頼する業務範囲や料金体系によって異なります。

スカウト送信や応募者対応など一部の業務だけを依頼する場合は月額10万〜30万円程度、採用戦略の設計から選考・内定者フォローまで幅広く依頼する場合は月額40万〜100万円程度がひとつの目安です。

エンジニア採用は、一般職と比較して採用要件の整理や候補者のスクリーニングに専門知識が求められるため、採用代行の料金も高くなる傾向があります。

主な料金体系は、以下の3種類です。

料金体系費用相場特徴向いているケース
月額固定型月10万〜100万円程度毎月一定額を支払う複数業務を継続的に依頼したい
従量課金型業務内容・件数によるスカウト数や面接数などに応じて課金一部の業務だけ依頼したい
成果報酬型採用1名あたり50万〜100万円以上が目安採用などの成果に応じて課金固定費を抑えて採用したい

料金だけで比較するのではなく、対応できる業務範囲や稼働時間、採用職種、追加料金の条件まで確認することが重要です。

月額固定型

月額固定型は、あらかじめ決めた業務範囲に対して毎月一定の料金を支払う料金体系です。

エンジニア採用代行では、月額10万〜100万円程度と支援内容によって料金に大きな幅があります。

たとえば、スカウト送信や候補者対応など一部の業務を依頼する場合は月10万〜30万円程度、採用戦略や求人作成、スカウト、応募者対応、選考などを幅広く任せる場合は月40万〜100万円程度が目安です。

月額固定型のメリットは、採用人数が増えても費用が大きく変わらないサービスが多いことです。複数名のエンジニアを継続的に採用したい場合、採用人数に応じて料金が発生する人材紹介よりも、1名あたりの採用コストを抑えられる可能性があります。

一方で、月額料金内で対応できる稼働時間やスカウト送信数などに上限が設けられている場合があります。

契約前に「月額○万円」という金額だけを見るのではなく、その料金でどこまで依頼できるかを確認しましょう。

従量課金型

従量課金型は、実際に依頼した業務量や件数に応じて料金が発生する料金体系です。

たとえば、以下のような単位で料金が設定されます。

  • スカウト送信数
  • 候補者のスクリーニング件数
  • 面接・面談の実施回数
  • 求人媒体の運用数
  • 応募者対応件数

「候補者の検索とスカウトだけ任せたい」「技術面接だけ外部へ依頼したい」など、採用プロセスの一部だけを切り出したい企業に向いています。

必要な分だけ費用を支払える一方、採用活動が活発になり依頼件数が増えると、月額固定型より総額が高くなる場合があります。

たとえば、毎月数百件のスカウト送信や多数の面接対応が必要な企業では、従量課金型と月額固定型の両方で見積もりを取り、想定される総額を比較するとよいでしょう。

成果報酬型

成果報酬型は、採用決定など事前に定めた成果が発生した場合に料金を支払う方式です。

採用1名につき50万〜100万円以上がひとつの目安ですが、採用するエンジニアの職種や年収、サービスの契約条件によって料金は異なります。

採用できなければ費用が発生しないサービスであれば、固定費を抑えながら採用活動を進められる点がメリットです。

一方、採用人数が増えるほど料金も増加します。

たとえば、採用1名あたり80万円の場合、5名採用すれば400万円の費用が発生します。年間を通じて複数名のエンジニアを採用する企業では、月額固定型のほうが総額を抑えられるケースもあります。

採用予定人数をもとに、月額固定型と成果報酬型それぞれの年間費用を試算してから選ぶことが大切です。

初期費用や追加料金がかかる場合もある

月額料金や成果報酬とは別に、初期費用が必要なサービスもあります。

初期費用は無料のサービスもありますが、10万円前後を設定しているケースもみられます。

初期費用には、以下のような導入準備が含まれることがあります。

  • 採用課題のヒアリング
  • 採用要件の整理
  • 採用フローの設計
  • 求人・スカウト文面の作成
  • 採用管理ツールの設定
  • プロジェクトチームの立ち上げ

また、基本料金とは別に追加費用が発生するケースにも注意が必要です。

たとえば、契約範囲を超えるスカウト送信や面接対応、採用広報コンテンツの制作、求人媒体の利用料などは別料金となる場合があります。

見積もりを比較するときは、月額料金だけでなく「初期費用」「オプション費用」「求人媒体費」まで含めた総額を確認しましょう。

契約期間は1〜6か月程度が目安

採用代行の最低契約期間もサービスによって異なります。

1か月単位で利用できるサービスもあれば、3か月や6か月以上の契約が必要なサービスもあります。

エンジニア採用では、採用要件を整理して求人・スカウト施策を開始し、その結果を分析して改善するまで一定の期間が必要です。そのため、短期間の利用だけで成果を判断するのが難しいケースもあります。

継続的にエンジニアを採用する場合は、3〜6か月程度をひとつの期間として採用目標やKPIを設定し、改善を繰り返せるサービスを選ぶとよいでしょう。

一方、「採用担当者が退職したため一時的に補いたい」「繁忙期のスカウト送信だけ任せたい」といった場合は、短期間・スポットで利用できるサービスが適しています。

人材紹介と比較すると複数名採用では費用を抑えられる場合がある

エンジニア採用では、採用代行だけでなく人材紹介を利用する企業も多くあります。

人材紹介は、採用した人材の理論年収に一定の料率を掛けて紹介手数料を算出する成功報酬型が一般的です。

仮に年収600万円のエンジニアを、紹介手数料35%で採用した場合、1名あたりの費用は210万円です。

採用人数1名210万円の場合の紹介手数料
1名210万円
3名630万円
5名1,050万円
10名2,100万円

一方、採用代行を月額40万円で6か月利用した場合、費用は240万円です。同じ期間で複数名を採用できれば、1名あたりの採用コストは下がります。

ただし、採用代行は候補者そのものを紹介してもらうサービスではありません。採用戦略やスカウト、求人媒体などを活用して自社の採用活動を強化するサービスです。

どちらか一方に絞る必要はなく、採用代行でダイレクトリクルーティングや採用オペレーションを強化しながら、難易度の高いポジションでは人材紹介を併用する方法もあります。

自社の採用予定人数や採用期間、社内の採用体制を踏まえて、費用対効果の高い手法を選びましょう。

エンジニア採用代行会社の選び方

エンジニア採用代行を選ぶ際は、料金だけでなく、自社が採用したい職種や技術領域への理解、対応できる業務範囲、支援実績などを確認することが重要です。

特にエンジニア採用は、職種によって求められるスキルや採用難易度が大きく異なります。自社の採用課題に合ったサービスを選ぶために、以下のポイントを確認しましょう。

採用したいエンジニア職種の支援実績があるか

まず確認したいのが、自社が採用したいエンジニア職種の支援実績です。

一口にエンジニアといっても、フロントエンドやバックエンド、インフラ、社内SE、AI・機械学習、プロジェクトマネージャー、CTO・VPoEなど、職種によって必要な経験やスキルは大きく異なります。

Web系エンジニアの支援実績が豊富な会社でも、AI人材や組み込み系エンジニア、技術責任者などの採用には十分な知見を持っていない場合があります。

公式サイトの導入事例などを確認し、自社が採用したいポジションに近い支援実績があるかを確認しましょう。

技術要件を理解して採用活動を進められるか

エンジニア採用では、採用代行会社が技術要件を正しく理解できるかどうかも重要です。

たとえば「Java経験者」といっても、使用するフレームワークや担当工程、システム規模、クラウド環境などによって、求める人物像は変わります。

担当者の技術理解が不足していると、採用ターゲットと異なる候補者へスカウトを送ったり、本来会うべき人材を書類選考で落としたりする可能性があります。

契約前には、現場エンジニアと採用要件をすり合わせられるか、技術スタックを踏まえて候補者を選定できるか、求人票やスカウト文面に技術要件を適切に反映できるかなどを確認するとよいでしょう。

スカウト・ダイレクトリクルーティングに強いか

エンジニア採用では、求人を掲載して応募を待つだけでなく、企業から候補者へ直接アプローチするダイレクトリクルーティングが重要になるケースがあります。

そのため、スカウト採用を強化したい場合は、単にスカウトを送信できるかだけでなく、媒体選定から候補者の抽出、文面作成、送信、効果分析、改善まで一貫して対応できるかを確認しましょう。

特に重要なのは、送信数だけではなく返信率や面談化率まで分析し、ターゲットや文面を継続的に改善できるかどうかです。

また、Greenやビズリーチ、YOUTRUST、Findy、転職ドラフト、LAPRASなど、自社が利用したい採用媒体に対応しているかも確認しておくと安心です。

書類選考や技術面接まで対応できるか

現場エンジニアの採用工数を減らしたい場合は、書類選考や面接まで依頼できるかも確認しましょう。

エンジニア採用では、候補者の技術力や開発経験を判断するために、現場メンバーが多くの選考に参加している企業も少なくありません。

採用代行会社へ一次スクリーニングや面接を委託できれば、現場エンジニアは最終的な採用判断や重要な候補者との面談に集中しやすくなります。

ただし、対応範囲はサービスによって異なります。日程調整のみなのか、一次面接まで任せられるのか、技術的な評価まで対応できるのかを契約前に確認しましょう。

採用戦略から改善まで支援してもらえるか

エンジニア採用がうまくいっていないものの、原因が明確でない場合は、採用実務だけでなく戦略設計や改善まで支援できるサービスが適しています。

たとえばスカウトの返信率が低い場合でも、原因がスカウト文面にあるとは限りません。採用要件が市場と合っていなかったり、ターゲットが狭すぎたり、求人の魅力が十分に伝わっていなかったりする可能性もあります。

応募数やスカウト返信率、選考通過率、内定承諾率などの数値を分析し、採用プロセスのどこに課題があるのかを特定できる会社であれば、単なる業務代行にとどまらず、採用活動そのものを改善できます。

自社に必要な業務だけを依頼できるか

採用代行を選ぶ際は、支援範囲の柔軟性も確認しておきましょう。

たとえば、採用戦略は社内で設計できるもののスカウトを送る工数が不足している企業であれば、スカウト運用だけを依頼できるサービスが適しています。

一方、エンジニア採用の経験自体が少ない企業であれば、採用要件の整理や採用チャネルの選定から支援してもらった方がよいでしょう。

採用活動すべてを委託する必要はありません。現在の採用体制を整理したうえで、自社に不足している部分を補えるサービスを選ぶことが大切です。

料金だけでなく費用対効果で比較する

採用代行会社を比較するときは、月額料金の安さだけで判断しないようにしましょう。

同じ月額20万円でも、スカウト送信だけを行うサービスと、採用戦略や求人媒体の運用、応募者対応まで含まれるサービスでは、費用対効果が大きく異なります。

また、料金内で対応できる稼働時間やスカウト送信数、職種数、最低契約期間、追加料金の条件などもサービスによって異なります。

採用できた人数だけでなく、採用担当者や現場エンジニアの工数をどれだけ削減できるかも含めて比較し、自社にとって費用対効果の高いサービスを選びましょう。

エンジニア採用代行(RPO)を利用するメリット

エンジニア採用代行を活用すると、採用担当者や現場エンジニアの負担を減らせるだけでなく、外部の専門知識を取り入れながら採用活動を改善できます。

特に、エンジニア採用のノウハウや社内リソースが不足している企業にとって、採用活動を効率化する有効な手段です。

採用担当者・現場エンジニアの工数を削減できる

エンジニア採用では、候補者の検索やスカウト送信、応募者対応、面接の日程調整など、多くの業務が発生します。

さらに、候補者のスキルを確認するために現場エンジニアが書類選考や面接へ参加することも多く、採用活動が本来の開発業務を圧迫してしまうケースもあります。

採用代行を活用して、スカウト運用や応募者対応、一次スクリーニングなどを外部へ委託すれば、社内の採用工数を削減できます。

その結果、採用担当者は採用戦略や候補者への魅力付けに、現場エンジニアは技術的な見極めや最終選考など、社内で対応すべき重要な業務に集中しやすくなります。

エンジニア採用の専門的なノウハウを活用できる

エンジニア採用に強いRPOを利用すれば、自社だけでは蓄積しにくい採用ノウハウを活用できます。

エンジニア採用では、採用したい職種や経験に応じた媒体選定や採用要件の設計、候補者への訴求方法などが重要です。採用市場の変化も早いため、過去に成果が出た方法がそのまま通用するとは限りません。

複数企業のエンジニア採用を支援している採用代行会社であれば、市場動向や他社事例を踏まえながら、採用ターゲットや求人内容、スカウト施策などを改善できます。

社内にエンジニア採用の経験者がいない企業でも、専門的な知見を取り入れながら採用活動を進められる点は大きなメリットです。

母集団形成を強化できる

エンジニアは採用競争が激しく、求人媒体に掲載するだけでは十分な応募を集められないケースがあります。

採用代行を活用すれば、求人媒体だけでなく、ダイレクトリクルーティングや人材紹介会社など複数の採用チャネルを活用して母集団形成を進められます。

特にスカウト運用では、候補者の選定から文面作成、送信、返信率の分析まで継続的な運用が必要です。社内のリソースだけでは十分な送信数を確保できない場合でも、RPOを活用することで安定して施策を実行できます。

また、返信率や面談化率を確認しながらターゲットや訴求内容を改善することで、単純に候補者数を増やすだけでなく、自社に合った人材との接点を増やしやすくなります。

候補者対応を迅速化できる

エンジニア採用では、候補者への対応スピードも重要です。

採用市場では、一人の候補者が複数企業の選考を同時に進めていることも珍しくありません。応募後の連絡や面接調整に時間がかかると、その間に他社の選考が進み、辞退につながる可能性があります。

応募者への連絡や日程調整、リマインドなどを採用代行へ委託すれば、社内の業務状況に左右されにくい採用オペレーションを構築できます。

選考をスムーズに進めることは、採用担当者の工数削減だけでなく、候補者体験の向上にもつながります。

採用活動をデータにもとづいて改善できる

採用代行会社によっては、業務を実行するだけでなく、採用データの分析や改善提案まで対応しています。

たとえば、スカウトの返信率が低ければ対象者や文面を見直し、書類選考から面接への移行率が低ければ採用要件や選考基準を確認するといった改善が可能です。

社内だけで採用活動を進めていると、「応募が少ない」「採用できない」といった結果だけを見てしまい、どの工程に課題があるのか判断できないこともあります。

採用プロセスごとの数値を可視化しながら改善を繰り返すことで、採用活動の再現性を高められる点も、エンジニア採用代行を利用するメリットです。

アールナインのエンジニア採用代行(RPO)の成功事例

エンジニア採用代行を選ぶ際は、料金やサービス内容だけでなく、実際にどのような企業の採用を支援し、どのような成果につながったのかを確認することも重要です。

株式会社アールナインでは、新卒・中途のエンジニア採用をはじめ、理系・技術系人材の採用支援を行っています。

ここでは、アールナインの採用代行による具体的な支援事例を紹介します。

株式会社クラステクノロジー|ひとり人事でも新卒・中途エンジニア採用に成功

製造業向けのDX支援を行う株式会社クラステクノロジーでは、採用担当者1名の体制で新卒・中途採用を進めており、採用工数とノウハウの不足が課題となっていました。

そこでアールナインでは、新卒・中途採用におけるエージェント対応や書類選考の代行に加え、定例ミーティングを通じた数値分析、課題整理、改善提案など、採用戦略から実務まで幅広く支援しました。

新卒採用では、会社説明会から選考への移行率に課題があることを特定。アールナインの担当者が実際に説明会へ同席し、理系学生には専門用語を交えて具体的に説明するなど、ターゲットに合わせた伝え方へ改善しました。

その結果、これまで苦戦していた理系学生の新卒採用に成功。中途採用でも、プロジェクトマネージャー(PM)やプロジェクトリーダー(PL)、SEなど、難易度の高いエンジニア職の採用につながっています。

技術者派遣企業|年間170名の目標に対して198名のエンジニア採用を実現

技術者派遣を行う企業では、大手メーカーなどで経験を積んだ高い技術力を持つエンジニアを多数採用する必要がありました。

一方、候補者のなかには「客先常駐では技術力を高めにくいのではないか」といった不安を持つ人もおり、企業や働き方の魅力をどのように伝えるかが課題となっていました。

そこでアールナインでは、中途採用説明会や面接、リクルーター業務、採用バックオフィス業務を支援。仕事内容を説明するだけではなく、さまざまな環境で経験を積むことがエンジニアとしてのキャリア形成にどのようにつながるのかを候補者へ伝えました。

さらに、選考途中にはリクルーターが候補者の不安を解消するなど、選考から入社意思形成まで継続してフォローしています。

その結果、年間約250回の説明会、約1,900回の面接を実施し、年間170名の採用目標に対して198名のエンジニア採用を実現しました。

エンジニア採用ならアールナインの「人事ライト」

株式会社アールナインでは、月額制の採用代行(RPO)サービス「人事ライト」を提供しています。

エンジニア採用における採用要件の整理や媒体・エージェント運用、スカウト送信、応募者対応、面接など、企業の課題に応じて必要な採用業務を依頼できます。

月額20万円から必要な採用業務を依頼できる

人事ライトは、月額20万円(税別)から利用できます。

採用業務をすべて委託する必要はなく、「エンジニアへのスカウト送信を強化したい」「エージェント対応まで手が回らない」「面接を実施する人員が不足している」など、自社の課題に応じて必要な業務を依頼できます。

また、採用状況に応じて1か月単位でプランを変更できるため、採用活動の繁閑に合わせて支援内容や稼働量を調整できます。

年間を通じて同じ量の採用業務が発生するとは限らない企業や、一時的にエンジニア採用を強化したい企業にも利用しやすいサービスです。

約1,500名の専門人材から採用チームを構築できる

人事ライトでは、約1,500名の専門人材のなかから、企業の採用課題や依頼業務に合わせてメンバーをアサインします。

エンジニア採用では、採用要件の整理や候補者へのスカウト、エージェント対応、面接など、採用フェーズによって必要なスキルが異なります。

一人の担当者にすべてを任せるのではなく、プロジェクトマネージャーを中心に必要な人材でチームを構築することで、採用戦略から実務まで一貫して支援できる点が特徴です。

採用担当者が不足している企業でも、社外に採用チームを持つような形でエンジニア採用を進められます。

採用戦略から実務まで一気通貫で支援できる

人事ライトでは、単純なスカウト送信や日程調整だけでなく、採用要件の整理や採用設計といった上流工程から支援できます。

エンジニア採用がうまくいかない場合、必ずしも採用担当者の工数不足だけが原因とは限りません。採用要件が市場と合っていない、利用する採用チャネルが適切ではない、候補者に自社の魅力が伝わっていないなど、採用プロセスそのものに課題があるケースもあります。

人事ライトでは、企業の採用課題を整理したうえで、採用設計、母集団形成、選考、内定者フォローなど必要な施策を組み合わせて支援します。

そのため、「採用業務を外注して工数を減らしたい企業」だけでなく、「エンジニア採用の進め方そのものを改善したい企業」にも適しています。

800社以上の採用支援で培ったノウハウを活用できる

アールナインは、採用代行を中心に800社以上の企業を支援しています。

IT企業だけでなく、製造、建設、小売などさまざまな業界の採用支援を行っているため、IT企業以外でエンジニア・技術系人材を採用したい企業にも対応可能です。

前述した株式会社クラステクノロジーのように、新卒・中途のエンジニア採用において、採用要件の整理やエージェント対応、書類選考、選考プロセスの改善まで支援した事例もあります。

エンジニア採用のノウハウや社内リソースが不足している場合は、採用活動の一部を外部へ切り出すだけでなく、採用戦略や運用方法について相談できるパートナーとして採用代行を活用するのも一つの方法です。

エンジニア採用代行(RPO)に関するよくある質問

最後に、エンジニア採用代行(RPO)に関するよくある質問に回答します。

エンジニア採用代行の費用はいくらですか?

エンジニア採用代行の費用は、依頼する業務範囲や料金体系によって異なります。

スカウト送信や応募者対応など一部の業務だけを依頼する場合は月額10万〜30万円程度、採用戦略の設計から選考、内定者フォローまで幅広く依頼する場合は月額40万〜100万円程度がひとつの目安です。

ただし、採用人数や職種、稼働時間によっても料金は変わるため、複数社から見積もりを取り、対応範囲とあわせて比較しましょう。

エンジニア採用代行では技術面接も依頼できますか?

技術面接に対応している採用代行サービスもあります。

たとえば、候補者の開発経験や技術スタック、担当工程などを確認し、あらかじめ定めた評価基準に沿って面接を行うケースがあります。

ただし、すべてのRPOが技術的な評価まで対応しているわけではありません。日程調整や一次面接のみを代行するサービスもあるため、自社が採用したい職種や技術領域に対応できる面接官がいるかを事前に確認しましょう。

エンジニア採用に特化したRPOと総合型RPOはどちらがおすすめですか?

どちらが適しているかは、自社の採用課題によって異なります。

技術要件の整理や候補者のスクリーニングなど、エンジニア特有の専門性を重視する場合は、エンジニア採用に特化したRPOが候補になります。

一方、エンジニアだけでなく営業職や管理部門など複数職種を同時に採用したい場合や、採用戦略から応募者対応、面接まで幅広く支援してほしい場合は、エンジニア採用の実績が豊富な総合型RPOも適しています。

サービスの分類だけで判断せず、自社が採用したい職種の実績や担当者の専門性を確認することが重要です。

エンジニア採用代行と人材紹介の違いは何ですか?

エンジニア採用代行と人材紹介では、支援する範囲が異なります。

人材紹介は、企業の採用要件に合う候補者を紹介するサービスです。一方、採用代行は、求人媒体の運用やスカウト、応募者対応、面接など、自社の採用活動そのものを支援・代行します。

特定のポジションを1名採用したい場合は人材紹介、複数名を継続的に採用したい場合や採用体制そのものを強化したい場合はRPOが向いているケースがあります。

両方を併用し、RPOで採用活動全体を運用しながら、難易度の高いポジションでは人材紹介を活用する方法もあります。

スカウト送信だけでも採用代行に依頼できますか?

スカウト送信のみを依頼できる採用代行サービスもあります。

候補者の検索から対象者の選定、スカウト文面の作成、送信、返信対応までまとめて依頼できる場合もあります。

特にエンジニア採用では、候補者を一人ずつ確認してスカウトを送る必要があり、採用担当者の工数が大きくなりやすい業務です。

「採用戦略や面接は自社で行えるが、スカウト運用のリソースが不足している」といった企業であれば、必要な業務だけを切り出して依頼するとよいでしょう。

エンジニア採用代行は短期間でも利用できますか?

短期間から利用できるサービスもあります。

1か月単位で契約できるサービスもあれば、3か月以上を最低契約期間としているサービスもあるため、各社で条件は異なります。

短期間で複数名を採用したい場合や、採用担当者が不足している期間だけ利用したい場合は、契約期間だけでなく、途中で業務量やプランを変更できるかも確認しておきましょう。

まとめ

エンジニア採用代行(RPO)を活用すれば、採用戦略の設計やスカウト運用、応募者対応、面接などを外部の専門家へ任せられます。

特に、エンジニア採用のノウハウが不足している企業や、採用担当者・現場エンジニアの工数が不足している企業にとっては、採用活動を効率化する有効な手段です。

一方で、サービスによって得意とするエンジニア職種や対応業務、料金、支援体制は異なります。そのため、採用代行会社を選ぶ際は、料金だけでなく、自社が採用したい職種の支援実績や技術領域への理解、スカウト・面接などの対応範囲まで確認することが重要です。

また、採用代行へすべてを任せるのではなく、自社とRPOの役割を明確にし、現場エンジニアとも連携しながら採用活動を改善していくことで、より成果につながりやすくなります。

株式会社アールナインでは、月額20万円から利用できる採用代行サービス「人事ライト」を提供しています。採用戦略の設計からスカウト、エージェント対応、面接、内定者フォローまで、企業ごとの課題に応じて必要な業務を依頼できます。

「エンジニア採用が思うように進まない」「採用担当者のリソースが足りない」「スカウトや選考の進め方を改善したい」といった課題がある場合は、エンジニア採用代行の活用を検討してみてください。

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この記事の監修者:長井 亮

1999年青山学院大学経済学部卒業。株式会社リクルートエイブリック(現リクルート)に入社。 連続MVP受賞などトップセールスとして活躍後、2009年に人材採用支援会社、株式会社アールナインを設立。 これまでに2,000社を超える経営者・採用担当者の相談や、5,000人を超える就職・転職の相談実績を持つ。